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2020年 04月 30日
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トランプ大統領がWHOへの支出停止を決め、 共和党の議員が支出の条件はテドロスの辞任だ!と公言するなど、 今回の武漢肺炎をパンデミックに育てた 中国共産党の共犯者であるWHOのテドロスに対しての立ち位置を明確にしています。 そして中国は米国の支出金には1/10にも及ばないものの WHOへ資金支援を行いました、 実質的には余計な事を言わせないようにし続けるための賄賂の補給 と言ったところかもしれません。 一方で安倍総理はWHOを重視していく考えを改めて表明。 それぞれの思惑が見事に出ていると言っていいでしょう。 トランプ大統領はまわりがどうこう言おうと 自分が言った事などを実現する事を第一に、 自分が考える米国にとっての利益はどう考えるかを直球で考えるので この支出停止はトランプ大統領らしい判断だと言えますし、 現状のWHO、とくにテドロスが 中国共産党に媚びるために世界の人々の命を軽んじてきた 無責任な発言の数々を考えれば正しいと言っていいと思います。 中国共産党はSARSの後に 「そうだ!WHOを抑えれば今後同じ事があっても隠せるよな!」 という思惑なのか全力でWHO事務局長を取りに来ました。 そしてマーガレット・チャンを事務局長にさせました。 マーガレット・チャンが退任すると 傀儡であるテドロスを事務局長に推して現在に至っている形で 今の大不評の状況、特に米国の資金支出停止はWHOの活動にとって致命的です。 中国共産党はちょっとだけWHOに資金追加ということをしましたが焼け石に水です。 一方で日本はというとWHOを一応表向き支持していく形を取っています。 いやもう一度中国によって腐敗させられたWHOなんだから トランプと共闘してWHOに変わる組織作れとか圧力を掛けるべき。 そう考える人も多いと思います。 ブログ主もこの考えをとります。 一度中国共産党に汚染されると 組織のそこかしこが汚染されているであろうから 新たなWHOに代わる機関を作っていくべきという立場です。 しかしながらもう一つの見方としてですが、 中国共産党がSARSで世界から批判されたことの反省として 「それなら情報を握ってごまかせばいい」 とWHOの事務局長取りに動いた時のWHO事務局長選挙に 日本は尾身茂氏を立てていました。 中国共産党の札束パワーがなければおそらくは マーガレット・チャンではなく尾身茂氏が事務局長だったのでしょう。 そして昨年、WHO西太平洋地域事務局長に葛西健氏が就任しました。 かつて尾身茂氏がWHO事務局長選挙に出た時と同じポストです。 今回の武官肺炎をパンデミックに育てた共犯者である テドロスへの批判は半端なものではありません。 任期5年ですが、二期目が続けられるとはとても思えません。 辞任圧力が日に日に強まっているような状況です。 中国共産党は最低でも任期満了まで続けさせたいでしょう。 その上でテドロス続投が無理そうなら切り捨てて代わりを立てようとするでしょう。 だからこそテドロスは辞任について否定しているのかもしれません。 今テドロスにやめられて事務局長選挙で中国が再び傀儡を据えようというのは 世界中から白い目で見られている現状で相当無理をする必要がありますからね。 万が一傀儡を据えることに失敗して新たな事務局長が テドロスの数々の過ちを認めてしまったら・・・。 そう考えたら中国共産党としてテドロスには「やめさせない」 ように動くしかないと思います。 香港の行政長官の林鄭月娥があれだけ不評であっても 絶対に辞めない、辞めさせないというのと同じです。 なのでWHOの事務局長を取りに行く可能性を視野に入れれば 安倍総理のWHO重視という立ち位置を見せるのは 一つの手とも考えられてちょっと面白くはあります。 もし今の日本が事務局長なりの重要なポストを取ったら 台湾のWHO加盟再燃で中国が一人大慌てすることになるでしょうし。 さて、武官肺炎関連でまたなんかおかしな話が出てきています。 このブログのコメントにもアビガンの認可云々 というコメントを見かけます。 その前にちょっとだけアビガンに関連して 必要な説明だけをしておきます。 まずウイルスというのは人の細胞に侵入し、 自身のDNAなりRNAなりを突っ込んで 自身のウイルスのコピーを作るために DNAないしRNAと、各タンパク質の いわゆるウイルスのパーツを合成させます。 そして合成させたタンパク質から新たなウイルスが作られ これが細胞から外に出て行きます。 こうして増殖していくわけです。 インフルエンザウイルスを例にとりますと、 ウイルスはRNAを膜が包んだ球状の形をしており、 その球体の外側にはヘマグルチニンとノイラミニダーゼの二種類のタンパク質が 突起状に突き出している形になります。 このヘマグルチニンで人の細胞の表面にまずくっつき、 細胞へと侵入していきます。 侵入成功したウイルスによって 前述のパーツ合成が行われるわけです。 そして増殖したインフルエンザウイルスは 今度はヘマグルチニンの機能をオフにする ノイラミニダーゼを使って細胞から出て行きます。 実に巧妙にできているのです。 そしてこのノイラミニダーゼの働きを阻害することで その活動を妨害するのが 皆さんご存じのタミフルやリレンザです。 また、細胞に侵入したウイルスが自身のコピーを作るための タンパク質合成を阻害するのがゾフルーザです。 そしてアビガンはウイルスがRNAの合成をするのを阻害することによって ウイルスの増殖を止めるというかなりゾフルーザ寄りの薬です。 一方でノイラミニダーゼはインフルエンザウイルス特有のものですから そこを狙ったタミフルやリレンザは今回の武官肺炎には使えないとなります。 作用の形式からみてアビガンならいけるんじゃね? となってアビガンが注目され治験が行われているわけです。 抗インフルエンザ薬として見た場合に アビガンはタミフルよりも効果が出るのに時間がかかるというデータがあります。 さらにアビガンは動物実験で催奇性が確認されているため タミフルの方がインフルエンザ薬としては優れているといっていいでしょう。 それでもアビガンが新型インフルエンザウイルスに対して 特例的に認められてきたのは タミフルやリレンザなどに対しての耐性菌が出てきた時に 奥の手として使うことができるからです。 このためアビガンは厚労省が承認・備蓄してきた薬なのです。 ただし、まだまだデータが少ないので他にどのような副作用が出るのか 未知数の部分が少なくありません。 そこで政府はアビガンを他の国にも渡して 今回の武官肺炎に対する治験情報を得ようとしている面があるのです。 レムデシビルは承認されてるじゃないか!アビガンはなんで承認がー!!! と騒いでいる人たちにはまず落ちつけと言いたいです。 レムデシビルについては日本も参加し治験が終わっているから承認されているんです。 【新型コロナ治療薬、レムデシビルの治験は「4月に結果が得られる」】 (2020/2/28 日経バイオテク) 一部抜粋。 ----- 新型コロナウイルス(2019-nCoV/SARS-CoV-2)による感染症(COVID-19)を対象とした治療薬の開発が本格化してきた。米国立衛生研究所(NIH)は2020年2月25日、COVID-19を対象に、抗ウイルス薬である「レムデシビル」の医師主導治験を始めたと発表した。同治験は、NIH傘下の米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)が主導し、米Nebraska大学と協力して実施する。また、同治験などを補完する目的で、開発元の米Gilead Sciences社が企業治験(第3相臨床試験)を開始。日本もこれらの治験に加わる方針だ。現在、COVID-19に効果があると正式に認められた治療薬は無い。治験の結果次第では、レムデシビルがCOVID-19に対する治療薬として、世界で初めて承認される見込みとなった。 ~中略~ アビガンは、富士フイルム富山化学が2014年に製造販売承認を取得した抗インフルエンザウイルス薬。既報の通り、主成分であるファビピラビルは、宿主の細胞内の酵素によって活性代謝物に変換された後、RNA依存性RNAポリメラーゼを阻害するなどして、ウイルスの複製を抑制するとされる。 富士フイルム富山化学の広報担当者は、「一部の研究機関から、新型コロナウイルスに関連する基礎研究でアビガンを使用したいとの要請があり、試薬提供や情報提供という形で協力した」と話した。今後、新型コロナウイルスに対するアビガンの有効性などについて、基礎研究レベルでも検証が進むとみられる。 ----- だからこそ政府はアビガンの治験の推進のために 政府が他の国にも送っている現状があるのです。 政府が治験をろくに経ずに特例的に承認して大々的に使用されて もし致命的な副作用、たとえば後遺症や他の疾病などにつながるようなものなど そうしたものが顕在化したらそちらの方が恐ろしいと思います。 まして日本のマスゴミはただでさえ問題があれば よい部分を完全に消し去るような過剰な報道によって嬉々として叩き、 それにあおられた人も乗っかって攻撃する ということが繰り返されてきました。 そうした今までのことを考えたら厚労省が慎重な姿勢をとるのはある種当然でしょう。 厚労省が慎重な姿勢を取らざるをえない状況を 私たち国民がマスゴミにあおられて作ってきたんですから。 こうした経緯を考えればたとえ面倒であっても 変なショートカットをせずきちんとした道を通るべきだと思います。 虎ノ門ニュースで門田隆将氏が アビガンの承認がまだされていないことについて 「アビガンは新型インフル時に承認されてる。催奇形性があるから若い人の使用は止めて下さいとすれば良いだけのこと。厚労省は生命というものを大事に考えない。何で命を大事に考えないのかと言うと厚労省設置法に国民の命を護ることが省の使命だと書いてないから」 とか 「官僚の天下り利権がー」 とか 厚労省の役人をたたけばいいかと思って的外れな批判を展開していました。 アビガンをとにかく早期投与しろとツイッターでもツイートしています。 また、こういう人たちの意見を鵜呑みにして 「アビガンの特例承認ができないなんて!アベガー!」 と吹き上がっている短絡的な人も見かけます。 落ち着いてほしいですね。 一応本人の希望などによって 現状でもアビガンは「治験」名目で投与されています。 でも薬害防止の観点からはどうしてもある程度データが必要なんです。 急がば回れって言いますでしょ。 面倒でもきちんとステップを経るべきだと思います。 --------- ↓良ければ応援クリックよろしくお願いします。↓
by Ttensan
| 2020-04-30 05:29
| 政治
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Comments(1)
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作用機序がほぼ同じなんだから、レムでもファビでもどっちでもいいんじゃないかと思ってますが、副作用が強いのも似てるし。
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