都民ファーストがブラックすぎる

人気ブログランキングに参加しています。

人気ブログランキングへ
----------
亀井静香が引退とのことです。もう８０ですからね。
いろいろと問題だらけの人物で、
極左労組に和解と称して多額の税金を出させる話を進めたのも亀井静香でした。

ですが２０１０年の参議院選挙で少しでも議席を増やして
民主党政権に対しての発言力を付けようとして保守派アピールを行い。
この一環として民主党政権の夫婦別姓、外国人参政権法案を出させませんでした。

民主党政権が審議を全く認めない強行採決１０連発なんてものをやっていた頃で、
亀井静香が連立政権内で俺の条件が飲めないなら連立離脱するぞと脅したことで
夫婦別姓や外国人参政権法案が成立されなかったのは奇跡としか言えません。

この一点についてブログ主は亀井静香を高く評価しています。
ただしブログ主的に亀井静香全体として見ると評価はマイナスです。あしからず。

昨日、音喜多都議と上田都議による都民ファースト離党会見が行われました。

音喜多も相当ひどい議員ではありますが、
小池百合子と野田数で仕切っていた都民ファーストのひどさに呆れました。


以下、箇条書きにします。

・党の姿勢に疑義を示したら呼び出されて脅された。
・都民ファーストの仲間数人で飲み会に行こうとしたら「分派活動だ！」と断罪され禁止された。
・音喜多駿はメディアへの出演を禁じられた
・毎月２１万円を党に払わなければならず、高額な政治資金パーティー券販売のノルマが課されている。
・党の代表を小池氏らたった3人の密室で決められた。


ちなみに党が集めているお金については選挙の時に党が
供託金や手続き、ポスター等々を準備する等に使われる事は一切無い模様です。

参考として、自民党は毎月８万円を徴収していますが、
これは４年に１度の選挙の際の供託金などのための積み立てです。

供託金等々の一切のお金は議員持ち、
にも関わらずパー券販売と高額な党費用納付が毎月のノルマ。

しかも小池は都政を放り出して国政に逃げ込む姿勢を捨てていません。
これなら都民ファーストから離党者が出ても文句が言えないと思います。

ヤクザだってみかじめ料払ったらそれなりに筋を通すというのに
金を取るだけとって後は自分でがんばってというのが都民ファーストのやり方。
ブラック過ぎます。
ほんとチンピラ集団ですね。


この会見について時事通信が時事通信らしさを見せていたので以下紹介します。

【まさにブラックボックス＝都民ファ運営を批判―離党2都議】
　東京都の小池百合子知事が率いる地域政党「都民ファーストの会」所属の音喜多駿、上田令子両都議が5日、離党届を提出した。

　両氏は都庁で開いた記者会見で、離党を決めた理由に不透明な党運営や不十分な情報公開などを挙げ、「まさにブラックボックス」と批判した。

　音喜多氏は、荒木千陽都議が選出された代表人事について「（小池氏ら）たった3人の役員で密室で行われた」と指摘。「言論統制、取材規制も行われていた」と訴え、国政政党「希望の党」代表に就任した小池氏の政治姿勢に「強い疑問を持った」と述べた。

　上田氏は、党が掲げていた「東京大改革」が「執行部により変質していった」などと強調。両氏は新会派を結成し、小池都政に是々非々の立場で対応する考えを示した。　
(2017/10/5 時事通信)

インパクトのあるところを隠して小池のダメージが少なくなるようにしている内容です。

毎月21万円の党費＋パー券販売ノルマ。

小池や野田数が金をかき集めている事は明らかです。
都民ファーストの議員が会合なども規制されている事を考えると
この不当な金集めについて議員同士で相談しあったりさせないためとも考えられます。

希望の党から自動公認されると電話で言われたので指定額の数百万円振り込んだものの
希望の党からの公認を得る事ができないという人がいることが報じられていましたが、
若狭勝らペーペーが急に権力を持ってしまったため、
ろくに考えもせず権力を悪用して金集めに走っているのかもしれません。

ですがそういう事について疑問を投げる事すら都民ファースト内ではタブーにされています。

こんな連中が国政で権力を手に入れたら間違いなく濫用して
民主党政権のように自分の利益のためなら
違法行為もおかまいなしに実行するだろうと思います。

しかしながら、小池は人を全く信用していないし、
おまけに使い捨てる事しか考えていないので
今回の音喜多、上田の離党のようにすぐに逃げ出す議員が出るのも
小池百合子の人徳の無さと言えます。

さすがにここまで酷いと笑うしかありません。

希望の党もガバナンス長を設置するとのことで
こうした締め付けはさらに強化されるのでしょう。


希望の党は単独で過半数を狙うと言って
過半数を超える候補者を擁立するとしています。

【小池代表「単独過半数目指す」　改めて出馬否定】
　希望の党の小池百合子代表（東京都知事）は２日、東京都内で毎日新聞のインタビューに応じた。衆院選について、過半数の２３３議席以上を獲得して、単独政権を目指すと表明した。自らの衆院選出馬は否定した。
～以下省略～
(2017/10/2　毎日新聞)

ところが相変わらず首班指名については
小池百合子都知事は「首班指名も党役職も選挙後に決める」としています。

単独過半数なら他党と首班指名を調整する必要なんてないんです。
ところが相変わらず首班指名については未定というままにしています。

公示直前に小池が都知事を辞任して国政に出る事を狙っているので
首班氏名についてはとにかく「未定」ということにしているのでしょう。

政権選択選挙で選挙後について
首班指名どころか役員まで未定のままで過半数超えを狙っている
という前代未聞の状態になっています。
どのような政権を作るのか、その時の役職者は誰なのか
そうしたものが一切未定のままというのは無責任極まりないです。

こちらの記事を御覧ください。

【希望の中山成彬氏「思想チェックしてる」　候補選びで】
　希望の党から比例区での立候補が取りざたされている中山成彬（なりあき）・元文部科学相（７４）は４日、宮崎市内で朝日新聞の取材に応じ「安倍政権打倒、政権交代とわめくのは元民主党の人たちだが、国民は民主党政権のトラウマが消えていない」と述べた。政権交代を主張する旧民主出身の立候補予定者らを牽制（けんせい）した。

　中山氏は先月２８日にツイッターで「安倍首相の交代は許されない」と投稿。これについては「小池（百合子）さん以外の人では、今の国際情勢で安倍首相に代わる人はいないと思う」と説明した。

　また、希望の党での自らの役割について「小池さんから（候補者の）リクルートを頼まれている」。選定の際には、憲法改正や安保法制などの「思想チェック」をしていると話した。

　中山氏によると、希望の衆院選の進め方について小池氏は「選挙はテレビがやってくれるのよ」などと話していたという。「消費税を上げなくて済む方法があるということを訴えていく」とも語った。（河崎優子）
(2017/10/5 朝日新聞)


中山成彬の「思想チェックしている」という言い方も
もう少し言葉を選べんかったのかと思ってしまうのですが、
読んでいただきたいのはそこではなくて小池百合子が
「選挙はテレビがやってくれるのよ」
というところです。

テレビ的な話題作りだけが小池百合子の選挙必勝法です。
ですのでテレビ的に話題を作れる「公示直前の国政転身」
この路線を今でも狙っているわけです。

小池百合子は愛知や大阪の知事に接触して
あわよくば国政へ転身させようという狙いがあったのでしょう。
先に誰かが知事を辞任して国政出馬をやれば
自分が都政を放り出す事に対する批判を相当軽減することができますから。

しかしながら松井も大村も乗ってこないどころか、
松井一郎知事にはその魂胆を見抜かれて
「この３人の誰が国政に出ても三都物語提携は消滅する。」
と、むしろ釘を差されるオチになり、
途端に渋い表情になっていたのが小池百合子でした。

テレビが情報源の情弱層をターゲットにした小池の戦術は
一定の効果を出すでしょう。
あとは投票日までにいかに小池の黒さが多くの人に伝わるか・・でしょうかね。


そうそう、枝野をトップに据えた立憲民主党の方は共産党との選挙協力も行っています。
で、中日新聞がこんな記事を出していたようです。

ツイッターのフォロアーが１１万を超えた！自民を超えた！

なんて話題作りにがんばっているようなのですが、
そのフォロアーアカウントとやらをちょっと見てみればほとんどが幽霊アカウント。

国会前のデモで１０～数十倍に人数を水増ししていたパヨクさんたちですから
こういうことは随分と手慣れているようです。
が、、頭が悪いなと思います。

ネットを使ってツイッターを使っている人たちなら
その胡散臭さにすぐ気が付きますし、
そもそもネットをバンバン使っているような人なら
立憲民主党を支持しないでしょう。

となれば、既存の民進党のお得意様であった
新聞やテレビが情報源の層を狙う必要があるわけですが、
この層はツイッターと言われたってピンときません。

話題作りにがんばってフォロアーを水増ししたものの
マーケティングとしては完全な失敗だと言ってよいでしょう。



↓良ければ応援クリックよろしくお願いします。↓

バナー表示されない方はこちら（人気ブログランキング）をおねがいします。