鷲尾英一郎が失言

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テレ朝が山中伸弥教授のノーベル賞受賞コメントから
「日本という国に支えていただいて、日の丸の教えがなければ、この素晴らしい受賞はなかったと心の底から思った。まさに日本という国が受賞した賞だと感じている」
の部分をカットしていたようです。

相変わらずアサヒってますね。

さてこちらは
あの日銀の白川が初めて仕事をした記事
【日銀総裁、外債購入は困難　前原経財相の持論かわす】
日銀の白川方明総裁は５日の金融政策決定会合後の記者会見で、政府内で浮上している日銀による外国債券の購入について「円安誘導目的の議論と理解している」と述べ、日銀法を踏まえれば実現は難しいとの考えをあらためて表明した。

　前原誠司経済財政担当相は５日、政府を代表して決定会合に出席、日銀に金融緩和の強化を求めた。前原氏は外債購入が持論だ。白川総裁は会見で「一般論」としながらも反論し、前原氏の持論をかわした形だ。来月に議事録が公表されるが、前原氏は外債購入などに言及した可能性がある。
(2012/10/5　共同通信)

ノリノリで日銀の金融政策決定会合に出席した前原ですが、
実際には具体的政策は何もなかったようです。
口だけ番長はパフォーマンス以外にできませんから
これが限界なのでしょう。
で、その前原や民主党の中から出ていた声が
「日銀に外債購入させろ」（ただしアジア）というものでした。
日本のサヨクや反日勢力が使うアジアというのは
特定アジアの事を指しますから、
要するに前原は大好きな韓国の国債を日銀に直接買わせよう
それで韓国を支えようという所かと思います。

これが数兆円規模で韓国国債を購入し、
ある日一気に投げ売りをすることで韓国のウォンを暴落させる
とか、あるいはそういうことするぞと脅しに使う
というのならわかるんです。
そういう目的は彼らには絶対に無いでしょう。
ウォンというのは円に比べて明らかに規模が小さく、
言い方は悪いですが日本の円の力でかき回せます。

で、いつもどおり白川は責任を負うのがいやなようで
実行しないorやっても少しだけやってアリバイ作りしかしません。
そして案の定、「何もしない」をやはり選びました。
しかしながらそれが無難な正解の選択肢だというのが情けないです。

さてさて、
このブログの昨年の記事で名前が出てきた鷲尾英一郎が
尖閣にからんで余計なことを言ったようです。

昨年の記事ですが
【民主党と市民の党の関係を調べていたら】
をお読みいただければと思いますが、
簡単に言えば、菅直人と同じく
「実質的に北朝鮮の日本での工作部隊となっている市民の党」
この市民の党との関係を持っている議員の一人です。
特にこの鷲尾英一郎はこの市民の党の代表である
酒井剛を公設秘書にしていた事もありました。

その鷲尾英一郎の失言の記事が以下。
【尖閣「中国所有でもいい」＝鷲尾農水政務官】
　民主党の鷲尾英一郎農林水産政務官は9日夜、都内の会合であいさつし、沖縄県・尖閣諸島について「尖閣諸島は日本の領土だ。誰が所有しようと関係ないはずだ。中国政府が所有したっていい。語弊があるが、日本の登記簿に『中国政府』と書いてもらったらいいだけの話だ」と述べた。
　鷲尾氏はまた、「日本の領土として、われわれが断固たる決意の下、守り抜くことが大事だ」とも語った。
　鷲尾氏の発言は、日本の領有権を強調する意図があったとみられるが、日中両国が領有権をめぐって対立している時期でもあり、波紋を呼ぶ可能性がある。　
(2012/10/9　時事通信)

中国共産党は日本国内で土地を買収し「領事館」として
日本に手出しをさせない工作拠点を確保しようとしています。
そしてわざわざ玄葉に土地買収工作に便宜を図るように圧力をかけ
玄葉はこれを実質的に飲むことを文書で中共側へ出していました。

ましてや新潟の領事館買収については
玄葉は「民間との取引だから」と一切の口出しをせず
買収が進んでいる事を知りながら黙ってやり過ごそうとしていました。
国会でもこうした一連の事については指摘されており、
新潟に事務所を構える鷲尾英一郎がこの件を知らないで済む話ではありません。

それじゃなぜ野田内閣は玄葉自らが
「国有化は石原知事による購入を阻む唯一の方法｣
とまで事前に中国共産党に説明し、
強引な情報操作まで使って民主党政府が購入したのでしょうか？
鷲尾は「語弊はあるが」などと断っていますが
そういうレベルの話ではないはずです。

法とか理屈とか以前にきっちり守る姿勢と力が必要
という事は民主党政権が徹底して中国共産党側に譲歩し続け
事態をずっと悪化させ続けてきたことで
危機感から多くの国民にそうした意識を持たせ始めていると思います。

現状だって法律無視して領海侵犯繰り返してるわけで、
中国共産党による土地購入を認めれば
あっちは大々的に
「尖閣が中国領土であることを日本が認めた」
などと世界に発信し、
海底資源の掘り出しや基地設置など我が物顔で進めるでしょう。
日本が文句言おうものなら
「日本が恥知らずにも中国領土の資源をよこせと言ってきた！」
と国を挙げてまた反日デモを起こし、
中国へ進出して深みにはまっている馬鹿企業どもが
日本政府へ中国共産党に隷従するように要求するでしょう。
なにより中共の所有地と日本が認めたら、
日米同盟があろうと米国は何もしないでしょう。

鷲尾がどういう人物かを理解するために
2005年8月28日の産経新聞の記事より一部引用します。
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　「拉致問題？論点にあがっていないことをわざわざ取り上げる必要は感じないですね」。新潟２区で立候補を予定する民主新人、鷲尾英一郎はあっさりと答えた。

　新潟県は、拉致被害者の横田めぐみが北朝鮮の工作員に拉致された現場であり、北朝鮮の貨客船「万景峰92」が頻繁に寄港する新潟港がある「拉致問題の本丸」（自民党関係者）だ。しかし、公募で八月中旬に東京都から転居してきた鷲尾は、有権者の反応から、拉致問題は争点にならないと直感しているという。
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問題になるならない以前に
新潟だからこそ余計に言わなければならない話です。
彼は一応保守ということにしているようですが、
こういう発言が出ることでもわかるとおり
民主党らしい「選挙のためのエセ保守」と言って間違いありません。

鷲尾が触れた尖閣の件ですが
今はさらに酷い状態になっています。
【尖閣周辺、中台監視船計９隻が出入り…９日連続】
沖縄県石垣市の尖閣諸島周辺海域で９日、中国の監視船８隻と台湾の巡視船１隻が接続水域（領海の外側約２２キロ）への出入りを繰り返した。

　中国監視船の水域内の航行は９日連続で、過去最長（８日連続）を更新。台湾巡視船が水域内に入るのは１日以来となった。

　第１１管区海上保安本部（那覇市）によると、中国監視船「海監」４隻が９日午前７時２０〜３８分頃、水域内に入り、午後６時半現在、南小島沖を航行。「漁政」４隻はいったん魚釣島沖の接続水域に入ったが、午後３時４〜１０分頃までに水域を出た。

　また、午後３時２０分頃、台湾の巡視船１隻が魚釣島の西北西約３５キロの接続水域内で航行するのを海上保安庁の巡視船が確認。午後６時１８分頃、水域を出た。
(2012/10/9　読売新聞)

民主党政権、特に野田内閣は日本国民ではなく、
常に中国共産党の顔色を伺いながら
尖閣への対応を行っています。

そしてこうやって接続水域に監視船が入ることを常態化させ
次は領海に中共の監視船が入り込むことを常態化させる事でしょう。
民主党政府が中国に抗議しないのを良いことに
着々と尖閣占領のために段階を進めています。

また中国共産党に対する日本国民の反感を抑えるために
こうした問題を大きく取りあげようとしない日本のマスゴミも問題ですが、
最も問題なのは私たち国民です。
自戒の念も込めて言いますが、私も含めて
日本国民はこういうことについてすぐ忘れてしまいます。
そうして危機感が鈍くなり、中共による領海侵犯が常態化すること
これが最も危険な事です。
すぐ忘れる国民性だからこそ、テレビに良いように煽られ
かつての細川内閣をより無能により売国寄りにして帰ってきたのが
民主党という事実を忘れて民主党に投票し、
現在の全方位で日本をダメにしている民主党政権を作りました。

民主党政権は中国共産党の機嫌を損ねないために
（特に中国展開に目がくらんでいるイオンが実家の岡田克也が積極的）
日本国民に可能な限りこの危機を広められないようにし、
可能ならば情報を隠蔽し、
そして中国共産党側には抗議しないようにしています。

私たち一人一人が自分の出来る範囲で見張る
という意識を持たねばならないと思います。




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