尖閣強襲上陸を許したのは野田の指示

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昨日、８月１５日に尖閣に中国人が上陸、
旗まで立てる事件を起こし逮捕されました。

そもそも領海侵犯をしてそこを海保が警告しても無視したわけですから
拿捕すれば良かったわけです。
事前からわかっていた話なのですから、
政府側は拿捕をさせなければなりませんでした。

が、
【【尖閣上陸】海保「強硬手段とらず」】
　尖閣諸島への上陸を許したことについて、海上保安庁は「双方にけが人が出るような強硬な手段を用いないという政府全体の対応方針に従った」と説明した。
（共同通信）
(2012/8/15　琉球新報)

８月１４日に野田がやった唯一の仕事が
尖閣に上陸しようと活動家が向かっている事への対処を指示した事でした。
そしてその指示の内容が「手を出すな」だったわけです。
野田がやったことは「海保の手足を縛る」事だったわけです。

上陸してしまうと保安庁では手が出せないのです。
そのため沖縄県警が逮捕となったわけですし、
上陸させる事までは野田は予定済みだったとも言えます。

野田は
【首相「法令にのっとり厳正対処」　尖閣諸島上陸】
　野田佳彦首相は１５日夜、尖閣諸島に上陸した香港の活動家を沖縄県警が逮捕したことについて、「法令にのっとり、厳正に対処する」と述べた。首相官邸で記者団に語った。
(2012/8/15　朝日新聞)
いつもどおりの口だけっぷりのようですが、
記者もなんで「どの法令ですか？」と聞かないのでしょうかね？

今回も中国側は即時釈放を求めています。
野田はさっそく強制送還で済ませようとしています。

２年前の尖閣の領海侵犯を相手に民主党が何をやったか
国民は忘れてはいないでしょう。
なのできっちり送検して法に則って裁くところまでやるのが
本来の当たり前の条件になるかと思いますが、
日本の領土には興味が無い野田ですから無理でしょう。

その根拠として当日の野田のブログを挙げて起きます。

【６７年目の夏に】
６日の広島。９日の長崎。そして、本日の終戦記念日。それぞれの追悼の式典に参列し、あまたの戦没者の無念を想い、平和への誓いを新たにいたしました。

　我が国の平和と繁栄は、戦争による尊い犠牲の上に築かれている――。犠牲者の御霊を前にして追悼の辞を読み上げるたび、そのことを強く思い起こさずにはいられませんでした。

　戦場で散った命。戦禍に失われた命。戦後に異郷の地で倒れた命。今を生きる私たちは、そのすべてから「平和で豊かな祖国を作りあげてほしい」との切なる願いを託されています。

　日本は、戦後の焼け野原から力強く立ち上がり、平和国家を作り上げてきました。この不屈の精神を今こそ再び発揮して、東日本大震災の災禍や数々の宿年の課題を乗り越え、祖国の未来を切り拓いていくのが、私たちの務めです。

　先週金曜日、社会保障・税一体改革の関連法案が成立しました。記者会見で、私の思うところは全てお話しさせていただきました。未来を搾取するのではなく、将来世代を慮った、責任ある国づくりに向けた第一歩にしなければなりません。

　我が国を取り巻く国際環境の変化に毅然とした対応をしていかなければなりませんが、戦没者の託した国づくりの切なる願いを胸に、これからも、直面する課題に全力で取り組んでいく所存です。

平成２４年８月１５日　内閣総理大臣　野田佳彦

このブログがアップされたのが１５日の18:06。
豪雨災害（死人まで出たのに）についても野田はスルーしていますが、

領海侵犯→尖閣へ強襲上陸→逮捕
まで一通り起きた後で
尖閣も北方領土も竹島も一切触れない内容を野田は書いたわけです。

祖国の未来を切り開いていくのが云々書いていますが、
野田の祖国は中国か韓国あたりでしょう。
日本では無いことだけは間違いありません。

＞直面する課題に全力で取り組んでいく所存です。

と、まさに直面する課題がそこにあるのに全力で無視しています。

周辺国と日本の間の問題では徹底譲歩しか野田はしません。
当然、中韓にこれだけ譲歩しまくっているので
ロシアもこのチャンスを逃すなと
【北方領土に揚陸艦派遣＝対日参戦を記念－ロシア艦隊】
　【モスクワ時事】ロシア太平洋艦隊報道官は１４日、旧ソ連軍による１９４５年８～９月の対日参戦を記念し、同艦隊所属の大型揚陸艦「アドミラル・ネベリスコイ」を８月２５日から９月１７日まで北方領土などに派遣することを明らかにした。インタファクス通信が伝えた。
　同報道官によると、派遣は対日参戦時に南樺太（サハリン）や千島列島で死没した旧ソ連軍人の追悼などが目的。国後、択捉２島のほか、北千島のパラムシル島も訪問するという。
（2012/08/15　時事通信）
動いてきました。
また野田内閣は「実質何もしない」を選択するでしょう。

これが「日本の未来」に一切興味の無い民主党の程度です。




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