また配慮か

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「利権誘導だ！」「権力の乱用だ！」

かつて民主党が政権を盗る前に散々自民を批判していたそれは
つまりは
「自分達が権力を握ったら間違い無くそれを実行する」
からこその批判でした。
そして民主党は政権を盗るやそのとおり実行に移しました。

典型的なのは復興予算の流用でしょう。
しかも復興予算の流用がマスコミで取り上げられ始めると
野党からの決算行政監視委員会の開催要求を拒否しつづけ、
挙げ句に山井和則（民主党を代表する嘘吐きの一人）は
民主党側委員に欠席を指示し流会にさせるまでしました。
（しかも山井はTVと結託して流会を自民側のせいにする始末）

復興予算の流用では
全国のバスの標識を
英語韓国語中国語併記にするなんて事にも使われていました。
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【これも復興予算なの？　バス停の外国語表示、駅前再開発】
東日本大震災の復興予算が、東京都や千葉県の駅前再開発や、全国各地のバス停を外国語表示にする事業にも使われていることが分かった。「防災の強化」や「復興への貢献」などを名目にしているが、「被災地の復興と関係が薄い」という疑問の声が地元からも出ている。
(2012/11/10　朝日新聞)
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挙げ句に民主党は今年の通常国会で
復興予算の流用を自民に責任転嫁しようとまでしました。
蓮舫曰く「なぜ流用されてる復興予算を止めないのか！」と。

いったん走り出した事業を急に止めたら
急に仕事が無くなってしまう人が出るわけです。
そこを調整しながらやらなければ止められないのですが、
民主党はまともに働いたことのない集団なのでそういうことを一切考えられず
予算は自分達が都合で突然止める事ができると考えていました。

実際に民主党は政権を盗ると、
事業仕分け（法的根拠がない違法行為）を行い
麻生政権の時に決めた景気対策予算を凍結し、
すでに執行済みのお金まで回収して子供手当などのバラマキの財源にしました。

しかし、マスコミは民主党政権を守るためにこれを大々的に礼賛報道しました。

そこから始まった3年間は本当に日本が壊されてきた3年間でした。

民主党政権は国内の産業の空洞化と中韓への移転を進める政治姿勢を取り
また、自分達の利権を作ろうと躍起になり
実際に前原誠司はJAL問題を悪用して多額の税金を投入させ
自身の元後援会長である稲盛にぼろ儲けさせました。
(当ブログ過去記事をご参照ください)

また連合も「労働貴族のための組織」という実態をこれでもかと晒しました。
労働者の雇用を守るという名目で組合員から金を巻き上げているはずが
国内産業の空洞化を進める民主党の政策を擁護し続け
国内労働者の雇用を奪う政治を支え続けました。

連合の古賀はパナソニック労組出身ですが、
その出身であるパナソニックを潰す勢いでしたが全く気にせず
民主党の国内雇用喪失政策を支持し続けました。
（特に電機連合は馬鹿の集まりだと言って間違い無いでしょう）

本当に昨年暮れまでは日本はこのままでは確実に潰れる状態でした。

ただし、民主党政権で成果もありました。

・首相ぶら下がり会見をやめた
→度重なる不祥事などが続いていたのでぶら下がり会見をしたくなかったので止めたわけですが結果として良い事でした。

・武器輸出三原則を緩和した。
→マスコミが南スーダンでの韓国軍への銃弾提供で自民批判を展開していますが、提供できるように予め緩和を決定したのは野田内閣

・中韓に徹底的に配慮し続け、中韓を増長させまくった結果、
一般人にまで中韓のキチガイぶりが知られ始め
それまでせっせとマスコミが作り上げてきた幻想が打ち壊された。

・非自民政権こそ正義！と盲信してきた一部の有権者の妄想を打ち砕いた。

・党内内ゲバで権力から引きずり下ろされるくらいならと野田がやけくそ解散をした。

・実は連合こそが賃上げの障害になっていたことがわかった。


野田が解散をしてくれなかったら
本当にさらに多くの日本の企業が倒産していたと思います。

民主党（とそれを擁護するマスコミ）の悪事を書いていたら切りがありません。
とにかく野田が解散してくれたことで安倍政権になりました。

野田が解散を決定した11月14日から現在までの数字を比べれば
2012年11月14日
始値 8,660.27 高値 8,680.40 安値 8,653.49
為替 米国ドル　79.50円

2013年12月30日
始値 16,269.22 高値 16,320.22 安値 16,182.71
為替 米国ドル105.14

安倍政権の成果は明らかです。

外交でも民主党政権の
「中韓に徹底的に土下座する」「官邸に引きこもる」から
安倍首相のセキュリティダイヤモンド構想へと転換されました。

日本への侵略、将来の日本の植民地化を目指す中国共産党に対して
アジア諸国を軸に世界中の国と連携を図ってこれに対抗する形を取るために
世界中を飛び回る地球儀外交を展開しました。

まだまだ課題が山積みで民主党政権で残された負の遺産も多くあります。

しかしながら、「異星人の政権」と言ってよい民主党政権から変わり
明るい希望が持てるようになったことこそが一番大きな成果でしょう。

来年は消費税増税という大きな波がやってきます。
まずはこれの被害を最小限にさせるべく、
即効性の高い緊急経済対策を求めていかなければなりません。

多くの自民党の議員が「選挙はまだ先だから」とのんびりとしていますが、
これらのケツを蹴飛ばして行動させるのが私達国民のまずやるべき事でしょう。

アベノミクスの第二第三の矢は経済政策であって景気対策になっていないのですから。


それでは今年最後のツッコミを入れていきましょう。

【化学物質積んだタンカー、衝突・炎上…釜山沖】
第７管区海上保安本部（北九州市）によると、２９日午前２時１０分頃、韓国・釜山沖約１８キロの公海上で、香港のケミカルタンカー（２万９２１１トン、２７人乗り組み）と、バハマ船籍のコンテナ船（５万５０００トン、６４人乗り組み）が衝突、タンカーが炎上した。

　韓国側が警備艦艇１３隻、ヘリコプター２機などを出動させ、タンカーの２７人全員を救助。コンテナ船は自力で釜山へ入港し、両船ともけが人はなかった。

　午後１０時３０分現在、長崎県・対馬の北約２３キロ沖の海上で、７管所属の巡視船艇３隻などがタンカーの消火活動にあたっている。韓国海洋警察庁から７管への情報では、鎮火後にタグボートで韓国にえい航する予定という。

　７管によると、タンカーはパラキシレンなどの化学物質計約３万トンを積んで、韓国から中国へ向かっていた。コンテナ船は海上試運転中だったといい、タンカーから７管に衝突の通報があったという。
（2013年12月29日23時24分 読売新聞）

串本町沖だけではなくて対馬沖でも海洋汚染をやらかしています。
韓国はもう船を扱わせるなと言いたくなります。

この記事、不思議な文章があります。

1海里は１８５２ｍです。領海は最大12海里です。

釜山から18ｋｍということは領海内のはずです。
わざわざ「公海上」というのはどういうことでしょうか？

同じ事件の中央日報での記事がこちら
【釜山沖で貨物船とタンカー衝突、炎上…人命に被害なし】
２９日午前２時頃、釜山市影島区太宗台（プサンシ・ヨンドグ・テジョンデ）の南東１５キロ沖の海で、貨物船（グラビティ・ハイウエイ号、５万５０００トン、バハマ籍）とケミカルタンカー（マリタイム・メイシー号、２万９０００トン、香港籍）が衝突し、ケミカルタンカーから火災が起こった。船員９１人は出動した海洋警察に全員救助された。火はこの日の午後遅くにおさまった。

海洋警察によれば、ケミカルタンカーには殺虫剤などの原料として使われる毒性物質が積載されていたが海に流出することはなかった。２隻の船は、前日夜に蔚山（ウルサン）港を出港し、ハイウエイ号は試験運航中で、メイシー号は中国の寧波港へ行く途中だった。火災が起こったメイシー号はこの日の午後遅く、海流に乗って日本の領海に入った。これに伴い今後の汚染防止作業などは日本が担当することになった。
(2013/12/30　中央日報)

釜山から１５ｋｍとあり、まず間違いなく領海内のはずです。

さらに詳しい数字や状況が出ているのがこちら。

【釜山沖でタンカーがコンテナ船と衝突、日本領海まで漂流】
　29日午前2時15分ごろ、釜山の景勝地・太宗台の南東約14.8キロの海上で、香港船籍のケミカルタンカー「マリタイム・メイシー」号（2万9211トン、乗組員27人）の左側面と、蔚山を出発し試運転していたバハマ船籍のコンテナ船「グラビティ・ハイウエー」号（5万5000トン、乗組員64人）の右前方部が衝突した。ケミカルタンカーは有毒性の化学物質2万9337トンを積み、28日午後11時に蔚山港を出港し、中国へ向かっていた。衝突によりタンカー左側面の中央に直径7－10メートルほどの穴が開き、火災が発生した。

　衝突の通報を受けた釜山海洋警察署は警備艦16隻、消防艇、ヘリコプターなどを現場に急派し、タンカーの乗組員27人全員を救助した。コンテナ船は船首で火災が発生したものの乗組員らが消火し、釜山甘川港の修理造船所に移動した。ケミカルタンカーには殺虫剤や接着剤、合成ゴムなどに使われる引火性の強い化学物質が積まれており、消火活動は難航したが、事故発生から8時間後の午前10時ごろには大きな火を消し止めた。だが、タンカーは火が完全に消えていない状態で動力を失い漂流し、午後7時半ごろ対馬北東沖の日本領海内に入った。

　海洋警察署は「残った18個のタンクには有毒性の化学物質が入っている。火が完全に消えていない状態でほかのタンクに燃え移れば、火災と共に爆発事故が発生し、船が真っ二つになったりタンクが破損したりして化学物質が海に流れ出る可能性もないとはいえない」と話している。

　海洋警察署は日本の海上保安庁と協議し、ケミカルタンカーの処理を海上保安庁に任せることにした。同署は現在、韓国にいる船長や航海士らから話を聞き、事故の原因を調べている。
(2013/12/30　朝鮮日報)

朝鮮日報の記事では１４．８ｋｍと書いてあります。

領海を12海里と考えれば約22キロなので
読売新聞の記事での18ｋｍで「公海上」というのは疑問です。
数字から言えば本来は領海内でなければならないはずの記事です。

なぜわざわざ「公海上」としたのでしょうか？
しかも距離も違っています。

※31日訂正
　対馬西海峡については領海が3海里に狭められているようです。
　ブログ主の知識不足でした。


衝突してその後に流されて日本の対馬沖の領海内に入ってきてしまったので
海保が担当することになるわけです。
串本町沖の重油よりやっかいなパラキシレンを処理しなければなりません。

タンカーの左側に衝突している事から
回避義務はコンテナ船の方にあっただろうとわかります。
（相手の船を右側に見る船が回避行動を取らなければならない）

おまけに午前2時に試験運転とか何を考えていたんだかよくわかりません。
引き渡し前の試験運転中であるのなら
保険に入っていないと見て間違いないでしょう。

そうなると、韓国のこの事故を起こしたコンテナ船に責任があるわけで、
風に流されて日本の領海まで来ているということから
日本側にも被害が出ることになるでしょう。

保険に入っていないと考えれば
被害に関して韓国お得意の「とんずら」になる可能性が否定できません。
（納品前に事故ってるので納品拒否もされるでしょう）

どうやっても日本にとって大迷惑な話です。

読売の記事の書き方であれば船籍国はわかっても
どこの国の企業の船であるかは不明ということにしておけます。
（フジテレビでも釜山沖18ｋｍの公海上と書いている）

なぜ日本のマスコミはこんなところにまで「配慮」しているんでしょうかね？

串本町沖での韓国船の座礁を勝手に特定秘密にしたり、
韓国で事故った船が日本に流されてきた事に妙な書き方をして配慮したり、
最近の日本のマスコミのやり方は露骨です。


もはや中韓の手下に成り下がってるマスコミ。
来年はこのマスコミの凋落がもっとはっきりと出てくる年になること、
そして本丸のNHKの大掃除に手を付けられるような情勢になることを期待します。




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