菅直人がいまだに国会議員である恥

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まずはこちらのニュースから。

【福井地裁前ではしゃぐ「菅元首相」、路上で騒ぐ反原発原告団…「大飯原発差し止め判決」平日白昼の異様光景に地元住人は冷たい視線】
(2014/6/2　産経新聞　より抜粋)
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　「原告の運転差し止め請求を認めたことは、今後にとっても非常に大きい意味を持つ。画期的な判決だ」

　判決直後、地裁前に姿を見せた菅氏は、数十人規模の報道陣を相手に身ぶり手ぶりを交えながら熱弁をふるった。両脇には警護にあたる屈強なＳＰらが目を光らせている。もみくちゃの中、ろくにメモを取ることもできない。ボイスレコーダーを携えて菅氏の声を押さえながら、表情をつぶさに観察した。

　菅氏が地裁に姿を見せるとの情報が飛び込んできたのは、前日２０日のことだった。東京都内の菅氏の事務所から、県政記者クラブに１枚のファクスが届いた。そこには、菅氏が地裁で判決を傍聴し、報道陣の取材にも応じる意向が書かれていた。ただし、こんな条件も添えられていた。

　「勝訴判決が出た場合のみ…」

何をもって勝訴となるかは個人で異なるが、「脱原発」が持論の元首相だけに「原告の請求が認められた場合」と解釈した。事実、原発再稼働を認めない判決が出たことで、菅氏は報道陣の前に現れた。

　もし「敗訴」なら、現地に足を運んでおきながら面目は丸つぶれだったに違いない。得意げに語る菅氏の姿を見ながら、そんな思いが胸をよぎった。
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福井地裁のあの判事は定年間際でありながら
高裁などに行く事もできずに
福井地裁でくすぶっているのは
その通りろくでもない裁判官だからです。
で、プロ市民団体はそのろくでもない裁判官を引き当てるまで
またしても訴訟を起こしては取り下げるというのを繰り返したのでしょう。

ですがブログ主がこの記事を取り上げたのは
菅直人という人間のクズさをよく表しているエピソードだと思ったからです。

「勝った場合だけ取材に応じる」

「四列目の男」の渾名は伊達じゃありません。
学生運動をやっていたときにとにかく学生を煽りまくっておきながら
必ず自分は4列目以降に引っ込んでデモを行う。
逮捕されるとしてもせいぜい3列目までなので
自分だけは逮捕を逃れるためでした。

学生運動のときにこれはやばそうと感じると「俺みんなの弁当買ってくるわ」
と言って姿を消していたために「弁当屋仙ちゃん」と呼ばれた
仙谷由人を官房長官に抜擢したのはやはり気が合う物があったのでしょう。

そのときから菅直人は悪くはなりこそすれ
少しも成長はしていないと思います。


菅直人が厚生大臣の時に得点ほしさに
先走ってかいわれ大根を大腸菌の発生源だと発表し、
かいわれ農家には自殺まで出しました。

そして、その誤報を誤魔化すために会見の場でかいわれ大根を食べる
という無意味なパフォーマンスを行ったわけですが、
その後、生き残ったかいわれ農家などから国家賠償訴訟を起こされ
当然ながら国が敗訴し約2290万円の賠償金を国が支払う事になりました。

菅直人のパフォーマンス優先のやり方によって
無駄が作られたわけです。

のちに野党議員、菅直人として諫早干拓門工事の現場に
テレビカメラとともに現れ
「誰の許可でこんなことをやってるんだ！！！」
と工事業者に噛みつくパフォーマンスを行いましたが、
自身が厚生大臣の時に工事の閣議決定に署名していました。

そして首相になってからは
諫早干拓門工事で国側敗訴の判決が出ると
菅直人は農水大臣にも相談せずに上告せずに敗訴受け入れを決めます。
（更迭されたくなかったのか菅直人に抗議せずに従った鹿野大臣の程度もこれでわかる）

諫早干拓門の件は過去に
こちらの記事
にて取り上げましたが、
漁獲高減少は諫早干拓門を閉めるより10年は前から明らかに減少しており
漁獲高の減少が干拓門のせいであるというのはかなり難しいと言ってよいでしょう。
ですが、福岡高裁の判決はそういう事を考慮せず
「干拓門を開けて調査せよ」
という非常に乱暴なものでした。

現状で干拓門を開けば淡水化した門の内側の水がヘドロとともに
諫早湾に流れ込み、
また門の内側の農地には塩害が発生するでしょう。

ところが日本のマスコミは
公共工事＝絶対悪（とくに朝日）
として報じる事が当然の方針のようになっており、
この諫早干拓門についてはその象徴として報じられました。

そのため、度重なる冠水や塩害などについて
ほとんどまともに報じられておらず、
漁獲高が減ったのは干拓門のせいだ！
という一部漁民の一方的な主張のみが報じられました。

そもそも1982年に一気に漁獲高が伸びた翌年から
明らかに漁獲が減っている事からして乱獲が原因の一つにあると見るべきでしょう。
失礼ながら、そういう自分達の責任も転嫁できるから
自分達の後ろめたさも誤魔化せるこの訴訟に乗った
という人も居るのではないかとすら思います。

結局、菅直人が福岡高裁のトンデモ判決を受け入れた事で
開門をするしかない方向へ動いてしまっていますが、
下手に開門をした方が被害が金額的にも大きいため
その後の野田政権でもこれを放置してきました。

そこを狙って今度は「開門しないなら罰金払え」とやられたわけです。

逆に開門をされると農地が潰され塩害や冠水の被害が再び発生するとあって
長崎県側の住民が「開門するな」訴訟を起こしました。

そして開門をしてもしなくても日々国が罰金を払わされる
という状態に陥りました。

これもまた菅直人が己のパフォーマンスしか考えないことによっておきたものです。

ただ、菅直人としては、
情報源が基本的にテレビなので
（これは菅直人に限らず民主党議員全体に言える事ですが）
テレビが垂れ流すことをそのまま受け取り、
それが政策になってしまうために
実情を把握することもせずに「テレビでこう言ってたんだから間違いない」
と今でも菅直人は正しい判断をしたのだと思っているのかもしれません。

そして福島第一原発爆破もそうですが、
あれも支持率一発逆転を狙った菅直人のパフォーマンスの結果でした。

肝炎訴訟についてもそうですが、
3兆円はかかるとされたB型肝炎訴訟の和解案を受け入れ
謝罪するパフォーマンスを行いましたが、
財源については考えもせず、
最終的に増税で財源をまかなう方針を発表しました。


立てば国難　座れば人災　歩く姿は風評被害

菅直人の事を揶揄したこれは事実だろうと思います。

そして決して忘れてはならない事実ですし、
菅直人を当選させ続けた事がこの原因であると指摘しなければなりません。




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