責任逃れ

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最近TPPにしても他の外交にしても
新聞がろくに取材しないで記事を書いて大ハズレになることが多い気がします。

オバマ来日に際しても来日前は安倍内閣にはほとんど実の有る話にならない
的なことを言っていたのですが、
いざふたを開けてみたら
オバマに尖閣は日米同盟の範囲内であることを名言させました。
マスコミにとっては予想が大ハズレになったわけですが、
最近のマスコミはろくに取材をしないで
本人の憶測で書いてはずしまくっているように思います。

WILLの花田紀凱編集長は以前、マルコポーロという雑誌をやっていました。
アウシュビッツに疑問を呈する記事を書いたら
ユダヤ団体の圧力によって廃刊に追い込まれましたが、
このときにわざわざ花田氏を取材に行ったのが浜田敬子さんだったとのこと。
そんな人が4月にアエラの新編集長に変わったものの
結局「特亜マンセー」「日本人は特亜の言う事を聞け」
という方向でしか記事を書かない反日自虐史観を軸にした
アエラの誌面の作りは変わっていないと花田紀凱氏が嘆いています。

戦前や昭和のころの朝日新聞は
周りの空気を見て平気で書く方向性を変えるところがあったのですが、
今や反日馬鹿が幹部や編集委員になり、
そうした方向転換すらできない状態に陥ってしまったのだなと思います。

オバマが寿司を半分残したというのもまたマスコミの病気で
向かいの焼き鳥屋の店主が「次郎の店員に聞いた」として
言っているからとこぞって記事にしたのです。
（要するに最初から間違っていても焼き鳥屋の店主のせいにできる）
次郎の店員が客の情報を平気で流すとも思えませんし
テレビカメラなどが大量に来て
商売の邪魔になってたであろう焼き鳥屋からすれば
文句の一つも言いたくなるかもしれません。

マスコミ自身が「真偽の怪しい情報」を常に流すために
いざというときに自分達に批判の矛先が向かないように
逃げ道を用意する事から始めるのが常態化してしまっているので
嘘を垂れ流す事までが常態化したと見るべきではないかと思います。

そのため、今のマスコミには民主党政権がなぜ失敗したのか、
まともに分析できている記事等は見たことがありません。

民主党政権がなぜ失敗したかと言えば
「第一に自分に責任が来ないようにすること」
を常に考えて立ち回っていたからだと思います。

豊浜トンネルの崩落事故のとき、
自民党政権は通常の救出作業を諦め
いつまた崩落するかわからない岩盤を除去する事を選びました。

一方、韓国の沈没船ではあまりのぐだぐだな対応への批判に対し、
パククネは自身の責任回避を図るために
船長らを人殺しと批判し、挙げ句に首相を辞任させました。

どう考えても自分の政権の首相に詰め腹を切らせる場面ではありません。
でも簡単に辞任させてしまうあたり、
日本の民主党政権と全く同質のものを感じます。

民主党政権でも菅直人や枝野幸男、細野豪志らの情報隠蔽
そして東電への責任転嫁もひどいものでした。

ですのであえて目立っていない北沢元防衛大臣の件に触れておきます。

東日本大震災発生当日の21:40に
官邸からの緊急輸送の要請があり、
東京へ急いで戻る途中だった東電の清水社長を載せた自衛隊機が
離陸15分後に突然Uターンの指示を出されて戻された件です。

時系列で並べれば
21:40　官邸から清水社長の東京への輸送を指示
22:30ごろ　SPEEDIの情報が官邸にFAXで届く
23:45　清水社長を乗せた自衛隊機に突然Uターンの指示
0:15　枝野官房長官会見　早朝に菅直人が福島第一をヘリ視察する旨を発表

このときのSPEEDIの情報は民主党政権によって
隠蔽されていたことは有名ですが、
のちにこれが国会でばらされ、
まさにこの22:30ごろに受け取っていたSPEEDIの情報では
菅直人が視察すると発表した時間帯は
真西から東へ風が吹くことで東側に放射性物質が飛散する
という予測になっていた事がはっきりしています。
そして菅直人を載せたヘリはその福一のまさに西側を通りました。

菅直人がヘリ視察をする際は
下村健一が記者クラブが用意したカメラを渡され
そして菅直人の勇姿を撮るために同乗していた事もはっきりしています。
（当時の首相補佐官だった寺田学氏が語っている）

自衛隊の隊員が勝手にUターンの判断などするはずがなく
大臣からの指示があったことは容易に想像が付きます。
（離陸したばかりだと大量の燃料を積んでいるはずで、すぐに着陸というのも危険）

ところが北沢は国会でこうしたことを追及されると
「当時の担当者を処分しなければならなくなりますがそれでよろしいか？」
と平気で言っていました。

北沢にとっては自分が責任を取るのではなく
自分の部下であるはずの自衛隊の隊員達の首を切れば良い
という責任回避が真っ先に出てくるのです。

民主党政権が自衛隊の情報保全隊員を
自民党など野党議員の監視に使っていた事が発覚した件でも
同じ事を言っていました。

明らかに異常な物言いであるにもかかわらず
これを批判したマスコミは結局一紙たりともありませんでした。
（情報保全隊の私的利用については国民に知られたらまずいので報道すらしてませんでしたけど）


日本の民主党政権が失敗したのは徹頭徹尾
「まず俺たちに責任が降りかからないようにする」
という所から思考を開始していたからです。
責任を取る人間がいなければ誰もが自分が責任を負わされたくないので
政策をまともに進めることなどできようはずがありません。

翻って見れば、
日本のマスコミもまた同じであろうと思います。

そのくせに若い記者には自分達のイデオロギーに即した記事に書き換えさせ
逃げられないように署名記事にさせたりしているようです。
責任をけして取らないくせに
立場を利用してその権力を濫用する事が「当たり前のこと」
になっているマスコミですから、
民主党政権の失敗をまともに分析できないのも、
自分達の記事がハズレまくっているのも
当然の結果なのではないかと思います。

さて、韓国では今度は地下鉄の事故で大量の負傷者が出ていますが、
こちらの韓国日報の5月3日の社説を見るとすごいことが書いてあります。
一部抜粋します。
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事故は昨日の午後3時32分、ソウル上往十里駅から蚕室方向に向かう地下鉄2号線の列車が前に停車していた列車に突っ込んだ。 前にいた列車は、停車位置から外れて停車しており、追突した列車は制動装置が正常に動作しなかった。 列車運行管制も正確に行われなかったものと思われる。 客車二両が脱線し、乗客は客車を出て、線路に沿って徒歩で避難した。

地下鉄事故が頻発している。 去る3月以降、今回がもう6回目だ。 先月3日にも、人命被害はなかったが、漢城大入口駅から始興車両基地に行ったソウル地下鉄4号線回送列車が淑大入口駅三角区域の間で脱線した。
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2ヶ月の間に6回も脱線等の事故が起きているってものすごい事なんですが、
責任を逃れるためでしょうが、

こんなことを言っちゃっている画像を見たのである意味納得。

空も海も地上も地下も全ての交通機関が危険。
しかも何も無いのに事故を繰り返して停止しまくっている原発有り。

そういうところへ修学旅行を強行する学校は頭が狂っていると思います。
イデオロギーとかそういう以前に「交通機関の安全性が極めて低い」
そんなところへ学校の都合で無理矢理生徒を連れて行くのは
非難されて当然だと思います。


そういえばなぜか放射脳の人達は韓国の原発には何も言わないんですよね。
孫正義なんて韓国の原発マンセーしちゃったし。

はっ！そういえば雁屋哲も「のりこえねっと」（しばき隊のお友達）の共同代表だった。
ふむ・・・なるほど。





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