進む先鋭化

人気ブログランキングに参加しています。

人気ブログランキングへ
----------

はやくも逃げを打ってる人がいました。
【橋下氏もう白旗？　勝負は「次でしょう」】
自らの慰安婦発言もあり、参院選で厳しい戦いが続く日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長（４４）は１２日、１０日ぶりに公務に就き、勝負を「次（の衆院選）でしょう」と発言した。安倍政権の経済改革が順調に進み、自民優位で進む今参院選について、野党への期待が薄れているのではないかと問われ、橋下氏は「株価も上がっているし、今、実際に安倍政権へ評価が集まるのは仕方ない。だから、次でしょう。自民は重い責任を背負わされますよ」。参院選後に安倍政権の真価が問われると言及し「でも、いずれ改革勢力が求められるのは間違いない。この選挙なのか次か分からないですけど」と語った。微妙に“次期衆院選勝負”の発言を修正したものの、すでに先を見すえているようだった。
(2013/7/13　ニッカンスポーツ)

都議選でも自身が設定したものすごく低いラインすらクリアできず
そのくせにいつも通り言うだけ言って責任を取っていない
有言不実行な橋下ですが、
今回改選の現職の2議席分が勝敗ラインと
責任を取らなくて良いように思い切りラインを下げていました。
ここにきてさらに逃げを打ち始めたって
さすがにここまでセコいとちょっと呆れますね。

小沢一郎が選挙の度に
「これが最後の戦いだ。だめだったら引退する」
を何度も繰り返してきては選挙後にはそういうことに一切触れず、
またマスコミもその事に一切触れないことで
小沢のこうした言いっ放しが擁護されてきましたが、
橋下は同じ事をやっても守ってはもらえないでしょう。

あとモナ男が13日に川崎市での演説で
「公共事業をばらまいた結果、景気が良くなり、株が上がってひともうけしたなど恥ずかしくて子どもに説明できない」
などと言っていたそうですが、
どうしてこの人はブーメランを投げずにゼロ距離で殴るんでしょうか？

「子供の運動会の日に議員パスを使って京都に不倫旅行していたなんて恥ずかしくて子供に説明できない」
ですし、しかもその事の地元への土下座は嫁にやらせた甲斐性無し。
これじゃ二重に子供に説明できないですね。

今回の参院選で民主党は参議院でも数を大きく減らすことになります。
そしてなにより参議院で数が大きく減るということは
今までくっついた方が代表になってこれた輿石の支配力にも影響するのです。

海江田に参院選大敗の責任を取らせて、
自分は輿石を利用して代表になるつもりでしょうが、
あまりにはしゃいで自爆しまくればうまくいく話もいかなくなるでしょう。
まして内ゲバ大好きで他人の足を引っ張ることが大好きな集団なのですから。


さて、世の中自分の思い通りにならないことの方が圧倒的に多い
とブログ主は考えているのですが。

ある種の人達はそうした状況にガマンできず
先鋭化していくという場合があります。
そして周りが全く見えない状態になるわけです。


しばき隊の常軌を逸した行動言動と、
有田芳生の最近の先鋭化ぶりはもう取り返しが付かないレベルに来ています。

あーいうキチガイじみた行動をマスコミと結託してやることで、
自分達に都合の悪い言論だけ規制する法律を作らせようと
マスコミも先鋭化が始まってきているので
政治的に興味の無かった人達にまで疑問を抱か始めるには十分でしょう。

先鋭化することでかえって周りが引くんですが、
そういう状況認識すらできていないようです。

有田はもはや先鋭化しすぎて手の付けられない所に行っているのですが、
民主党としては在日を基盤としている政党なので
行き過ぎてしまっている有田をいさめることで、
在日様の機嫌を損ねたくないという事なのか、
むしろそうした事にすら認識が及ばないのか。

ブログ主は後者だと考えていますが、
いずれにしても民主党は暴走する有田を放置したままです。

その有田の先鋭っぷりがよくわかるツイートの一例。
-----
有田芳生@aritayoshifu
「しばき隊」は差別主義グループのザイトク界隈がコリアンタウンを脅迫して歩く蛮行を阻止するために生まれた義勇隊。
これは基礎知識。「しばく」には「現行犯で捕えること」「しかる」という意味がある（『日本国語大辞典』）。
醜悪下劣なレイシストはもっと「しばく」ことが必要です。
-----

俺たちが絶対正義だと酔っているので
自分が何を言っているのかすらわからなくなっているようです。

そして有田が言っている「しばく」を大辞林で見てみると
-----
むちや棒で強く打つ。たたく。 「烟管を三度－・きけるが／浮世草子・旦那気質」 〔現代では，関西地方で俗語的な用いられ方をする〕
-----

まぁ、多くの方が「しばく」でこちらを思いつくとおりの意味となっています。

日本国語大辞典第二版の方では
-----
１　鞭や細い棒などで強くたたく。細い棒やひもなどを強くうち振る。
２　現行犯で捕えることをいう、盗人仲間の隠語。多く「しばかれる」の形で用いられる。
-----

となっているようで、なるほど確かに２の方の意味もあるようです。
「盗人仲間の隠語」と、その手の人達の使う言葉のようです。

この初出は1915年の『隠語輯覧』とのこと
これは京都府警察部が著者となっているとおり
本当にかつてのその手の人達の隠語だったようです。

有田は素人がまず思いつかない「しばく」の意味で使ってるようで、
そうなると「しばき隊」とやらは「有田の盗人仲間」なんでしょうかね。

13日の西日本新聞の社説でマスコミの先鋭ぶりが垣間見えます。
【ネット選挙の解禁で若い人の政治参加が注目されるが】
　ネット選挙の解禁で若い人の政治参加が注目されるが、長崎県版ではあえて終戦前に生まれた人たちの声を連載した。テーマは戦争、戦後、憲法。傾聴に値する言葉がたくさんあった。

　「本当の平和は戦争への怒りからしか生まれません。あの戦争を生き抜いた僕たちが怒りを失ったら、日本はどこへ向かうのでしょう」（８０歳男性）

　人々の戦争の記憶が薄れることへの危機感、焦燥感が伝わってくる。憲法改正は賛否両論。論争は結構だが、「学校で時間と労力をかけて憲法教育をすべきです」と７４歳の男性は説く。おっしゃる通りだと思う。

　中学生のとき「あたらしい憲法のはなし」と題した教材を手にした喜びを語った別の８０歳男性。「生まれてずっと戦争だったので、この憲法で平和な世の中が続くと思うと、うれしくなりました」。憲法が希望の光だった時代背景は若い人も知っておいた方がいい。　（前田隆夫）
＝2013/07/13付 西日本新聞朝刊＝

80歳男性は戦争を生き抜いたって言っても戦線に出たわけではないでしょう。
また憲法について喜びがうんたらかんたらという意見もそうですが、
「憲法が希望の光だった時代背景」
と書いている前田隆夫西日本新聞編集委員は昭和42年生まれです。

このコラムの内容の薄さ。
よく読んでみれば
「これで女にモテモテになれました」
「これで僕も自信が持てました」
「買った人にしかわらかないんです」
なんて言葉を並べて、具体的な理屈やらには全く触れない
モテグッズとかそういう通販系のチラシとなんら変わりません。

これを読んで「そうだ！憲法改正はさせちゃだめだ！」
とか同意する人達だけが
西日本新聞の気持ちの悪い論調について行けるわけですが、
それはつまり最初からそういう「9条カルト」的思想に染まっている人達
だけを選別する事にしかならないでしょう。

普通の人はこのコラムを読んで納得して同意は難しいでしょう。

今の日本のマスコミ自身が左すぎて、
自分達にとって都合の悪い意見を排除し続けて来て
もはや少しでも真ん中もしくは右に行きそうな意見は
完全にフィルタリングしてしまっている状態なわけです。

で、理屈で説明するには相手の主張を一応チェックすべきなのですが、
それに対して理屈で返す事もできないほど劣化してしまっているわけです。

理想とか願望とかそういう「非現実」の主張ばかりを繰り返し、
現実から逃げ回ってきた事、
現実から逃げ回るためにそういう意見を持つ人間を周りから排除し続けた事
それらを積み重ねてきた結果、
現実に向かい合う能力も気概も失ったのでしょう。

そして現実には彼らが4年前に怒濤の偏向報道で
民主党に政権を盗らせました。
国民の多くがそのひどさを実感したものの、
マスコミは徹底的に民主党を擁護し続けることで
民主党政権を続けさせようとしてきました。

それが逆に国民に民主党という汚物をさらに見せつけることになり、
ごまかしが利かなくなった結果が昨年暮れの衆院選の結果と言えます。

そしてマスコミがお得意のメディアスクラムで一斉に
「アベノミクスはだめだ！失敗する。庶民は暮らしに困るんだ」
と大合唱するも支持率が思うように下げられず、
このままでは衆参過半数を押さえて安定政権になりかねない
そして公明党も候補者の２／３以上が
憲法改正に賛成というアンケート結果も出てきました。

【＜参院選＞「改憲賛成」公明７０％　候補者アンケート】
(2012/7/7　毎日新聞)

なんとしても日本を敗戦国として
戦後体制のまま改善させないようにしている事を目指すマスコミにとって
これほどつらい現実はないでしょう。

今回の参議院選挙では
下手をすると自民単独過半数すら可能性が出てきており、
これは1989年以来の事になります。

そうなってしまえば少なくとも向こう3年は
自民党政権が安定することになり
政策も圧倒的に前に進めやすくなります。
議長や常任委員会の委員長のポストをほぼ独占して
都合の悪い法案を徹底的に店ざらしにし、
あげく問責を繰り返して廃案にすることを繰り返してきた
そういう邪魔をするだけの妨害政党が
議長や委員長ポストに居座ることができなくなるのですから。


また、国民もかつてのマスコミが情報独占をしていた時代と変わって
憲法改正について賛成が明らかに増えてきています。

そうした都合の悪い現実に目を塞ぎ、
悲鳴のようにして書いたのがこの西日本新聞の社説だと言えます。
そこには論理性の欠片もありません。

自分達が今までやってきた左傾化洗脳を
さらに左へと先鋭化させているだけです。

右でも左でも先鋭化すれば付いてくる人は減ります。

ところがマスコミは何十年と情報という食べ物に対して
好き嫌いを続けてきてわがままに育ってしまい、
もはや先鋭化することでしか
世論を誘導する手を思いつけないようになってきているのだと思います。

カルト化してしまっている状態なので
本来獲得しなければならない新規顧客は増えず、
購買層を失い続けていくだけでしょう。

明らかに流れが変わってきています。それも急速に。

投票まであと一週間を切りました。
ここからはマスコミがより先鋭化した内容
それもお得意の横並び記事を書くでしょう。

私達はそれらの記事を
マスコミの偏向の証拠としてチェックしていく事になろうかと思います。




↓良ければ応援クリックよろしくお願いします。↓