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2020年 09月 28日
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鹿児島県の与論島で今年の7~8月に59人が感染した件で 医療従事者などもいたものの 与論島の憲法となっている与論献奉(よろんけんぽう)が原因だったようです。 朱塗りの杯に焼酎を入れてこれを自己紹介や挨拶をしながら回し飲みすることで 客人を受け入れる風習みたいなものが原因だったと。 与論島の鉄の掟だから感染予防よりも大切だと そういう程度の認識で押し切るのがそれなりにいて逆らえなかったのでしょうね。 このブログでも武漢肺炎を取り上げると 「PCR検査の生みの親のキャリーマリスがー」 みたいなコメントが毎度のように来るのですけど、 ほんとにろくでもないアホコメで呆れます。 そんなアホコメではPCR検査では武漢肺炎は特定できない PCR検査はなんの意味もない、 キャリーマリスもPCR検査ではウイルスは特定できないと言っている。 だからPCR検査で感染を確認という行為そのものがおかしいのだ みたいなデマを広げる内容になっているものがほとんどです。 で、そういうアホな人達の根拠になっているのが 【徳島大学大橋眞名誉教授】PCR検査では、何もわからない とかいう説明を付けて貼られているyoutubeの動画などです。 このトンデモ説の流布に対して徳島大学に苦情が大量に来ているので 徳島大学はこういうお知らせを出しています。 【本学名誉教授 大橋眞氏の活動に対する苦情について】 ----- 2020年8月27日 本学名誉教授の大橋眞氏が、新型コロナウイルス感染症に関する仮説を動画等で発信していることについて、本学へ多くの苦情が寄せられております。 大橋眞氏は現在、本学と雇用関係になく、?連の活動は大橋氏個?が行っているものであります。 従って、大橋氏の見解などは本学と一切関係ございません。 ただし、前述のとおり雇用関係にないこと及び表現の自由の観点から、本学が大橋氏への苦情について対応することはできませんので、ご理解頂きますようお願いします。 なお、本学では、国や徳島県の方針に従い、全学で新型コロナウイルス感染症防止策を徹底しており、教職員、学生ともに新型コロナウイルス感染症への適切な対応・対策に努めていることを申し添えます。 ----- 一言にすると 「あいつがトンデモ説を流布してやがるがもうあいつと徳島大は雇用関係ないから知らん。関係ないからうちに苦情送ってきてもなんもできないからな!」 と言ったところでしょうか。 徳島大学としてもかなり迷惑しているようです。 さて、トンデモと言えばもう一つ取り上げておきましょうかね。 先日、モーリー・ロバートソンがこんなツイートをしていました。 https://twitter.com/gjmorley/status/1306814888275181570 ----- モーリー・ロバートソン@gjmorley いろいろなタイミングで自分が日本の総理大臣、あるいは何らかのリーダーになることを待望する声が聞こえます。その希望的観測をする前にまず、以下のことをご考慮ください。 1. 自分は大麻解禁論者です。日本の大麻取締法を廃止し、医療目的と個人使用目的での所持、譲渡などを完全に合法化したい。 ----- なんかもう政治や国民に対する要望をここからずらずらと書き並べていたわけですが、 第一に大麻解禁を持ってきている時点で笑えます。 先日、伊勢谷友介が逮捕されていますが、 日本では当然ながら大麻の使用などは禁止となっています。 大麻解禁論者が芸能界を中心にけっこういるわけですが、 芸能界の大麻汚染もけっこうなものなのだろうとブログ主は邪推しています。 で、大麻解禁論者のよりどころとなっている珍説を掲げる論文がゴロゴロあるわけですが、 その中には大麻の方が中毒性なども低いから大麻の方がむしろ安全だと主張する論文があります。 以下のリンク先にある論文がその典型です。 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4311234/ Comparative risk assessment of alcohol, tobacco, cannabis and other illicit drugs using the margin of exposure approach この論文の肝は「margin of exposure」略してMOEです。 (健康被害が出始める量÷日常で摂取する量)x 独自の算出方法(詳細不明) これで日常生活への健康への影響を評価するというものです。 でまぁ、ヘロイン、アルコール、アンフェタミン、MDMA、ニコチン、THC(大麻の幻覚成分) などを比べているのですが、 マウスへの投与方法が経口、注射、不明とまぁ雑です。 投与方法不明でどうやって定量的な数字が出せたのか謎です。 で、「健康被害が出始める量」というのをLD50(半致死量)から算出し、 これを「一日の摂取量」で割って独自の計算(ここがよくわからない)を挟むと MOEの数字が出るという仕組みになっています。 で、この論文著者の算出したMOEとやらの表の一つがこちら。 ![]() なんとびっくり、アルコールが最も危険で 大麻の幻覚成分の一つであるTHCが最も安全なように見えます。 さらにもう一つの表では 薬物が原因で病院で診察を受けた人の割合から社会全体でのそれぞれの薬物の使用量を推定し、 これを根拠にMOEを算出するという事をやっています。 ![]() こちらでもアルコールがダントツで危険という事になっていますが、 アルコールだけは「実際の消費量」から推測しています。 値の基準が統一されていない時点でもうね・・・。 実際の消費量を数字に使っているアルコール以外、 覚醒剤などの薬物は使っても病院にいかない人が多ければ多いほど 「その薬物の社会全体での使用量が少なく見える」 というわけです。 ですのでMOEの数字の「健康被害が出始める量」÷「摂取量(推計)」 の摂取量の部分が実際のアルコール消費量に比べて 圧倒的に小さくなる数字を狙った形です。 分母が小さければMOEの値は当然ながら大きくなるわけで 大麻を安全だということにするために考えた指標と言っていいでしょう。 ただそのおかげでたばこよりもコカイン、アヘン、覚醒剤、大麻が みな格段に安全というグラフになってしまっています。 なにせ「社会全体での使用量」ということにしていますから たとえば100万人のうち1万人が使っているものと お酒を比べれば 前者は100万という数字で薄められて小さくなり、 お酒については一人あたりの実際の消費量が使われることになるので 分母となる数字の部分に極端な差が出来てしまいます。 MOEという指標が 「大麻をアルコールよりずっとずっと安全ということにするために考えた論文著者のアイデア」 と言っていいでしょう。 この方法を使うとヘロインや大麻やアンフェタミンやアルコールよりも 「水」の方が危険なんですよね。 なにせ水は個人あたりの一日の消費量がアルコールより格段に多いですからね。 水だって一人で1日に20リットルとか飲んだら障害が出て最悪死に至りますからね。 MOEというオリジナルの指標によって 「大麻はアルコールやたばこよりずっと安全です」 (ただしヘロインやコカインも同じようにすごく安全) という結論を導いていますが、 この方法だと水が非常に有害で大麻よりずっと危険なものとなります。 また、大麻解禁論者には大麻ががん治療に効くという主張もあります。 これもその手の論文を読むと 大麻が乾燥重量で1ポンドくらい必要なTHCの濃度で実験していて 非現実的なものだったりするものもあります。 大麻の治療効果を測定するために 大麻に見せかけただけのプラセボとも比較している事例もありますが、 幻覚成分を抜いた、つまりは実質ただのたばこを 被験者には大麻だと思い込ませて使わせて比較したとか プラセボとして説得力ゼロでしょう。 医療用大麻についてもデータ作成に不正があっただの 効果が出る量まで服用させたらむしろ中毒で中枢神経がやられた被験者が出ただの めちゃくちゃなデータ処理をして医療用に効果があると言っている論文が 医療用大麻を作っているメーカーから金をもらって作った論文だっただの とにかく散々な内容です。 海馬の萎縮なんていうやばい症例の報告もあったり、 脳神経回路にダメージを与えることを実証されてたり 【大麻の有効成分:カンナビノイドが神経回路を破綻】 (2016/6/30 大阪大学) 大麻解禁論者の言うような話よりも やっぱり危ないので規制しておいた方がいいという 結論を補強する報告もあります。 脳神経回路にダメージを与えるという事から考えれば 海馬がダメージを受けるというのもその流れの一つと言えそうです。 現状で大麻がはっきりと安全だと言い切れる根拠となる論文があるのであれば 教えてほしいものです。 お次は大阪維新から。 都構想のためにあの手この手、大阪府、大阪市の権限の悪用も平気で行っていて 一部からは中国べったりだと指摘されている大阪維新について 足立康史議員がこんなツイートをしていました。 https://twitter.com/adachiyasushi/status/1309072317822234626 ----- 足立康史@adachiyasushi 最近、維新は親中でしょう!といった批判的リプを散見しますが、親米でも親中でもありません。日本維新の会綱領に「国家の自立、地域の自立、個人の自立」と掲げ、基本方針の一つに、法の支配・自由主義・民主主義の価値観を共有する諸国と連帯するhttps://o-ishin.jp/about/outline/ と明記している通りです。 ----- 親米でも親中でもありません。 綱領に書いてあるからです。 という極めて説得力のないツイートとなっております。 今年8月25日の大連イブニングニュースこと大連晩報にこんな記事があります。 http://szb.dlxww.com/dlwb/page/2020-08/25/A11/20200825A11_pdf.pdf ![]() 外資系企業の投資・振興のために 大連において日中共同で地域開発協力モデル地区を設立しましたよっと。 日本からは松井一郎大阪市長、大阪府議会日中友好議員連盟の今井豊(大阪維新幹事長)らが ビデオで祝辞。 日本領事館の川上文博、大連日本商工会議所理事長高木純、 日本電産大連有限公司社長五十嵐一嗣、オリックス中国投資有限公司理事長の劉国平らが挨拶した。 とのこと。 松井一郎と今井豊は大連は日本と地理的に近く、日本語教育の実力が高く、 投資環境も整備されていることに言及し、 日中(大連)地方開発協力モデル地区は大連と日本との交流のための新たなプラットフォームを作り上げる。 大阪と大連の交流や協力関係を全面的に深め、両市の“日中地域経済協力モデル都市”プロジェクトを引き続き推進していきたい。 とスピーチしたようです。 これ今年の8月ですよ? 日本政府が脱中国方針を明らかにし、 そのための補助金を積んでサプライチェーンの脱中国を 政府が後押しして事業を募集している最中の話ですよ? 一応出席して社交辞令を言わないわけにいかない領事や 民主党政権でバラ色の日本になるとか思ってた程度の永守社長の日本電産とか オリックスとかはまぁ諦めるとしても、 大阪維新が大阪府議会と大阪市を代表して 今から中国への投資を協力して集めようとする共同事業に わざわざ参画する必要ありますか? ちょっとセンスないんじゃないですかね? 大阪中華街構想なんてのも進めようとしていますし、 足立康史議員の 「綱領に書いてあるから親中でも親米でもないよ!」 という言い訳は苦しすぎるでしょう。 綱領に書いてあったってそれが守られるかどうかは別問題。 ましてや維新はオーナーである橋下徹の命令に 所属議員全員が即時主張を翻してでも従う集団ですからね。 そして橋下徹はというと発言がコロコロ変わったりまったく当てになりません。 ブログ主からすれば「まったく信用できない」という評価です。 あ、でも親中じゃなくて媚中だからというのなら 足立康史議員の主張も一理あるのか・・・。 --------- ↓良ければ応援クリックよろしくお願いします。↓
by Ttensan
| 2020-09-28 07:30
| 政治
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