すんなり辞めさせてもらえる理由は？

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昨日は小池百合子の地盤である池袋で若狭勝が演説をしていました。

言っている内容が
「希望の党でしがらみのない政治をー」
「安倍が－」
「安倍を倒せ－」
「モリカケで安倍がー、希望の党でしがらみのない政治をー」
だけしかないという極めて内容の薄いものでした。

小池の転出後の東京１０区補選では
自民党が全面的に支援して若狭勝が当選しました。

しかしながら当選直後から自民党議員としてではなく
小池百合子の子分として動き回り、
自民党に追い出された！自民を許すな！というネタを作る為に
親分の小池百合子ともども離党届を出さずに反党行為を繰り返しました。

それを見抜いていた二階は
「除名なんてしない、してもらいたかったら自分で来い。」
と放置しました。

そして渋々小池百合子も若狭勝も離党届を出して離党したのが都議会議員選挙直前でした。

本来であれば小池都知事の地盤として余裕で勝利を固めて
他候補の応援演説に回れるくらいでないといけないのです。

ところが自分を当選させるためにがんばってくれた党と党員に対して
全く筋を通さずに不義理を続けて来た若狭勝だけあって
楽観視できる状況ではないようです。

彼が検察を退職する際に長年勤めたというのに送別会が開かれなかったそうです。

どういう扱いをされるかで
その人物への評価がうかがえる瞬間というものがあります。

玉木雄一郎も退職すると言い出した時期が繁忙期だったのに
すんなりと辞めさせてもらえたそうです。

繁忙期で猫の手も借りたい時にすんなり辞めさせてもらえる。

これが玉木雄一郎の財務省内での評価だったのでしょう。


「安倍政権のままでは日本は潰れてしまう　私は本気で政権を奪う」
という小池百合子の独占記事を目玉にした文藝春秋１１月号も
売れ行きが芳しく無いとのこと。

小池百合子が都政をサボって都庁前で演説している時も
聴衆がほとんどいなかったような状態でした。

お得意のカタカナばっかり使うのが受けが悪く。
思いつきで出してみた１２のゼロは
都政においての「実現ゼロ」という一つの実績によってすべて砕かれていて、
結局「モリカケがー」を連呼するだけになってしまった小池都知事以下、
希望の党。
かつての人気もどこへやらという状態です。


そんな小池都知事は・・・

【小池百合子代表「自公政権許すな」　神奈川で希望候補を応援】
　新党「希望の党」代表で東京都知事の小池百合子氏は１２日、川崎市幸区の商業施設前で衆院選候補者の応援のため街頭演説を行い、「何のためか分からない選挙に、７００億円もかけている」として、衆院を解散した安倍晋三首相を批判。沿道を埋めた聴衆に「このまま自公政権が続くことを許していいのか」と呼びかけた。

　小池代表は、都の情報公開制度の透明化を図った実績をあげた上で、森友・加計問題にまつわる政権運営の不透明さを指摘。「議論をするほど、袋小路に入り、政治の不信を招いている」「安倍一強政治の緩みをただす」などと訴えた。

　神奈川県では同日、社民党の福島瑞穂副党首が平塚市内で候補者の応援を行い、幸福実現党の釈量子党首も横浜市内で遊説を行った。１３日には民進党の前原誠司代表が相模原市などで街頭演説を行う予定。
(2017/10/12　産経新聞)


もはや共産党と言ってる事が変わらない状態になっているようです。

で、こんな記事が出てきました。

【全国約6割の地方議会が議員個人の賛否を公開、東京都議会は公開せず】
　新たに選出された議員による東京都議会の初めての定例会は5日閉会しました。会期中は46件の議案が審議されましたが、都議会のホームページで議決結果を確認しても、それぞれの議員がどの議案に賛成、あるいは反対したのかは記されていません。
　
　全国では約6割の地方議会が議員個人の賛否を公開するなど、議会の情報公開のひとつのあり方として定着しつつあります。選挙公約で閉鎖的な都議会の「議会改革」を掲げた都民ファーストの会が第1党になりましたが、議員個人の議決行動が非公表のままとなっています。
～以下省略～
(2017/10/13　tha page)

押しボタン式を導入するなどして誰が賛成したか反対したかを明確にする
ということはすでに参議院でも行っています。

都議会でもやろうと思えばすぐにでも導入できますし、
予算が無いなんてわけでもないでしょう。

小池都知事は築地移転などについてブラックボックス化して
「私がAIだからです。」
という意味不明な回答で誤魔化したりしてきました。

安倍はモリカケ問題で情報公開をしていない！徹底的に公開しろ！
希望の党は徹底した情報公開をする！

とか言ってるわけですが、
圧倒的権力を得て都議会も抑えていつでも実行できる立場にありながら
都議会では情報ブラックボックス化。

都議会で実行できなかった人が
国政になったら実行できるなんて全く考えられません。


都議会議員選挙であまりにも勝ちすぎてしまったため
調子に乗ってしまったのだろうなと思います。

でも小池の手駒は若狭勝やモナ男、その他有象無象ですからね。
御輿は担ぎての力量以上のものは担げないということを
小沢一郎と同じく現実の世界で見せつけてくれているように思います。


「しがらみのない政治」
という言葉もそうですが、
希望の党はかつての民主党と同じで
「スローガンだけで現実的な政策がゼロ」
です。

小池一党の言う「しがらみ」とは何を指しているのでしょうか？

後藤祐一に見られる北朝鮮関連団体とのしがらみでしょうか？
山井和則らに見られる朝鮮総連や部落解放同盟とのしがらみでしょうか？
松木謙公や階猛のように小沢一郎とのしがらみでしょうか？
山岡達丸のようにマルチ商法とのしがらみでしょうか？
玉木雄一郎のように獣医師会とのしがらみでしょうか？

多くの民進党議員が連合の支持を受けています。
連合との関係はしがらみではないのでしょうか？

人間関係というのはとかく面倒くさいものです。
ですがその面倒くさい人間関係がいざというときに役に立ったりするのです。

よく大企業のOBが顧問として雇われたりしますが、
あれはその人の持っているコネに期待するところがとても大きいわけです。

しがらみなどと言ってなんでもかんでも否定してリセットする。
他人を全く信用しない小池百合子都知事の考え方は
いざというとき全く使えないということの目印だとも言えます。

人を全く信用しない小池党に大量に入り込んだ民進党の連中は
選挙後に党を乗っ取ることもできるでしょうし、
一斉に離党して民進党に戻れるようにもしています。

人を信用しない小池百合子。
有権者をひたすら騙す事だけで政権まで取れた成功体験が忘れられない
民進党の面々。
お似合いではありますが、
希望の党は選挙後にすぐに消滅しそうな状態だと言えます。



ではお次はこちらの記事から。

【辺野古工事の中止を＝枝野立憲民主代表【17衆院選】】
　立憲民主党の枝野幸男代表は12日、那覇市の街頭で演説し、米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）の名護市辺野古への移設工事の中止を求めていく考えを表明した。「今進んでいる工事の強引なやり方に対し、『まずは止まれ』と国会で声を上げたい」と語った。
　枝野氏は、普天間移設を含む米軍再編計画についても「ゼロから検証する。簡単な道でないことは強く感じている。でも、挑戦しなければ変わらない」と述べた。
(2017/10/12　時事通信)


普天間移転問題をちゃぶ台返しした挙句に結局辺野古移設に戻って
閣議決定をしたのが鳩山内閣でした。

そして枝野幸男も大臣としてこの閣議決定に署名しています。

ですがもう与党ではありませんし、過去の自分の行動に責任を持つのではなく
責任は転嫁するのが民主党イズムですので
立憲民主党のターゲットにしている有権者層である「パヨク」向けに
このようなことをまた言い出したという形です。

安保法制廃止と散々言ってきたくせに希望の党から出たくて
安保法制容認であることが前提の希望の党参加に賛成して、
でも極左として名前が売れすぎているのでお断りされたのが立憲民主党の面々です。

選挙の都合でいくらでも手のひらを返すのが彼らです。

現に枝野幸男は憲法改正すべきと論文を出していた人物なのですから。


そうそう、玄葉光一郎が早くも泣き言を言っているようです。

【玄葉氏、「排除なければ200議席」＝小池氏発言に恨み節【17衆院選】】
　民進党の玄葉光一郎元外相は13日、福島県石川町での演説会で、希望の党の小池百合子代表が民進党出身者の公認をめぐり「排除する」と発言したことに関し、「発言がなければ、希望の党は200議席に迫る勢いだ」との認識を示した。
　希望側と公認調整に当たった玄葉氏は「全員受け入れる気はさらさらないなんて（小池氏は）言い過ぎだ。本当に返す返す惜しい」と恨み節を口にした。　
　これに関し、小池氏はBSフジ番組で「きつい言葉だったと思うが、政策の一致（が重要）ということを申し上げたかった」と釈明した。
(2017/10/13 時事通信)


民進党が全員で抱きつきに行った時点でどうやったって
あれ民進党だよなとバレてたわけですから
排除なんてやらなくたって失速していたでしょう。

民進党の連中ってのは徹頭徹尾「責任は他人のもの」なので
まず第一に責任を他に見出すという作業を無意識に行うようになっています。

元を正せば民進党は国会で審議妨害しかやってなくて
それによって有権者に呆れられて支持を失ったのが原因です。

それを看板を変えて小池人気に乗っかって政権を握るぞ！
みんな当選したらみんなで民進党に戻って政権与党になるぞ！

という無茶苦茶な事を企んでいたような連中で、
我慢しきれなかった小川敏夫らが作戦をバラしてしまっている状態です。


凋落は自分達にこそ原因があるのですが、
こうやって常に他に責任を見出そうとする連中が
国難にあたってまともな仕事ができるなんてことは万に一つもありません。




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