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2014年 09月 15日
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![]() 人気ブログランキングへ ---------- ここから先を読んで頂く前に 12日の当ブログの記事 朝日にリークしたのは誰か? をお読みください。 そして頭の隅っこにちょっとだけ置いておいてください。 いわゆる朝日新聞が内容を捏造した吉田調書ですが、 政府が調書を公開したのは吉田所長だけではありません。 菅内閣の担当閣僚などの調書もありました。 菅直人とは割と付き合いが長い池田元久経産副大臣の調書より。 ----- 池田元久 それでいよいよ菅さんが来ました。私が発表したわけではなく、メモランダムを書いてずっとフォローしている記者がいたから、それがまじめなドキュメントの記事として発表するというものですから、それはやはり後々のために必要だと思って出しましたら、何と菅が怒鳴りまくってた事だけ書いてあるわけです。非常に遺憾なのですが。だけど、その内容は客観的な事実なのです。 後でそれを否定したようなあれが新聞に出ていますけれども、全く客観的な事実で、私だけが感じたことではなくて、みんなその場にいた人は感じて、ちゃんと裏をとってあるわけです。非常に強烈な印象ですから。 菅とは私はずっと付き合いがあってよく知っているわけです。寺田補佐官とかよりはるか前から知っているわけです。ずっと一緒にやってきて。イラ菅で有名ですが、この日は特別なものがあって、かいつまんで言うと、バスに乗り込んだら、私はバスの配置を決めておいて、武藤さんと並んで座ってもらったら、いきなりそこで怒鳴りつけて、何が何だかわからない。とにかくベントだと思うのですが。 今度は免震棟に入った。そこに交代勤務だと思うのですが、作業員の人が大勢いた。中には上半身裸というか、除染などの人だと思うのですが、大変だなと思ったのです。その前で菅は何と言ったかというと、何でおれがここに来たと思っているのだと言ったのです。これには私はあきれました。 武藤や寺田に言うならまだしも、一般の人の前で言ったので、イラ菅にしても今日はひど過ぎるなと思って、秘書官なんかもみんなびっくりしたと思うのだ。 ~中略~ 菅の態度については、大変遺憾だと思うのです。特に民間人に、「一体何のためにおれがここに来たと思っているのだ」、これは本当に呆れて、私は寺田に出がけに、寺田もこの世界では新人みたいな人ですから、寺谷「総理を落ち着かせろ」と。文章には、落ち着かせろと私が言ったら偉そうだから、落ち着いて何とかと書いてありますが、落ち着かせろと言ったのです。寺田は黙って聞きますよ。それは私と彼の関係だったら。 副大臣といえども内閣の一員ですから、審議官とか武藤とか副知事には申し訳なかったと謝った。それぐらい大変な激昂でした。 僕は人を後ろから鉄砲で撃つのは嫌いだから、菅さんにもこの文章を渡しました。ただ、非常に遺憾なのは、打ち消しにかかって、あの日以外はほとんど冷静だったと朝日の記事で言わせたり。 ----- このあと、どうやら菅直人のキレっぷりとその後の自己正当化 (を朝日に記事にさせていたこと) についてさらに突っ込んで語ったようなのですが、 黒塗りにされていて読めませんでした。 一般に公開するのははばかられる次元の内容だったのでしょう。 で、ここで菅直人の調書から抜粋します。 ----- 質問者 総理が現場視察を判断されたということで朝、行かれたわけですけれども、結局、別の方がおっしゃっておられて免震棟に入られたときに、作業員がたくさん来られたと思うんですが、引用しますと「何で俺がここに来たと思っているんだ」ということをおっしゃられたということなのですが、どういう意味でおっしゃられたのか。ですから、今の現地のやっている担当者との意思疎通を図りたいという意味のご発言だったのか教えていただければと思います。 菅直人 率直に言うと、それを言われたのは池田副大臣なんですが、若干私の意図と勘違いを。私の意図はですね、ヘリコプターを降りまして、バスで免震棟に入って、免震棟の入り口は二重ドアになっていますから、入ったらすぐに何か知らないですけれども、そこにいた人に並んでくださいと言われたわけですよ。並んでくれと。だから、私も一瞬何か手続きがあるのかなと思って並んだら、だんだん前の日とがいなくなって、私が一番前に行ったらこうやって一生懸命、簡単に言うと計測するわけですよ。ですから、私はそんなので来たんではないんだと。所長に会いに来たんだと。だから、一般作業員と一緒になっているわけですよ。そういう場面です。 質問者 わかりました。そういうコンテクストですか。 菅直人 ですから、私は彼の書いたものを読みましたけれども、私も行くまで、その建物がそういう作業員がたくさんいるなんて勿論知らないわけですよ。会議室が何かある、あるいはどこかと思っていたんですが、実際に会議室はあったんですが、入った途端に並んでくれと。そういう一般の作業員が作業をして、帰ってきて、線量を測っているということで来た仕事ではないんだという意味で言ったんです。それをちょっと彼は離れていて、何が私がそこでまた怒鳴って何とかしたとか言っていましたけれども、私の趣旨は、まさにそういう物理的状況なんです。 ----- ブログ主が最初読んで不思議におもったのは なんで池田元久の発言ということを隠して質問したのに 池田元久の発言で、池田元久がどういう発言をしたのか 詳しい内容まで知っているような受け答えができるのか? この点です。 池田元久への聴取は2012年2月9日、 菅直人への聴取は2012年4月3日です。 聴取を行ったのは政府事故調でした。 このときの事故調査委員会は4つありました。 一つはこの聴取を行った 政府事故調。 二つ目は民間事故調(理事長は船橋洋一) 三つ目は国会事故調 四つ目が東電による事故調です。 そして政府事故調は菅直人らが作ると言って作った上に 10人の委員そのものが菅直人が指名した人達です。 そして案の定、政府事故調が出した結論は 災害が重なるなどして様々な要因が複合的に存在した。 と、責任はあいまいにするものでした。 国会事故調は 政府事故調は報告が出る前からお手盛りの報告になるだろうとして 国会の方で委員を選んで作った形です。 国会事故調の報告では自然災害ではなく人災だと結論づけています。 菅直人の聴取内容を読めば 池田元久への聴取記録が予め菅直人に漏れていた。 と見てよいかと思います。 菅直人と池田元久、どちらの主張が信用できるか? 答えは皆様に問うまでもないと思います。 池田元久の説明では、 菅直人がお得意のイラ菅状態になっていて怒鳴り散らしていた事。 そしてその後に菅直人が自身の行動を誤魔化すための記事を 朝日にかかせていたと言っています。 菅直人とその側近達の主張が国会の内外で質問される度にブレまくり、 菅直人、枝野幸男、海江田万里、寺田学と それぞれの言っている事がどうも一致しない部分として 「東電全面撤退」 というものがあります。 2011年3月17日の読売の記事から ----- 【政府と東電すれ違い、作業員退避巡り押し問答】 東日本巨大地震で被災した東京電力福島第一原子力発電所(福島県大熊町、双葉町)の事故を巡り、政府と東京電力にずれが生じている。 政府と東電による「福島原子力発電所事故対策統合本部」は、菅首相が本部長だが、首相官邸ではなく、東京・内幸町の東電本店に設置され、海江田経済産業相や細野豪志首相補佐官が常駐することになっている。政府は海江田氏らを「東電に対する事実上の『お目付け役』だ」と位置づけており、不信感の根強さが透けて見える。 14日に起きた2号機の燃料棒露出を受けた対応でも、両者はすれ違った。 14日夜、東電の清水正孝社長と枝野官房長官、海江田氏が電話で連絡を取り合った。政府側は「燃料棒露出を受け、東電側が作業員全員の撤退を申し出てきた」としている。これに対し、東電関係者は「一時退避はあっても、撤退ということはありえない」と反論する。 政府側は、作業員が全員退避すれば原発の制御は不可能になると受け止め、「事態を沈静化させることは可能だ」として引き続き作業にあたるよう求めたという。清水社長は15日午前4時過ぎという異例の時間に首相官邸に駆けつけ、首相と対応を話し合った。この点についても、東電関係者は「首相に呼ばれた」とするなど、主張は大きく食い違ったままだ。 社長が引き揚げた約1時間後、今度は首相が東電本店を急きょ訪問した。「撤退などあり得ない。覚悟を決めて下さい。撤退した時は東電は100%潰れる」と部屋の外にまで響き渡る声で幹部に迫った。 首相と16日、首相官邸で会談した笹森清内閣特別顧問によると、首相は「福島原発が最悪の事態になった時には東日本がつぶれることも想定しなくてはならないが、(東電は)危機感が非常に薄い。自分は原子力には詳しいので乗り込んだ」と語ったという。一方で、自民党の石破政調会長が「日本の最高指揮官が現場に行って実情を知悉ちしつしないまま発言するのは差し控えるべきだ」と指摘するなど、首相の過剰反応だという見方も出ている。 首相の訪問直後の15日午前6時過ぎには、2号機で大きな爆発が発生した。現場の判断で原発内で作業していた東電社員や関係企業の約800人のうち約750人の退避が決まったが、約50人は注水作業などのためにとどまった。 「東電はじめ関係者は、原子炉への注水に危険を顧みず、全力で取り組んでいる」 首相官邸に戻った首相は一転、東電の対応を評価するメッセージを発表した。 不信感から生まれた対策本部だが、16日には本部に集約した情報を基に自衛隊ヘリによる注水方針が迅速に決まるなど、プラスの側面もあった。政府は今後も、事故が深刻化した場合に作業員を含む国民の安全をどう確保するのか、高度な判断を迫られることになる。 (2011年3月17日06時59分 読売新聞) ----- 自称・原子力に詳しい菅直人が 「東電の全面撤退を阻止するために東電本社に怒鳴り込んだ」 と言っていた件です。 菅直人が自らの辞任ほのめかし詐欺によって党内からも信用を失って 首相を辞めざるをえなくなり、 辞任したあとの2011年9月の段階でも 東電との主張の食い違い、菅直人らの供述のブレで この話はグダグダし続けていました。 ところが2011年9月に政府事故調とは別に民間事故調が設置されると 元・朝日新聞主筆の船橋洋一理事長率いるこの民間事故調は 菅直人が東電へ乗り込んで怒鳴り散らした事を 「東電側に覚悟を迫った」と菅直人側を肯定的に評価しています。 そして朝日新聞は朝日新聞紙上で連載させた「プロメテウスの罠」 において「東電側が全面撤退を言い出してきた」 と全面的に菅直人の主張に沿うようにストーリーを書きました。 東電はこの朝日新聞の「プロメテウスの罠」のストーリーについて 【朝日新聞朝刊連載「プロメテウスの罠」について】 平成24年2月9日 東京電力株式会社 朝日新聞朝刊「プロメテウスの罠」において、当社幹部が、福島第一及び第二原子力発電所からの撤退を明言したという記事が出ておりますが、そのような事実はございません。 また、当社社長(当時)の清水が官邸に呼ばれ、撤退しないことを了承したとされておりますが、当社は、福島第一及び第二原子力発電所からの全員撤退を考えたことも、申し上げたこともなく、3月15日午前4時30分頃に清水が官邸に呼ばれ、菅総理から撤退するつもりかと問われた際にも、清水は全員撤退を考えていない旨回答しております。 このことについては、菅総理ご自身も、国会で複数回、答弁されているところです。 ○国会 参議院予算委員会での菅総理発言例 (H23.4.25) 「つまり、15日の段階で少なくとも私のところに大臣から報告があったのは、東電がいろいろな線量の関係で引き揚げたいという話があったので、それで社長にまず来ていただいて、どうなんですと、とても引き揚げられてもらっては困るんじゃないですかと言ったら、いやいやそういうことではありませんと言って」 以 上 と、プロメテウスの罠に書かれたような事実はないと公式に否定しています。 ですが朝日は自社のWEBRONZAでも 【福島原発「悪魔のシナリオ」回避で菅直人氏の役割を検証・再評価すべきだ】 (小此木潔 朝日新聞編集委員) 【東京を救ったのは菅首相の判断ではないか】 (竹内敬二 朝日新聞編集委員) 自分の所の編集委員に 「東電の全面撤退を阻止した菅直人」「東京を救った菅直人」 という事を書かせています。 朝日新聞が執拗に 「東電全面撤退。それを阻止した菅直人」 という話にしようとしていることがわかります。 ところが、国会事故調査委員会では 菅直人ら官邸側の「東電が全面撤退させてくれと言ってきた」との主張を 「官邸の方の勘違い」ではないかとしています。 以下のリンク先の46分あたりからその説明をしていますが、 http://www.ustream.tv/recorded/23776648?utm_campaign=JPER&utm_medium=FlashPlayer&utm_source=embed ・撤退を決めるのは清水社長ではなく現場の炉の管理者と決められている ・そもそも全面撤退を決定した事実はない ・14日は炉の対応に追われていて何名退避させるかなど決められる状態になかった。 ・最初に東電側からの電話に出た海江田が「東電が全面撤退をする」と勘違いした可能性が高い ・現場では70人が現場に残ってそれ以外を退避させる案が決定された。 ・70人を現場に残して退避という計画が決定されたのは清水社長が官邸に呼ばれる数時間前ですでに吉田所長と電話で内容について確認しており、 官邸に呼ばれた際には全面撤退などと言うはずがない。 と、「東電の全面撤退を阻止した英雄菅直人」 という朝日新聞のストーリーを全否定する内容となっています。 せっかく、プロメテウスの罠、民間事故調、WEBRONZAと、 朝日新聞が持っているルート全てで 「東電の全面撤退を阻止した菅直人」 というストーリーを広めようとしていたのに 国会事故調の「官邸側の勘違い」という結論は誠に都合が悪い話です。 国会事故調がこの論点整理をしたのが五月末ですが、 朝日新聞は直後に 「国会事故調-何を解明したいのか」 と題を付けた社説を書いて国会事故調をきつく批判しています。 そして、すぐにWEBRONZAで 【菅直人氏インタビュー(上)】 東電は全面的に撤退するという話だった - WEBRONZA から合計3回になる菅直人のインタビュー記事を載せて 「東電が全面撤退しようとしたのを俺が阻止した」 というストーリーを菅直人自らに語らせました。 そして 【東電首脳部、やはり実質「全員退避」を考えた?】 (小此木潔 朝日新聞編集委員 2012/6/22) 【原発事故調。「事故がどう進んだか」を突き詰めなくていいのか。】 (竹内敬二 朝日新聞編集委員 2012/6/4) 【お粗末きわまりない国会事故調】 (大鹿靖明 朝日新聞経済部記者 2012/6/22) と、自社の編集委員と記者を使って国会事故調批判を書いています。 上記の竹内敬二の書いた記事から一部を抜粋してみましょう。 ----- 5月28日の国会事故調後の記者会見。記者たちから、次のような厳しい質問を受けた。「すでに知られていることの事実の確認のような質問が多く、過去の事故調査やさまざまなリポートの内容を上回るような新しい事実を発覚するような調査になっていないのでは」「東電に菅さんが行ったときに話した内容(後で詳述)が出てこないのは不自然だという声が今日の委員会の中ででた。この委員会は強制権があり、第三者的に不自然というのではなく、強制権を使えば調べられるのではないか」。黒川委員長の答えはあいまいなものだった。 結局のところ、事故調が最終報告をまとめる時期は近づいているが、内容は深まっていないように思える。ここまでの調査をみると、先に報告書を出した民間事故調が提示した「東電の全面撤退問題」「菅首相の過剰介入」などのさまざまなテーマの後追いをやっている雰囲気が強い。 メカニズム面でいえば、少なくとも次の2点が解明されなければならない。 ~中略~ 三つめは、3月15日未明の「東電撤退問題」について、「いった、いわない」で終わらせず、事実を明らかにすることだ。 菅首相は東電の撤退問題が出たあと東電に乗り込み、約200人を前に「撤退は認められない」と演説した。東電が持つその時の画像から音声が消えているという。これについて、黒川委員長が「不思議なこと」と感想を述べたが、それについて、5月28日の会見で、記者から、「国会事故調は国政調査権があるのだから、『不思議なこと』と第三者的にいうのではなく、やろうと思えばやれるのではないか」と指摘されたものだ。 この消された音声については、すでに朝日新聞の取材で概要があきらかにされ、報道されている。以下の内容だ。(2011年3月15日午前5時35分ごろから) 菅首相。「今回の事の重大性は皆さんが一番分かっていると思う。政府と東電がリアルタイムで対策を打つ必要がある。私が本部長、海江田大臣と清水社長が副本部長ということになった。これは、2号機だけの話ではない。2号機を放棄すれば、1号機、3号機、4号機から6号機。さらに福島第二のサイト、これらはどうなってしまうのか。これらを放棄した場合、何カ月か後にはすべての原発、核廃棄物が崩壊して放射能を発することになる。チェルノブイリの2倍から3倍のものが、10基、20基と合わさる。日本の国が成立しなくなる。何としても、命がけで、この状況をおさえ込まない限りは、撤退して黙って見過ごすことはできない。そんなことをすれば、外国が『自分たちがやる』と言い出しかねない。皆さんは当事者です。命をかけてください。逃げても逃げ切れない。情報伝達が遅いし、不正確だ。しかも間違っている。皆さん、萎縮しないでくれ。必要な情報を上げてくれ。目の前のこととともに、5時間先、10時間先、1日先、1週間先を読み、行動することが大事だ。金がいくらかかっても構わない。東電がやるしかない。日本がつぶれるかもしれないときに、撤退はあり得ない。会長、社長も覚悟を決めてくれ。60歳以上が現地に行けばよい。自分はその覚悟でやる。撤退はあり得ない。撤退したら、東電は必ずつぶれる」 ----- 2点が解明されなければならない と言いながら三つ目になってるのはスルーしてやってください。 菅直人が東電に乗り込んで怒鳴り散らしていた時の画像からは 音声がすっぽりと消されてしまっていたわけですが、 朝日新聞だけはその演説内容についてずいぶんしっかりと知っているようです。 記録データに残っていないものをどこから入手したのでしょうか? そして内容としても国会事故調を批判し、 菅直人の主張である「東電の全面撤退を阻止した菅直人」 という話に誘導しているのがわかります。 朝日新聞は 【プロメテウスの罠〔6〕 官邸の5日間「撤退なんてありえない」】 において東電の全面撤退を阻止した菅直人というストーリーにしています。 これを書いたのは木村英昭記者です。 そしてこのときの編集デスクが宮崎知已でした。 朝日新聞が 「吉田所長の命令に違反して9割の所員が撤退した」 と書いた虚報記事は、 書いたのは木村英昭です。 解説を書いているのが宮崎知已です。 プロメテウスの罠で書いた事を補強するような内容になっているのは 「そういうことにする」という目的が先に立っていたからではないかと思います。 さて、 朝日新聞は11日の記者会見で 朝日新聞が手に入れた吉田調書を独自ソースだと言っていました。 たしかに独自ソースだったのでしょう。 あの時点で他社で吉田調書の内容を記事に出来たところはありませんでした。 そして朝日はあの時点ですでに吉田調書が非公開であることを知っていた それも他に漏れていない事を確信できるところからソースを手に入れた。 だからこそ「非公開で吉田調書は世に出てこない」からと 吉田調書のでっち上げ記事を書いたのだろうと当ブログの12日の記事で書きました。 吉田調書を読めば吉田昌郎氏が菅直人を痛烈に批判していたことがわかります。 であるのならば、朝日新聞が 今公開されているような吉田調書を手に入れていたのであれば、 当然ながら菅直人批判についても記事になるべきですが、 そちらについては書かれていません。 池田元久が事故調の聴取で 菅直人が朝日新聞を通して自己正当化に走っていた事を指摘しています。 そしてこうやって振り返ってみれば 確かに菅直人の主張に沿って 菅直人の行動を正当化する内容で徹底しているのが朝日新聞です。 吉田調書を朝日にリークしたのは誰なのか? この点の疑問にブログ主はさらにもう一つ疑問を追加したいと思います。 朝日が掴まされた吉田調書は本当にちゃんとしたオリジナルだったのか? 都合の悪い部分を隠したり省いたりしまくった かなり断片的なものではなかったのだろうか? もし、朝日新聞が吉田調書のコピーなりを持っているのであれば 入手ルートがバレないように配慮しつつ 証拠として提示することができたはずです。 ですがそうしたものは全く出てきていません。 東電を徹底的に悪者にしたい朝日新聞。 己の行動を正当化したい菅直人。 自分にとって都合の良いストーリーを書き続けてきてくれた朝日。 そのストーリーを書いてきた記者本人に対して 自分に都合の悪い部分を削った断片的な吉田調書を渡して 「非公開になっているから他社は絶対に手に入れられない」 とそそのかすくらいは考えられると思います。 菅直人の行動を正当化するために 会社を挙げて協力するほどなわけで まさにその話を書いてくれた記者にだけ 「特別な配慮」が行われてもなんら不思議ではないと思います。 朝日新聞はどこから吉田調書を手に入れたのか、 またその入手した吉田調書はどういう形になっていたのか。 是非、国会は朝日新聞を証人喚問し、 朝日新聞が使った吉田調書を資料として要求すべきでしょう。 朝日新聞としても疑いを払拭したいのであれば 吉田調書がもし完全な状態じゃない代物だったとすれば、 そのことを明らかにして「俺たちも被害者だ」 と、デマを流布させるために掴まされたとして 証拠をオープンにして、誰がリークしてきたのかを明らかにすれば 「ウリたちも被害者ニダ」と言って言い訳できるチャンスですよ。 さぁ、朝日さん。被害者面を強調して 購読者や広告出稿の急減を少しでも押さえたいのならチャンスは今ですよ! ![]() ↓良ければ応援クリックよろしくお願いします。↓ ![]()
by ttensan
| 2014-09-15 10:33
| 政治
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Comments(6)
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真実はいずれ明らかにされるのでしょうが、今の段階でも菅直人が人間のクズというのははっきりわかります。
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「イラ管」なんて「誤報」するから紛らわしい。
「火病持ち管」ならすぐ分かる。 人に意思を伝えるのに、自分が何を思って発言したか、ではなく 相手にどう伝わるかを考えて発言しなければいけないのに 管は全く理解出来てない。バ管バ寒バ癇バ韓〜 私は吉田調書は某筋から全文入手していながら 非公開をいい事に、わざと捏造したと踏んでますけどね。 その方が毎度の「手口」らしくて分かりやすい。 余談ですが、K藤会一斉捜査前の警察署長の訓示で 「今回は“オールジャパン体制”で、徹底してやる」 と言っていたのが印象的でした。 これまでは全日本(人)じゃなかったのかな?苦笑。 ![]()
いやあ読み応えのある記事でしたわ。
ブログ主に感謝。 ![]()
>今回は“オールジャパン体制”で、徹底してやる →平 八郎さん
検挙するのは日本人だけ、チョンは有田も含めて見逃せってことじゃないですか? 「一斉捜査」もめったに無いので規定打席も満たせないでしょうけど、「検挙率」という打率も、並み以下のバッターでしょうね… ![]()
私も朝日新聞のねつ造記事を国会の場で徹底追及してもらいたいと思います。
知りませんでしたが「プロメテウスの罠」とかとんでもないものを書いてたんですね! ![]()
『目的』
「何で俺がここに来たと思ってるんだ!」 「パフォーマンス」 「支持率アップ」 「バカ!俺は原子力に詳しい。何でも答えてやる」 「臨界って何ですか」 「寺田、かわりに言ってみろ」 「原子炉にアクが浮いてきて、これ以上たまると味が落ちるギリギリの限界です」 「そうだ。だからアクを網ですくうんだ」 「清水社長、どうしました?」 「ネトウヨたちが、政権交代で日本はおしまいだと言ってた意味がやっとわかった」
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