モナ夫は踊る

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日銀総裁人事で造反した民主党の風間議員ですが

【採決「ボタンの押し間違い」＝風間氏処分せず―参院民主】
民主党の池口修次参院国対委員長は15日の記者会見で、同日の参院本会議で同党の風間直樹氏が党の方針に反し日銀総裁人事案に反対したことについて「本人は『ボタンの押し間違いをした』と言っている。押し間違いを処分できない」と述べ、処分しない考えを明らかにした。また、同党の11人が本会議を欠席したことに関し、「国会に届け出ていれば許される行為だ」と語った。　
(2013/3/15　時事通信)

「ボタンの押し間違い」
ということにして処分を逃れています。
民主党としても参議院でこれ以上議員が減ると困るので
（あと2名減ったら第一党の地位を失う）
押し間違いということにしたいのでしょう。
かっこわるいです。

一方、民主党のデフレ脱却議連はさすがたいした物です。
金子洋一が欠席した以外、藤末があっさり民主党の方針に従っています。
藤末は立正佼成会の組織票で当選している比例議員なので
簡単に落ちそうもないのにこの信念の無さ。
民主党が口だけでしかない事を証明しただけでした。

そんな民主党で格好つけることだけに腐心して空回りしているモナ夫ですが
【民主・細野氏が脱連合依存発言を陳謝「誤解与えた」】
　民主党の細野豪志幹事長は１５日午前、東京都内で開いた連合幹部との会合で、野党間の選挙協力実現のため「脱連合依存」を訴えた自身の発言について「誤解を与えた」と陳謝した。連合の古賀伸明会長は会合後、記者団に「候補者を鼓舞するために使った言葉だろう」と述べ、問題視しない考えを示した。

　会合は連合との意見交換のために開催し、民主党から海江田万里代表、輿石東参院議員会長らが出席した。海江田氏は夏の参院選と都議選に関し「勝利に向け頑張っていく」と支援を求めた。

　古賀氏は「厳しい戦いになるが、全力を挙げて取り組む。政策や国会運営の面でも十分な連携を取りたい」と述べた。
(2013/3/15　産経新聞)

「脱連合依存だ」と言ったばかりですが、
「誤解与えた」と撤回しています。

ここらあたりのモナ夫の動きを整理しますと・・・

衆院選で壊滅的大敗をしたが民主党中心で野党結集すれば次の選挙は勝てると考えている
（揺り戻しがあると思ってる民主党議員が本気でけっこう居る）
↓
政策無視で党を選ばず協力要請
（単なる野合だが、元々政策無視の選挙互助会の民主党にとっては他の野党が応じると思っていた）
↓
維新もみんなの党も民主党と協力するより民主党から票を奪う方が楽だと考え始めているのであまり相手にされない
（民主党が国民の不信を買っているのでむしろ民主党の票を引きはがす方が楽）
↓
橋下には労組の手先とくめないと拒否される
↓
モナ夫が脱労組依存宣言
↓
橋下がむしろ分党して出直して来いと追い返す
↓
モナ夫が逆ギレ、野党共闘がほぼ不可能に
↓
海江田が連合から維新やみんなと組むなと怒られる
↓
モナ夫、孤立してしまったことに気付いて連合に詫びる　←いまここ


やる前に気付ければと思いますが、
気付けるほど状況分析をして現実を受け入れる謙虚さがあったら
そもそもこんなことやりません。


そんなのを横目に安倍内閣は先を行っています。

【ＯＤＡで次世代自動車の購入費提供】
外務省は、日本の電気自動車などを海外で普及させるため、ＯＤＡ＝政府開発援助で初めて次世代自動車の購入費を提供することになり、第１弾として北アフリカのモロッコに５億円を提供する方針を決めました。

政府はことし１月にとりまとめた緊急経済対策で、新興国などへの日本企業の進出を支援するためのＯＤＡとして３１６億円を計上しています。
外務省は、このうち日本メーカーの電気自動車などを海外で普及させるため、新興国などに対する次世代自動車の購入費としておよそ３５億円を無償で提供する方針で、第１弾として北アフリカのモロッコに５億円を提供することを決めました。ＯＤＡで電気自動車など次世代自動車の購入費を提供するのは今回が初めてです。
モロッコなどアフリカでは、ヨーロッパメーカーが電気自動車などの販売を今後強化するとみられ、外務省としては、ＯＤＡを活用し現地の政府機関に日本の次世代自動車の導入を図ることで、他国に先駆けて日本車を普及させたい考えです。
外務省などは今後、日本メーカーの要望なども踏まえながら、成長が見込まれる東南アジア諸国などにも次世代自動車の導入に向けたＯＤＡを実施することにしています。
(2013/3/14　NHKニュース)

ODAを出す
→ODAで日本の車を買わせることで日本車の市場開拓、
　日本車の仕様に合わせたインフラ整備

こういうのも一つの手です。
将来の日本の市場となってくれれば御の字です。

日本のマスコミは以前から紐付きODAを非難してきました。
そしてそのマスコミの受け売りで日本の紐付きODAを批判する人も多いです。
確かにODAで日本企業の現地進出というのは
多少なりとも利権が生まれる事になるでしょう。

ではアジア・アフリカ諸国に紐なしで
ただポンとお金を出したらどうなりますか？
高度な技術を持たない国で先進的インフラの整備は難しいでしょうし、
なにより独裁政権が多く、独裁政権の支配力強化、
早い話が武器購入等に使われかねません。
（日本の紐付きを批判する国は武器輸出国の上位にいる）

ODAを必要とする国が真に必要なのは
「食料を買う金」ではないのです。
「食料を買うお金を稼ぐ手段、あるいは食料を作る手段」です。

「食料を与える」やり方は偽善でしかありません。
確かに食料に困っている人が多くいる事は事実です。
食料を調達できる方法を与えるのが真の解決策です。
ですが、それをやられたら売り込む先が無くなってしまいます。

かつてGHQ占領下で日本が米飯食ではなく、
パン食ばかり進められたのは
小麦の在庫を売り込む先を作りたい米国内の農業団体の思惑があったからです。

話を戻しましょう。
JICAの各国における取り組み
のところを見ればわかりますが、
教育から食料、水資源確保、エネルギーや通信など多岐にわたります。

ところがマスコミはお得意の一つの例だけを殊更に大きく騒ぐ
というやり方でODAそのものの使い道をねじ曲げようとしてきました。

ODAの使い道についてマスコミによる主観的意見を排してから考える事が
まず議論の出発点にならなくてはいけません。
なにせ日本のマスコミは「世論を誘導する」ためだけに
徹底的に主観的に国民に刷り込んできただけなのですから。

ブログ主は「紐付きは絶対悪だ」という立場には立ちません。


そういえば中国共産党の意を汲んで安倍とアベノミクスを阻止しようと
散々邪魔してきた経団連の米倉が
安倍首相との会合をなにかと理由を付けて逃げていましたが、
今度はインフルエンザを理由に欠席だそうです。
本当に病気なら仕方有りませんが。

【経団連会長、自民大会欠席へ＝インフルに感染】
　経団連の米倉弘昌会長がインフルエンザに感染し、１７日に開かれる自民党大会を欠席する見通しとなった。経団連幹部が１５日明らかにした。安倍政権発足後、デフレからの早期脱却に向け官民一体の姿勢をアピールしてきただけに、欠席を残念がる声も上がっている。
　経団連幹部によると、米倉会長は１４日以降、３８度程度の高熱を発し療養している。自民党大会には渡文明審議員会議長（ＪＸホールディングス相談役）が代理出席する。米倉会長の今後の予定については未定としている。
（2013/03/15 時事通信）

だいたい、住友化学（米倉の出身母体）が
支那で100％の持ち株会社をいくつも持てているという事自体が
中共からの何らかの見返りによるものと見るべきで、
だからこそ中共の代弁者としてずっと安倍の邪魔をしてきたと見るべきです。
(賄賂が常識のあの地域でタダで優遇なんて考えられません）
（TPPで世界支配を目指すモンサントと提携してる住友化学ですからTPP断固推進は当然でしょうし）

でも肝の小さい人間なので
安倍首相と向かい合う事になる場面からは悉く逃げる・・と。

中川昭一を公共の電波で死ねとまで言って
その後に自身が司会の番組に安倍晋三が出演する事になったら
突然番組を欠席した辛坊治郎に繋がる物を感じます。

経団連もそろそろ米倉を引きずり降ろした方がいいんじゃないでしょうかね？




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