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2012年 11月 14日
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![]() 人気ブログランキングへ ---------- 本日の党首討論で野田が11月16日の衆院解散に言及しました。 党首討論のやりとりについて以下 ------ 安倍 「我々は社会保障に消費税が必要と選挙でも言ってきた。そちらは消費税増税はやらないと言ったのにマニフェストに掲げていない消費税増税を行うのだから国民に信を問うのは当然。それでも我々は3党合意をして通した。その8月8日に解散を約束をしてからもうずいぶん経った。一度解散を口にした内閣は対外的にも相手にされない。改めて国民の信を問い、新たな政権で行うべきだ。」 野田 「総理就任時には任期満了までやらなければいけないと思った。なぜなら自民党の負の遺産があまりに大きすぎるからだ。デフレも自民の時から続いている、私たちの政権になってからGDPのギャップも縮んできている。(注1) 財政規律も正さなければならない(自民党が)借金もしてきた。(自民党が)原子力も推進してきた。大きく政策を変えなければならないから時間が必要だと考えていた。 しかし、社会保障と税の一体改革がデッドロックに陥ったから8月に谷垣と党首会談をした。 谷垣を騙そうというつもりなどない。近いうちに国民に信を問うと言ったのは嘘ではない。 公定歩合とGDPは嘘をついてもいいと自民党時代には言っていた人もいるという話もあった。 小さいときに通知表に「野田くんは正直の上に馬鹿が付く」と書いてあった。それを見て親父は喜んでくれた。私の教育論はここから始まる。だから元々嘘をつくつもりはない。 「特例公債法案」「定数是正と定数削減」を成立させる確約をしてくれれば「近い将来」の期日を具体的に提示する。」 安倍 「自民党政権の負の遺産というが、民主党政権になってから鳩山政権では予算は95兆円、安倍政権時代は81兆円だった。リーマンショックや東日本大震災の後の特別な予算と比べているのではない。平時の予算での差だ。私の時は名目GDPは510兆円、鳩山政権のときは480兆円。30兆円も減ってるじゃないか。そちらが聞いていない事に言及したからあえて言わせていただいた。 定数是正の問題は以前のこの場で(谷垣との党首討論の時)0増5減を先にやると約束したじゃないか。また約束を違えるつもりか? 定数削減と選挙制度は2党間で議論をする話ではなく他の野党も含めてしなければならない話だ。だから時間がかかるから、先に0増5減をやろうと提案してきた。 そちらが賛成すれば今すぐにでも成立する話だ。」 野田 「一票の格差と定数是正は、元々民主党は一票の格差是正を先行させて提案していた。与野党協議で定数是正と選挙制度とセットとしようとしたのは御党を含めて他の野党のみなさんです。(注2) 定数削減はやらなければいけないんです!(やたら強調) そちらが定数削減に応じない。これはあってはならない事だ。 だがどうしてもそちらが定数削減に応じられないという場合は定数削減は必ず来年の通常国会でやり遂げる、それまでの間は議員歳費の削減をする。 これに確約がいただけるのなら今週末の16日に解散をしてもいいと思っている。 是非、国民の前に約束してください。」 安倍 「本当に民主党というのは思いつきのポピュリストだと思う。定数削減、選挙制度、一票の格差是正、こちらからずっと話をしてきたのにそれをずっと進めてこなかったのは、解散を恐れてやってこなかったそちらだ。 我々は我々の選挙公約で定数削減と選挙制度改革を行うと言ってきた。改めて我々はそのことをしっかり行っていく。約束しますよ!」 野田 「定数削減をするという約束は今国会がベスト。最悪でも次の国会で成案を得る。必ずやる!嘘はつかない。ともに責任を持つ! たとえば議員歳費の削減等々、国民の皆さんに身を切る覚悟を示しながらご負担をお願いする。制度ができるまでそれを担保する。それを約束してほしいと言っている」 安倍 「国民の信を問い、新しい内閣で予算を組んでいく必要がある。総理がその前提条件だと言ったからこちらは特例公債にも賛成した。はじめから人質になどしていない。 0増5減についてはずっとこちらが主張してきたことだが、定数削減や選挙制度について今この場で野田さんと私の二人で決めてよい話か? そんなはずはない。他の政党の意見も聞かなければならない、比例を削減すれば少数政党にとって不利になるから、一票の格差是正とは別に議論しようとずっと言ってきている。それを話をすり替えるな。 「逃げてはいけない」「嘘をつくな」この言葉は今の野田総理に言う刺客は無い。 野田総理がやるべきことはこの混乱に終止符を打つ決断をする事だ」 野田 「選挙制度改革の議論はそうとうやってきた話だ。我々の案は中小政党に配慮した内容だ。民主党にとってプラスの内容ではない。(注3)あとは我々与党と野党第一党が決断をする話だ。 後ろの期日をお互いに決めましょう。それをもって16日に解散をします。やりましょう!」 安倍 「総理、16日に選挙をする。約束ですね?よろしいんですね? 連用制は憲法違反の疑いもある。総理はこちらの質問には答えずにこの場で2党だけで選挙制度を決めようとしている。傲慢だ。共産や社民などこの党首討論に出ない政党もあるだろ。それを無視するのか? 16日に解散と言ったのだから国民の皆さんにどちらが政権にふさわしいか判断してもらおうではないか! 選挙戦で相まみえることを楽しみにしています。」 野田 「ま、技術論ばっかりですね。 覚悟のない自民党に政権は戻さない。その考えで我々はがんばります。」 ----- なお、この直後の衆議院財務金融委員会で 民主党議員にこの党首討論で解散に言及したことについて質問されていましたが、 質問する民主党議員が明らかに怒っているのがわかりました。 また、民主党は党として解散するなと決定をして野田に輿石が通知したばかりです。 解散については野田が相談せずに思いつきで決めたと見て間違いないでしょう。 この党首討論のやりとりでもわかるとおり、 野田は解散の条件として定数削減と連用制を抱き合わせる戦術で これなら常識的な自民党は反対するはずなので 自民党との差別化を図れると考えて今日の党首討論を申し込んだのでしょう。 ただ、野田自身はマスコミで報じられていた通り 「嘘つき」と思われることを相当嫌っているようです。 その嘘つきを自民に転嫁しようとまでしていました。 野田の選択肢は3つでした。 1,解散する 2,総辞職する 3,居座り続ける 1と2ではどのみち野田はもう二度と復権できないでしょう。 そのために3を選んで嘘までついてやってきました。 9月に代表選で圧倒的多数の民主党議員の票で再選するも 節操の無い民主党議員達はすでに党内で野田降ろしの動きを取り始めており、 このままでは引きずり下ろされて「総辞職」という形にされ、 世間的にも嘘つきというまま埋没していく事になります。 そこで今日の党首討論での奇策に出たのでしょう。 野田としては華麗に 「覚悟を示す野田くん、決断する野田くん。嘘をつかない野田くん。」 を演じたつもりだったのでしょうが、 単に自身と民主党政権の解散を不可避にしただけになると思います。 私たちは年内の解散総選挙という事を考えた場合に むしろこれからが大変であると言うことを考えなければなりません。 マスコミは野田が解散を示唆というよな 飛ばし記事を最近乱発するようになりました。 野田のままでは大敗は避けられず、 かといってこのまま居座り続けられて来年衆参同日選挙になれば 民主党は間違いなく壊滅します。 そしておそらくは自民党が衆参ともに多数を得る事になるでしょう。 そうなると安定政権になってしまいます。 そこで首のすげ替えか年内解散をさせることで 「来年の参議院選挙まで怒濤のネガキャンで自民を叩き続け、参議院でねじれを作ればすぐにすぐに自民を下野させることが可能だ」 という考えがマスコミにはあると思います。 よって私たちはこれからの方がより気を引き締めていかなければならないと思います。 また、比例代表連用制などというふざけた制度を 解散の人質にしようとしている野田の企みも周知されるべきでしょう。 注1: 最近の名目GDPは以下の通り 2007 513兆 2008 501兆 2009 471兆 2010 482兆 2011 468兆 2012 474兆(推計値) 2007年は予想値ですが 夏の電力使用制限により夏以降の落ち込みが予想より激しいため これより下がる可能性も否定できません。 よって野田の主張が正しいとは思えません。 またギャップをどういう意味で使ったかをひねくれて考えれば 「民主党の政策で国内の製造業がすごい勢いで海外へ逃げ出している」 という事により潜在供給力が急速に失われているので 供給能力が下がっている事により供給と需要のギャップは 悪い意味で縮まっているということにはなると思います。 注2: 定数削減やら話が出るも結局、まず「0増5減」先行で決着しそうになったところ 樽床伸二が「定数大幅削減と比例代表連用制とセットでなければ認めない」 と言い出し、野党にまったく譲歩の姿勢を見せずに時間稼ぎを行い、 さらに「私案を出すから」と時間稼ぎを行うもいつまでも何も出してきませんでした。 この事を谷垣が党首討論で指摘すると 野田は0増5減案を先行させる事に同意しました。 が、その直後に樽床は「あれは個人的意見だ」と野田の党首としての発言を否定し、 野田もその後に「あれは個人的見解」と党首としての発言であったことを否定。 その後は輿石と調整し「一票の格差是正」に ずっと定数削減と比例代表連用制を抱き合わせることで 野党が合意できないようにしつづけて 「野党が合意しなくて違憲状態だから解散できない」と言ってきました。 この経緯がありながら平気で人のせいにできるところに 「野田くんは嘘つきの上に最悪が付く」と通知表に書いてあげたいです。 注3: 民主党はしつこく「比例代表連用制」を抱き合わせにしてきました。 小選挙区で当選した政党は比例からその当選数を減らす制度です。 そしてその分小選挙区で落とした政党ほど議席が稼ぎやすい制度と言えます。 つまり、次の選挙では小選挙区で大敗が予想されている民主党が 可能な限り比例復活できるようにするという事が狙いです。 また中小政党に配慮した内容と言っていますが、 他の野党も反対していたのでずっと民主党はこれを掲げて 0増5減案を成立させないようにしてきました。 配慮などしていないと言っていいでしょう。 ![]() ↓良ければ応援クリックよろしくお願いします。↓ ![]()
by ttensan
| 2012-11-14 20:08
| 政治
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Comments(8)
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>ただ、野田自身はマスコミで報じられていた通り
>「嘘つき」と思われることを相当嫌っているようです。 ええっ!!!あれだけ嘘ついてきて今更??? ![]()
来年の参院選までのネガキャンからなんとか安部総裁を守らなければなりません! 正念場です
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野田くんは馬鹿のうえに嘘つきで、そうは書けない教師はつらい
(詠み人:元担任) ![]()
党首討論を視聴しましたが、逆切れ・やけっぱちな解散明言ですね。
圧倒多数で再選したばかりの野田を引き摺り下ろす民主党議員が理解出来ませんね。 連用制を身を切る努力と言うなら、バラマキ全廃して欲しいです。 経済金融対策が先でしょうに。 にしても、追い詰められた野田総理でした。 ![]()
※1のGDPについてですが、製造業が海外に逃げると国内の雇用が失われ、供給能力だけでなく需要も落ち込むと思われます。
結果、デフレギャップは解消されずGDPだけが減り続けると予想できます。 そもそもギャップが減っているというのが嘘くさい… 嘘をつくことが自律神経に組み込まれた連中です。 嘘しか言えないんでしょうw ![]()
党首討論きっかけに野田マンセー安倍叩きに必死なマスコミ。
ひるおび伊藤あつお「野田さんはこれで支持率上がると思う」 「安倍さんはリーダー大丈夫?と思われてる」と勝手な解釈。 毎日新聞ふくもと「歴史的な党首討論だったし切り替え戦略素晴らしい、これにあたふたした安倍さんリーダーとしての能力見えた。」とネガキャン モーニングバード高木美保「野田さんは大変頭良い方で」と権力チェックもせずに媚びるバカ左翼 ![]()
ああ、ニュースだけ聞いてないで、討論全部聞けば良かった。
いつもありがとうございます。 そうか、安倍さんは「連用制」に言及したのか。 これちょっと心配してたんですよ。 なぜかゴミの皆さん足並みそろえて連用制の話を無理矢理ぼかしていた気がしますね。 「0増5減は本国会で、ほかの選挙制度については次の国会で」ぐらいの曖昧さで。 ![]()
そもそも、自民が訴えていた定数削減を、
横取りする形で持って行っただけ。 安部は唖然としていただけだ。
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