マスゴミの守りたい戦後レジームこそ立憲民主党

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選挙区で投票したい候補者がいないから棄権する
というコメントを頂きました。

気持ちはわかりますが投票棄権、白票、その他無効票の投票などは
結局は選挙結果に対して一切文句を言えないというのと同じ事になります。

民主主義というのはクソの中から少しでもマシなクソを選ぶ
というものであって自分の理想の政治家を選ぶものではありません。

あと、比例については多くの政党が比例同率順位に
選挙区と重複して記載されている候補者が多いと思います。

選挙区での得票率が高い方が優先順位が上がります。

これによってわずかな差で得票率で負けた海江田万里が落選し、
菅直人が比例復活したのが前回の選挙です。


民主主義というのは嫌であっても
「少しでもマシな方に投票する」
ということをするようにしてください。

投票棄権というのは選挙結果がどのようになろうと
無条件で委任することを認めた事になるのです。

少しずつマシな候補者が残っていき、
これが繰り返され続ける中で少しずつ少しずつマシな候補者が増えていく。

こうやって少しずつ前進していこうというのが民主主義です。

一回の選挙で革命的に自分の理想の政権、理想の政治家が結集するとか
そういう事は１００％ありえません。

ですから、少しずつマシな状況にしていこうとするのであれば
少しでもマシな方を選んで投票してやってください。



さて、自分を保守だとアピールして立憲民主党の応援演説をするなど
落ちぶれっぷりがひどい小林パチのりですが
ついにここまで来たようです・・・。

うん、この画像が彼の現在を全て語ってくれています。



では、まずは17日の河北新報の記事から。

【衆院選宮城５区　立候補者へ５０の質問（上）　政治】
＜衆院選宮城５区立候補者＞
■勝沼栄明　４２　医　　師　自前（２）（公・日推）
■安住　淳　５５　元財務相　無前（７）

Ｑ１．今回の解散をどう名付ける
勝沼＞安保解散
安住＞被災地無視の大義なき解散

Ｑ２．総選挙の争点は
勝沼＞復興の完遂
安住＞安倍一強政治の是非

～以下省略～

Q1を見てもQ2を見てもろくに政策がないので悪口しか言えず、
選挙の争点も政策とは全く関係ない話を言い出すことしか出来ないことがわかると思います。

民進党系の連中ってのは「いつもいつでも政策が無い」のです。

野党が政権を取ろうと思ったら内閣が解散に打って出たタイミングしかないんです。

そして与党と違って圧倒的に暇を持て余しているわけで
その時間でいつ政権をとっても仕事ができるように勉強しているとか
そういうことは一切ありません。

というか民進党というのは旧社会党の系譜らしく、
「全く勉強しない」
というのが基本です。

ですので国会の中でも外でも与党の悪口を言ったり
審議の邪魔をしたりしかできません。


マスゴミが今全力で立憲民主党を応援していますが、
その売り文句は「筋が通っている」です。

このブログで連日書いているように
立憲民主党は筋が通っていません。

単に「民進党」という看板では票が集まらなくなったから
看板を掛け替えたというだけでしかありません。


・安倍首相、北朝鮮情勢を鑑みて解散に打って出る
　　↓
・民進党、国会でさんざん審議妨害しかやっておらず支持率が低空飛行
　　↓
・複数の民進党議員から「解党して小池と組め！」と前原誠司に要求がぶつけられる
　　↓
・前原誠司、民進党両院議員総会で民進党籍を持ったまま全員が希望の党から出馬しようと提案。
　　↓
・希望の党が安保容認、憲法改正に賛成じゃないと合流させないと言っているのに民進党の国会議員全員が賛成
　　↓
・民進党、希望の党へ公認申請を出す
　　↓
・民進党議員「小池は日本のメルケル」「シンパシーを感じる」等々小池に擦り寄る発言
　　↓
・小池百合子が希望の党を保守系に見せかけるため、名前の売れている極左系議員を排除
　　↓
・排除された議員たちが火病を起こす。
　　↓
・排除された議員たちが無所属出馬を検討
　　↓
・比例復活ないし無所属きっついわ
　　↓
・立憲民主党旗揚げ
　　↓
・立憲民主党議員ども「筋が通っているのが立憲民主党！」

おまけに立憲民主党の役員構成を見れば、
立憲民主党は菅内閣のリバイバルでしかありません。

菅内閣に投票したいですか？という話でもあるのです。

ところが世論調査では60歳以上だと立憲民主党の支持率が急上昇しています。

マスゴミが一斉に立憲民主党を持ち上げているわけですが、
これは単に旧社会党～民進党の系譜を残そうというのではなく
戦後レジームを終わらせないためのものだと考えた方が良いと思います。

東日本大震災は菅内閣によって被害の規模が大きくなりました。

その後も自分達の責任を誤魔化すために
責任転嫁や風評被害を広げたのが菅内閣のメンバーです。

(しかも共産党まで付いた)

情報源がテレビという情弱層はあの災厄からたった6年で
菅内閣を支持できるのですから、
どれだけリテラシーが無いのかよくわかると思います。

今回の選挙にブログ主として争点を一つ付け加えるとすれば
安倍内閣　vs　戦後レジーム
ということになるのだろうと思います。


一方、保守色を出そうとして民進党議員全員による背乗を拒否したため
マスゴミから切り捨てられた
もう一つの民進党である希望の党はこんなことになっているようです。

【小池百合子氏、劣勢盛り返しへ「きっちりやります」　群馬・高崎で知事会議と遊説の離れ業】
　東京都知事、希望の党代表の二足のわらじをはく小池百合子氏が１８日、双方の“顔”として群馬県にやって来た。午後３時４０分から高崎市で開催された関東知事会に出席、知事公務をこなした直後、高崎駅前で開催中の演説会に急行し、苦戦が伝えられる県内候補者４人の応援演説をこなした。「安倍一強政治にストップを」と叫んだが、マイクを握ったのは、わずか５分。足早に駅構内に駆け込み、次の遊説先の埼玉県熊谷市に向かった。

　午後５時２０分すぎ、希望候補者４人による街頭演説が行われていた高崎駅東口に姿を現した小池氏は、党代表として登場。党のイメージカラーの緑色のジャケットに着替え、「めりはりの効いた政治を進めていきたい。安倍一強政治にストップを」などと訴えた。

　小池氏は、並んだ候補者４人を「国会での質問が鋭い」「敗れるわけがない」などと紹介した上で、消費税増税の見直しを主張。「高度成長時代の設計図のままで日本は本当に持続可能なのか。お年寄りや子供たちが希望を持てるのか。この選挙で問いたい」と声を張り上げた。

　ただし、演説時間はわずか５分。この日は、熊谷市に出向き、さらに栃木県足利市へ移動、現地の候補者を応援する予定。何とも慌ただしい遊説となった。

　高崎駅での演説前、小池氏は東京都知事として、午後３時４０分から高崎駅西口のホテルで開催された関東地方知事会議に出席していた。落ち着いたカーキ色のジャケットに身を包み、各県から挙がった国への要望について意見交換したほか、２０２０年東京五輪・パラリンピックに向け連携した文化の情報発信についても「ぜひ協力をしてもらいたい」と呼びかけた。

　知事会議終了は午後５時１５分。その後、２分ほど囲み取材に応じたが、その際、知事と代表の“二足のわらじ”の両立のめまぐるしさを問われた小池氏、「やるべきことは全て、きっちりやります」ときっぱり答えた。

　足早に駅前の演説会場へと向かったが、移動の間にジャケットは希望の党仕様に着替えていた。
(2017/10/18 産経新聞)


都政を放置して演説に回っていた事によって
希望の党の肝心の都内での支持が急落しているために
急遽「仕事してます」アピールに走ったようです。

パフォーマンスでは無く一つの決断なんですよね、都民が求めているのは。

ツイッター界隈を見ていると都民ファーストに投票したことを
アホな判断をしたと認めたくないので
小池都知事が全て正しい事をやってくれているという話にして
現実から逃げているような人もいるようですが、
どう考えても都政は停滞しています。

豊洲への移転をとりあえず「1年先くらい」としか言っておらず
具体的なスケジュール策定にすら入れていません。

豊洲には追加工事など一切必要ないのに
追加工事が必要ということにして追加工事を決定し、
その追加工事の入札もうまくいかずこじれ続けています。

なんならデマを広げまくった森山某に全ての責任をおっかぶせて
追加工事も本来まったく不要であることがわかりました。
都民に混乱を招いたことは私の不徳の致すところです。
工事が不要とわかりましたので移転を急ぎます。
来年春に移転を行うように急ピッチでスケジュール調整を行わせます。

くらいのことをやればいいんです。

ところが小池百合子都知事は自分が間違っていたということを認めたくない。
とにかく自分は無謬であろうとし続ける為に
誤魔化す為の策を次々に弄して結局は先送りの時間稼ぎとなっています。

そういうことに気付いてしまった人達は
いまさら「きっちり都政もがんばります」と見せようとされたところで
無駄でしょう。

失った信頼をたった一日で取り返す事など不可能です。


あ、そうそう。
落ち目の民進党を離党し、希望の党から出る事はないとかなんとか言っていたものの
結局希望の党から出ている長島昭久がこんなツイートをしていました。


長島昭久 @nagashima21
河野太郎外務大臣、あなたは実力も意欲もお持ちなんだから、
仲間の選挙応援に国内を走り回るのではなく（とくに、東京21区は不要です）、
朝鮮半島の平和的解決に向け、緊張高まる今こそ中国やロシア、欧州、米国、韓国などを駆け回って日本外交の存在感を世界に示して欲しいものです。


東京21区で出馬している長島昭久は
当初の「希望の党馬鹿ガチでうまくいけば与党になって大臣だー」
なんて妄想を抱いていたかもしれませんが、
小池人気が完全に崩壊してしまって苦戦を強いられています。

その東京21区の自民候補の応援演説に河野太郎外相が入るというので
黙っていられずこんなツイートをしたようです。


コロコロと主張が変わる、そしてすぐ泣きが入る。
こんなのがいざというときに役に立つ可能性はゼロです。

菅内閣の時のあの尖閣支那漁船領海侵犯事件の時に
いわゆるあの尖閣ビデオを公開しないで支那のご機嫌を損ねないために
船長を釈放する判断の方が正しかったと主張していた一人には長島昭久もいます。


ちょっと都合が悪くなれば簡単に主張が変わる。
そういう人間こそいざというときに真っ先に逃げ出すタイプでしょう。


そうそう、すでに9条を守るだのなんだの
希望の党から出馬したのはあくまでも選挙の為だけで
希望の党から公認を得るときに書いた誓約書など守ろうともしていない
民進党の面々ですが、

【福岡５区・希望の党候補が離党？　ネットで示唆、選挙期間中には「ない」】
　衆院選福岡５区で希望の党から出馬した元職、楠田大蔵氏（４２）が、フェイスブックで「離党も辞さない覚悟」と発信し、波紋を広げている。民進党から合流した楠田氏は「希望の党との調整を進める中で、不透明さを強く感じることになった」と説明した。

　楠田氏がフェイスブックに書き込んだのは１７日。前日、希望の党の小池百合子代表が福岡・天神で街頭演説した。天神は福岡２区。楠田氏はその場に駆けつけたが、小池氏と並ぶことはなく、選挙カーの上で演説する小池氏と２区の党公認候補を、タスキ姿で見上げた。

　楠田氏はその写真も掲載し「特異な光景だったかもしれません。公認候補が民衆に混じって党の代表の声を聞く状況」と書き込んだ。その上で「排除発言や踏み絵問題で野党を突然バラバラにした結果、多くの候補者が混乱し、最終的に有権者の選択も迷わすことになっている」と指摘。「離党も辞さない覚悟と発言した」と記した。

　楠田氏は１８日、産経新聞の取材に「警鐘を鳴らしたかった。民進党の支持者やスタッフも不満を持っている。危機感の中で出た発言だ」と説明した。選挙期間中の離党は「公認候補であり、責任放棄になるのであり得ない」と述べた。

　楠田氏は同日、福岡県筑紫野市での街頭演説で「実際に支えていただいているのは、民進党に残っている地方議員や参院議員。本来の仲間である立憲民主党や野党の仲間とも結束し、戦いを前に進めたい」と訴えた。

　楠田氏は、希望の党の比例九州ブロックと重複立候補している。
(2017/10/18 産経新聞)


選挙後に離党して民進党として再結集する事を隠さなくなってきたようです。

さすが民進党の人達。
選挙の為に看板を変えて有権者を騙せれば良いというところが
有権者を馬鹿にしています。

立憲民主党も希望の党も所詮は嘘つき民進党の議員達でしかありません。

小池人気が崩壊したので小池人気を期待して小池に従う必要がなくなってきたので
こうして元々の目的を隠さなくなってきたのでしょう。

選挙後に民進党再集結というオチは大いに有りうると思います。
あそこにはずっと溜め込み続けた政党助成金150億円が残っているわけですしね。

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