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2020年 07月 30日
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一昨日のコメントに >なんでもかんでも財務省なら気楽ですね、パヨクのアベガー、保守の財務省ガー というのをいただきました。 たしかにブログ主はそう取られる書き方をしていますから このように言われるのは仕方ない部分があります。 ですが、40年前と現在では官僚と政治家の力関係が変わってしまっています。 コメントをいただいた方は大蔵官僚だったご自身の身内が 大平内閣の時に新税導入のために 急遽仕事を増やされて過労で大変な思いをされたとのこと そして命令者は大平だった。 なんでもかんでも大蔵官僚の陰謀にするな! とおっしゃっています。 大平正芳は大蔵省出身として 官僚時代から大蔵大臣時代を通しても 財政再建に強いこだわりを持っていた人物です。 一般消費税導入を導入しようとした時は 大平正芳自身が一気に押し切ろうと 翌年から適用するという無茶なスケジュール打ち出しました。 不平を言われる期間が長引かないようにしたほうがよい という理由で無茶苦茶なスケジュールになったのでしょうか。 当然、主税局の現場で働く人達の負担は この新税導入のためにあらゆる調査をしなければならず、 それも短期間でまとめなければならない形になったのでしょう。 現場がとんでもない事になったであろうことは容易に想像が付きます。 今だって残業超過が当たり前の財務省の現場ですからね。 今よりずっと世論も過重労働に厳しくない当時の環境で 現場で働く大蔵官僚達の負担は過労死が出るレベルになったと思います。 かつては消費税増税に反対する主税局と 消費税増税一辺倒の主計局という対立が指摘されていました。 主税局にとって消費税増税で景気が凹んで税収が減る ということは現場で業務に当たっていて知らないはずがないでしょう。 しかしながら消費税導入とバブル崩壊から 大蔵省は明らかに変質したと思います。 羮に懲りて膾を吹くなのか、 とにかく 「インフレは絶対に許してはならない」 という姿勢になりました。 インフレを阻止するために経済が回復しはじめインフレしはじめると 財政引き締めを行ってデフレへと戻すことを第一にするようになっています。 一方で現場で働いている財務官僚と 上で事務次官を争うような一部のキャリア官僚とでは 大分話が違ってくるのだろうと思います。 森友学園の土地購入問題では 近畿財務局と大阪府の問題だったものでしたが、 これを近畿財務局が誤魔化そうとしたこと、 これによって佐川理財局長が国会での答弁を間違い、 その辻褄を合わせるために文書の改ざんが行われ、 あげくに現場にはマスゴミと反日野党の議員どもがアポなしで突然訪問してきて 法的な捜査権限など一切ないにも関わらず、 現場の職員を呼びつけて詰問するなんてのが当たり前に行われましたし、 テレビカメラのまえで職員達の机の上の書類を普通に撮影させたり、 今井雅人や福島瑞穂、森ゆうこなどがやりたい放題暴れ回りました。 ただでさえ保身に動く佐川長官ら上の方の人達によって 現場の職員達は責任を押しつけられ、おまけにいらぬ作業まで増え、 さらにはテレビカメラとともに反日野党の議員やマスゴミのレポーターなどが 繰り返しやってきて暴れ回るわけですから、 精神的な圧迫は相当なものだったでしょう。 精神的に弱い人なら鬱病になって自殺に追い込まれかねません。 実際に近畿財務局の職員がそうなったわけですから。 現場で必死に働いている人達と上の方で利権の算段をしている人達とでは 全く意識が違うということは重々承知しております。 しかしながら橋本行革以降はさらに状況が違っていると考えています。 ポマードこと橋本龍太郎は地方分権を主張していた総理大臣でしたが、 橋本行革として省庁再編を行いました。 その結果がただの数合わせに終わっただけでなく、 増税と財政健全化、反インフレの大蔵省主計局が目の敵にしていた経済企画庁を消滅させ、 そして他の省庁も単に合体をするだけとなり、 むしろ各省庁がそれぞれ合体することで数が多くなり、 より政治家の目が届きにくくなり官僚の権限が増大し、 議員より霞ヶ関の方が強くなりがちな傾向にしました。 そこに来て派閥がそれぞれの所属議員の勉強会の場としての機能を失い始め、 単なる数合わせになってきた事で議員に対して各省庁が優越する というような形が強くなりました。 そして各省庁とも省益第一。 天下り先のポストをいかに確保するかが 幹部ポストを奪い合うような一部のキャリア官僚のライフワークになってしまったと思います。 一方で国会議員の方はというと小選挙区制になり 選挙区で一位じゃなければ当選できない、 二位じゃだめなんですという状態になっています。 これによって国会議員も八方美人的な選挙対策をしなければならなくなっています。 結果として一つの分野に突き抜けて特化するとかいうタイプがどんどん減っているように思います。 さらにはマスゴミが散々煽ったおかげで国会議員の定数削減 もっともっと議員定数を減らせというバカな話に乗っかっている人が多く、 結果として国会議員の頭数が減らされてきて ただでさえ議員一人あたりの仕事が増えてしまっている上に 省庁再編で一つの省庁の所掌範囲が広がっています。 マスゴミが煽り、 それに乗っかるバカ野党と世論の後押しも有、 議員定数削減が続けられています。 これで議員が複数の委員会を掛け持ちしなければならない状態が強まり、 一つの分野で官僚を上回るほどの知識を有する専門家 という政治家を育てるのがより難しい状況が作られています。 そうして官僚主導傾向がより強くされ どの省の官僚も一部のキャリアどもが天下り先ポストを作る事が より露骨に行われるようになったのではないかと思います。 森友学園の土地購入問題では 財務省の現場の職員が局長などの上の人間を忖度して 資料改ざんなどをしていたことがわかったわけですが、 元財務省の高橋洋一氏は 今の官僚が政治家を忖度して動きはしないと前置きした上で 「官僚が忖度するのは官僚」 と断言しています。 少なくとも、省庁再編以降の日本の官僚制度の歪さが端的に示されていると思います。 さて、財務省はというと、 「男子の本懐」を新人研修の課題図書としてきたようです。 男子の本懐は金本位制に復帰することを悲願とした 浜口雄幸と井上準之助を悲劇のヒーローとして描いた物語です。 金本位制では保有する金の量によって通貨発行限度も決まります。 現在は世界中が金本位制ではなく管理通貨制度を採用していますので ざっくり言えば通貨発行量は信用の大きさによって変わります。 実際に浜口と井上の取った金輸出解禁政策は むしろ誤った処方箋であることは、 後の犬養毅内閣で高橋是清が真逆の政策をとって 昭和恐慌を沈静化させることに成功したことで証明されたと言っていいでしょう。 浜口雄幸は大蔵省出身ということもあり 予算を見たら削る、とにかく緊縮ありき。 この大蔵キャリア官僚としてのDNAが 間違った処方箋を命がけで実現する という事へ突き進んだ原因ではないかと思います。 ともあれ、 管理通貨制度を採用する現状において 金本位制を理想とするような思想の本を研修用に使っていることは 明らかに間違った思想を植え付ける事になろうと思います。 緊縮を第一とする思想をまず新人に植え付ける。 そんな思惑を疑わないわけにはいきません。 かつて経済企画庁が緊縮一辺倒、単年度予算主義の大蔵省と 対立していましたが、 橋本龍太郎の省庁再編ではこれがまんまと潰されてしまいました。 緊縮を主張する大蔵省と 複数年での経済政策を打ち出したりする 経済企画庁では主張が真逆でした。 だからこそ大蔵省のお偉方が緊縮一辺倒でも 政治側がバランスを取るためのカウンターウェイトになっていたと思います。 残念ながら大失敗に終わったと言える省庁再編で この錘が消されてしまったわけです。 そして財務省と日銀主導による 緊縮一辺倒、デフレ不況維持という路線が続けられ、 長い長い、いまも低迷から脱せない日本経済という状態になったのだろうと思います。 さて、自民党の次期総裁は「安倍以外の人」にする という方向でなんとかして盛り上げようとしているマスゴミですが、 毎日新聞がこんな記事を出しています。 【「次期総裁は岸田氏か石破氏」 小泉純一郎元首相と山崎拓氏が一致】 自民党の山崎拓元副総裁は29日、盟友の小泉純一郎元首相と共に東京都内で講演し、2021年9月までに予定される党総裁選について「岸田文雄政調会長か石破茂元幹事長。この2人のどちらかが総裁になるのは間違いない」との認識で小泉氏と一致したと明らかにした。 山崎氏は、21年は衆院議員の任期満了も迎えることから「政局転換の年になる」と指摘。米中対立の激化などで国際情勢の緊迫度合いも高まっているとし「次の政権は安全保障をよく分かっている人が担うべきだ」と述べた。 小泉氏は講演で脱原発を改めて主張。平和への思いも語り、「もう二度と日本は戦争をしない。元気で長生きできる国にすべきだ」と語った。【遠藤修平】 (2020/7/29 毎日新聞) 政治の現場から遠ざかってもうずいぶん経つ山崎拓ですが、 いまだ派閥の領袖気取りのようです。 山崎派は2012年の自民党総裁選において 石原伸晃を総裁にしてキングメーカーとして実権を握ろうと企んだ 古賀誠らと手を組んで石原伸晃を擁立しましたが、 石原伸晃があまりにアホな発言を連発するなどして 総裁選で自爆してしまい奇跡的な安倍晋三復活を演出しました。 しかもこのときの不義理行為に憤慨した事もあり、 山崎派の番頭各だった甘利明などが派閥を離脱しさらに派閥が弱体化しています。 現在は石原伸晃が派閥会長、 石破茂と同じく苦しいときに自民党を出て行った出戻りの野田毅が派閥会長代行。 山崎拓は最高顧問としてなおも影響力を残そうとしています。 唯一、今の政権で仕事をもらっているのが国対委員長をやっている森山裕。 11名だけの弱小派閥となっています。 山崎派に所属していた深谷隆司は2009年の民主党ブームでの落選と 自身の年齢から 「潮時だな、後進に道を譲るべきだ」 とすっぱりと引退をしましたが、 山崎拓にはそういう潔さはないように思います。 古賀誠も失脚、YKKと言われた加藤紘一も亡くなり、 小泉純一郎は息子に秘書ごと譲って引退。 なので山崎拓も小泉純一郎もほとんど影響力などないでしょう。 それでも毎日新聞としては記事にしたくなるのでしょうね。 「石破が人気です!」 といくら話を盛ったところでちっとも世間に影響を与えられてないから。 むしろこういう記事を出すと 石破とか岸田は応援しないほうがいいな。 と思う人が出るように思うんですけどねぇ。 で、この山崎拓の都内で行った会合での講演について 時事通信はこういう記事にしています。 【「敵基地攻撃」保有に反対 元自民副総裁の山崎拓氏】 山崎拓元自民党副総裁は29日、東京都内で開いた会合で講演し、敵基地攻撃能力の保有について「反対だ」と述べた。「日本の防衛は、今日まで専守防衛に徹してきた。大原則を変えてはならない」と指摘した。 同じ会合には、小泉純一郎元首相も参加。山崎氏によると、小泉氏は「ポスト安倍」に関連し、岸田文雄政調会長と石破茂元幹事長の名前を挙げた上で、「どちらかになるのは間違いない」と語ったという。 (2020/7/29 時事通信) 毎日新聞の記事だと 「敵基地攻撃能力」について反対している という重要な部分を抜いていたようです。 その上で山崎拓は「安全保障をよくわかっている人が総裁を担うべきだ」と言っていたということになります。 山崎拓はド変態っぷりが週刊誌にすっぱ抜かれて落選してから 「落ち目の韓流れ」をして露骨な媚韓派になっていたのですが、 ポンコツっぷりがひどいです。 こんなのをいまだに最高顧問にしていたら そりゃ派閥も落ち目になるでしょうね。 一方で自民党の稲田朋美などの女性議員のグループは・・・。 【「敵基地攻撃能力の保有」などを提言 自民 女性議員グループ】 新たなミサイル防衛体制の在り方について、自民党の女性議員グループは、北朝鮮や中国の脅威を踏まえ、専守防衛の考え方のもと、敵の基地を直接破壊できる「敵基地攻撃能力」などを保有するよう河野防衛大臣に提言しました。 自民党の稲田 元防衛大臣ら女性議員グループは29日、防衛省を訪れ、新たなミサイル防衛体制の在り方についての提言書を河野防衛大臣に手渡しました。 提言書では「打撃力はすべてアメリカに頼っているが、北朝鮮、中国の脅威がある中、わが国を守れるのか根本的な疑問があり、日本も打撃力を有する必要がある」として、専守防衛の考え方のもと、「敵基地攻撃能力」などを保有すべきだとしています。 また、防衛政策について、専門的で難しいことばを用いずに説明するよう求めています。 これに対し、河野大臣は「しっかり受け止めたい」と述べたということです。 稲田氏は記者団に対し、「日本を取り巻く安全保障環境は非常に厳しい。日本がみずからの判断で行動できる抑止力を検討すべき時期にきている」と述べました。 (2020/7/29 NHK) どちらが現実が見えているかよくわかりますね。 誰だって戦争なんてしたくありませんよ、普通は。 でも、「手を出したらタダでは済まない」 という実力を備えていなければ自国の安全を守ることなどできません。 特に日本の周辺は中共、韓国、北朝鮮、ロシアと ならず者どもに囲まれているのですから。 とくに中共は領土的野心を全く隠しませんし、 国内がボロボロになっている今、なおさら侵略というカードに出て 国内の不満をそらすというカードも考えているでしょう。 そしてロシアの方は伝統的に火事場泥棒と来ています。 韓国も対馬は韓国領土だと言い張って愛国心を煽っています。 日本はこんな連中に囲まれているのですから安全保障へ もっともっと注力すべきです。 【韓国国会議長 駐韓日本大使と会談=「北東アジアの平和考える時期」】 【ソウル聯合ニュース】韓国の朴炳錫(パク・ビョンソク)国会議長は21日午後、国会で冨田浩司・駐韓日本大使と会談し、「こういうときこそ外交官や政治家の役割が重要だ」として、「韓日議会の指導者たちが北東アジアの平和のため、何をすべきかを考えなければならない時期」と述べた。朴議長は先月就任した。 朴議長は「両国関係が難しい状況だが、両国は切っても切れない隣人関係だ」として、「朝鮮半島の平和においても両国関係が極めて重要だ」と強調。両国関係の正常化に向け、橋渡し役を担うよう要請した。 また、九州地方で豪雨による大きな被害が出たことについてお見舞いのメッセージを伝え、早期収束を願った。 (2020/7/22 聯合ニュース) 韓国が都合が悪くなってくると必ず出てくるパターンの一つが 「日韓両国は切っても切れない関係だ」 と言ってすり寄ってくるパターンだと思います。 韓国がまったく信用に値しない ということだけは多くの日本人にも広まったと思います。 あの国に日本が譲歩しても日本側のプラスは何もない。 これだけはこれまでの歴史からも確かなことでしょう。 ブログ主から韓国へ言いたい事を書いておきます。 「こっちくんな!」 --------- ↓良ければ応援クリックよろしくお願いします。↓
by Ttensan
| 2020-07-30 04:45
| 政治
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