やけくそ解散、慌てる人達

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解散をさせじと動いていた民主党内でも
特に問題な「社会党のプリンス」こと横路孝弘から

【年内解散なら選挙無効も　横路衆院議長が異例文書「憲法上の義務ではない」】
横路孝弘衆院議長が、最高裁が違憲状態とした衆院の「１票の格差」が是正されていない現状を踏まえ、年内解散なら選挙無効判決もあり得ると警告する文書を、衆院議院運営委員会のメンバーに配布していたことが１４日、分かった。衆院議長が首相の解散権を制約するとも受け取れる見解を示すのは異例だ。

　文書は、次期衆院選の前提として、自民党などが求める小選挙区の「０増５減」法案成立だけでなく、新たな区割り作業が完了していることが必要と主張。投票の平等を守るのは立法府の義務であるとする一方、「年内解散は内閣不信任決議案可決の場合を除き、憲法上の義務ではない」との持論を展開している。

　野田佳彦首相が解散時期をめぐって公言する「近いうち」との表現に関し「カウントダウン」は新たな区割り作業を終え「国民の憲法上の権利を回復した時から始まる」とも記した。
(2012/11/14　産経新聞)

かつて安倍首相の靖国参拝を阻止せんと
河野洋平は自身の衆院議長という立場を無視して
他の中共大好き議員数名と
直接安倍首相に圧力をかけたと記憶しています。

横路は議長という立場、つまり「議会の長」でありながら
「行政の長」である野田に圧力をかけたわけです。
かつての河野洋平と同じく越権行為も甚だしいです。

こんなことをやってでも解散を阻止し、
あわよくば引きずり下ろして延命を続けようと企んでいたわけですが、
解散が不可避になった今どういう気分でしょうか。


また、先の党代表選にも出ていた小沢鋭仁元環境大臣が
民主党を離党し維新の会へ合流することが発表されました。

解散がほぼ決まったことで
看板を変えて、あるいは隠して出てくる
「民主党脱走兵」が大量に出ることになるでしょう。

直接的で酷い言い方をしますが、
維新の会は「民主党や自民党の不要な人が集まっている」状態で
なんの期待もできませんね。

維新の会は
マスコミへの露出を増やすことで物珍しさに一時的に支持率が上がる
↓
露出が増えすぎてよく見られてしまうとペテン師の集まりなのが見えてしまう

このジレンマを抱えているのですが橋下はかまわず話題作りに奔走
（大阪市長はそんなに暇な仕事なのですかね？）
ところが野田の急な解散言明により埋没の可能性が大きいです。

ちなみに
かつて姫の虎退治などとマスゴミが皆で持ち上げまくって当選させた
ぶって姫こと姫井由美子ですが、
本人の公式ブログ
の11月11日のエントリで
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本日１１月１１日午後４時から岡山駅前ビックカメラ前におきまして、日本維新の会橋下徹代表の街頭演説が行われます。あいにくの雨ですが、興味がある方は是非、お出掛け下さい。よろしくお願いします。
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こんな事を書いています。
民主党から公認しない決定を出されて、
小沢新党こと「国民のせい」に行ったはずですが、
維新の会に浮気をしている模様。
相変わらず浮気が好きなようです。

維新の会もとにかく数を集める事しか考えていないようで、
悪食ぶりがすごいですね。

すでに有権者に忘れられている「みんなの党」は
【みんなの党:渡辺代表「衆参ダブル選で」】
　みんなの党の渡辺喜美代表は１３日の党役員会で、野田佳彦首相が年内に衆院解散・総選挙を行う意向を固めたのに対し「（衆参両院の）ねじれ状態を解消するには衆参ダブル選が一番効果が高い」と来年夏の衆参同日選を求める考えを示した。同党は日本維新の会などと「第三極」の連携へ向けた協議を始めたばかりで、年内に衆院選が行われれば選挙協力などが間に合わない可能性があり、早期解散を求めてきたこれまでの主張を転換した。

　次期衆院選へ向け第三極勢力の準備不足が鮮明になっており、渡辺氏は「景気後退が明らかで、補正予算編成など解散の前にやるべきことがある」と強調。江田憲司幹事長も１３日の記者会見で、望ましい解散時期として「来年春以降で（来年８月の）任期満了までの適切な時点」を挙げ、維新との政策協議について「作業を加速化させたい」と述べた。【福岡静哉】
(2012/11/13　毎日新聞)

こんなことを言っていました。
太陽の塔ならぬ太陽の党（旧、たち日＋減税日本）などと
第三極の話を進めようとしていた最中で
太陽の党とともに準備ができていないようです。

小沢一郎の「国民の生活が第一」も準備が間に合っておらず、
（ブログ主的略称：「国民のせい」）
そもそも谷垣に野田にとどめを刺すタイミングで不信任案を使われないために
不信任案を先に出してカードを使えなくするなどして時間稼ぎをしていました。
資金源として期待していた鳩山由紀夫はついて来ず
また三井弁雄（現厚労大臣）も来てくれませんでした。
それゆえに政党助成金は最低限確保したかったのでしょう。
（政党助成金は1月1日の時点での議席数が基準になる）

いつまで経っても議員を辞めると言った自身の発言を実行しない
国民新党の下地幹郎は
「言っていることの意味が分からない」
と記者団に答えています。
いつまでも与党で居たい、
そのためにクーデターを起こして国民新党を乗っ取る事まで行い
ようやく大臣になれたのに納得できないということでしょう。


ついでに、予測をさせたら日本一の「日経ビジネス」が
またピタリと当てました。
【解散時期、本命は「年明け」説】(時事深層)
(2012/10/29　日経ビジネス)

日経ビジネスの逆を張れば間違いないようです。
過去にもこういうのをやっていましたし。




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