結局出自で批判

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まずは反省してない週刊朝日から

http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=14342
週刊朝日11月2日号では


橋下を出自を持ち出してネガキャンしていた件で
おわびします 編集長 河畠大四
という記事を載せておきながら、

永田町の怪人　輿石東に踊らされるボンボン総裁とオタク幹事長
安倍自民「いつか来た道」

と、さっそく出自で批判しています。
結局、朝日新聞グループの体質でしょう。
「出自による差別」という意識が非常に強いわけです。

差別用語などと言って言葉狩りを楽しんできた自称人権団体なんかは
その言葉が「差別である」という意識を持って自分達で使っているからこそ
「差別だ！」と言葉狩りをするのです。

差別用語なんて言葉狩りしたって現実は変わりません。
ブログ主は脳性麻痺の重い障害を負っている知人が居ますが、
どんなに言葉狩りをしようと障害者である事実は変わりません。
彼らもそれを理解しているからこそその視点から物を語ってくれます。

仮に差別を意識して使っているのだとすれば
そういう意識がなくなった形で自然に使われるか、
あるいは消滅していくか
それが正しい流れだと思います。

ちょっと話がそれました。

マスコミは世襲批判が大好きです。
民主党はというと情報源はテレビくらいしかないので
やはり世襲批判が大好きです。
所属議員も、たとえば
細野豪志の10月21日のブログでは
やはり世襲批判全開です。
鹿児島3区の補選でも世襲批判をしていた細野ですが、
民主党としては自民党と違って世襲ではないと言いたいようです。

世襲という条件を民主党は「同じ選挙区から出なければ良い」とか
色々と言い訳をつけて自分達を世襲では無いと言っているようですが、
世襲と見なせるのなら民主党だってこれだけいます。
なお、この中には小沢一郎など国民の生活が第一
略して「国民のせい」に行った議員もいます。

石井一、石井登志郎（石井一の甥で元秘書）、赤松広隆、石田勝之、
石原洋三郎、石橋通宏、一川保夫、江田五月、
岡島一正、岡田克也※、奥田建、小沢一郎、
笠原多見子、梶原康弘、金子恵美、鹿野道彦、
川内博史、木内孝胤、黒岩宇洋、玄葉光一郎、
小平忠正、小宮山泰子、小宮山洋子
近藤洋介、佐々木秀典、佐藤公治、下条みつ、菅川洋、
田中真紀子、田中直紀、田名部匡代、玉置一弥、津島恭一、
高橋英行、中井洽、羽田雄一郎、鳩山由紀夫、
樋高剛、前田武志、松野頼久、松本龍、松本剛明、
水島広子、三宅雪子、宮島大典、山岡達丸、山花郁夫、
横路孝弘、和田隆志、渡辺周、渡部恒三

※高祖父、義父が政治家、また自民の村上誠一郎とは義弟の関係。

そもそもマスコミの世襲批判を聞いて
「そうだ！世襲は悪い！」と言っている人達は
マスコミと同じく「有権者を馬鹿にしている」んです。

１，結局は有権者が判断する物
２，「地盤看板そっくり引き継ぐから新人が勝てない」
　→世襲じゃなくても議員秘書が後継に出れば同じ事。
　→選挙運動も資金作りもやってくれる労組
　あるいは解同などの団体丸抱えの民主党議員は良いのか？
３，むしろ世襲なら政治家の仕事を間近で見てきた分
　必要な基礎知識が多少付いているのでは？（人によるでしょうけど。）

結局はその議員個々の資質が重要で、
それを有権者が判断するものなわけです。
その有権者にきちんとした客観的判断材料を示さずに
「自民の世襲はダメだ」「民主党は良い世襲だ。華麗なる一族だ」
このマスコミの堕落した姿勢の方が問題だと思います。

細野も出自で批判するのなら、福山哲郎やら白しんくんやら
もろに帰化な民主党の一部の議員の事を言われたらどうするつもりでしょうか？
ブログ主はこいつらには賛同できません。
もろに言ってることはデタラメだし、白に至っては
「民団の意見を国政に通すために帰化した」とか言っちゃってるわけですし。
「日本に帰化した以上、日本人であり、韓国のためでは無く日本のために死ぬ」
とか言うのだったら評価しますけどね。


そういえば細野もやはりブーメランマスターだったようです。
【自民に政権復帰資格なし＝細野氏】
民主党の細野豪志政調会長は２０日、静岡県御殿場市で講演し、安倍晋三自民党総裁が首相だった２００７年に表面化した年金記録漏れ問題に関し、「消えた年金問題を起こした自民党政治の反省がない中で、政権に返る資格はあるのか聞きたい」と述べた。「安倍総裁は体調を壊したことを謝る（だけ）という話ではない」とも指摘した。
（2012/10/20 時事通信）

消えた年金問題って自治労が結局自分達の懐に入れたり
仕事をサボりまくったりした事が大きいわけで、
ブログ主も5年分くらい年金掛け金への支払いが
無かったことになってるのがわかりました。
私確実に払ってるんですよ、これ。
そういうことをデータを誤魔化して隠してきたけど、
その自治労の巣窟になっていた社会保険庁を安倍が解体すると言い出したら
途端にこの話がマスコミで一気に爆発したわけです。
なんとしても安倍の社会保険庁の解体を阻止して
自分達が解雇されないように
という言わば自治労の自爆テロだったと言っていいでしょう。

その自治労を強力な支持基盤の一つにし、
2007年の参議院選挙では比例トップ当選した民主党議員が
自治労職員かつ年金の現場に居た相原久美子でした。

ついでに脱線しておきますが、
公務員労組はよくこうした「合理化反対運動」をやってきました。
たとえば郵便局での郵便番号自動読み取り機導入反対とかです。
「合理化されたら人減らしが始まるから」とか
「仕事が効率化されればさらに仕事が追加されて労働強化になる」
という意味不明の理論で反対していました。
自治労だけではなく旧社会党の基盤であった公務員労組は
こうした闘争が本気で行われていました。
「働かない事」を第一にしてきた組織から出てきた議員が
国会で働くはずがありません。

話を戻します。
年金問題を見抜けなかった自民にも責任はありますが、
原因を作って来た連中の方がより重い責任があると思います。
自治労の連中としては蒸し返してもらいたくない話でしょうけど、
それをここで持ち出すあたり、やはり細野もブーメランが好きなようです。

さらに言えば
「で、それを解決できるって言って政権取りながら
解決あきらめたのはどこの民主党ですか？」
と言い換えされたら細野はどうするのでしょう？
火病起こして誤魔化しますか？


なお、ブログ主は条件によって出自もその人物を評価する材料にします。
だからと言っておおっぴらに出自で批判するつもりはありません。
「その人物がなにをやってきたか」を考える事がまず重要です。

口だけで結局まともなことを何もやってこなかったどころか
慣例や法律解釈をねじ曲げて違法行為をしてまで国会を私物化してきた。


これが民主党の実績ですから、出自以前に民主党議員は評価に値しません。





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