結局はバラまき政策。民主党と変わらない

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民進党が抱きついてくる前の希望の党は
そこかしこに「600万円振り込めば自動公認する」と言って声をかけていました。
ところが本当に振り込んだものの公認されなかった人がいるようです。

【お金振り込んだのに…　希望公認「落選組」生き残り模索】
　小池百合子・東京都知事率いる「希望の党」が１次公認を発表した３日、希望に背を向ける立候補予定者も相次いだ。相いれぬ理念と政策、求められる資金提供への違和感……。公示まで１週間。当てが外れた予定者たちは、次の生き残りを模索する。
～以下省略～
(2017/10/4 朝日新聞)


希望の党は政策も党の役員も選挙後に決めると言っています。

つまり、今の状態の希望の党は役職が特に決まっておらず、
モナ男、玄葉、若狭らで決めているのでしょうが、
小池の気分次第で小池が独断で決定してなんの連絡もなくひっくり返されたりもしています。

いつのまにか玄葉光一郎がちゃっかりと候補者を仕分ける側になっているのだって
希望の党の中で何か手続きを経たものではありません。

ちなみに玄葉光一郎は「候補者の人生がかかっている」なんて言っていますが、
私達国民からすれば「国民の生活がかかっている」のです。
民進党の有象無象が議員先生として悠々自適の生活をしたい
という話なんて全く判断の理由になりません。


話を戻しましょう。
組織すらろくに作っていないのは
小池にとってはそのほうが都合が良いということなのでしょうけど、
組織として誰が責任者なのか、誰が何の担当なのか
そういうのが全く決まっていない組織ですから、
お金をかき集めるだけかき集めていてもろくに管理できていないのでしょう。

玄葉、モナ男、若狭はこれに一枚噛んでいるわけで
間違いなく小池ともども余計な敵を作るだけになるでしょう。
かつての仲間に週刊誌にネタを売り込まれなきゃいいですけどね。


現段階ですら組織としてきちんとした活動をできる体制が無いわけで
そういう人たちが国政を切り回せるかと言えばノーです。

希望の党の一次公認192人のうち、
新人まで含めた民進党系は140人ほどになるようです。
7割が全く仕事ができなかった民進党系、その他の残りも経験無しの新人なわけです。

民主党政権の時は過去に与党や大臣を経験していた人が
党の特に幹部クラスにごろごろいたわけです。
それでもあの体たらくでした。

そこから経験者がごっそり抜けて仕事ができないのが集まっている以上
どうやったって希望の党がまともに仕事ができる事などありはしません。


ただ、目先の自分達の利益に目の色を変えていて調子に乗って
敵を作っている事を考えていないあたりに
小池を含めて３バカの程度が伺えます。

自分が仕分ける側になれば安泰だからと仲間を仕分ける玄葉くん。
確実に恨み買いますよね。

一方で小池都政の方も小池が公明党に媚びようと
東京１２区に候補者を出さないようにしているようです。

また、かつて同じ日本新党の仲間だった鴨下一郎の東京１３区にも
候補者を出さないようです。

都議会で与党過半数割れになりそうなので
場合によっては自民党都連会長になった鴨下に擦り寄ろうと
そういう魂胆なのかもしれません。

ただ、小池への批判が高まっていて、
このままでは都民ファーストは都議会で袋叩きにされる側になろうとしているので
おときた駿と上田令子が離党したようです。
逃げ足が早いですね。

都民ファーストが勝てた大きな理由に公明党の協力があったわけですが、
公明党から逃げられかけている現状では確かに
先に逃げた方が小池に責任を押し付けられますからね。

音喜多議員は行動も軽いですが口も軽そうですから、
小池党の都合の悪い内情をバラして自分が片棒を担いでいたことを
無かったことにしようとするでしょうね。

八方美人を目指しつつ、都合が悪くなればすぐに切り捨てる体制を取っていたのが
小池百合子都知事です。

人を信用しない人間というのはこうやってあっさりと裏切られて崩壊していくものです。

小池百合子のこうしたあたりも小沢一郎の真似なのかもしれません。

さっそく音喜多がバラしていますが、
小池は都民ファーストの議員がカスしかいないので
取材を受けてはいけないようにしているのは勿論ですが、
都民ファーストの議員同士での食事も禁止とのこと。

人を全く信用していない彼女ならではという感じがします。

先の都民ファーストの代表変更も小池と幹部2人だけで決定したとのことで
都民ファーストの所属議員に告知すらせずに行われました。
（これだけでデタラメすぎます）


希望の党の公約原案が出て来たとのことです。
以下。


・憲法改正し知る権利を明記
・一院制導入
・幼児から高校まで教育無償化
・緊急事態時の国政選挙延期を検討
・憲法9条は自衛隊の存在を含め、現実に即した在り方を議論
・2030年までの原発ゼロを実現（安全で再稼働できる原発は利用）
・2019年10月の消費税10％への引き上げには反対、企業の内部留保への課税で財源を確保
・ベーシックインカム導入
・金融緩和と財政出動に過度に依存しないコイケノミクス推進
・国会議員の定数と報酬を削減
・国会の権限強化
・道州制の実現


本質的に小池百合子はポピュリストです。
ですので政策については大衆の耳目を引くという目的だけで考えているのでしょう。
ほぼ全部がツッコミ所というのがひどい内容です。

憲法に知る権利を明記なんてやったらそれこそ濫用されかねません。
憲法に何でも書けば良いってもんではありません。

先進国は基本的に二院制です。
一院制にするというのはそれこそ国会が遅いということに対するポピュリズムそのものです。
民主主義というのは時間とコストがかかるのです、
ただ、今の国会が遅いのは民進党（偽）、共産党、社民党、自由党が
野党側の質問時間をコントロールし、
国会を徹底的に審議妨害をするための場にしてしまっているから
というのが大きいわけです。
病気にはそれぞれ原因があるわけで
原因を一切無視して「頭痛がひどい？それじゃこの薬だな」
みたいな処方をしているようなものです。

昨日、新宿駅でウンコが広範囲にばらまかれるというテロがおきましたが、
これはこういう事をやってどこの署からどの程度の人数が
どのくらいの時間で派遣されてくるか等々を
予めチェックしておくというテロの予行演習の可能性を考えても良いでしょう。

これが汚物ではなくサリンだったら間違いなく新宿駅が止まって
都内の鉄道移動に大打撃を与えることになります。

山手線の配電設備にこつこつといたずらがされていた事もありました。

日本は準戦争状態にあり、北朝鮮の工作機関が全国に存在しており、
しかも各自治体が就学補助なんていう名目を付けて
生徒一人当たり年間10万円とか20万円とかの補助金を付けて
これを学校経営側、つまりは朝鮮総連などに渡していたりするのです。

日本はあまりにも危機感が薄すぎます。
おっと、脱線したので戻ります。

2030年までの原発ゼロを実現なんて書いていますが、
それだと連合の票が逃げてしまうので使える原発を使うという内容にしています。
どちらにも良い顔をして票を得ようという八方美人政策です。
どうせ自分が総理をやった後なんて政策が実現できようができまいが知ったこっちゃない。
これが小池百合子です。

都政でも繰り返し政策を打ち出しては全て無かった事になっている事を考えれば
政策を実現するつもりなど、
そのために努力したり犠牲を払ったりするなんてことも全く考えてはいないでしょう。

また、企業の内部留保への課税というのは
日本共産党が散々言ってきた内容ではありますが、
日本共産党も馬鹿の集団ですので企業の内部留保＝現金
というような設定で話をしています。
むしろ内部留保で現金を貯め込んでいる企業などほとんどありません。
資材だったり工場そのものだったりほとんどは現金以外の形です。

マスゴミが散々「企業の内部留保がー」と煽ってきたので
これに課税すると言えば人気が出そうという程度の考えで出してきたのでしょう。

内部留保への課税はさらに二重課税という問題にもなります。
二重にアホな話なんです。


そして目玉はどうやらベーシックインカムのようです。
子供手当をバラまきますよというのと発想は同じです。

金をもらえるとバラマキを約束しておけば票が釣れるだろうと
そういう考え方でしょう。

たとえば国民一人に6万円ほど毎月配るとすれば
約100兆円の費用が必要になります。
そのためにはその他の福祉は一切カットしなければならないでしょう。
言い換えれば
「セーフティネットを破壊して、富める者も貧しい者も関係無く国民に等しくばらまく」
のです。
ベーシックインカムは結局の所富める者には元々必要無いバラマキで、
貧しい人のためのセーフティネットは破壊され
貧しい人はむしろより貧しくなるというシステムになります。
悪平等の典型です。

金融緩和と財政出動に過度に依存しないと言っているわけですが、
現時点ですら財務省の影響が大きく、財政出動はほとんど効果のない小さな額にされています。
消費税8％への増税によって凹んだ個人消費の分を取り返せていません。

ところがとにかくアベノミクスを批判したいので
「過度の金融緩和と財政出動」ということにしているようです。
とすれば今よりも金融緩和や財政出動は抑制されるわけで
それ以外になんら中身の決まっていないコイケノミクスでは
経済成長をさせられないでしょう。

国会議員の定数と報酬を削減というのも
マスゴミが散々「国会議員はお金がいっぱい入って贅沢だ！」
という妬み煽りに乗っかった内容ですね。

地元に事務所を構えて秘書に地元を回らせて意見を集め、
永田町にも事務所をかまえて政策秘書を雇って・・・
と真面目に仕事をしている議員はむしろ今の議員報酬では足りない状況です。

もちろんろくに政治家として活動をしないで
国会では審議妨害をしているだけ、
子供を保育園に預けて週に４回パコリーヌ。
なんて輩には間違いなく無駄金です。

希望の党は国会議員の定数を減らして報酬を削減しておきながら
「国会の権限を強化」して道州制を実現するのだそうです。

矛盾しまくりですね。

今の永田町では国会議員が足りないので
一人の議員が複数の委員会を掛け持ちしています。

むしろそれぞれの議員の得意分野に専念させるためには
国会議員の数を増やせとブログ主は言いたいです。

また地方はどんどん人口が減っているわけで、
この状況で国会議員を減らせば地方の声はより国会に届かなくなります。

希望の党の公約というのは結局の所は
政治家として無能な民進党（偽）と小池百合子による
「愚民を騙していかに票を釣るか」
という程度のところから出て来た政策だと言って間違いないでしょう。


今の小池都政を見ると、
自分が打ち出した政策は何一つ実現できずに無かった事に、
つまりはリセットされています。

小池の言うリセットとは都合が悪くなったら
リセットボタンを押して知らんぷりするという程度のものでしょう。


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