変態は世襲批判に回帰したようです

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「お腹痛い」も「高いカツカレー」も反撃されて潰され、
「ハイパーインフレ」というでたらめも通用しないので
毎日新聞は原点に戻ったようです。

【余録:七福神の宝船を枕の下に置いて初夢を見たあと…】
七福神の宝船を枕の下に置いて初夢を見たあと松七日が終わるまでゆっくり過ごし、おせちで疲れた胃腸を七草粥（ななくさがゆ）で優しくいたわって今日から仕事始め−−。休みがとりやすい曜日の並びだった今年のお正月、そんな人も多いことだろう▲とかく「七」という数に縁があるのが年の初めである。ついでに今年の日本政治の行方も七がらみで眺めてみることとする。逆境でもへこたれない七転び八起きの精神で日本全体が危機克服に邁進（まいしん）する、そんな楽観に新しい年の希望をこめて▲思い返せば７年前の小泉純一郎元首相退陣から始まった「年替わり首相」である。以後７回目の首相交代劇で返り咲いたのが安倍晋三氏だ。さっそく７月の参院選が政権の正念場となる。７づくしのラッキー７の年となるかどうか▲世襲（せしゅう）政治家の多い自民党にあっても父親が安倍晋太郎元外相、祖父が岸信介元首相の安倍氏は親の七光りどころか十四光りの政界エリートである。だが今回は毛並みの光ではなく自分自身の光で国民を明るく照らせるかどうかが試される再チャレンジだ▲外交の安全運転と経済再生へのロケットスタートはかつての失敗を繰り返さない覚悟の表れだろう。とはいえ「なくて七癖（くせ）」ともいう。歴史問題や公共事業のばらまきで古い地金（じがね）が顔をのぞかせはしないか。新年からしっかり目をこらしたい▲淡泊でいかにも日本的な七草粥だが、もとをただせば平安時代に中国から伝来した風習である。隣国との文化交流の深さにも思いをいたす年の初めだ。日中が力を合わせなければアジアの平和はない。そんな対外関係の好転につなげたいこの１年だ。
(2013/1/7　毎日新聞)

結局毎日新聞は世襲批判に戻ってきました。
世襲3世だから七光x2で１４光だそうです。
ほんとにマスコミさん引き出しが少ないですね。

先の衆院選の選挙結果を考えれば世襲批判なんて通用しないのに
ここに戻ってくるところが実に情けないですね。

この理屈で言うと世襲四世の鳩山由紀夫は「２１光」になるんです。
玄葉光一郎、菅直人は世襲三世ですから１４光と。

２１というキーワードが出てきたんで脱線しますが、
よく統一教会系とかが「統一（トンイル）」と同じ読みになるからと
「２１」と付けたりしてる飲食店を出してたりするんですが、
21世紀という単語は除外して
「２１」と付く民主党関係の政治団体は・・・

キャミソール荒井　２１ビジョン開発研究会
川上義博　ビジョン２１
菊田真紀子　菊田真紀子政経フォーラム２１
小室寿明　県政フォーラム２１
佐々木隆博　２１ネットワークしべつ
福山哲郎　フォーラム共生社会２１
細川律夫　政治経済フォーラム２１
牧野聖修　静岡行革フォーラム２１
山口壮　ミッション２１

21世紀という意味で政治団体に２１と付けてる他党の政治家もけっこう居ますけど、
民主党さん特に多いんですよね。
ま、偶然だと思っておきましょう。
その割には外国人参政権賛成派ばかりに偏ってる気がしますが。


毎日新聞さんは世襲批判に戻ってるわけですが、
こちらの記事では壊れてしまっています。
【国会政党控室：国費で職員４４人常駐　お茶くみ必要？】
　政治的に中立であるべき衆参両院が、国会内の各会派（政党）控室に計４４人の職員を常駐させている。配置している国会職員の大半は女性で、政党のスタッフと一緒にお茶くみなどの仕事もしている。主要政党は国会職員を削減する方針も打ち出しており「まず政党側が襟を正すべきだ」と廃止を求める声が上がっている。
(2013/1/6　毎日新聞)

「政治的に中立であるべき衆議院と参議院」
が、
「44人の職員を常駐させている」
の部分がどうやってもつながらないのですが、
毎日新聞さんは日本語が怪しくなってるようです。


さてさて、失言を繰り返していてもなぜかマスコミが叩かない橋下ですが
（後ろにマルハンとソフトバンクがついてますからね）
橋下徹 ‏@t_ishin
参議院議員や自治体の長の仕事に少し停滞を生じたからと言って、大勢に影響なし。国民にとって何も影響はありません。そんなもんですよ。だから一度やらせてみたらいいんだ。その方が参議院改革が現実に進むと言う計り知れないメリットを享受できる。こんなことにも挑戦せずに日本再生なんてできるか！

とツイッターで相変わらずひどい事を書いてます。
「市長としての仕事を停滞させた」と認識しているわけです。
でも給料はきっちりゲット。
自分が「大阪市長」という逃げ場を抱きしめたままで国会議員になりたいからと
相変わらずめちゃくちゃなことを言っています。
石原慎太郎のようにきっちり辞職して出馬すればいいだけの話です。

大阪府知事には手下を置いたくせに、
なんで大阪市長には手下を置いて出馬できないんですか？

橋下は府知事としては大阪府の借金を増やして、
簡単に言えば借金で手持ちのお金を増やして
「黒字化した」と欺いてそれがバレる前に市長に逃げ込みました。
そのおかげで今や大阪府は立派な「起債許可団体」に転落しました。
（当ブログ過去記事参照）

橋下の4年間で臨時財政対策債は
800億、1600億、3200億、2800億と発行されました。
数字を誤魔化すために借金で自転車を漕いだようなものです。

そもそも市長としての仕事をほっぽり出して
ひたすら国政への選挙運動をやっていたのが橋下で
それを批判する意見に対する反論が以下です。
【「選挙は市長公務より重要」　橋下大阪市長が批判に反論】
　衆院選でほぼ登庁しなかったことから「公務軽視」と批判された日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長は２８日の定例会見で「選挙で市政の行く末が変わる。市長公務よりも選挙は重要」と反論した。さらに落選した民主党の藤村修前官房長官が選挙期間中、官邸に詰めたことに言及し、「当選しないと終わり。官房長官なんて代理に任せ、何かあったら電話すればいい」と持論を展開した。

　橋下氏はこれまで市長公務と区別して「政務」と称してきた党代表代行としての活動を「政党公務」と定義。「民主主義では選挙により権力機構が作られ、その在り方で大阪市政の方向性が右に行くか、左に行くか大きく変わる」などと述べ、政党公務は行政を進める上で必要不可欠な活動であるとの認識を示した。

　また橋下氏は２７日に開催された関西広域連合の会合で首長と参院議員との兼職禁止規定撤廃への反対意見が出たことにも触れ、「改革を実現するには、（議員として）国会に乗り込むしかない。広域連合はダメですね」と批判した。
(2012/12/28　産経新聞)

「市長の公務より選挙が重要」だそうです。
大阪の小沢一郎ってところでしょうか。

しかも正当化するために政党の方の活動を「政党公務」と
勝手な都合で公務に定義しています。

市長としての仕事をしないので市長として給料を得続けている。
これが異常ではなくてなんなのでしょうか？

維新の会が国政政党として最初に出す法案は
この首長と国会議員の兼職解禁のための法案だそうです。
本気で出して来るとしたら維新の会が
「超低レベルなわがままな党代表代行による私党」
という事だとブログ主はみなします。

また、藤村官房長官が選挙期間中官邸に詰めていたことを
「代理に任せて選挙運動しろ」というような事を言っていますが、
官房長官はそれそのものが「総理大臣の代理」です。

様々な行政手続き上の「代理」になるわけで
「代理の代理」なんて置いたら責任の所在が怪しくなり、
各手続きが止まることになるかと思います。

それに「大阪市長に代理を置いて国政に出る」事は必死に避けている橋下が
「代理をおけばいい」と言う事のおかしさに気付いていない気がします。

大阪市の人達は
市長としての給料を得ながら大阪市の事を放置して国政への野望に奔走
させるために橋下を市長に選んだのでしょうか？

ブログ主は市長としての仕事をおざなりにしている時点で
大阪市民に失礼極まりないと考えます。




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