綱領を語れない連中が綱領を作っても

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中国共産党が今月からレアメタル、レアアースにかけていた関税を
撤廃したようです。

尖閣で中国人漁船船長逮捕
（漁師ではなく人民解放軍の成りすましとの指摘も）
↓
日本で日本の法に則って処分すると前原が発表
↓
中国共産党激怒し釈放を要求
（日本の方で裁かれたらむしろ尖閣での実効支配がだれなのかはっきりしてしまう）
↓
中国共産党、支那地域内での反日暴動を行わせ、
かつ日本に対してレアアースなどの輸出を止めるなど圧力開始
さらに日本の商社マン4人をスパイ容疑をでっち上げて逮捕監禁し
人質外交実施。
↓
これにびびった菅直人、仙谷由人、前原誠司らが
あわてて那覇地検が勝手に判断したことにして船長釈放
↓
一方、日本の企業や研究機関は急ピッチでレアアース代替技術開発。
↓
今まで中国共産党によるダンピング販売で鉱山を閉鎖していた
米国はレアアース鉱山の再開を議会で決定
↓
日本企業は支那以外からのレアアース購入にシフト
↓
中国共産党、レアアースの対日禁輸措置を中止するも
レアアースの大消費国日本(レアアースを使った基幹部品は日本のほぼ独壇場）
が「脱中国」を進めていてこの方針を変えないため
支那国内には膨大な在庫の山。
↓
その後にさらに反日暴動を対日政治圧力として
中国共産党が主導して行うなど、チャイナリスクを世界に知らしめたため
日本企業の脱中国化がはじまる
↓
レアアースが売れるどころかどんどん売り上げが下がっているので関税を撤廃

なお、日本がレアアース代替技術を急ピッチで開発し始めたころ、
大畠経産大臣が中国共産党とレアアース代替技術の共同研究をしたい
（要するに日本の技術を中共へ流したい）
と中共側の担当者に伝えた事を発表しました（2010年11月16日）

レアアースの件をあらためて整理すると
民主党政権がどれほどひどかったかがわかると思います。

民主党は海江田が代表になってから
党綱領検討委員会を昨年暮れに設置しました。
当ブログで何度も
「旧社会党と旧民社党が中心となって海江田を神輿に担いだ」
と説明してきましたが、

民主党公式HPからメンバーを見ると
やはりそちら系の影響が強い構成となっています。

顧問　直嶋正行副代表
委員長　細野豪志幹事長
副委員長　岡崎トミ子副代表、中川正春幹事長代行、松本剛明政調会長代行、松井孝治参院幹事長代理・党副幹事長
事務局長　小川淳也副幹事長

直嶋正行
→民社党出身、トヨタ労組出身、夫婦別姓賛成、
さらに過去に自身の公式HPで
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今臨時国会は、少年法、警察法、健保法、あっせん利得処罰法、永住外国人選挙権付与法といった、国民の関心も高く処理も先送りされていた重要法案を審議するために召集が決まったものである。
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と自身のブログに書いていました。（今は削除済み）
外国人参政権については質問されると濁していますが、
この言から推進派であることがわかります。


岡崎トミ子
　→社会党出身、韓国の反日デモに国会をサボって参加、
（しかも日の丸に大きく黒で×の字を付けて掲げて記念撮影）
夫婦別姓、二重国籍推進派、人権擁護法推進派、朝鮮学校理事長からの献金、
韓国籍のパチンコ店経営者から献金、日本の税金で慰安婦に保証をしろと主張
などなど

他の中川正春　小川淳也　松井孝治も外国人参政権推進派です。

細野豪志は一応外国人参政権には反対と言っていますが、
細野自身には確固たる政治信念が無く、
選挙の都合で建前として主張しているだけなので全く信用できません。

松本剛明に至っては
中国共産党による都心の土地購入の件を外相として容認した上で
「反対理由は無い」とまで言った人物です。
また、細野豪志、松井孝治らとともに
「1000万人移民受け入れ構想」の提案をした人物でもあります。

党の綱領を作るにあたって「反日売国」の主張がはっきりしているか
あるいは閣僚の時などにそういう実績を持っているか
そういう基準で選ばれたとしか思えません。

もっとも、民主党の中の自称保守派というのが
単に選挙のために口で言っているだけだった事は
この3年3ヶ月ではっきりしたかと思います。

なにより民主党という政党は結党からずっと綱領を作らずに来ました。
きちんとした政策を定めると選挙の都合が悪いからです。

ここで野田が首相に就任してからの平成23年9月27日の予算委員会で
石破茂議員と野田のやりとりの思い出してみたいと思います。

石破
「民主党に綱領が無いというのはずっと指摘されてきた。綱領のない政党が政権を取ったのは大政翼賛会と民主党のみ。そうしたら綱領として党の基本理念を届け出ているからそれが綱領だと（野田首相が）以前の国会でも答弁してきた。それならその民主党の基本理念、５つあるうち３つで良い、誰でも良いから列挙してください」

野田
「政治を市民中心のものにしていくということ、それから分権型の社会を築いていこうということ、それから、たしか官僚主導を排する、政治主導というようなものが入っていたというふうに理解をしています。」

石破
「一つは正しいが、二つは書いてない。」
～ここで石破が民主党の基本理念をすらすらと列挙する～
「何で私が解説しなければいかぬのだ！」


選挙のために一応作っただけの基本理念なので
ずっと民主党に居て、代表まで務めている人間でも
このときに並んでいた他の閣僚も答えられなかったというレベルです。
いまさら綱領を作ったところでそれが信用できるものではありません。


マスコミがきちんと報道しない事で民主党をいまだ守り続けている以上、
私たちがこうして改めて整理していくしかありません。




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