インタビューしていないインタビュー記事

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都知事選は相変わらず殿様陣営が討論会を拒否ってるとのこと。

先日の記者クラブのものも、ニコニコ動画のものもそうですが
細川護煕が逃げたことで討論会がお流れになりました。

細川陣営としてはボロを出さないためにも
討論を回避していく手なのでしょう。

各候補者の政策とその議論を聞くことで
候補者の考え方や政策についてのスタンスなど
より詳しい判断材料が提供されるからこそこうした討論会は重要なのですが、
それから逃げて「細川隠し」をすることによって
知名度先行で票を稼いでいこうという選挙戦略は
東京都の有権者にとって候補者を吟味する材料を得る大きな機会を
「細川陣営の身勝手」で潰されていることになります。

それだけに細川のこの行為は許すべき行為ではないと考えます。

脱成長とか本気で街頭で訴えてたりするのもびっくりですが、
原発ゼロにすることで電気料金を跳ね上げさせて
国内から産業を追いだそうということかと考えれば
ある意味一貫しています。

ただ、原発再稼働阻止って言ったところで、都内には原発などなく、
たとえば柏崎のは新潟県ですし、福島は当然ながら福島県です。

それぞれの県に対して東京都が「俺は再稼働を認めないからな」
なんてデタラメな行為が通用するのなら法律なんて不要です。

それでもマスコミは脱原発を無理矢理争点にしようと必死さを感じます。
そこを争点にできないと細川陣営を選挙に勝たせることができないからでしょう。

なんの権限もないのに辺野古への移設を阻止できるかのように宣伝した
名護市長選挙の時と同じ手法です。
当選してしまえばこっちのものと。
（名護のは大量のプロ市民の住民票移動もあったようです。）

で、東京新聞は選挙に合わせて
「主要候補に聞く」なんて記事を出しているのですが、
トップバッターは東京新聞の最もプッシュしたい人を選んだのでしょう。
宇都宮健児です。
【都知事選　主要候補に聞く＜知りたい＞　（１）宇都宮健児さん　対話集会　年１００回開く】
(2014/1/25　東京新聞)
経済についてまったくあてにならなそうなのでその部分を抜粋します
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　－政策に掲げる福祉の充実に必要な財源はどうするか。

　予算の割り振りで捻出できる。大規模開発に使う三カ年で八千億円の１％でも福祉に充てればかなりの額になる。

　－開発予算の削減は経済を停滞させないか。

　子育て支援のため保育所を造り保育士を雇えば、新たな雇用が生まれる。内需の拡大につながる。
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介護だの子育てだのに予算をあてると言って
麻生政権での景気対策予算を凍結どころかすでに交付された分まで回収し、
公共事業を前年比３割もカットするなどして金をかき集め、
（しかもカットした事を自画自賛していましたし）
それを子供手当などのバラマキに転用していたのが民主党政権でした。

その結果がどうだったか国民は身をもって知っているはずです。
今更同じようなことを言っているので周回遅れという感じがします。


東京新聞のこの「主要候補に聞く」の２回目は田母神俊雄候補なわけですが、

田母神事務所の中の人のツイートより
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なんだか東京新聞が田母神さんにインタビューもしてないのにインタビュー記事を作ったから確認してくれとか変なこと言ってきて閉口中。大川隆法みたいな感じ。
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https://twitter.com/zettonu/status/426618037676937216
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どうやら街頭演説を聴いて、その内容をベースにインタビュー記事をつくったから捏造ではないという主張らしい。想像力たくましいな東京新聞。クリエイティブジャパン。
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というわけで、
田母神俊雄候補本人に直接取材せずに
東京新聞の記者がでっち上げた記事がこちら
【都知事選　主要候補に聞く＜知りたい＞　（２）田母神俊雄さん　組織連携で都民救う】

とりあえず候補者にあまり魅力を感じさせないようにしつつ
東京新聞の記者が無難に仕上げたというところでしょうか。

本人に取材していない以上、捏造記事であることは間違いありません。
東京新聞では取材せずになんとなくそれっぽいだろうと書けば
「捏造ではない」ことになるようです。

ブログ主だって時間を作って取材してるというのに
取材が専門と言ってよい新聞社の記者が取材もせずに書くとは・・・。

こんなことですから、
おそらく今までも当たり前のように取材せずに記事を載せてきたのでしょう。

取材せずに記事を書く新聞。それが東京新聞。
・・・購読している人は取材しないで書かれた記事に金を出している事になりますね。


さて、２４日に通常国会が始まりましたが、
施政方針演説で安倍首相が「責任野党とは政策協議を行っていく」
と言った事について面白い反応が見られました。
【「責任野党」発言が波紋＝民共生社は対決、維み結は協力姿勢】
安倍晋三首相が24日の施政方針演説で、憲法改正などでの連携を念頭に、「責任野党とは政策協議を行っていく」と表明したことが野党に波紋を広げた。昨年成立した特定秘密保護法に反対した民主、共産、生活、社民各党は対決色を強調。一方、与党と同法を修正した日本維新の会、みんなと、みんなから分かれた結いの党は協力に前向きな姿勢を示した。
　民主党の海江田万里代表は記者団に、「首相は昨年の臨時国会を『成長戦略実現国会』と名付けたが、実際は暴走国会になった。今度の『好循環実現国会』も全く違う方向に行く可能性が大きい」とけん制。「責任野党」発言にも「熟議が必要だ」と反論し、秘密保護法廃止法案を提出し安倍政権の姿勢を厳しくただす考えを示した。
　共産党の志位和夫委員長は記者会見で「協力する政党と、対決する政党を色分けし、反対意見には耳を傾けないというのは民主主義を否定する暴論だ」と厳しく批判。生活の鈴木克昌幹事長も「強者の論理」、社民党の吉田忠智党首も「昨年の臨時国会の反省が全くない」と非難した。
　これに対し、維新の松野頼久国会議員団幹事長は記者団に「正しいことは賛成も提案もしていく。集団的自衛権は胸襟を開いて話し合える」と政権との連携に意欲を表明。みんなの渡辺喜美代表も「責任野党のメッセージを歓迎する。われわれと同じ方向の政策には協力を惜しまない」と強調した。結いの江田憲司代表は「われわれも責任野党のつもりだ。国民本位で一致できるものは実現するのが当たり前の対応だ」と語った。　
(2014/1/24　時事通信)

民主党政権の時に、マスコミと民主党が、
民主党の無能を誤魔化し、かつ自民党に責任転嫁するために
「責任野党」と言っていました。
それをきっちりお返しされた形です。

この「責任野党」に反発しているのが民主、共産、生活、社民。

この４会派は「無責任野党」だということを自覚しているようです。
政策協議をどんどん行えばいいでしょう。
この４つは邪魔をすることしか考えていないのでしょう。
政策協議するつもりがない事を指摘され、
「無責任野党」だと言われているものと思い込んでいるとしか思えません。

無責任野党の自覚がある時点で税金泥棒なんで
彼らが大好きな特亜へ出て行ってもらいたいです。

その安倍首相は２５日にはインドへ飛んで
シン首相と経済、安全保障分やで連携を強化することで一致。
また、ニューデリーの地下鉄整備に２０００億円の円借款も決めたようです。
インドの「共和国記念日」の式典に
日本の首相として初めて主賓として出席するのですが、
インド側が首脳クラスは安倍首相しか呼んでいないという特別待遇ぶりです。

１月に入ってからの安倍首相の外交はインド以外にも

・オマーンと安保、経済での協力を確認。
　オマーンのカブース国王から「歓迎」とお墨付き

・日本の首相としては８年ぶりのアフリカ訪問
　コートジボワールに近隣の西アフリカ１５カ国中１１カ国の首脳も集合。
　安倍首相歓迎のために柔道大会「安倍杯」を開催される。
　ウワタラ大統領からコートジボワール功労勲章の最高位勲章である
　大十字型章が安倍首相に授与された　

・スイスのダボス会議ではオープニングセッションの1人目のスピーチを行う。　（日本人史上初）

こんな感じですごかったりするのですが、

・フランスと２＋２を実施。
　積極平和主義を歓迎する旨を口頭どころか文書にされる。
　安保分野での連携強化、
　防衛装備品の開発協力や輸出についての情報交換のための委員会設置で合意。


首相が官邸に引きこもっていて、
ゴールデンウィークなどに一斉に海外視察と称して海外旅行に行っていただけの
民主党政権とは全く違ってせっせと仕事をしています。

働き過ぎなんで多少休みを取りながらでも良いと思うくらいです。


ま、ＴＢＳは相変わらず
【首相発言に海外から批判、日中を“英独関係に例示” 】
(2014/1/23 TBSニュース)

なんて捏造しちゃってます。
捏造ニュースは流した後にすぐに証拠を消すためなのか
同じタイトルの記事がすでに確認できません。

なので本文のところを載せておきます。

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「現在の日中関係は第１次世界大戦前のイギリスとドイツの関係に似ている」スイスを訪問中の安倍総理がこんな発言をしたと各国のメディアが批判的に報じています。イギリスとドイツは激しく敵対し世界を巻き込む大戦に発展したことから不穏当な発言と受け取られたようです。

イギリスのＢＢＣなどのメディアは、安倍総理が２２日、ダボス会議に参加している海外のメディア関係者との懇談で尖閣諸島をめぐる日本と中国の軍事的衝突の危険性について聞かれ、“現在の日中関係は第１次世界大戦前のイギリスとドイツの関係に似ている” という趣旨の発言をしたと報道しました。そのうえで安倍総理は、日中の偶発的な衝突を回避するために防衛当局間の連絡体制が必要と強調したということです。

「第１次大戦のようなことにしちゃならないという意味で今、こう言っているわけですよね。ですから、なぜそんなことにとられたのか全く分からない」(菅義偉 官房長官)

菅官房長官は会見で、安倍総理の発言について「イギリスとドイツは大きな経済関係があったにもかかわらず第１次世界大戦が起きた。そういうことは起こしてはならない」ということであり、「日中に問題があるときは相互のコミュニケーションを緊密にすることが重要だ」と述べたと説明しました。
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海外から批判ではなく「中韓だけが批判」です。

記事中で書かれているＢＢＣのくだりも「批判」と呼べる内容でしょうか？
ＢＢＣの記事をぱぱっと見てみると批判ととれるようなものは見受けられません。

ただし、「俺日本人だけど　～中略～　日本人は軍国主義者の安倍を排除したがってるんだよ」
なんていう在日お得意のなりすまし嘘コメントが散見されましたが。

「海外から批判されている！」と捏造してそれを元に官房長官に質問をするＴＢＳ。

インタビュー記事を創作した東京新聞と大差ありません。

本当に日本のマスコミがなぜ「ゴミ」と呼ばれているのか
彼らは反省する気など全く無いのでしょう。




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