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2019年 05月 03日
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「まったく政治と関係ありません」 ウイスキーのお話となっております。 昨日のコメ欄に >ウイスキーといえば、ある教授が話していた事を思い出します。そこの社長が「東北は熊襲だ」と無知蒙昧を曝け出した発言で熊襲ウイスキーと揶揄された会社です。この会社はK発酵からアルコールを買って、香料とカラメルを混ぜてウイスキーとして売っていると授業で教えてくれました。 というコメをいただきました。 例によって政治外の話ですので 興味のないかたはスキップしてください。 というわけで 昨日に引き続き政治と関係無いウイスキーの話を書きます。 コメントでは伏せられていますが、 伏せる必要はないでしょう。 サントリーですね。 別にサントリーだけの問題ではありません。 そもそも日本のウイスキーの法律がザルすぎる。 というところに大きな問題があるのです。 戦後の物が無い時代の名残がとても強かったのが かつてウイスキーが特級だの二級だの 表記があったのを覚えている人もいるとおもいます。 今でこそ廃止されたウイスキーの級分けですが、 1962年に改訂された時点では 一級ウイスキーはウイスキー原酒を10%以上使用していれば あとはカラメルとアルコールと水で調整しても ウイスキーとして売る事ができました。 ウイスキー原酒は自分の所で造ったものである必要もありません。 この当時の名残が今でも残っているからなのか たとえば宮崎本店のサンピースウイスキー、 本坊酒造のマルスエクストラ等々、 一升瓶で売っているウイスキーなんかは アルコール度数37%にしていたりします。 1962年に級別制度が改定され 特級(原酒率20%以上 アルコール度数43度以上)、 一級(同10%以上 アルコール度数40度以上43度未満)、 二級(同10%未満 アルコール度数40度未満) の三分類でアルコール度数も制限が付いていました。 竹鶴政孝はこれに合わせてモルト原酒を上限まで使用し、 アルコール度数もギリギリの39度にした 二級ウイスキーのハイニッカを1964年に発売しています。 さらにその前の制度では 一級二級三級と級別にされていました。 (旧三級がのちの二級ウイスキーと同等) アルコール度数40%未満、原酒使用率10%未満でOKでした。 寿屋(のちのサントリー)は わずかの原酒にアルコールと水とカラメルで作った トリスウイスキーを1946年に発売。 シェアを拡大していきました。 一方、本物志向で当初は特級ウイスキーに拘っていた竹鶴政孝は 三級ウイスキーを作らないでいましたが、 寿屋にシェアを持っていかれ売上も低迷。 三級ウイスキーを作るくらいならと 原酒を他社に売って生き残ろうとするほど追い込まれました。 ですが、竹鶴はニッカの株はわずかしか保有しておらず、 大株主に三級ウイスキーを売るべきだと押し切られました。 そしてニッカも三級ウイスキーを出す事になったわけです。 これが1950年に発売されたニッカポケットになります。 現在はウイスキーの等級分けは廃止されましたが、 10%以上ウイスキー原酒を使用していれば ウイスキーと名乗れるという部分だけ残されました。 コンビニや酒屋でやたら安いウイスキーが売っていると 原材料に「モルト グレーン スピリッツ」 などと書いてあったりします。 スピリッツ、つまりはアルコールで割っているわけです。 ウイスキーにカラメルを使用している場合について 表記しなければいけない義務はないので よほど真面目な会社でない限り表示していません。 ですがたとえばトップバリュウイスキーなんかは なめればわかりますがものすごくカラメル風味です。 ウイスキー原酒が10%しか入っておらず、 アルコールと水で調整してあとはカラメルで色と風味付け という代物ですから致し方有りません。 カラメルの使用については 本場のスコッチでも認められており、 はっきりいってほとんどのものが着色済みです。 向こうではE150色素として知られています。 もちろん、熟成に使う樽によって 濃く色が出るもの、薄く色が出るもの等ありますので 一概には言えません。 最近は無着色をきちんとうたっている蒸留所もあり、 ブルックラディなんかは ノンカラード、ノンチルフィルタードをうたっています。 さて、脱線しました。 少し整理しましょう。 日本のウイスキーの基準ですが、 ・国内で蒸留してなくてもボトリングさえすればOK ・90%まで混ぜ物OK ・もちろん着色もOK こんな状態だったりします。 ジャパニーズウイスキーは 世界五大ウイスキーの一角として扱われ、 近年は世界的な品評会で毎年受賞するなどしていることもあり、 非常に需要の高い代物だと言えます。 サントリーの山崎が特にオークションでも高値が付いていることもあって 支那人旅行者が転売目的なのか やたらと「ヤマザキ」と店員に言って探すほどです。 このため都内の酒販店ではサントリーの山崎は 通常の棚には置かずに レジ内の後ろの棚、 客からは直接は手が届かない位置に移動してたりします。 ですが日本のウイスキーの法律がザル というかこれは いまでも原酒比率10%で安物ウイスキーを量産している そういうメーカーへの配慮なのか、 前述の通りの基準なわけです。 しかも原酒も熟成年数すら指定がありません。 これがイギリスならばスコッチは3年以上の熟成でなければ 名乗る事ができませんし、 そもそも原酒が10%しか入って無い代物を スコッチなんて認めてくれません。 この3~4年ほどで 北海道、福島、富山、静岡、滋賀、広島、鳥取、宮崎、鹿児島。 各地に次々にウイスキー蒸留所が出来ました。 それぞれが混ぜ物のないウイスキーを作ろうと努力しています。 中には将来の日本を代表するようなモルトになるものがあるかもしれません。 ですが、大手メーカーのためなのか 日本のウイスキーに対するルールは極めていい加減なままです。 全くウイスキーを蒸留していなくても、 他の国で買い付けてきたウイスキーを瓶詰めして 名前さえ付ければジャパニーズウイスキーでございと売れるんです。 さて、ようやく冒頭の頂いたコメントに話を持っていけます。 日本の酒造で自前でウイスキー蒸留をしてきたメーカーは かなり限られます。 そうした中でウイスキーを出しているメーカーは 決して少なくありません。 また、サントリーは自社のウイスキー蒸留量に対して 圧倒的な出荷数を持っています。 ウイスキーの世界は「バルクウイスキー」というものがあります。 ブレンド用に売られている無銘ウイスキーです。 英国では割と歴史がありまして、 こうやっておおっぴらに取り扱ってますよという企業があります。 https://www.ianmacleod.com/bulk これを買い付けてきてブレンドに使用して カラメルで香味と色味を整えて・・・ そして普及価格帯の安いウイスキーが作られます。 冒頭に紹介したコメントのものは かつての級別ウイスキーのころの時代の話でしょう。 バルクウイスキーをさらにアルコールと水とカラメルで調味して トリスのできあがり・・・だったわけです。 さて、ウイスキーを自前で作ってなくても、 国内で作ったものでなくても、 ボトリングしてラベル付けちゃえば国産と名乗れる。 この法の抜け道を もっとおおっぴらに利用できると考えたのが 鳥取の松井酒造でした。 ホームページでも、ラベルでも箱でも さも日本国内から買い付けた原酒をブレンドしたかのように書いたり、 自分の所で蒸留していない バルクウイスキーをブレンドしただけのものを 「倉吉蒸留所」として瓶にラベルを貼って売っていたりと バルクウイスキーをジャパニーズと思わせて売る (しかもサントリーの山崎のロゴデザインを模倣) という手に出ました。 酒販店向けのチラシでも 「国産ウイスキー足りてますか? マツイモルトウイスキー倉吉なら18年もあります!」 なんて言って売り込みました。 日本は英国と違い、蒸留所が原酒を他社に売ったりする事はまずありません。 ニッカ、サントリーなど蒸留と販売をメーカーが一貫してやっています。 別にマツイウイスキーは違法なことをしているわけではありません。 現行のルールの穴をついて 輸入ウイスキーをブレンドしたものを 国産ウイスキー、しかも倉吉蒸留所とつけて売ってるだけです。 倫理的にブログ主は「ふざけんな!」という思いなのですが、 合法といえば合法なのです。 松井酒造は元々は日本酒製造でした。 焼酎ブームに乗って焼酎専業へと切り替え そしてマッサンのおかげでウイスキーブームが来ると 便乗して稼げると思ったのでしょう。 セコイ手に出た形です。 当然ながらウイスキー愛好家の間で 松井酒造は大炎上しました。 (社長が「他もやってる」的な事を言って開き直ったのが火に油) 叩かれまくったせいか、 松井酒造は自前でのウイスキー蒸留も始めました。 まだ熟成1年程度のものしかないので スコッチの基準であれば名乗れませんが、 すでにシングルモルトとか名乗って試飲会やってるところを見ると まだまだ強気のようです。 ただし、セコイやり方でウイスキー愛好家から総スカンを食った事も有り、 ビック酒販以外ではまず相手にされず、 松井酒造が日本酒を造っていた時代のツテを使って 販路を開拓しようとしているようです。 失った信用を取り戻すのはとても大変だと思いますが、 自分で撒いた種ですから「頑張ってください」 としか言えません。 原酒不足から終売が相次ぐジャパニーズウイスキーにあっては こうした「騙り」のようなものが出回ることで せっかくの高い評価が台無しになることを危惧します。 一方でウイスキーは熟成した場所でも 味や香りがガラッとかわるため、 ブレンドして味のバランスを調整する場合は 外国産の日本国内での熟成では出せない香味のものを ブレンドするというのは悪い話ではありません。 たとえばニッカは英国のベンネヴィス蒸留所を再建させました。 そしてこのベンネヴィス蒸留所で作った原酒を ブラックニッカなどにブレンドしています。 味の調整という意味ではとても重要なわけです。 ですからジャパニーズウイスキーは 完全に日本国内で作った原酒でなければならない。 というルールにしてしまうとこれまた難しい話なのです。 ですが、いい加減それなりの基準を作って明文化しなければ この3年くらいの間に蒸留を始めた国内の 小さな蒸留所達の将来を潰す事になります。 英国のスコッチはその生産している地域を大まかに スペイサイド、ハイランド、ローランド、キャンベルタウン、アイラ島、 アイランド(その他島嶼部)と分けています。 キャンベルタウンはかつては30以上の蒸留所がひしめく ウイスキー生産の中心地のような場所でした。 ですが、禁酒法時代に儲かるからと 粗製濫造したものをアメリカにバンバン輸出しました。 結果、見向きもされなくなり、 一気に蒸留所が潰れていきました。 現在キャンベルタウンにある蒸留所は スプリングバンクとグレンスコシア、 そして2004年に再建されたグレンガイル蒸留所(キルケラン)の3つほどです。 ひるがえって今の日本のウイスキー事情を考えれば 極端な原酒不足と転売目的の買い占めなどもあり、 良い物ほど一般人の手に渡りにくくなっており、 たとえば富士山麓樽熟原酒が3月で終売となるなど、 低価格帯でも良い物から消えている状態になっています。 安い混ぜ物だらけのものだったり、 全く日本で作っていない原酒を混ぜ合わせただけのものだったり、 こんな状態が続けばウイスキーブームも 国産ウイスキーへの強烈な逆風になりかねません。 バルクウイスキーは決して粗悪品というわけではありません。 イギリスでは製品化前のシングルモルトの輸出が禁止された事も有り、 原酒を買い付けてきて予めブレンドしたものが バルクウイスキーとして売られます。 まぁ、突き抜けて味の良いものだったら メーカーはバルクウイスキーを作ってる業者には売らないでしょうけど。 今のようにジャパニーズウイスキーの定義を 曖昧極まりないままにしておくことで 安易にバルクウイスキーに頼りきったウイスキーで稼ぐ というのは制限していくべきだと思います。 また、90%ウイスキー以外の物で構成されていても ウイスキーと名乗れるようにしている今の基準も 改めるべきだと思います。 初心者に対しては とびきり良いウイスキーを飲ませて ウイスキーは良い物だと思わせるようブログ主は努力しています。 逆にウイスキーの初心者に 90%混ぜ物のカラメル風味のアルコールを ウイスキーだと言って飲ませても ウイスキーの美味しさを知ってもらうのは、 ウイスキーを良いものだと思ってもらうのは、 とても難しいと思います。
by Ttensan
| 2019-05-03 09:28
| その他
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Comments(11)
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ゴミ捨て御免
at 2019-05-03 10:28
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合法なら何をヤッテも許されて正義だ。
モラルなど糞くらえ ネット番組で池田信夫との討論で 【N国党】立花代表「刑罰が無ければ違法行為をしてもいい」 「我々は壊して更地にするだけのネガティブな政党」 立花氏は「はっきり言う。刑罰が無ければ違法行為をしてもいいと思っている。だからこれだけ票が取れた」と断言。「 立花さん色々、脱法的な案件を抱えてる様に見えますが、此れからは此れまでの様に上手く逃げ通せる事は可能かな。 この人、反NHK「NHKをぶっ潰す」を唯一絶対の旗印に戦ってる、反対側からNHKネタで飯食ってる人で、NHKが金のなる木の方ですからNHKをぶっ壊すと金を得る手段が無くなって仕舞いますよね。 以上の点から鑑みて、私はNHKをぶっ壊すを旗印に戦ってるN国党、特に立花代表は実はNHKをぶっ潰す意思を本気で持ち合わせて居ないと思ってますが。 まー、NHKぶっ壊すは客寄せで金が引っ張り込めるから散々利用してる詐欺行為ですね。 立花さん、これからと云う段階で無茶な集金手段に出た事で自分に火の粉が飛んで来てしまったようですが、無茶な集金手段と云えば、敵対している金のなる木NHKと同じ商法ですね。 このやり方を見てても、立花さんNHKの元職員らしく見えますね。 金の亡者が金に惑わされて、奈落に真っ逆さまに成る事を願ってますよ。
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弓取り
at 2019-05-03 11:05
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私は下戸なので、ぼぉっと拝読しました。一連の酒談義で一番反応してしまったのは、昨日記事中の
>ウイスキーが好きな方はどうか細く長く >ウイスキーを愛してあげてください。 というとこで、むかし、某ヨントリーだかニトリーといったか大メーカーのCMで、故大原れいこさんのセリフです。 愛されるとは永遠に通じる相互の営みのこと。飽きのこない嗜好には王道がある。覇道じゃないよ。とまとめてみたくなりました。 日本の食品に関する消費者軽視の法の不備に敷衍できるお話しでした。 これは、特あ大好き民主党のクソ時代の輸入・輸出に関するデタラメが象徴しています。韓国産はノービザ状態、輸出は放射能汚染の鎖国みたいでした。そして、マスゴミによる風評被害もね。 日本国民を騙すのは、意外に偉いひとたち、大組織のひとたちです。反日性向の者ともなれば、それがさらにひどくなる。 パヨクやアカどもが役に立たないのは、自分たちを庶民の味方だのと宣伝するわりには、庶民が「本物」に接する機会を増やすでもなく、生活レベルを「質的に」あげる施策を打ち出さないこと、真面目な中小企業の高品質な生産活動を補助しようともしない点です。 平成に日本のGDPが低迷したのは、ひとえに消費税だろう。それを牽引したのは財務省だよ。それを指摘して攻撃する野党など見たことないです。 彼らこそ、拝金主義で権威主義で個人主義に名を借りたわがまま暴君なのです。 彼らは、庶民の疲弊や地方の低迷から脱出する努力を阻害している「構造」「法的な不備」を見抜く知力もないようだ。 ただただ、庶民の不満を高め、国内分断を推進し、敵性政党を攻撃するだけ。「構造」や「法的な不備」の現状を肯定しているのと同じ。 敵のちからを削ぐことだけに注力して、揚げ足とりや個人攻撃に終始します。あいつらに、美味い酒なんか飲ますことはないですね。工業用アルコールに漢江か揚子江の水でも混ぜて飲ませれば十分だ。 ぱよぱよち~ん。
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ferreira_c at 2019-05-03 11:19
ウイスキーのブレンドは朧気ながら理解しているつもりでしたが、日本酒の"桶買い"もあるのですね‼️ どこも考えることは同じなのですね。日本酒と同様に、単なる金儲けのためか、自社の製品の品質向上、維持、或いは消費者への責任としてある程度の量を市場に供給するのかの違いは、ブレンド、調整という行為は同じでも天と地の開きが有りますね。
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TC
at 2019-05-03 12:33
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いつも本ブログで勉強させていただいております。
私は日本酒党で、ウィスキーは居酒屋のハイボールを飲む程度なのですが、本日の記事でウィスキーに興味を持ちました。 そこでご教示いただきたいのですが、ブログ主様としては、ウィスキー初心者が自宅で飲み始めるのに適した銘柄は何になりますでしょうか? また飲み方等もあわせてご教示いただければ幸いです。 何卒よろしくお願いいたします。
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MK
at 2019-05-03 12:43
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番外編、楽しく拝読致しました。有り難うございます。
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Pたん
at 2019-05-03 12:44
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もともと下戸なのが持病で吞めなくなったので
昔、基礎科目の番外で醗酵について聞いた話を。 ウィスキーは北国の酒で沈思黙考に向いていると 教授が言っていました。 (そう言えば南国は原料の問題もあってかラムやテキーラで ウイスキーは聞かないような) それと関係があるかどうかは今ひとつ分かりませんが、 気分が沈んだ時にウィスキーをあまり呑むなとも 話しておられたのを懐かしく思い出しました。
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akizora
at 2019-05-03 13:41
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ブログ主さまのおすすめ焼酎を飲み、度数が高いにも関わらず酩酊した過去があります。味は抜群でした。容器が壺のようで大事にちびちびとやっております。
ところで〇〇とりーはちょ〇とりーと言われるだけのことはありますね。東海と言ってた、とかあの水原タレントを起用してたとかいわれてました。でビールはスル―してますが、格安ワインは無添加だしと購入してましたが、よくよくみると輸入海外ワインを混ぜたのではなく、還元果汁なのですね。ワインがコレ・・・・。呆れました。
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akizora
at 2019-05-03 13:46
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再度スミマセン。夢想仙人壺のアルコール度数が高く、気をつけたつもりがおいしいので、ついつい飲んじゃった、というか呑まれちゃいました。笑。
>度数が高いにも関わらず酩酊・・・さっき文章を読んだら変でした。
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ferreira_c at 2019-05-03 14:06
連投大変失礼します。日本酒で言えば、美味しんぼの影響で純米酒に注目が集まりました。伝聞ですみませんが、○姫で有名な北陸の造り酒屋の社長が「くず米100%でも純米なんだよな」とぼやいていたことを思い出します。
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uin
at 2019-05-03 21:32
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三倍酒の反省が全く生かされてないな。
おなじような事をして、日本酒は壊滅寸前まで行ったのに。 調味料と水あめ添加の醸造用アルコール嵩増しで、これから酒を飲む若い人間に、日本酒は不味いと定着させた。 いまだもって日本酒の人気は低いままだ。 現在は三倍酒は無い、二倍に留めるよう制限されている。 担当省庁の財務省は死ねばいいのに。
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しこ
at 2019-05-04 00:27
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私、普段つまみ抜きでウィスキーを楽しむときはカウボーイ(牛乳割り)でいただく亜流の徒。
こんな外道でも気になっていたことがありまして・・・これを作るときは安いウィスキーのほうが相性がいいとなんとなく感じていたものの、理由がつかめませんでした。 よく試していたのはニッカの二種(フロムザバレルとブラックニッカクリア)とアサヒの凛というもの。 分量をうまく混ぜるとメープルシロップとかカラメル的な甘い香りが牛乳に馴染み、程よい度数で口当たりがいい。 このなかで一番馴染んだのはブラックニッカクリア。 (フロム~は度数が高く味が濃いせいかジャージー牛乳のような濃い牛乳にしないとうまくいかない反面、とてもおいしかった) 今回のお話を拝見し、理解できたような気がします。 もっとも、ニッカはよそと違い相当真の通った商売をしているようなので悪い印象はないですが。 その反面サントリーと松井酒造への憤りはますます深まった。 結婚式のサービスで響12年というのを飲み、甘い香りと柔らかい口当たりを体感し、下戸な自分が理解を深めようとウィスキーに歩み寄るきっかけになったのが苦々しく思います。 思えば初めてここに投稿したのはウィスキーの記事の時だったなぁ・・・ 令和も様々な記事、知識を楽しませていただきます。
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