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2005年 11月 24日
インテルのハイパースレッディング技術でサーバ性能の低下が発生か
そもそも、キャッシュは論理的に二つに分けたCPUで共有してます。 スレッド1が利用しているキャッシュ上のデータと スレッド2が要求するデータが違う場合に、一度キャッシュはクリアされると考えられます。 そしてデータをメモリから読み込みしなおすことになり、 これがパフォーマンスの低下をもたらします。 で、ビデオエンコードなどのときはスレッド同士の食い合いがあまり生じません。 なのでそういう用途では有効といえますが、 ゲームやサーバーなどでは、細かい命令が頻繁に出されるため、 スレッド同士の食い合いが生じやすく、 その結果がパフォーマンスの低下につながると考えます。 スーパースケーラによる分岐予測も的中させやすいワンパターンな作業が続くエンコードでは、 その効果が発揮されやすく、 その的中率が低下するタイプの後者の処理では、 分岐予測→失敗→やりなおし&キャッシュクリア という形になるでしょうから、やはり足を引っ張る形になります。 特にPentium4はパイプラインの段数が多いため、 この分岐予測失敗でのお手つきもその分多くなると考えられます。 以上のことから、ハイパースレッディングに過度の期待をしてはいけないと思われます。
by ttensan
| 2005-11-24 10:20
| PC/自作PC
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