露骨に司法に圧力をかけようとしてます。

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【与野党約１４０人　衆参議長に検察審査会の実態調査を要請】
民主党の小沢一郎元代表に近い東祥三衆院議員、森裕子参院議員らは２３日、検察審査会の実態や審査員選定の公正性などを調査するため、衆参の法務委員会でそれぞれ「秘密会」を開催するよう横路孝弘衆院議長、平田健二参院議長に要請した。要請書には民主、社民、新党きづな、新党大地・真民主など衆参の与野党議員約１４０人分の賛同署名が添えられた。
(2012/4/23　産経新聞)


与野党と言いながら、
民主党と繋がっている社民党。
そして民主党から分裂した新党きづな。
民主党の汚職軍団を集めた新党大地・真民主。
ざっくりと「民主党系」のひとくくりでまとめる事が可能です。

26日に小沢の裁判の判決を控えており、
なんとかして裁判に対して圧力をかけようというのが
大きく含まれていると見ていいでしょう。

検察審査会のあり方について国会で審議をしろというのなら
「秘密会」にして隠す必要は全くありません。

要するに「秘密会」という名の左翼大好きな「総括」を
司法側に徹底的に行って圧力をかけようという狙いと見て良いでしょう。

実際に彼らが出した要請の書面の内容から
一部を抜粋しますと、
(3)そもそも、小沢一郎君に対する「起訴議決」を行った東京第五検察審査会については、事務局が検察審査員11人の平均年齢の計算ミスを繰り返し、3度も発表するという大失態を冒したことに端を発し、有権者名簿から「くじ」によって無作為に選ばれた全く違う11人の審査員の平均年齢が、少数点第2位まで同じ34.55歳という確率上あり得ない数値であることや、審査員選定くじ引きソフトの欠陥が証明されたこと等により、検察審査会法の根幹である審査員選定の公正性そのものに、国民から大きな疑念が寄せられている。

もろ小沢の件について圧力をかけることが目的であることがわかると思います。

また、別の思惑もあるのではないかと思います。

民主党政権になってからというもの・・・
那覇地検のせいにして中国人船長をとっとと釈放して帰国させたり、
本人がずっと韓国人だと知っていてもらっていたと
西田昌司議員の質問に答えていたのに
前原の外国人献金問題を不起訴にした京都地検。
菅直人の「帳簿上の現金がマイナスになっているのに寄付を続ける事ができていた」
政治資金規正法違反の件。

特に沖縄の件では明らかに民主党政権が圧力をかけて実行させたのに
那覇地検に責任転嫁をしていましたが、
与党側から圧力をかけて曲げているのではないかというような案件がいくつもあります。

2011年2月に山岡賢次の選挙買収の件での告発を宇都宮地検が受理してから
1年以上になりますが宇都宮地検にまったく動きは見られません。
国会で本人も報酬を渡していた事を認め、領収書という物証も出て来ていて
受け取った方もそれを認めている状態なのに
1年以上もかかってまだ延々と調査を続けなければならないとはとても思えません。
公選法にある買収の時効である3年まであと半年を切りました。
こうなると時間切れまで待っているとしか思えません。

仮に不起訴になったとすればおそらくまた検察審査会に持ち込まれ
起訴相当という扱いになる可能性があります。

そういう「検察審査会」というものそのものへも圧力をかけられるようにしたい
今回の「秘密会」の要求にはそういう意図まで含んでいるのではないかとすら思われます。

権力を持っている側が露骨にその権力を濫用しようというのが
民主党議員の全体的な傾向と言って良いでしょう。
こんな暴挙を許してはなりません。




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