政党の体をなしてない

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リーダーシップのかけらも無い野田。
【野田首相、両院総会で結束訴え＝増税、原発で不満噴出―民主】
　民主党は12日夕、憲政記念館で両院議員総会を開いた。野田佳彦首相は消費増税関連法案への対応で党が分裂した事態について「党代表として深くおわび申し上げる。責任の重さを感じている」と陳謝。その上で、「政権党の自覚と覚悟を持ってこれからも皆さんと心を合わせて仕事をしていきたい」と述べ、参院で審議入りした関連法案の今国会成立に向け、結束を呼び掛けた。
　輿石東幹事長は、党内の政策決定システムの不備が党分裂の一因となったことを踏まえ、「政策決定手続きに関する検討委員会を近日中に立ち上げたい」と述べた。また、参院であと6人が離党すれば第1党の座を自民党に明け渡すことを説明し、「政府も党もなく同じ危機感を共有してほしい」と訴えた。
　しかし、出席者からは増税方針をめぐって不満が噴出。宮崎岳志衆院議員は「今回の政局は、野田首相が政策を利用して権力闘争を仕掛けたのではないか」と批判。福田昭夫衆院議員は「危機的状況に陥れたのは首相本人。後進に道を譲り、9月の代表選には立候補しないでほしい」と退陣を求めた。関西電力大飯原発の再稼働問題でも複数の議員が政権の対応に疑問を呈し、党内に残る亀裂の深さを印象付けた。　
(2012/7/12 時事通信)

＞「政策決定手続きに関する検討委員会を近日中に立ち上げたい」
えーと・・・そのための政調じゃなかったんでしょうか？
前原が確か政調会長だったんじゃなかったでしたっけ？
しかも「政策決定」の「手続き」に「関する検討委員会」
ですからね、政策決定の前段階を検討するための委員会って
政治家なのに今まで政治家としての仕事をしたことがありません
と認めることと同じだと思うんですが？


野田が両院議員総会で結束を訴えたと言っても、
先日の造反とそれに対する処分のぐだぐだ。
そして民主党議員がそれぞれ勝手なことを言い出して
かえって収集がつかなくなりました。

あげくに野田自身も
【「一体改革反対議員、公認せず」は一般論…首相】
社会保障・税一体改革の柱となる消費税率引き上げ関連２法案は１３日午前、参院本会議で趣旨説明と質疑が行われ、参院での審議が始まった。

　野田首相は答弁で「（各国の）財政状況に対する市場の警戒感は高まっており、財政規律を守る国であることを行動で示す必要がある」と述べ、消費増税に理解を求めた。

　１２日の衆院予算委員会で一体改革に反対する民主党議員を次期衆院選で公認しないと表明したことについては、「党のマニフェスト（政権公約）を掲げて選挙を戦うのが自然、という一般論として答弁したつもりだ」と釈明。党内の反発を受けて発言を軌道修正した。

　消費増税法案は、現行の税率５％を２０１４年４月に８％、１５年１０月に１０％に段階的に引き上げる内容だ。社会保障改革関連６法案とあわせ、１８日の参院社会保障・税一体改革特別委員会で実質審議に入る。
（2012年7月13日17時33分 読売新聞）


三党合意に基づいて次期総選挙ではマニフェストに増税を入れて戦うんだよな？
そうなったら消費税増税に反対する連中は公認しないよな？
と聞かれて「公認しない」と言ったその日の夜には
「公認しないと誤解を生むようなうんたらかんたら・・・」
と発言を撤回して翌日の参議院で一日と経たずにブレた件について問われ、
「党のマニフェスト（政権公約）を掲げて選挙を戦うのが自然、という一般論として答弁したつもりだ」
と、首相が党の方針として言ったはずのものを
「一般論」にしてごまかしました。

そして今回でも実感できるのがマスゴミが「ブレた」と絶対に言わないこと。
ブレた！ブレブレだ！
って麻生内閣のときはブレてもいないのにブレたことにしてまで
叩きまくっていたのに
野田がここまで露骨に朝令暮改をやらかした事について
「ブレブレだ！話にならない」と言わないのですから
マスゴミは相変わらず民主党にはやさしいですね。

さて、連中は相変わらず国民どころか国会にも情報を開示しないで
とにかくTPPを進めれば米側の機嫌取りもできるし
実績作りにもなるという考えのようです。
【ＴＰＰ政府内検討「今月中に進めたい」　外務副大臣】
　外務省の山口壮副大臣は１２日の記者会見で、環太平洋戦略的経済連携協定（ＴＰＰ）交渉参加問題をめぐる政府部内の検討について「米国が大統領選を抱えており９月以降は大統領選が熱を帯びると思う。今月中に進められるものは進めておきたいというのが本音だ」と述べた。ＴＰＰをめぐっては、政府は８月中に参加を正式決定し、米国など関係９カ国に通告する方針を固めている。
(2012/7/12　産経新聞)

国会での公債特例法案の話も
来年の予算作成も全く進んでいません。

でも実績作りのために拙速に何かを変えたい、何かを作りたい
ということに焦っているようです。

民主党議員の多くは次の選挙をどうするかしか考えておらず
少数与党を避けるために処分はさらに甘くなるとナメられる状態になり、
完全に党内はばらばらで民主党議員はそれぞれ自分の都合だけを考えています。

公党間の約束は署名した翌日には反故にする
離党されたくないので党員資格停止中でも選挙があれば公認すると言いだし、
民主党議員それぞれは次の選挙対策で国会そっちのけ。
これをまとめようともせず、まとめられないのに
執行部も誰も一切の責任を取らない。

完全に政党としての体をなしていません。
即刻下野すべきでしょう。
私としては彼らが大好きな特定アジアへ追放したいですが。


ついでに、大津のいじめ自殺問題についてですが、
会見でいじめの件を質問された途端に
嫌な顔をして狼狽しているのがわかります。

言い訳を並べて文部科学省として調査することを否定しました。

この高井副大臣は文科省の政務三役の立場でありながら
日教組の教研集会に出席するような人です。
わかりやすいですね。




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