手口が古くさい

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まずは日刊ヒュンダイ。
【６日に仕事始め 安倍首相が過ごしたグルメな冬休み】
まったく、いい気なものだ。安倍首相が１２月２８日から１月５日までノンビリと冬休みを過ごしている。もちろん、首相にも休息や気分転換は必要だろう。しかし、庶民はカツカツの生活をしているのに、連日、高級レストランでグルメ三昧なのだ。

　２８日に渋谷の行きつけの高級美容室で散髪すると、翌日は秘書官を連れて、神奈川県茅ケ崎市の名門ゴルフクラブ「湘南カントリークラブ」へ。３日も茅ケ崎市のゴルフ場「スリーハンドレッドクラブ」でラウンドした。
～以下省略～
(2014/1/4　日刊ゲンダイ)

お得意の「妬み、僻み」を刺激して批判意識を持たせようという記事です。
日刊ゲンダイは小沢の剛勇三昧のときは絶対に書かない
小沢信者なんでダブスタは当然なんですが、
この記事の写真をよく見てください。

半袖です。
首相は1月3日にゴルフをやったのですが、当然ながら長袖でした。

なんでわざわざ「半袖」の時の写真を持ってくるんでしょうか？
これじゃまるで森喜朗のときの「えひめ丸衝突事件」
を思い出せと言っているみたいじゃありませんか（笑）

あのときも2月という寒い時に湘南でゴルフをやっていたのですが、
マスコミは森首相がハワイでゴルフしていた時の半袖の時の映像をもってきて
のんきにゴルフをしていたとそろって叩きました。

実際には事件の知らせを受けてプレイを中断し、
クラブハウスで対応のために待機していたのですが
そのことは一切報じませんでした。

ましてやそういう映像を流すよりは
「のんびり暖かいところでゴルフに興じていた」
というイメージのためにわざわざ半袖のものを選んだのでしょう。

わざわざ半袖の写真を持ってくる日刊ゲンダイとしては
森喜朗のときと同じ手を使っていると見るべきでしょう。
この人達は本当に手口が古いまま変わりません。

つづいてこちら。
ステマ乙。

【共産党:新規入党者が急増　１２月は２０００人】
◇現在の３２万人から「５０万人まで増やす」目標

　共産党の新規入党者が急増している。昨年１０、１１月が各約１０００人、１２月は約２０００人に達した。昨年の都議選や参院選で躍進した勢いを持続しているとみられ、今月１５日に開幕する党大会では、党員数を現在の約３２万人から「２０１０年代に５０万人」まで増やす目標を掲げる方針だ。
　◇「年収１％を党費支払い」などが入党条件

　党によると、年収の１％を党費として支払うことなどが入党の条件。高齢や死亡などの理由で毎月５００人弱が党を抜けており、新規入党者を月５００人以上確保しないと党員数は増えない。昨年９月の入党者は約６００人だったが、１０月から３カ月連続で１０００人を超えた。

　入党者の約２割は２０〜４０代の若年層が占めており、党関係者は「以前より若者の比率が高まっている」と話す。共産党は違法な長時間労働で若者を使い潰すいわゆる「ブラック企業」など若年層の貧困問題に力を入れており、これまで関わりがなかった若者も引きつけているとみられる。志位和夫委員長は４日の党旗開きで「これまでにない広範な人々が入党している」と述べた。

　党員数は１９９０年の党大会で「５０万人近い」と発表したのがピークとされるが、９４年党大会で実体のない党員を整理した結果、約３６万人まで減少。その後、４０万人台に回復した時期があったが、現在は約３２万人に落ち込んでいる。

　共産は都議選と参院選の躍進を受け、昨年９月の党中央委員会総会で「全国に２万ある市区町村支部で１人以上の新規党員を迎える」との目標を決定していた。【光田宗義】
(2014/1/6　毎日新聞)

蟹工船ブームのときにも「共産党員になる人が増えている」
って記事があったんですが、
実際にはたいして増えておらず
むしろ赤旗の売り上げが減っているような状況でした。

この記事では「ブラック企業対策」を売りにしているように書いています。
共産党もブラック企業批判を強めており、
貴重な党の資金源である「カモ」を増やすために使っています。

共産党は党員から酷い搾取を行って資金を党中央にかき集め
そこからの詳しい流れを不透明化していることは以前書きました。
こちらの記事をご参照ください

ところが政党助成金を受け取ると、
政党助成金には詳しい使途を明記して報告しなければならない縛りがあり
このシステムを使えないことになります。
ゆえに共産党は政党助成金を「受け取らない」と言っていますが、
実態は「受け取れない」のだろうと当ブログで指摘しました。

ブラック企業批判で偉そうにしていますが、
酷い搾取システムを構築し実践し続けている事は棚に上げている訳です。

また、「ブラック企業」というのは実に都合の良い言葉で
具体的定義は聞いたことがありません。
「主観的に見て酷い企業」という使われ方をしていると思います。
このため、共産党としては漠然とした曖昧な定義のこの言葉を振り回す事で
「経営者＝敵、だから弱者の味方共産党へ」
というイデオロギー的勧誘をしやすいのだろうと思います。

漠然としたイメージを利用した勧誘によって党員になるような人は
カルトにも簡単に勧誘されかねない要素をもっています。

共産党そのものが酷い搾取システムの上に成り立っている
という事を考えないようになれば完璧な「信者」です。
「信者」と書いて「儲かる」んです。

共産党に限った事ではありません。
漠然とした、定義の曖昧な「敵」を設定して
（できることなら倒れない敵の方がより都合が良い）
それを批判し同調させることで信者をまとめる手法は非常に楽です。

「金持ち＝敵」というやり方でやっている共産党は
党中央こそブルジョアなわけですがそこを棚に上げて
金持ち批判を続けています。
昔から同じ手口で勧誘と信者の引き締めを行ってます。

そして信者になってしまうとその構造を客観的に捕らえようとせず
なぜか自身の収入や資産から党に貢いでしまう人が出るわけです。
そのおかげで立派な党本部の建て替えもできました。

いまの共産党が提示する処方箋は
「金持ちには重税を課して利益のほとんどを吸い上げろ」
というもので妬みを利用しているやり方は相変わらずです。

残念な事にそこには「パイを増やす」という考え方はありません。

「今ある日本を少しだけでも良くして次代に引き渡していく」
事を目指す考え方ではありません。

そして多くの野党も多くのマスコミ御用達のコメンテーターも
「パイを増やす」という考えはほとんど見られません。
なにより日本ではそれを財務省が主導しています。


相変わらず新聞の紙面では「対立軸」を野党に求めています。

対立軸ではなく「日本をどう良くしていくのか」
これを掲げ、ではその中で政策的にどうなのか？
これを議論する野党も議論させようとするマスコミもいません。

だからこそ国会では野党は政局だけの不毛な「妨害行為」しかしません。

単純に「自民に対抗する勢力を支援する」
という程度でしか相変わらずマスコミは動いておらず、
「反自民」というだけで集まっていた民主党が政権を取り
その結果どうなったのか振り返ろうともしません。

国民の目を誤魔化すような議員、政策は少なくありません。
ですが、それを議論しようという土壌が無い事
マスコミ自身がそういう考えが全く無い事。

このことを私達一人一人が意識しながら
政治に対して客観的な視点を維持していかねばなりません。


さて、韓国と言えばLGの家電が個人情報を勝手に送信していたり
ギャラクシーに標準搭載されているアプリが
実は個人情報収集をしていることが次々指摘されています。

今回は
【「もんじゅ」パソコン、韓国に情報送られた形跡】
日本原子力研究開発機構は６日、高速増殖炉「もんじゅ」（福井県敦賀市）で、当直の職員が使う事務用パソコン１台がコンピューターウイルスに感染し、報告書やメールの内容などが漏えいした可能性があると発表した。

　核物質に関する情報は入っていないという。

　機構によると、セキュリティー会社から２日、「不審な通信がある」と通報を受け、調べたところ、１時間半ほどの間に３３回にわたって韓国とみられるサイトに情報が送られた形跡があった。職員が、部署で許可していた動画再生ソフトを更新した直後、頻繁な通信が行われたという。

　機構は２０１２年末にも、茨城県の本部で職員のパソコン３台がウイルスに感染し、メールアドレスなどが漏えいする問題があった。
（2014年1月6日19時05分 読売新聞）

原子力研究開発機構から
コンピュータウイルス感染による情報漏えいの可能性について
と発表が出ています。

名前が伏せられていますがおそらくGOMプレーヤーのことでしょう。
昨年暮れのバージョンアップ以降
いくつかのサーバに勝手にアクセスしてなにやら送っている
ということは確認されていました。

むしろ研究機関でフリーソフトいろいろと許可している時点でダメでしょう。
機構の中の人のセキュリティ意識が低すぎます。
おそらくアドミニストレータ権限を各ユーザーに普通に与えているのでしょう。
そうでなければ安易にフリーソフトのインストールや更新などできませんから。

韓国製に限った話ではなく、そもそもフリーソフトは
「トラブルとか一切自己責任で」
というものであって単なるタダではありません。
最近は単純にただだからと安易に使うケースが多いです。

個人が趣味でやっているものではないフリーソフトの場合は
そこに何らかの意味があってフリーでやっている事を意識してください。




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