自民党都連幹部は全員辞任したらいかが？

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いろいろと書きたい事はあるのですが一つ一つ片付けていきましょう。

まずは都知事選挙。

昨日、小池百合子が出馬表明会見を行いましたが、
これはそもそも都議会自民党と自民党都連が馬鹿だからです。

ブログ主としては十分通用するとは考えていましたし、
桜井俊前総務事務次官もキャリアから言っても仕事がきちんと出来るタイプの人でしょうし
いずれかを候補にすべきと考えていました。


都知事選への準備期間を考えると６月３０日までには決定しなければならない状況でした。

しかしながら、都議会自民党と自民党都連は
若狭勝衆議院議員と一部都議が小池百合子議員へ出馬を打診。

一方で官邸サイドとしては桜井俊前事務次官で話を進めたかったでしょう。

しかしながら、自民党都連がもたもたしているのを見て、
小池百合子議員が先に出馬表明をする事で主導権を握られたのです。

小池百合子が出ると決まれば後から桜井俊前事務次官を擁立しても
自民党票が割れますから極めて不利になります。

自民党の若狭勝議員や一部の自民党都議から
小池百合子議員へ出馬要請が有った事は事実であり、
小池百合子議員が出馬を表明する名分もしっかりと立つわけです。

ところが石原伸晃都連会長や内田茂都連幹事長は
小池百合子の出馬会見で慌てて桜井俊氏に出馬打診をする間抜けぶりです。

現時点で小池百合子が出馬を断念する確率はほぼないでしょう。

当然、そうなれば桜井俊氏が出馬要請を固辞するのは当たり前の話です。
桜井前事務次官が官僚を退任した時点からやっておくべきだった
出馬要請の芝居のための根回しを
自民党都連はろくにやっていなかったということでしょう。

内田茂幹事長は猪瀬の時だって猪瀬を見捨てる判断をしておきながら
代わりの候補者捜しを平行して進めていなかったため
その隙を確認した舛添が創価経由で公明党を動かし
都知事選の候補者として自民党都連を押し切らせました。

猪瀬を嫌ってたとか個人的な感情やその他どうこうなどまったくどうでもいい話で
要は仕事ができればいいというのがブログ主の考えです。

ですがその仕事がろくにできないのが長々と幹事長を続けているのはどうかと思います。


産経のインタビュー記事が非常にわかりやすいので以下。

【東京都知事選　「小池百合子氏は電話に出ない」自民・石原伸晃都連会長が批判】
自民党東京都連会長の石原伸晃経済再生担当相は２９日、都連会合後の記者会見で、東京都知事選（７月１４日告示、３１日投開票）に出馬表明した小池百合子元防衛相と連絡が取れず、都連執行部に無断だったことを明らかにした。会見の詳報は以下の通り。

　－－小池氏が今日記者会見して立候補の意思を表明した

　「テレビでは拝見したが、実は事前にそういうご相談…そういうお話があるということがありまして、私お電話したんですけども、残念ながらお電話に出られなかったので、どういうご意思を持たれて立候補されたかということについては承知してない」

　－－出馬表明をどう受け止めているか

　「執行部一任のとき小池氏はいらっしゃった。当然党の組織なので、立候補されるというのならば、役員が今日はそろっているが、先ほど確認したら残念ながら全員に何のお話もなかったわけでございます。ですから正直申しまして、どういうことなのかと。残念ながら今日の会議でもそれを承知しているかたはいらっしゃいませんでした」

　－－桜井俊元総務事務次官が出馬要請を固辞した理由の一つになったとの見方はあるか

　「党本部、あるいは官邸、東京都連が手分けをして、さまざまな方がさまざまな方にお話をしている。現時点ではまだ都議の皆さん方に、あるいは国会議員に対して、推薦者を諮り、それを党本部に上奏する段階には至っていません」

　－－小池氏が出馬した場合勝てると思うか

　「本人がどういう枠組みで出られるかとか、私どもは全く相談を受けておりません。本人がいらっしゃった段階で執行部に一任をいただいている。現在手分けしてさまざまな方にさまざまな議員がお話をさせていただいているのが現状だ」

　－感情としては戸惑いか、怒りか

　「私どもは同士なので、普通ならば誰かにお話があるわけですよね。全く知らないかただったら『じゃあ私やります』って話はあると思うが、それが全くありません。どういうお考えなのかなという気はする」

　（平沢勝栄衆院議員）「補足すると、私のところには会見５分ほど前に電話がありました。『今から会見で出馬表明します』とそれだけ」

　－－小池氏の行動は信義則に反するのではないか。党としての対応は

　「一任を頂戴し、（都連の）内田茂幹事長、あるいは萩生田光一官房副長官、平沢氏、菅原一秀衆院議員…皆さんが、どんな方がよくて、どういうことをお願いしようかということも考え、個々に動いている。現時点においては残念ながら（候補が見つかっていない）。皆さんに「こういう方を推薦させていただきたい」とまず諮ります。順番からいったら。都連で決まったら、今度は党本部にあげるわけです。そして最終的には谷垣禎一幹事長が決断される。なので都連と党執行部の挙げられる方が違うことも、知事選はあるわけですね。公明党の皆さんにも諮らなければいけない。今日の段階では、まだ全然そういう段階までいたっていない。ですから、今日はそういうことを進めていくと再確認し、都連は一丸となって決まった候補を応援していこうということで、全員で拍手をして散会になった」

　－－ニュアンスが知りたい。自民党として小池氏を公認する可能性はないといえないのか

　「それはちょっとご本人に聞いていただかないと…ご本人から私どもに『都連で推薦してください』という話は残念ながら現時点では来ておりません」

　－－これから小池氏と話す予定はあるか

　「しつこいようだが、候補者の選定の方法というのは、都連でさまざまなチャンネルでさまざまな方にさまざまな方が接触している。現在も接触中だ。その結果、幹部会を招集する。幹部会は規約に書いてあるメンバーだ。そこで『この方でいこう』ということが決まった段階で、国会議員会議あるいは都議会議員会議にお諮りする。そこで賛同を得た場合、党の幹事長にご報告する。党の幹事長がその方をどう考え、また連立与党の公明党に諮り、そこで話がまとまればその方が候補者になる。党執行部が『ダメだ』というときは違う候補者。それは過去の都議会議員選挙の中の歴史でそういう決め方をしている。そういう上からいくと、何もお話がない以上、私どもは残念ながら何もお話しすることがないというのが現状だと思う」

　－－桜井氏には出馬を打診したのか

　「さまざまな方にさまざま方がやっているとしか言いようがございません。それを公表するつもりはございません」
(2016/6/29　産経新聞)


６月２３日に若狭勝と自民党都議７人ほどで小池百合子議員に出馬要請をしたことは
ニュースでも流れていた話です。

確かに翌日の６月２４日に自民党に集まって都知事選について執行部へ一任すると
そういう話が決まった場に小池百合子議員はいたわけですが、
その時に小池百合子から出馬の話がなかったからなんて言い訳になりません。
というか出馬要請があったのですからせっかく小池が来ていたその場で
出馬について話をして調整を図るべきだったでしょう。

選挙があっていろいろスケジュール調整が難しいのはあるでしょう。
でも、舛添の件だって当初は
「今辞められたら次の次の都知事選が五輪直前になって都合が悪い」
という理由で舛添の件を夏以降にしようとして後手に回り、
その後どうしようもなくなってから
舛添に辞任を説得したわけですが、
本来ならその時点ですでに次の都知事候補について話を進めておくべきでしょう。

その時点で決めておいて自民党での執行部一任取り着けの段階ではもう話が確定していて
手続き上も執行部一任をとりつけましたとやるべきだったと思います。

都知事選までの準備期間を考えたら
６月末には決めなければいけないことはわかっていたのに６月２４日にようやく執行部一任で決定。
一任を得たということで２９日に
「進め方を再確認して都連は一丸となって決まった候補を応援していこうということで、全員で拍手をして散会になった」
なんてやってるわけです。

７月１４日告示ですよ？
ポスター等々を準備する事を考えたら
２９日の時点で
「どんな候補者になるかわからないけど候補者が決まったら都連一丸となってやっていきましょう」
なんて仕事が遅いにもほどがあります。

そして小池百合子議員が出馬会見をした後になってから桜井氏に出馬打診と。
とにかく後手に回り続けています。

舛添のときだって猪瀬を切り捨てる判断をしておきながら
代わりの知事候補者について決めていなくて、
ずるずるやっていたからこそ
舛添が先に公明から話をゴリ押しさせる事で押し切られたのに
また同じ間違いをしているのですから話になりません。


今日中に小池百合子を断念させつつ候補者が決定できないのなら
自民党は小池百合子を都知事候補として一本化すべきでしょう。


あと、ブログ主的になぜ若狭勝が動いたのかが気になります。
小池への出馬要請は党にはからないスタンドプレーだったわけですが、
若狭勝は前回衆院選で比例初当選で事務所は足立区にあります。
小池百合子が抜けると東京１０区が空くんですよね。

そのあたりを狙ったんじゃないかとちょっと疑いたくなります。

若狭勝と都議らがスタンドプレーをした時点で
本来ならこの若狭と都議に説教して小池百合子側と調整するのが
都連のやるべき仕事だったでしょう。

翌日の２４日の会合で執行部一任に決まったからそれでいいだろう
って事でのんびりやってたら小池が出馬表明して大慌て・・・と。
本当にマヌケすぎて話になりません。


さて、都知事選と言えば元在特会会長の桜井誠氏が出馬会見を行っています。


公約は以下。

（１）都内の外国籍への生活保護支給を停止し生活保護支給は日本国民へ限定する
（都内での外国籍への生活保護支給額が平成２６年のデータで５６００億円とのこと）

（２）都内の不法滞在者の数を半減させる。
（日本の不法滞在の多数が中韓で占められており、特に池袋は警視庁報告でも４００名のチャイナマフィアが潜伏しているとされている）

（３）反日ヘイトスピーチの禁止
（日本人に対して外国人が虚構の歴史によって反日を叫び立てる事の禁止）

・朝鮮学校における反日史観に基づく教育の根絶
　韓国学校における歴史教育の監視
（反日のために捏造した歴史を教えている学校があるという指摘があるため）

・都内在住の外国人による反日活動の禁止
（日本人が外国人へヘイトスピーチするのは法律で規制しておいて外国人が日本人に対してヘイトスピーチを行う事に対して一切制限がないのはおかしい）

（４）総連、民潭への課税強化
（ともに税の減免措置を受けているため。京都では総連施設を日本人が使えないのに公民館扱いすることで課税を免除していた）

・韓国大使館があるのに民団本部を使って工作活動を行っている外交政策について東京都としてメスを入れる。
（※ブログ主補足：民潭は韓国政府からの補助金が投入されており、工作機関として政界にがっちり食い込んでいます。）
　韓国大使館があるのにも関わらず、民潭もパスポートの発給が行えているのは間違っている。
　（民潭は政治団体等の届け出をしていない任意団体なのに公の業務が行え、しかも税の減免措置まで受けているのは異常）

（５）違法賭博であるパチンコへの規制実施
　都知事の権限ではつぶせないが違法賭博なので営業時間の短縮、新規出店を認めない等の対策を取る。
　１０年前の国会報告でも７００億円がパチンコの利益から北朝鮮へ流れていたとされている。
　パチンコなどのギャンブル依存症には診療補助を行い社会復帰を支援する。

（６）舛添が進めていた韓国学校建設の話は中止
　　代わりに保育所を設置していく

（７）コンパクトな東京五輪の実施
　予算が膨れあがりすぎているので費用を削減する必要がある


ただし、面白いのは会見で真っ先に質問してきた朝日新聞記者をやり込めるなど
質疑応答だったりします。


（１２分４５秒過ぎくらいから）


朝日新聞の記者が桜井誠を矛盾を突いて黙らせてやろうと
あからさまに用意していた質問をぶつけましたが、
そこは桜井誠氏、華麗に朝日新聞の記者をたたき落としています。

ちなみに真っ先に待ってましたと質問をぶつけたのは
朝日新聞編集委員でもある北野隆一社会部記者のようです。


朝日新聞・北野
「桜井誠はペンネームでしょ、戸籍名で活動する気はないのか？」
「ヘイトスピーチ対策法は地方自治体の責務としてヘイトスピーチ規制の役割分担を講じるような規定があるが、今までの自身の言動も含めて法律遵守する気はあるのか？」
「橋下徹大阪市長と会談した際に『選挙出ろ』と言われた際に出ないと言っていたのに、その後も散々選挙に出ないと言っていたのになんで選挙に出たのか、心変わりした理由は？」

桜井誠
「一つ目の質問について。共産党の不破哲三議長に聞いてください。不破哲三というペンネーム以外で活動したことは聞いた事がない。」
「二つ目。私の今までの言動はヘイトスピーチだと思っていない。在日に批判されるべき点がないと考えている人がこの場にいますか？（※記者会見場沈黙）
北朝鮮は拉致、ミサイル、核、麻薬やりたい放題やっている。韓国では様々な形で日本人が犯罪に巻き込まれている。韓国の学校では反日教育が行われている。
これを朝日新聞としては当然否定したいと思いますよね。
しかしながら韓国の教育内容をあなた（朝日の記者に対して）もご存知ですよね。」

朝日新聞・北野
「それについて、それについては聞いていないので、質問に、まずは質問に答えてください」

桜井
「質問に答えていますよ。教育内容を、韓国の歴史教科書が日本語に訳されて出版されてますからご覧頂きたい。このような反日教育をうけている人間が日本において日本人に対して親和的になることなどありえない話。
だからこそ私はそこまで日本が嫌いなら日本から出て行けと言っている。それのどこがいったいヘイトなんですか？」

「三点目は二年以上前に行われた橋下との対談ですけど、現在も政治には興味ありません。ですが、小池百合子、民進党（偽）は片山善博、共産党は宇都宮健児ですか？日本国民の税金が外国人に垂れ流される状況が改善しそうにないから出た。
あと、その後橋下市長は市長を辞めましたよね？市長をやめておきながら人には政治に出ろというのはおかしな話では？」


この後も質問者のなんとかして桜井を黙らせよう、
桜井を悪く書くための材料にしよう
という質問をばっさりと切っていくのはなかなかに面白い展開でした。



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