説得力マイナス

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知事によって放置状態になっている都政のニュースから。

【豊洲移転　来年９～１０月メドに調整】
　築地から豊洲への移転時期について、東京都は来年９月から１０月をメドとすることを明らかにした。

　東京都は１６日、築地市場から豊洲市場への移転時期について、来年９月から１０月をメドとして業界団体との調整に入ると発表した。豊洲市場に盛り土がなかったことへの追加の対策工事が来年７月末に完了することや、衛生面の理由で夏場を避けることなどからこの時期になったという。

　築地市場については来年１０月末から解体工事に着手し、２０２０年東京オリンピック・パラリンピックの輸送拠点や環状２号線の整備を進めていく方針。
(2017/10/16 日テレnews24)



小池都知事が自分のミスを誤魔化す為に遅れまくってる豊洲への移転ですが、
まだ移転スケジュールが決まっていません。

このことを誤魔化すために
「来年９月から１０月を目処にする」
ととりあえず言ってみた形です。


希望の党を立ち上げて国政へ積極的に関与する形を取り、
さっそく演説にまわっていた小池都知事に対して
先月終わりの都議会で小池都知事が演説に入ろうとしたら聴衆から
「１００回の演説より１回の行動です」
とヤジが浴びせられました。

小池都知事はヤジの方向を１０秒間にらみ続けました。

本当に痛いところを突かれた事がよくわかります。

小池都知事はなんだかんだで都議会においては
行動、決断をしないで先送り先送りにし続けてきました。

来年９月から１０月などと言っていても
知事が共産党のデマに乗っかって豊洲の風評被害を広めた事を誤魔化すために決めた
豊洲の追加工事（元々必要のない工事です）の
スケジュールだってまだ見通しが立っていないのです。

都議会で小池党と組んでいた公明党は
都民ファーストの会が仕事ができない無能しかいないため
実質的に与党として都の利権を切り回す立場になりました。

ですが、小池は都議会に専念しようとすることなく国政に色気を出し始めました。

そこで国政進出の方の代表とかになったら連立を解消すると
小池百合子に対して脅しを入れましたが、
小池はお得意の八方美人戦略で
「首班指名は山口那津男にする」
と言い出しました。

しかしながらこんなことでごまかせるはずもなく。
希望の党は風頼みで選挙を戦う事になったわけです。

民進党が合流したことで小池百合子は連合会長に直接会い、
連合による支援を要請しました。

希望の党は連合票による底上げがつくことになりました。


小池は若狭とモナ男が言い出した「一院制にする」だけでは
とても有権者を釣る事はできないと考えたのでしょう。
（なお、連中は一院制にすることでスピーディにするとか言っていますが愚の骨頂です）

小池百合子は人を全く信用しないため
子分の若狭勝も当然のように信用しておらず、
若狭、モナ男らとなんの事前調整もせずに突然記者会見を開いて公約を発表しました。

しかしながら小池都知事の
公約と言いながら具体的な方法については一切説明しないなど、
言葉のインパクトだけを狙って作られた公約の薄っぺらさがすぐにバレてしまい。
すぐに言い出した小池都知事がこれらの公約について触れなくなりました。

そして「モリカケがー」「安倍がー」
「安倍内閣でGDPが上がったといってもたかだか１％だー、しょぼい」
等々。

民進党と全く同じ主張となってしまいました。


そんな小池都知事の次なる手は・・・

【希望・小池百合子代表「横暴解散だ」　水戸で安倍晋三首相批判「森友・加計なかったことにする魂胆」】
　希望の党の小池百合子代表が１７日、同党の公認候補の応援のため水戸市を訪れ、安倍晋三首相が決断した今回の衆院解散を「横暴解散」と呼び、「森友・加計問題を『これでお許しをいただいた』『なかったことにする』という魂胆が透けて見えるようだ」と批判を強めた。

　小池氏は「安倍一強政権のおごりを止める」と強調。「しがらみのある政党に改革はできない。『政治家ファースト』ではなく、『国民ファースト』の政治をつくる」と呼びかけ、情報公開の徹底や女性活躍の推進などを訴えた。
(2017/10/17 産経新聞)


・しがらみのない政治をー
・モリカケがー
・横暴解散だー　←new!

選挙戦略を変えるにしてもレベルが低すぎる・・・。

都政で情報のブラックボックス化を実行してきたくせに
徹底した情報公開とか言ったって絶対に実現しない事がわかりきっています。
都政に於いて公約としてフリップを作って出したものについては
何一つ実現していないという実績と、
実態はただの民進党でしかない他の候補者のメンツを見れば、
「希望の党は絶対に公約は守らないし実現できない」
ということをブログ主は断言できます。


お次はこちら記事から。

【舌戦・衆院選（15日）【17衆院選】】
　◇一緒に戦いませんか
　立憲民主党・枝野幸男代表（京都市で街頭演説）　国民の皆さんが背中を押してくれたから立ち上がったのが立憲民主党だ。背中を押してくれたあなたこそが立憲民主党だ。だから応援してくださいという言い方を私はしない。私たちと一緒に、立憲民主党の旗の下で一緒に戦いませんか。
　◇平和主義にとどめ刺される
　共産党・不破哲三前議長（東京都内で街頭演説）　ものを言う自由もなかった、暗いものに日本社会が押しつぶされた戦前を思わせるようなやり方が横行している。（自民党は）憲法改悪を公然と選挙公約の柱にした。これが通ったら、戦後72年間守ってきた平和主義、立憲主義にとどめを刺されることになる。絶対に許すわけにいかない。
　◇自民議席を減らせる政党は
　希望の党・細野豪志元環境相（さいたま市で街頭演説）　（森友・加計学園問題について）資料を捨てたなんて駄目。お友達だから得するなんて駄目。そういう政治を止めるには（自民党に）単独過半数、まして300議席以上を与党に与えるなんて駄目。自民党に対抗し得る議席を確保できるだけの候補者を立てている政党はどこか。自民党の議席をわずかでも減らせる政党があるとするならば、希望の党しかない。
　◇成長戦略はカジノと加計学園
　玄葉光一郎元外相（福島県棚倉町で個人演説会）　成長戦略は（電力の地産地消など）エネルギーの産業革命をやったらいい。安倍（晋三首相）さんは成長戦略で何をやったか。カジノでしょう。あとは（学校法人）加計学園（が目指す獣医学部新設）か。（ほかに）何か思い浮かびますか。ないでしょう。
(2017/10/15 時事通信)


枝野と玄葉の言については聞くだけ無駄です。
この人達は政治家として嘘つきな上に無能であることは
民主党政権ではっきりとしていますから。

当初の希望の党の戦略であった
「自民から議席を奪って自民が連立でしか政権を作れない状態にして自分達がキャスティングボートを握って総理を出す」
という狙いが見事にハズレてしまっていますが、
モナ男の方は頭の小池百合子に付いていくことができていないようで、
当初の作戦通りに自民党の議席を減らしたい一心でこんな演説なのでしょう。

東日本大震災の時に
菅直人が東電に殴り込みに行って火病を起こしていた時の記録を消させたり、
議事録を一切残させなかったりしていたのが菅内閣でした。

その菅内閣で菅直人の太鼓持ちとして
福山哲郎とともに東電に張り付いて監視していたのが総理補佐官だったモナ男です。

菅直人は東電本社にずっと福山哲郎と細野モナ男を張り付かせて監視させていたのです。

逐一菅直人に報告するために
陳とモナ男が東電のやること全てにチェックを入れる形になり、
東電の職員達は自分達の作業等について
いちいちモナ男や陳哲郎に説明する為の資料を作らねばならず
これが東電の動きを大きく妨害する形になっていました。

話を戻しましょう。

モナ男に資料を捨てただのなんだの悪口を言う資格などありません。
菅直人や枝野と一緒になって東日本大震災発災直後の資料改ざんなどをやっていた
当事者であり責任者の一人だったのですから。


で、記事にある演説内容でやはりツッコミは
共産党の帝王・不破哲三（本名・上田建二郎）が一番かなと思います。

共産党は安倍政権で物が言えなくなる社会になると
繰り返し主張してきました。

そうしたネガキャンの台本はこの不破哲三によるものでしょう。

ですが、共産党内でブルジョアである不破哲三や党中央委員会を
おおっぴらに批判したりすれば即除名され、
日本共産党の歴史からも抹消されます。

日本共産党はスターリンがやっていたそれを日本で実行しています。

共産党は「ぶれないのが取り柄」としてアピールしています。

戦後一貫して独自憲法制定を主張してきたくせに
そうした過去すら無かったことにして
「9条を守る！護憲！共産党はぶれない！」
なんて言っています。

これだけでもうブレてます。

皇統を廃止するとして皇統の存在を否定し続けてきたため、
国会では陛下が出席される場面では必ず全員が欠席してきました。

昨年の参議院選挙で議席を増やす為に
直前の通常国会では陛下出席時に一応出席してブレました。
他の議員達が陛下に頭を下げる場面では
やはり共産党だけが陛下に頭を下げずにいたりと、
選挙の為に上っ面だけマイルドに装っただけのことでしたけど。

昨日のブログ記事で心霊写真みたいになっていた有田芳生はかつて共産党員でした。
ですが共産党に批判的な言説を取ったため除名されました。

除名にあたっては当然ながら民主主義的な手続きはありません。

今に至るまで共産党内で民主主義的な手続きによって
党の三役が決められた事はただの一度としてありません。

党内で民主主義が存在しない日本共産党が
民主主義を守るとか言っているのは笑うしかありません。

むしろ共産党なら銀行強盗や殺人やその他テロを繰り返し、
革命の為には手段は正当化されると主張し、
犯罪をも正当化していた本来の姿を隠す自体がブレています。
いまでも暴力革命路線を否定していないくせに
そのことを隠してマイルドになりましたと言っているなんて
ブレブレもいいところです。

不破哲三という王様のための組織になってしまっている感があります。

共産党はまずはブルジョアの不破哲三や党中央委員会を追放する
プロレタリアート革命を実現させてから偉そうな事を言ってもらいたいものです。

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