文書が実在したら文科省の方が都合が悪い話でしょ。

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玉木文書問題で文科省は再度調査を行うようです。

たまには簡単にFAQを作ってみてもいいでかもしれません。


Q１.玉木や前スケベ前事務次官の言っていた文書があったらどうなるの？

A１.内部から情報を流してたやつがいるという事になるでしょう。
また、前スケベ前事務次官については守秘義務違反が裏付けられる事になります。



Q２.文書が出たら安倍の不正が裏付けられるんじゃないの？

A２.マスゴミの印象操作です。
あの文書の内容は大まかに

（１）「官邸の最高レベルが言っている事」と書いてあった文書について

・文科省が獣医学部阻止のために仕事をサボってたことがバレて地方創生担当事務局と大臣激怒。
・スケジュールを仕切られてしまい、成田市のときのように時間をかけられない。
（無駄に時間つぶしをして先延ばしし続けられないということでしょう）
・地方創生担当事務局から今治市の案件で文科省が外されることになりそう。
・獣医学部新設阻止どころか関与すらできなくなる。このままだとやばい。
・「農水省か厚労省に責任転嫁するのも手段の一つ」
等の文科省官僚の共同謀議。

（２）「総理のご意向だと聞いている」と書いてあった文書について

「国家戦略特区諮問会議の決定ということにすれば総理の責任に見せることができるのでは？」
・以前官邸から内閣として進めている話を党の部会ですすめるなと怒られた。
（獣医学部新設阻止のために内閣を通さずに文科省が話を決めようとした。）
・規制緩和は内閣の担当だが、大学設置審査は文部科学省のテリトリーなので
不測の事態ということにして平成３０年の開学に間に合わせさせない手はありうる。
関係者が納得するのであれば内閣府は困らない。

等、やはり文科省の非常にゲスな共同謀議が書かれています。
農水省や厚労省、総理の責任に見せかけようぜというのが書かれているわけです。
総理からの圧力の根拠となるのは無理がありすぎます。

また、「総理のご意向だと聞いている」
なんて誰から聞いたのかすらわからない伝聞系で
「総理の圧力だ」
なんて話は無理筋です。

それに、文科省が仕事をサボっていたことがバレて怒られたやばいとなっているわけで、
「てめー、仕事遅らせてんじゃねーよ。さっさと仕事しろや」
と怒られましたという内容ですから、
むしろ官邸サイドとしては不正どころか当たり前の雷を落としただけでしょう。

農水省や文科省は２０１４年からずっと「獣医師の定員管理がー」と言っていたくせに
「それじゃ需給予測作って持ってこい。２０１５年度いっぱいまってやる」
と言われたのに２０１６年下期になってもまだ何もしていなかったのですから、
普通の企業だったら即この案件から外されるどころか
なんらかの処分をされていてもおかしくない話だと思います。

玉木雄一郎が発表している通りの文書があったしても
首相の違法性は全くありませんし、不正でもなんでもありません。
むしろ既得権を守ろうとしてろくでもない打ち合わせをしていた文科省。
というのが実態です。

民進党とマスゴミは印象操作だけで押し切ろうとしているだけです。



Q３.今治市の獣医学部設置について首相と加計学園の理事長の仲だから話が決まったんじゃないの？

A３.第一次安倍政権のときにも今治市は加計学園とともに獣医学部設置で提案を持っていってます。
ですがこのときには提案は却下されています。
もし首相と加計学園の理事長との個人的な関係で話が決まったというのならなぜ第一次安倍内閣で却下されたのですか？
民主党の重鎮だった江田五月と加計学園の理事長が３０年来の交友関係がありました。
鳩山内閣では「実現に向けて検討」と今治市からの提案を却下せずに上げています。
疑うのならむしろ民主党政権で個人の仲で話が進んだのではないか？でしょう。



Q4.京産大も申請していたのにあちらは却下されたじゃないか。やっぱり首相のお友達だからだ。

A4.今治市と加計学園は特区としての申請ですら15度も行っています。
一方、京都産業大学は平成28年10月の一回だけです。

また、玉木文書には文科省が「成田市の件で獣医学部は認めても一校だけにした」とあります。
実際に獣医師会の会長が報告しています。

会長短信「春夏秋冬（４２）」
（平成29年1月30日）
より抜粋。

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皆様方からの多数の反対意見、大臣及び国会議員の先生方への粘り強い要請活動が実り、関係大臣等のご理解を得て、何とか「1校に限り」と修正された改正告示が、本年1月4日付けで官報に公布・施行されました。
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今治市の件では平成28年11月の日付がついている玉木メールと玉木文書にて
申請内容が甘いという理由を付けて開学を許可させないようにすべきとあります。

文科省と獣医師会としては「1校のみ許可する」という条件を官邸に飲ませ、
その「1校のみ」を潰し続ければ獣医学部の新設を阻止できるという狙いだったのでしょう。

京都産業大学についてはこうした決定の後に申請がだされているため
加計学園の件とはかなりの違いがあります。

マスゴミや自由党、民進党が「首相とお友達だったからだー」
といまだ騒いでいるのが現状ですから、
京産大の申請についても許可してやればいいのではないかと思います。



Q5.京産大のきちんとした申請書と違って加計学園はたった2ページじゃないか、やっぱり安倍とお友達だからだー！

A5.あれはテレビ朝日と自由党や民進党の捏造です。
今治市商工会が出したものが2ページで加計学園の申請書は18ページです。
今治市商工会が出した補足資料的なものを掛け学園の申請書だと嘘をついたのです。

ちなみに加計学園が平成27年に提出した申請書は
kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/h27/150605imabari_shiryou02.pdf
「食の安全、人獣共通感染症、越境国際感染症などに対する必要がある」
ということを軸にしての申請となっています。
京産大の出した申請書では
kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/h28/teian/161017_shiryou_t_1.pdf
「再生医療や先端医療、医薬品開発に携わる獣医師を育成し製薬企業等に供給」
「アジア地域の研究機関等への供給」「留学生を受け入れる」
という事を軸としての申請となっています。

何年も繰り返し自治体や省庁に手続きを踏んで申請してきた今治市および加計学園と、
今治市の獣医学部設置が認められたからと一回だけ言ってみた京産大とでは
どちらを認めるべきでしょうか？



Q6.獣医師の定員管理って農水省管轄じゃないの？

A6.農水省管轄です。
ですが「大学の認可」は文科省の管轄です。
日本獣医師会はこのため農水省と文科省の両省にロビイングをしてきました。
違法な口利きでおおっぴらに天下りをやってきたのが文科省です。
天下りは大切な省の利権でもあるのでしょう。
文科省は大学の認可はうちの既得権だからとそもそも独占を維持したい姿勢です。

ですので文科省は国家戦略特区WGのヒアリングでもひたすら
「獣医師の定員管理がー」と言い続けています。
このことは議事録にも残っています。

農水省や文科省の獣医師会との既得権維持体制は実に50年を超えて続いてきました。

だからこそ今治市も文科省と農水省マターにさせていたら絶対に認可されないと考えて
特区を使っての申請に切り替えてきたわけです。

既得権の打破、官僚政治の打破を掲げた民主党が政権を取って
そうしたことを特区で実現させるはずだったのが
結局は各省庁の既得権維持の壁を破れず話が進みませんでした。

文科省としては「大学の認可」というのを自分たちの既得権として維持したい。
（国家戦略特区でも「大学の認可」ができたという先例を作らせたくない）
そしてそのことで獣医師会にも恩を売りたいし、
獣医師会としてもそれなりの見返りで対応してきたでしょう。

加戸前愛媛県知事が愛媛新聞の取材に応じていましたが、
獣医学部設置の件で自民の獣医師会の族議員からも
諦めるようにかなり圧力をかけられたそうです。

獣医師会だってタダでなんとかしてもらおうなんてしないわけで、
だからこそ玉木雄一郎ら獣医師会の族議員達は献金を受けてきたのでしょう。
それに玉木雄一郎は父親が獣医師会香川県副会長ですしね。
身内の利権の話ですからなおさらでしょう。



Q7.文書が実在したと証明されたらとにかく安倍はピンチなはずだ！
ちちんぷいぷいという番組でTBSの武田記者が「文書が確認されたら安倍は詰み」と断言してたぞ。

A7.文書が実在したとしても安倍首相側は全く違法性が無いこと
この騒ぎを焚き付けた玉木雄一郎本人が
ユアタイムに出演した際に別所哲也に指摘されて渋々認めています。

「文書が見つかったら安倍は終わり」
という印象操作をひたすら行っているだけで、
前述しているとおり文書は安倍首相の不正を示すどころか
むしろ文部科学省の既得権維持のためのセコイ策謀を示す内容となっています。



Q8.石破４条件を満たしていないからどのみち今治市の獣医学部設置は認めてはならない。

A8.「違法でもなんでもないですよね？何が問題なんですか？」
という別所哲也氏の的確なツッコミに対して解答に窮した玉木雄一郎が
「石破４条件がー」と言い出したのです。
現内閣の決定した話とどちらが優先度が高いでしょうか？
また、石破が担当大臣だったときに
今治市の獣医学部設置の話を国家戦略特区ですすめることを決めたのです。
ということは石破茂は自分が手掛けた案件すら
自分で言ったことをチェックしていなかったということでしょうか？



Q9.読売は前川前事務次官の勇気ある告発を潰そうとした。

A9.違法な天下り斡旋を手がけてきたどころか隠蔽しようとしたことがバレて
責任を取ることを余儀なくされたのが前川です。
しかも前川が通っていたとされる管理売春の業者、いわゆる出会い系バーは
現在判明しているだけで2011年からずっと通っていた事がわかっています。

そして前川は中曽根弘文の義兄として出世して
中曽根弘文が大臣の時に出世したりしてきたようです。

中曽根家としては中曽根家と懇意である読売新聞を通して実質的に縁を切る選択をしたのでは？



Q10.出会い系バー通いだって調査のために通っていたのであって悪いことはしていない！

A10.教育行政のトップが援助交際で女の子にお小遣いをあげつづける事に問題はないですか？
調査ならなんで同じ店だけに何年も
それも週３～４回ペースで通う必要があるのでしょうか？
むしろ他店にも調査に入らないのはおかしいのでは？

入場料だけで6000円かかるお店に数百回通うそのお金は公務員の給料では無理でしょう。
お小遣いを5万円もあげていたとか言っていましたね。
普通の金銭感覚ではありえない話でしょう。
まして援助交際で毎回良い金額をもらえるのなら女の子たちはそうした商売を辞めないのでは？

あと本当に5万円なんて単位で渡していたというのであれば
女の子達からは「上客」とみなされて
たぶん週刊誌の取材に対して前川の事をバラしたりしないと思いますよ。

また、調査と言っても報告や調査から得られた情報から対処の指示など
そうしたものは一切ないことは国会でも確認されています。
何にも繋げない調査というのは調査と言えるのでしょうか？



Q10.前川の出会い系バー通いは官邸が監視してたから知ったはずだ。共謀罪で国民も監視される！

A10.「情報」という言葉は「なさけのしらせ」とも読めます。
情報ってのは機械ではなく人間から出て来るものです。
どっかから情報が漏れてきてなきゃわざわざ行動確認なんてしません。

なんの情報もなく行動監視してたらスタッフも予算もいくらあってもたりませんよ。
特に歌舞伎町のあの界隈で一般人が管理売春な店なんて出せるはずもないわけで、
暴力団関係で調査をしていた警察から「事務次官逮捕とかいう不祥事は避けたい」
ということで官邸に報せが入ったとかそういう事を考えるべきでしょう。

ちなみに習慣文春がどっかのゲス不倫をスクープしていたことがありますが、
「情報」
情という人間関係からもつれたものが
文春にたれこまれたからこそ文春は張り込み取材などをしたのでしょう。
なにも事前情報がなかったら張り込み取材なんてしません。



Q11.前川を証人喚問させろ。なぜ安倍はさせないんだ。事実がバレるのがこわいのか？

A11.逆です。
森友学園のときには自民の葉梨議員の質問だけでデタラメを言ってる事がほぼ証明されました。
そのため籠池氏は答弁に窮して後ろに控えていた弁護士に助言を求めまくっています。
ですが、民進党の枝野幸男のときは立て板に水のごとき阿吽の呼吸で
全く詰まることなく枝野の質問に対して答弁をしていました。
そしてマスゴミは葉梨議員の追求については全く報じず、
民進党議員の質問の方を取り上げて「疑惑はさらに深まった」とやっていました。

民進党が証人喚問させろと言っているのは
「すぐに確認ができない事を言わせて『火のないところに煙は立たないはずだ』とやりたいだけです」

だいたい、テレビやラジオに出て回っていろいろしゃべってる時点で
特別に呼び出してどうこう聞くべき話もないでしょう。
森友学園の籠池のときは安倍首相と夫人が違法行為をしているかのように
籠池と民進党、共産党、自由党、社民党が吹聴していたからという事情もあるでしょう。

対して今回の玉木文書の件は玉木雄一郎自身が違法性がない事を認めてしまっています。
どうやっても違法にならない案件で
みだりに証人喚問を繰り返すのもアホらしい話です。

また、籠池の時に
「証人喚問をするのだから他の審議はさせるな」
と野党4党が言っていた事を考えれば審議妨害が目的であったわけです。
そして証人喚問後には
「疑惑はさらに深まった！安倍は潔白を証明しろ！できなければ審議拒否だ」
とテロ等準備罪の成立を阻止するための審議妨害に使うのが目的だと考えれば
なおさら証人喚問はしないほうがよいでしょう。

すぐに確認ができないような意図的なでまかせを言わせて悪用する。
それを手伝うために証人喚問を行うなど愚の骨頂です。



Q12.獣医師は足りていると農水省も文科省も言っている。獣医学部設置はおかしい

A12.免許をもっているけど現役として活動していない獣医師もひっくるめて
「総数は足りている」というのが両省の主張です。

玉木雄一郎は自分の兄弟も父も獣医師ですと
獣医師に詳しいことを度々アピールしてきましたが、
獣医師会の族議員だということがバレてからは
「兄弟も父も獣医師免許は持っているが今は獣医師はやっていない」
という主張をしています。
都合よく使い分けている時点でセコイ人間だと思いますが、
そういうのも含めて「獣医師の総数は足りている」と言っているのです。

また、獣医師が足りている地域と足りていない地域の差もかなりあります。

保育園が足りないとマスゴミも民進党も騒いできましたが、
総数で見れば保育所は余っています。

待機児童問題は仕事が多い都会に集中しており、
逆に地方では児童が不足しているため保育所は余っているというのが実情です。
この状況で「総数では保育所は足りているから必要ない」
なんて理屈で保育所の新規設置を全て認めないなんて事が通るでしょうか？

「獣医師の総数は足りている」
という理屈で50年以上も押し切ってきたのが農水省と文科省と獣医師会です。

実際に足りてないから中四国や九州では募集をし続けているのです。



Q13.ペットの数は減ってるのだから獣医師なんて余る。増やす必要などない。

A13.ペットだけが獣医師の仕事ではありません。
畜産、食肉の安全衛生管理には獣医師は必須です。
畜産獣医については現状でずっと足りていないからこそ
獣医学部を新設させてくれと今治市が長年申請を続けてきたのです。

畜産獣医師の不足に対しては給与等の待遇面での改善も必要でしょう。
ただ、若くなくて体力の無い畜産獣医となれば負担は相当なものでしょう。
50年以上も供給を抑えて来たのですから
高齢化などで獣医師免許があっても現場から離れてしまっている人もいるでしょう。

また、バイオやライフサイエンス分野は理学部上がりばかりで獣医学の専門家が足りない。
というのが国家戦略特区WGで指摘されています。
（他の学部と違って50年も供給を絞ってきたらそうなりますよね）



だいぶん長くなりましたけど、
どうやっても「安倍首相の不正」には結びつきませんし、
むしろ民進党は文科省や獣医師会と組んで既得権を守る側に立っている
ということがよりはっきりと浮かび上がるだけです。

元々は自分たちの政権の時に規制を超えて実現させようとした話なのに
民進党は全力でつぶしにかかっています。
民進党の人たちがいかにろくでもないかという話でしかないと思います。



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