俯瞰して見る事

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マスゴミというのは、特に今のマスゴミというのは
情報をその瞬間だけ切り取った断面、その一瞬だけを見せ、
前後関係すら伝えずに視聴者を騙そうとし続けています。

前文科省事務次官の前川助平なんて
違法な天下り斡旋の中心に居てその事実を隠蔽しようとしたことまでバレて
マスゴミも野党も徹底的に批判していたのに
半年もせずに安倍の不正と戦う英雄扱い、聖者扱いにされています。

ですが、テレビしか見ない人は
そもそもテレビが一方的に垂れ流す情報を疑うという習慣がないため
これに騙され続けるという事態になっています。

私たちは可能な限り感情を廃して情報を俯瞰して見る事を習慣づけなければなりません。

そしてブログ主としては以前から書いているとおり、
「情報の定点観測」

情報を改めて並べなおしてあたかも定点観測しているかのように
情報の流れを追っていくという形を取ることをオススメしています。

ひたすら実験を繰り返していると特異な値が出る事があります。

同じ実験をしているはずなのに値がそいつだけ大きくはずれているというものです。

こういうのは必ず値がおかしくなった原因があるわけです。

それぞれの事象をどう定量化するかは経験とカンが必要ですが
これは政治家の言動、マスゴミの報道、いろいろなことにも当てはまるものだと考えています。

特に政治家については今喋っていることよりも過去の経緯を見るようにしています。


さて、どういったものも「並べて比較する」
ということはわかりやすい情報を提供してくれることが多いです。

こちら御覧ください。
日経新聞が毎年同じくらいに前年の調査結果を記事にしてたりするのですが、

【実質消費支出1.1％増　13年家計調査、６年ぶり伸び率】
2014/2/18付
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS18046_Y4A210C1EE8000/

【増税後、節約くっきり　14年消費支出2.9％減】
2015/2/17付
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS17H4K_X10C15A2PP8000/

【15年の実質消費支出、2.3％減　２年連続マイナス】
2016/2/16
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL16HIB_W6A210C1000000/

【16年の実質消費支出、1.7％減　３年連続マイナス　家計調査】
2017/2/17
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL17HMH_X10C17A2000000/



消費税が上げられてから、
実質消費がマイナスに落ち込んで持ち直していないことがわかります。


こちらのガベージニュースさんでは
データをグラフ化して定量的に見られるようにされていて
消費税増税と消費税収についてもグラフ化されています。
http://www.garbagenews.net/archives/1778034.html

消費税増税後に一般会計税収が結局しぼんでいくといって
むしろ足を引っ張っている事など
わかりやすく書かれていると思いますので是非ともお読みください。

家計の最終消費支出は消費税増税直前の2014年1－3月期で
実質、名目とも300兆円ですが、
昨年10－12月期では名目294兆、実質289兆ほどとなっています。

なんとかかんとか回復しているように見えてもまだ凹んだ分は取り返せていません。

消費税増税の影響というのは非常に大きいわけです。

ところがこうした数字に基づかずに財務省に媚びる御用シンクタンクは
エボラ、デング熱、天候不順、火山の噴火等の理由で消費が悪化したのであって
消費税増税が原因ではないから予定通り10％への増税をしろ
という無茶苦茶なレポートを出しています。

普通に考えたら無茶苦茶な屁理屈なのですが、
大手金融機関のシンクタンク様が発表しているんだし、
それなりに根拠があるんだろうと思われかねません。

都議選が片付きましたので
次は消費税増税をいかに回避させるかというところになってくると思います。

ますます持って胡散臭い、怪しい、それこそ水素水レベルのまゆつばな話が
いろいろと出てくるかもしれません。

なお、水素水で水素が体にいいとかどうとかいう人は牛乳飲んでください。

お腹の中でゆっくりと腸内細菌に分解されている間
いっぱい水素ガスが出つづけますから。
水素水なんてものとは比較になりませんよ。

おならは2割程度が水素ガスのようですから
おならを我慢したら水素水以上の効果があるかもしれませんよ？
ブログ主は体に悪いと思いますけど。



さて、ここからは消費税とは全く別の話になります。

先日、ブログ主が共産党と中核派がコラボって反安倍で活動している事を書いたら、
複数の共産党員の方から

「目的達成のためには暴力もいとわない」「物理的な力が革命のためには必要だ」と考える中核派と日本共産党がコラボすることはありません
とか

日本共産党が、中核派などニセ左翼暴力集団と関係を持つことは、一切ありません。念のため。
などなど

ツイートをいただきました。

日本共産党は自分達が日本初の銀行強盗をやってたり、
リンチ殺人や阪神教育事件など血なまぐさい事件を繰り返したりしてきていますが、
一応彼らの中では封印された歴史なので一般の党員向けには
共産党はクリーンな左翼政党ということになっています。

ですので
【「革マル派」「中核派」とはどんな団体？】
　〈問い〉　集会の会場付近で、「革マル派」とか、「中核派」などと名乗る団体をみかけましたが、どんな団体なのでしょうか。日本共産党とは関係があるのでしょうか。（東京・一読者）

　〈答え〉　「革マル派」とか「中核派」などと名乗る団体は、凄惨（せいさん）な「内ゲバ」事件などをおこしてきた反社会的な暴力・殺人者集団であり、日本共産党とはまったく関係がありません。

　最近の彼らの言動をみると、国際的な無差別テロを賛美し、テロリストへの支持・連帯という主張をさけんでいます。

　２００１年にアメリカでおこった３千人近くの人命を奪った９・１１同時多発テロについて、「画歴史的行為」（「革マル派」機関紙「解放」０１年９月２４日号）などとほめたたえ、テロ勢力との「連帯」までかかげてきました。

　日本共産党にたいしては、「テロ根絶」の主張について、口ぎたない悪口を投げつけてきました。

　彼らは、「革命」や「共産主義」などの言葉をかかげています。しかし、実際の役割は、国民の要求実現のたたかいと政治革新のとりくみを、暴力によって混乱させ、妨害することにあります。

　国民の期待と支持が日本共産党に集まることを恐れる支配勢力は、「共産主義」を掲げ、暴力行為をおこなう集団を、日本共産党とかかわりがあるかのように、反共宣伝に利用してきました。

　それは、反共右翼や警察がこうした集団に資金を提供してきたことや、警察が彼らの暴力行為を本気で取り締まろうとせず、「泳がせ」政策をとってきたことにも表れています。

　日本共産党は、彼らの暴力行為を、一貫してきびしく糾弾してきました。

　これらの集団が、「改憲阻止」などのスローガンをかかげて、憲法を守る人たちの運動の内部に入り込む策動をしていますが、民主勢力のなかでは、「統一行動の妨害団体」として、「共闘にくわえない」となっています。


と、赤旗の方でも「自分達は暴力行為をしてるあんな奴らとは関わってません。」
とか書いていたりします。

脱原発運動や安保法制反対などでもよく名前が出てくる
「戦争法案に反対するママの会」
は中核派としてよく知られているかと思います。

中核派のママの会の活動に全労連が街宣車を貸していたり、
（しかもこの街宣車、かつて志位るずのデモでも使われた車です）



先日の都議会議員選挙の自民党の秋葉原での演説を妨害するために集まっていた
集団ではこのようになっており、

安倍を監獄にってのが中核派が使ってきたもの。

安倍首相の写真にちょび髭をつけたのは共産党が使ってきたもののようです。

そして他にもネットですでに指摘している人もいますが、
しばき隊が2015年に作っていた旗をつかっていたりと
共産党と中核派のコラボであることがわかります。

籠池と一緒にタクシーに載って撮影していたのも中核派の横川圭希だとわかっていますし、
共産党系のしばき隊が現地にいたこともすでに知られているかと思います。

また、赤旗は
各地でのデモのスケジュールを列挙して宣伝していたりしますが、
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-09-10/2016091005_01_0.html

戦争させない・９条壊すな！総がかり行動根室実行委員会
の活動を宣伝していることがわかります。

志位るずとママの会が共闘を繰り返していたというだけでも
「中核派と共闘をしていた」ことは間違いありませんが、
こちらの総がかり実行委員会とやらもやっぱり
中核派メンバーと共闘しています。
菱山南帆子などの名前でググってみるとすぐ出てくると思います。


熱心な共産党員すら騙している共産党。
そしてそれを信じている共産党員。
共産党さんは罪深いですね。

逆に言えばそれだけ極左に参加してくれる人がいなくなってきて
台所事情がくるしくなってきているということでもあるのでしょう。



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