民主党はこれで国民の支持が得られると思っているのか？

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一昨日の３月１９日に民主党が緊急記者会見を開きました。



緊急などといってマスコミに通達して招集したわけですが、
その内容が「NHK籾井会長のハイヤー私的利用の件について」です。

昨日当ブログに書きましたが、
秘書とか経理担当者が費用を整理して後から籾井会長に請求を出して終了
という程度の話でしかないでしょう。

これで無理やりにも籾井会長の首を取りたいというよりは
民主党の支持基盤の一つであるNHK労組から
せっかく俺達が事務担当から情報をリークさせたのだからこれで籾井の首を取れ
とプレッシャーをかけられたといった当たりが実態ではないでしょうか？

今までも民主党の部会と称して籾井会長を呼び出し、
階猛や逢坂誠二ら民主党議員が集団で恫喝を行ういわゆる
「糾弾会」（部落解放同盟の常套手段）をやって
露骨に政治圧力をかけていたわけですが、
それでも籾井を辞任させることができないので焦っているのでしょう。

部落解放同盟・・・
というよりは同和差別を名目にして特権化させて荒稼ぎしてきたヤクザ者集団。
と言った方が適切でしょうか。

その部落解放同盟のドンだった松本龍は
まさにヤクザ者のやり口でマスコミを恫喝したものの
被災地のテレビ局がその脅しに屈せずに放送したために
（NHKとか他の民放は当初はこれ報じませんでしたからね）


こうして同和ヤクザのドンらしくヤクザの本質を見せたところが
ネットで瞬く間に拡散され全国から白い目で見られ、
叩かれる側にまわったら途端に入院し大臣を辞任しました。

普段から一方的に叩く側だったので叩かれる側の経験は全く無かったのでしょう。

民主党の実態の一つを表す良い例だったと思います。
別に部落解放同盟じゃなくても民主党は平然とこういうことをやっていました。


なお、この石井一が恫喝を行った民主党政権時の長崎県知事選では
前原誠司国土交通大臣も民主党候補の応援に入り
長崎の四車線化、長崎に工事が来る、道路が来るなどと演説していました。
選挙で民主党の大臣らによる繰り返しの恫喝が逆効果になったのか
民主党候補が負けました。

途端に前原はこういうことをしました。

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　前原誠司国土交通相は９日、高速道路の割引などに使う原資の一部を高速道路整備に転用することにより、２００９年10月の補正予算見直しで全面凍結していた４車線化６区間のうち、 関越道上越線の信濃町（長野県）―上越ジャンクション（新潟県）など４区間を整備すると発表した。近畿自動車道紀勢線の御坊―南紀田辺間の事業は見送られた。

　高速道路の料金割引などに充てる利便増進計画では、既に３兆円が手当てされている。
このうち「上限千円」などで使われた５千億円を除く残り２兆５千億円の中から、１兆４千億円を道路整備に回すとした。建設に回すには道路整備事業財政特別措置法の改正が必要で、国交省は今国会に改正案を提出している。

　整備が見送られたのは近畿自動車道紀勢線のほか、長崎県の九州横断道長崎大分線
（長崎―長崎多良見）で、「事業の効果が不透明」と理由を述べた。

　整備を進めるのは４区間以外では、09年４月の国土開発幹線自動車道建設会議で新規整備するとされていた東京外郭環状道路（関越―東名）、名古屋環状２号線（名古屋西―飛島）、茨城県の東関東道水戸線（潮来―鉾田）。

■知事「甚だ遺憾」
　御坊―南紀田辺間の４車線化が見送られることについて仁坂吉伸知事は「甚だ遺憾。海南から 南紀田辺までは全国でも１、２を争う渋滞区間。整備可能な区間から着手する方が効率が良い。
政府が先にすべきだと考えている有田―御坊間も今年中に（事業着手に必要な）都市計画が決定する。田辺までの４車線化をできるだけ早く実現できるよう国に訴えていく」と述べた。

　田辺市の真砂充敏市長は「見送りは大変残念。御坊―田辺間は当初計画より２倍程度の利用がある区間。対面通行による人身事故が多く発生しており、４車線化は住民の悲願。今後も粘り強く要望を続けたい」と話した。

2010年4月10日紀伊民報
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選挙で負けたので民主党政権が凍結した長崎の道路予算は引き続き凍結という決定をしました。

同じようなものとして、参議院選挙の直前に
民主党口蹄疫災害で苦しむ宮崎県に対して
菅直人は政府が１０００億円の復興基金を作ると公言しましたが、
参議院選挙に負けたためか、民主党政権がその後宮崎に出したのが
「宮崎県が１０００億円の県債を発行して基金を作る事を許可する」
というものでした。


よく、典型的な悪徳政治家として自民党をモデルにする作家や原作者がいますが、
実際は漫画や小説なんかで出るステレオタイプの悪徳政治家は民主党だった。
というのが民主党が与党になってはっきりしたと思います。


以下、民主党政権であったことをいくつか列挙します。


・記者会見では民主党に批判的な新聞社は質問をさせない。

菅直人と野田佳彦が多用。民主党議員が進行を行い批判的な社の記者は手を挙げていても指名しないとかいうことがよく行われました。）


・記者会見で都合の悪い質問をした記者をその社の上司を呼びつけて恫喝

産経の阿比留記者がこれをやられたと自身で記事にしています。
阿比留記者に批判的な質問をされた事に対して
産経の上司を呼び出して謝罪要求までしたそうです。

また、批判的な質問をする事が我慢ならない前原誠司は
大臣時代に産経の記者を会見から閉め出しました。


なお、記者クラブは会見の幹事を新聞社持ち回りでやっているので
阿比留記者は産経が幹事をやったときに質問しています。
（それ以外だと質問しようにも指名されないので）



・議事録や会議メモ、行政文書の処分（証拠隠滅）

SPEEDIの情報を隠蔽したのは菅直人と枝野幹事長コンビでした。
その後、海水注入中断については菅直人らの介入を誤魔化すために
政府の発表資料が後日書き換えられもしました。

閣議の議事録を義務化する法律を作らせた民主党でしたが、
施行後に民主党はこれを一度も実行しませんでしたし、
会議録や事務が取っていたメモなども処分させています。
（国会で小野寺五典議員が明らかに）
なお、ブログ主も資料開示請求をしたところ該当資料が処分されていた事があり、
民主党政権が指示を出して急いで処分させたことまで確認しています。
（行政文書は一定期間の保存義務があるのですがそれを無視）


・小沢一郎が習近平に媚びを売るために天皇陛下への引見をルールを無視して割り込ませた。


・キャミソール荒井、ゲイパブ川端、マジコン蓮舫、オモニ献金前原などに次々と発覚する事務所費問題。
（１０００万円の事務所費で自殺まで松岡利勝を追い回していた蓮舫は事務所費問題。前原誠司は都内に嘘の事務所をでっち上げてそれまで事務所費として計上してきた）


・中国共産党に媚びるために那覇地検に責任を転嫁して中国人船長を釈放
（しかも政府がチャーターして営業時間外を無視して飛行機を飛ばしている）


・国会でも明らかな虚偽答弁の繰り返し


・虚偽答弁の裏が取られてしまい、虚偽の答弁を糾す質問主意書に対して
「内閣は都合で虚偽答弁をしてもよい」という政府答弁書を決定（菅内閣）


・法務大臣が弁護士として詐欺事件の片棒を担いでいた（小川敏夫）


・党ぐるみで中国人スパイに便宜を図っていた。
（鹿野道彦、筒井信隆ら）



民主党というのは「権力を握ればなんだって出来る」
と考えていたから権力が欲しかったのでしょう。

そして自分なら権力は濫用するのは当たり前なのだから、
自民もきっとそうやるはずだとして決めつけて批判を繰り返してきたのだろうと思います。


さて、おもいきり話がそれたところで戻ります。

民主党はわざわざ籾井のハイヤー代の件で緊急会見を開いて記者達を集めたわけですが、
この程度を「緊急」として開いたということは
民主党が参議院での来週からの審議を予算を人質にするための理由作り
でもあると見て間違い無いでしょう。


逢坂誠二（北海道８区）
「籾井会長はハイヤー代を自分で払うつもりだったと主張しているが、払うつもりだったとする内心を証明する証拠は提出されていない！」

階猛（岩手１区）
「ハイヤー代の領収書について秘書室で処理をしたからと提出していない。昨日の部門会議（籾井会長を呼び出して１人を民主党議員集団で叩く糾弾会のこと）で提出しろと俺とか玉木（雄一郎）からも言ったのに提出していない！」
「１月１８日の出費について秘書室は３月６日まで籾井に請求をしていなかった！これはおかしい！籾井会長には払う意志はなかったはずだ！だからこの点については籾井にきっちり証拠を出してもらう！」
（※ブログ主注：大手企業の経費処理で月末に締めて処理され、建て替えた費用の請求処理が翌月に出てくるのは普通にあることなんですが？）

藤末健三（参院比例、立正佼成会の組織票）
「籾井会長はこの件で明確に謝罪していない！」
（※ブログ主注：籾井がこの件で謝罪をしたら認めたとして絶対に民主党は辞職要求してくるのは目に見えている）
「NHKの組織としてのガバナンスに問題がある。内部告発じゃないかと考えられる情報がいろいろと表に出ている！内部のガバナンスがどうなっているのか大きな問題だ」
（※ブログ主注：そうですねー、NHKは組織として問題がありますよねー、NHKの職員の給料も異常に多すぎますし、不祥事多いですもんねー）

奥野総一郎（千葉９区、比例ゾンビ）
「（籾井会長が払うつもりだった内心を証明する）物的証拠がない事が一番の問題だ！」

逢坂誠二
「一点、重要な情報を追加。これはハイヤー会社に確認しましたが一般的な料金なら８万円くらいになるらしい。ところが５万円ほどで籾井会長は利用していた。NHKが契約をしている料金で払った（NHKとしてハイヤー会社と特別契約をしていて割引される）可能性がある。仮に５万円を払ったとしても大きな問題だ。」


そして翌２０日の部門会議でも追及するとしていました。
籾井会長を１８日にも呼び出して圧力をかけたわけですが、
本当にやり方が部落解放同盟の糾弾会ですね。
徹底的に対象に心的ストレスをかけ続ける・・・と。
さらに民主党は週明けの２３日にも籾井会長を民主党部門会議を行う予定です。

民主党は１８日に行った糾弾会（民主党曰く「部門会議」）では
ハイヤー問題の真相究明がない限り１５年度予算案の国会での審議に応じないと言っています。
（※：民主党って平成２７年度予算と言わずに西暦の後ろをとって表記するんですね）

民主党が求めるハイヤー問題の真相究明というのは籾井が辞職することただ一点です。
真相究明なんて言ってますがその実理由はなんでもかまわないのです。


ハイヤーとかどうでもよくてとにかく何でも良いから籾井の首を取りたいと
そのために予算を審議拒否する宣言までしていますので
来週以降、国会で民主党お得意の審議拒否が行われるのでしょう。
それは理由はなんでもよく、予算を人質に籾井の首を取ることが目的でしかないでしょう。
また、予算案の成立を可能な限り妨害するという枝野幹事長の国会戦略でもあるでしょう。

予算が遅れて不満が出たり、どこかに問題が出れば全て自民党批判のネタに利用する
という形でしょう。

２００７年の参議院選挙で大勝した直後から民主党は
とにかく審議妨害をすることで予算その他の成立・執行を妨害する戦略を徹底しました。、
「国民の生活を人質に政局が第一」という小沢一郎が取った戦術によって
政権を手に入れる事ができた成功体験から
また同じ事を繰り返してきていると見て間違いありません。


ただ、ブログ主としては民主党が審議拒否するのなら
NHKの予算は民主党の要求通り止めてしまえばいいと思います。

平均年収１４００万円以上のNHK職員ですからね。

日本だと１％に入るのは１３００万円以上の年収らしいですから、
NHK職員というのはもろに１％の富裕層となりますので
ちょっとくらい給料が出なくても何にも困らないでしょう。

仮にそうなっても苦情は
自分達から内部情報を使って籾井の首を取ろうとしている
NHK労組と民主党へお願いします。




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