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2021年 12月 14日
当ブログは以下へお引っ越ししました。 (こちらはミラーサイトです) 人気ブログランキングに参加しています。 人気ブログランキングへ ---------
今年のF1は最終戦でフェルスタッペンの逆転によって ホンダエンジンの最後をチャンピオンで飾ることができました。 車のエンジン。 内燃機関についての技術、特に日本の省エネ技術などはかなり高いものがあり、 一朝一夕では他国の企業が追いつくことはできません。 そこでEUはあの手この手でルールを作り替えてきました。 排ガス規制をかけてみたら日本車のほうが燃費がいいし排ガス規制もクリアしている。 そこでさらなる規制をすることでドイツはクリーンディーゼルという インチキデモって日本に勝つという手に出ました。 その結果、ドイツ車が多くなったパリなどでは光化学スモッグが繰り返し発生するようになるなど、 大気汚染が原因となる問題がより多く発生するようになりました。 そしてとうとうドイツの誇るクリーンディーゼルが ただのインチキであったことがバレてしまいました。 環境を名目にしてEU外の車をなるべく販売できないようにしていただけでした。 EUというものがそもそも日米の経済圏に対抗して作られた枠組みを前身とするものなので この考え方は当然だったと言えるかもしれません。 そして今度は「内燃機関の技術で勝てないのならEVだ!」となり、 内燃機関を捨てさせてEVじゃないと売れないようにしていこうとしています。 ![]() これであれば日本勢がこれまで築き上げてきた 製造技術のアドバンテージをほぼ全てリセットできます。 そして同じ事は中共も考えているわけです。 EV縛りになるのならこれまでの日本勢の技術的アドバンテージはすべて消滅する。と。 ここでちょっと視点を変えて、 中国大好きな河野太郎にしても小泉進次郎にしても、 日本で原理主義的な反原発と度の過ぎたEVマンセーをするような連中がいます。 現状のEVは致命的な欠陥があります。 一つは充電時間が長いこと。 二つ目はバッテリーの破損などからの火災のリスクがあること。 いずれも全く軽視できる話ではありません。 これまでガソリンやディーゼルエンジンなどの内燃機関が主流となってきたのは 液体の燃料を素早く補充でき、使用可能な温度範囲も広く、エネルギーに変換しやすい という理由があったからだと言っていいでしょう。 一方でEVではどうしても急速充電などと言っても充電時間がかかってしまいます。 ですのでEVによるモーターレース、フォーミュラEでは 充電時間対策として一人のドライバーで2台のマシン乗り換えるとか、 バッテリーの発熱が問題となる事が多く、故障の原因になるなど、 EVならではの問題が存在しています。 さて、環境への影響ということでは燃料電池を使うFCVも ガソリンエンジンと違ってクリーンだと言っていいでしょう。 ところがなぜか原理主義的なレベルで環境環境言う連中は EV一点張りでFCVは敵視しているように見えます。 菅内閣でも梶山や小泉、河野太郎などのごり押しがあったのか EV一点張りで強引に進めようとしてきました。 FCVはEVに比べて燃料チャージが短時間で済むこと。 ただし現状ではシステムが大きくなってしまうという問題があることなど、 こちらもやはり現状のガソリンエンジンに比べればずいぶんとまだまだなところがありますが、 EVの持っている欠陥を解決できる可能性のある技術でもあります。 FCVに比べ、現状のEVの方が低い技術で量産が可能だと言っていいでしょう。 やたらとEV推進、反原発、反火力発電な人達がFCVの存在を無視したり敵視したりしていますが、 これまでのガソリンエンジンを軸とした技術の積み上げがいらない。 かつ、それほど高くない技術で作れてしまうときたら、 中国共産党やEUにとってはEV縛りにしたくもなるのではないかと思います。 トヨタの社長がEVだけになったら工場は海外に移すと言っていましたが、 現状の菅内閣で決められた再エネ最優先という間違った考え方では EVばかりになったらその給電をまかなえるとはとても思えませんし、 なによりも「低い技術、ノウハウがそれほど無くても作れる」 という背景はどうやっても「コスト競争」だけで戦うことになり、 菅直人-孫正義法によって電気代も上がり、電力供給も不安定化してきた今の日本で そうしたコスト競争に勝てる製造環境が作れません。 となれば必然的に人件費が安く、製造に使う電気も安い国に工場を移す方が有利です。 中共のように国策ダンピングを平気で行える国は尚更有利でしょう つまりは日本の産業、雇用を大きく破壊する可能性があります。 菅義偉総理は仕事師として短期間にいろいろ仕事を進めましたが、 ことエネルギー安全保障については小泉や梶山などのお花畑どもの影響が大きく はっきり言って論外というしかないレベルのエネルギー政策です。 国会で論じるべきはこういう話であるべきで、 トヨタの社長が意見を発信しているのは 日本の自動車産業が生み出している巨大な雇用そのものを破壊しかねない 今の無謀で無知で強引なエネルギー、産業政策に問題があるのだと考えなければなりません。 そうそうEVと言えば中国では中国共産党がガンガン補助金を突っ込んでいるので EVがたくさん作られ、市中でも当たり前に走っているようですが、 こんなニュースがありました。 【EVが走行中に爆発!8歳少女が全身に95%の火傷を負う、5ヶ月の闘病生活の後、ICUで亡くなる。】 (2021/12/11 ETtoday リンク先中国語) 電気自動車が爆発。 8歳の少女が全身の95%に火傷を負い5ヶ月の治療の末亡くなったと。 中国ではこうしたリチウムイオンバッテリーの発火による爆発事故が相次いでいます。 これもEVリスクと言っていいでしょう。 さて、話をちょっとEUに戻しまして・・・。 今、EUでは日本のカップラーメンが入手が困難になっているという話があります。 【EUにおける新たな混合食品規制への対応について】(農水省) 動物性原料と植物性原料の混合されている加工食品などをEUに輸出する際には 「EUのHACCP認定施設で製造されたもの」 であることを示す公的機関が発行する証明書および事故宣誓書が必須となります。 この規制が2021年4月21日から施行された形です。 EUお得意の自分達の商売のために規制がーと見えてしまう案件ですよね。 このブログで昨年12月23日に取り上げましたが、 菅内閣発足時に二階の差し金で西川公也元農水大臣を内閣参与にとどまらせました。 日本の2001年のBSE騒ぎ以降、 中国共産党は長い間和牛に対して輸入規制をかけてきました。 そこで中国との窓口として交渉に当たってきたのが西川公也でした。 これで2019年12月19日にようやく 和牛の輸入禁止措置を中共が解除するという話になりました。 【日本産牛肉の輸入禁止措置を解除】 中国の海関(税関)総署と農業農村部は12月19日、2001年の牛海綿状脳症(BSE)の発症を受けた、日本産の月齢30カ月以下の骨なしの牛肉(骨から分離した肉)の輸入禁止措置について、解除すると発表した。輸入に際する具体的な検疫条件は別途、策定するとした。また、海関総署と農業農村部は同日、口蹄疫(こうていえき)の発生を理由に、2010年から実施している日本産の偶蹄類動物(豚、牛、ヒツジなど)およびその製品の輸入禁止措置も解除すると発表した。いずれも、公布日から実施する。 ~以下省略~ (2019/12/26 JETRO) これだけで二階が終わるはずがなく、 当然ながら利権化へと動くわけです。 【とちぎ食肉センター、4月1日開場 県内初、輸出対応施設へ】 県畜産公社が主体となって芳賀町稲毛田に整備を進めている食肉加工処理施設「とちぎ食肉センター」が12日までに完成し、4月1日に開場を迎える。同施設では国際基準の食品製造工程管理手法「HACCP(ハサップ)」を導入し、豚や牛の処理、部分肉加工などを行う。これまで輸出用牛肉は県外の施設で処理されてきたが、国の承認などが得られれば、県内で初となる輸出対応の施設となる。米国や欧州連合(EU)、シンガポールなどに向けて、県産牛肉の輸出拡大が期待できそうだ。 同センターは、県畜産酪農研究センター芳賀分場跡地の一部に完成する。敷地面積は約9万7200平方メートル。豚を処理する「小動物処理棟」や牛を処理する「大動物処理棟」、「せり場・事務厚生棟」などを備える。と畜解体能力は1日当たり豚2千頭、牛65頭。 本県は肉用牛、豚ともに飼養頭数が全国7位と、有数の畜産県。牛肉に関しては2018年度の輸出額が1億6600万円に上り、県産農産物輸出額全体の4割以上を占めた。主にシンガポールやEU、米国に輸出されている。 (2020/3/13 下野新聞) 西川公也の地元の栃木にまさにHACCP対応の食肉加工センターが設置されたのです。 ところが二階が西川の後をやらせようと同じ二階派から 吉川貴盛を農水大臣にねじ込みましたが、 西川公也と同じくアキタフーズから賄賂を貰っていたことがバレてしまい 議員辞職&引退宣言で逃げてしまいました。 二階俊博はこうした事情から落選中であっても西川公也を内閣参与として維持し続け かつ2021年の選挙でも出馬させようとしていました。 ところが西川公也も賄賂の件で引退を余儀なくされ、 自民党栃木県連は候補者を公募し、五十嵐清に候補者を決定。 対して二階俊博は幹事長としての権限を悪用し、 西川公也の息子の西川鎭央を栃木2区の公認候補としてごり押ししていました。 結局は二階が幹事長から引きずり下ろされ、 甘利の采配で西川鎭央は比例の下位へ配置され、 公募で決めた五十嵐清が正式に栃木2区の候補者となりました。 二階ほど幹事長の権限を露骨に自分の派閥と利権のために使ったのもいないと思います。 だからこそ菅義偉前総理が道連れにしたわけですが・・・。 ところが岸田文雄は二階派、竹下派、岸田派で多数派工作をすれば どうせ麻生派は同じく財務官僚の下僕派閥である宏池会系なので大丈夫と思っているのでしょう。 二階を国土強靱化推進本部長に据え、 幹事長としての権限こそ失ったものの 二階として十分な利権ポストに座ることが出来た事で 菅義偉が道連れにしたはずの二階俊博と二階派を岸田が維持存続させた形です。 利権有るところに二階あり。 本当にしたたかなじじいですよ。 あと、脱新自由主義などと言いながら竹中平蔵を首相肝いりの政策の会議のメンバーにしてみたり、 菅義偉総理の時は二階下ろしに動いたくせに、 総裁選が終わった途端に二階を実質的に復活させるなど、 岸田文雄のやっていることはまさにルーピーと言うしかありません。 ↓良ければ応援クリックよろしくお願いします。↓<
by Ttensan
| 2021-12-14 06:06
| 政治
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