石破の器を見るちょうどいい機会

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まずは石破茂の話題から。

【石破氏、安保相固辞へ…週明け首相と会談】
自民党の石破幹事長は２２日、安倍首相が９月の内閣改造で新設する安全保障法制担当相への就任要請を固辞する意向を固めた。

　石破氏は週明けに首相と会談し、こうした考えを伝える。

　石破氏は２２日、安保担当相について周辺に、「首相と１００％考えが一致する人がやるべきだ。自分が政府に入って一心同体でやるのは難しい」と述べた。首相は石破氏が安保担当相を固辞した場合、無役とする考え。党内で一定の支持を持つ石破氏が内閣と距離を置くと、首相の政権運営が不安定になる可能性がある。

　政府は７月に集団的自衛権の行使を限定容認する新見解を決定し、来年の通常国会で関連法を改正する方針だ。石破氏は、集団的自衛権の行使全般を認める国家安全保障基本法を制定すべきだとの持論を主張している。
(2014/8/23　読売新聞)

つい先日はどんな役職でも受けると言ったと報じられてたんですが
仮にこの報道が事実とすれば
（どのみち人事が発表されれば結果がわかりますが）
所詮は石破だなと言うしかないと思います。
これで彼の野望もおしまいでしょう。
彼と彼の派閥に入って美味しいところを貰おうと思ってる議員は
そう考えていないのでしょうけど。

以前から石破は大事なところで後ろから撃ってくる人物だと
このブログで書いてきました。
役職を拒否するのは、
来年9月の総裁選に向けて動き回るために
総理になる野心を最優先するという判断でしょう。

来年の通常国会は集団的自衛権行使についての法案が出てくる事になり
大いに揉めるでしょう。
日本に自衛させたくない反日議員達がマスコミと結託して
大キャンペーンをやることは必至ですから。

どれだけかと言えば、
たかが閣議決定（法案すらこれからなのに）したというのに
マスコミは連日「戦争になる」だの「殺しに行く」だの
とにかく不安を煽って安倍政権の支持率を下げさせようと
特に朝日新聞は新聞ではなくキチガイが叫んでるのと変わらない状態です。

またスパイ防止に役立つ共謀罪法案も
民主党が拒否しているため来年の通常国会
もしくは臨時国会での重要なテーマとなるでしょう。

また、中国共産党も国内の不満、景気退潮がさらに進むわけですし、
そうなれば尖閣へ大量の漁船を繰り出して
そのまま上陸させて「人民保護」の名の下に軍艦を派遣するかもしれません。
実質的な占拠ですが、
パンダハガーのケリーを筆頭に中共に阿るオバマ政権が
これにまともに動いてくれるとは思えません。

尖閣を取れば実質そこから西側は中共が押さえることになります。
エネルギー輸入だけではない
日本の生命線であるシーレーンを押さえることができ
日本の生殺与奪を握ることになるでしょう。

尖閣とはそれほどまでに大きいのです。

そして中共は日本が集団的自衛権について法整備を進める前に
今より少しでも自衛隊による対応法整備が進むより前に
手を出して来ようとするでしょう。

来年は今年よりもさらに安倍政権にとっては難局を迎えることになります。
そういう苦しい中で後ろから撃つ選択をするのが石破茂
ということになるでしょう。

石破はそもそも人望が無いのですが、
総理在職中の総裁を追い落とすという筋の通らない事をやろうとすれば
かえって党内に敵を作ることになると思います。

石原伸晃は自身の中身の無さも目立ちましたが、
古賀誠、山崎拓らをバックに谷垣下ろしという筋の通らない事をやりました。

しかし、それによって古賀派から谷垣支持の議員が離脱して派閥縮小。
古賀誠は議員引退を余儀なくされました。
山崎派も実質的に派閥の核となっていた甘利明が離脱し
あとは衰退していくだけの派閥となりました。

今度はそれが現役の首相を引きずり下ろす
という事になるわけで余計に筋の通らないやり口になります。

きちんと我慢して支えるべき時期に支えようとせず、
好機と見て後ろから撃つ準備を優先する石破。
石破がきちっと党内に広く敵を作らないように根回しができるのなら
党内は治まるでしょう。
ですが石破はそういう根回しができませんし、
いざというときに逃げ出すタイプですから
（だから一度小沢についていって自民から抜けているわけで）
本当に役職拒否をするのであれば
石破にとって総理になれる最後のチャンスは前回の総裁選だった
ということになると思います。


さて、お隣、人治国家の韓国では
【産経ソウル支局長の聴取終了】
【ソウル共同】産経新聞がウェブサイトに掲載した朴槿恵韓国大統領の動静に関する記事が朴氏の名誉を毀損したと告発された問題で、ソウル中央地検に出頭した加藤達也・同紙ソウル支局長（４８）は１８日夜まで、約１０時間にわたり事情聴取を受けた。

　地検関係者によると、地検は記事の作成経緯や記事内容の具体的な意味などについて加藤氏の立場を聴取した。さらに事情を聴くため、あと１回ほど出頭を求める必要があるとしている。

　同関係者は「検察はあらゆる予断を排し、法と原則に基づき事件の捜査を進めている」と述べた。

　韓国メディアは加藤氏の出頭の場面を取材し、高い関心を示している。
(2014/8/18　共同通信)

セウォル号の沈没事故の最中に7時間も連絡が付かない時間があり
男と密会していたのではないかと
韓国で韓国内の新聞や雑誌などで指摘されている事を
朝鮮日報などの記事を引用して紹介する記事を産経新聞が書いたところ

韓国政府は産経新聞に記事の訂正と謝罪を要求。
（でも韓国政府は噂を流している韓国内のメディアには一切文句を付けていない）
これを産経が拒否すると韓国は外務大臣が
日本政府に直接この産経の記事の撤回を要求。
当然日本は言論の自由がありますので岸田外相は話を聞いただけで何もせず。

そこで韓国政府はこの記事を書いた産経新聞のソウル支局長である加藤氏を
出国禁止にしました。
そして韓国政府は検察を使って直接加藤氏に圧力をかけています。

事情聴取と言いながら10時間ですから尋常ではありません。
そしてまた事情聴取をすると言っています。

小沢一郎の西松との癒着問題や
政治資金収支報告書に4億円の収入を記載せず
毎年4億ずつの金が小沢の隠し金として積み上がって行っていた件で
検察の取り調べを受けた件では
日本ではマスコミの御用コメンテーターや民主党などは
「国策捜査だ」と連呼しました。

いま韓国では露骨に政府が司法までを使って言論弾圧を行っています。
ところがこの件で韓国を批判する言説は
日本の新聞では見られません。

日頃は自分達の捏造報道への批判などには
言論の自由だと言っておきながら
韓国で日本の記者が言論弾圧を行われている事については問題としない。
日本のマスコミお得意のダブスタですね。

韓国は法治国家ではない

このことは間違いありません。

韓国は日本からの旅行者が大幅に減って困っており、
日本からの旅行客を呼び戻そうとやっていますが、
国民は反日、反日なら何をやっても良いとされる民度。
韓国で犯罪に巻き込まれた場合に日本人は守られない。
日本国民の安全を保証できない反日の国。法律も守られません。
こんな国に旅行に行くなんてバカとしか思えません。




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