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2022年 02月 28日
当ブログは以下へお引っ越ししました。 (こちらはミラーサイトです) 人気ブログランキングに参加しています。 人気ブログランキングへ ---------
まずはこちらの画像から。 ![]() ロシア側の主張を垂れ流して ロシアのプロパガンダに余念がないサンデーモーニング。 そのサンデーモーニングでは鳩山由紀夫の外交ブレーンの一人だった寺島実郎氏が こんな事を言っていたようです。 【「サンモニ」コメンテーター、ウクライナは「一方的な被害者でもない」】 評論家の寺島実郎氏が27日、TBS系「サンデーモーニング」に出演し、ロシアのウクライナ侵攻について持論を語った。 寺島氏はロシアの侵攻について「民主主義の試練」の観点から分析。ロシアが「いつの間にか、民主主義の国からプーチン専制の、極端に言うとヒトラーがやったこととほぼ同じストーリーに移りつつあります」と厳しく指摘した。 ウクライナについても「一方的な被害者かっていうと、そうでもない」とした。「たくましい国づくりをしてるかというと、そうでもない」と断言。「ゼレンスキーっていう大統領は、誤解されてはいけませんけどコメディアンだった人ですよ。『コメディアンがいかん』なんて話ではないですよ。人気者を大統領に選んでいくっていう流れの民主主義に達した」と分析した。 続けて、日本も含めて「民主主義の価値」について「考えないといけない」と主張。「専制化していく民主主義、ナショナリズムに走ってね。一方、いつの間にか衆愚政治っていうかですね。ポピュリズムに走っていく民主主義、両方の危険性をはらんだ、その展開を目撃してるんだっていうことをよく認識しておくべきだと思います」とロシア、ウクライナ、それぞれの政治が「危険性」を含んでいるとした。 (2022/2/27 デイリー) このブログで何度も書いてきました。 特亜式論法の一つのパターン。 ・相手に1%でも非があればそのことを殊更に騒いで相手の問題と言い張る。 ・100%自分に非がある場合は「どっちもどっち」という話に持ち込む。 寺島実郎もこのロジックでもってロシアを悪者にしないようにがんばったのでしょう。 でも、 「人気者を大統領に選んでいくっていう流れの民主主義に達した」 事がウクライナ側のロシアに対する瑕疵って言いたいようで…。 もう理屈が理屈になっていません。 ロシアを擁護する台本になっているのでその流れに沿って なんとか屁理屈を言おうと思ったけど 知識も工夫も足りなかったのでダメでした。 と言ったところでしょうか。 国際関係が専門なはずなんですけどねぇ・・・。 2009年の悪夢の民主党政権は 日米同盟があるにもかかわらず 「日米中は正三角形だ」と繰り返し、 同盟国と非同盟国を対等に扱うという思い上がった主張を続けました。 また、辺野古移設のちゃぶ台返しや、 米国との過去の外交交渉について日米で秘匿すべき交渉内容についても 探し出して世に晒すと外務大臣(岡田克也)が息巻いて調査までさせたほどでした。 そんな状態で米国が日本に対して態度を変えるのは当然で、 米国からは当時の日本は外交において韓国未満の扱いになりました。 このため民主党政権崩壊後、安倍総理(当時)が最初に訪米した際は マジで途上国と同レベルの「よくわからんお客様」扱いをされています。 この関係を安倍総理の外交努力で改善させたのですから本当にすごい事です。 話が逸れたところで寺島実郎の話に戻ります。 米国との関係をめちゃくちゃ悪化させていた民主党、鳩山由紀夫内閣は 寺島実郎を総理特使としてアメリカに派遣。 しかしながらオバマ政権から面会を拒絶され、 なんの成果も無く帰ってきたのが寺島実郎です。 寺島実郎氏は「親米入亜」を標榜してきました。 民主党政権の 「日米中は正三角形だ」 という同盟国と非同盟国を全く同じレベルに扱う 失礼極まりない外交姿勢の土台となっていました。 寺島実郎氏がそれまで親中反米姿勢の論客としてやっていたことを オバマ政権が調べていないはずがありません。 国際関係が専門なのに国際関係で具体的な話ができない。 外交ブレーンとして負の実績しかない。 こういう人に外交を語らせるのがサンモニクオリティと言ったところでしょうか。 お次は活発に動いている安倍元総理の記事を2つ。 【「ウクライナ国民と連帯」 安倍元首相が表明】 安倍元首相は、27日朝のフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」で、ウクライナは「自由と民主主義を守るために戦っている」として、日本と価値観をともにする「ウクライナ国民との連帯」を表明した。 安倍元首相「祖国を守るために、あるいは家族を守るために、また、私たちと共有する自由や民主主義、そうした普遍的価値を守るために戦っているウクライナの国民に対して、連帯を表明したい」 また、安倍元首相はプーチン大統領について、27回の首脳会談を行った経験から、「力の信奉者だ」と指摘し、各国首脳は、プーチン氏が「なぜウクライナに侵略したのか、しっかり分析しながら説得していくことが求められる」と述べた。 一方、中国による台湾侵攻に備え、「アメリカは曖昧さを捨て去るべきだ」と述べ、「台湾を防衛する」と明示する必要性を訴えた。 (2022/2/27 FNN) 【安倍元首相「核共有」の議論を】 自民党の安倍晋三元首相は27日午前のフジテレビ番組で、ロシアのウクライナ侵攻を受けて、米国の核兵器を自国領土内に配備して共同運用する「核共有(ニュークリア・シェアリング)」について、国内でも議論すべきだとの認識を示した。「日本は核拡散防止条約(NPT)の加盟国で非核三原則があるが、世界はどのように安全が守られているかという現実について議論していくことをタブー視してならない」と述べた。 同時に「被爆国として核を廃絶するという目標は掲げなければいけないし、それに向かって進んでいくことが大切だ」とも語った。米国との核共有は、ベルギーやドイツ、イタリアなど北大西洋条約機構(NATO)の一部の国で採用されている。 ロシアのウクライナ侵攻に関して安倍氏は「私たちが作った国際秩序に対する重大な挑戦だ」と重ねて批判。一方で、かつてロシアのプーチン大統領が安倍氏に対してNATOの拡大に不満を語っていたことを明らかにし、「(NATOへの)基本的な不信感の中で、領土的野心ではなくロシアの防衛安全の確保という観点から行動を起こしているのだろう」と、プーチン氏が侵攻を決断した背景を分析した。 また、北朝鮮が弾道ミサイルの可能性があるものを発射したことに関し、安倍氏は「こういう(ウクライナの)情勢の中でいろんな揺さぶりをかけたり、利用するということは当然予想できた」と指摘。「防衛省や自衛隊は緊張感を持って見ていたと思う」と語った。 (2022/2/27 産経新聞) 「日本はウクライナ国民と連帯する」 「安全保障について核シェアリングも議論すべきだ。」 安倍元総理が今必要とされる発言をしています。 ・・・ほんとは岸田総理なり外務大臣なりが発言してほしいところですけど。 一方で岸田総理はというと・・・ 米欧がロシアのSWIFT排除を共同発表しましたが、 日本だけは入っていませんでした。 その後、記者会見を開き、 【ロシアによるウクライナ侵攻等についての岸田内閣総理大臣記者会見(全文)】 ----- G7を始めとする国際社会と緊密に連携し、制裁措置を強化いたします。具体的には、23日に発表した制裁措置に加え、資産凍結と査証発給停止によるロシアの個人、団体などへの制裁。2つ目として、ロシアの金融機関を対象とする資産凍結といった金融分野での制裁。3つ目として、ロシアの軍事関連団体に対する輸出、国際的な合意に基づく規制リスト品目や半導体など汎用品のロシア向け輸出に関する制裁の3分野における措置を、速やかに実施いたします。 ----- SWIFTからの排除や資産凍結を発表しています。 ロシアが開戦を選んだ時点でSWIFTからの排除というのが 事前から言われていた選択肢です。 米欧と協調して経済制裁に参加したことは正しいと思いますし支持しますが、 日本だけ遅れて発表というのはちょっとかっこ悪いですね。 一方で、電撃戦で短期間のうちに決着が付けられると考えていたプーチンの方は ウクライナの抵抗、ロシア兵の低い士気などもあり短期決着に失敗。 また、ロシア国内での反戦デモの活発化を取り締まり大量の逮捕者を出すなど、 国内の厭戦気分もかなりのようです。 あわせてモスクワではプーチンが核戦力を念頭に 抑止力を特別体制に引き上げる命令を出したという報道もあります。 ベラルーシ国境地帯でロシアとウクライナが停戦交渉を行うとのことです。 短期間で決めることができず、兵站が破綻しているロシアは ウクライナでロシア軍が食料なども含めて現地で略奪を行っていると報じられています。 また、西側諸国も次々にポーランド側から武器弾薬の支援も行っているようで こうなってくるともう決着を付けられず泥沼になります。 客観的に見てプーチンの作戦は失敗したと言える状況ではないでしょうか? 戦争というのは最初に終わらせ方を考えていない、 あるいは当初の終わらせ方が一つしかなく、 他の終わらせ方を考えていない というような場合ぐだぐだになっていくものです。 プーチンはクリミアやドンバスを手放す気はないでしょうし、 停戦交渉がうまく進められるのか、プーチンが妥協できるのか。 一応は軍事力的にはロシアが優位ですから プーチンが譲歩するということはできないでしょう。 自分から仕掛けて譲歩するということは ロシア内に示しが付きませんからね。 独裁者ゆえにかなり強引な方法でその座から引きずり下ろされる危険性も出ます。 ですのでロシア側はかなり高い要求をしてくることが予想されます。 ベラルーシ国境で交渉といっても簡単には決着しないでしょう。 おまけにゼレンスキー大統領に何をやらかすかわかりませんし。 まだまだ難しい局面が続くと考えた方がいいでしょう。 今回のロシアのウクライナ侵略について 2月20日に日曜報道に出た小野寺五典議員が的確な見方をしていたので取り上げます。 【「日本もウクライナと同じことになる」と小野寺元防衛相】 小野寺五典議員の発言をいくつかピックアップ ----- 小野寺五典氏(元防衛相): なぜロシアはこれほど怒るのか。ナポレオンが攻めてきたとき、ヒトラーが攻めてきたとき、ロシア周辺にバッファーとなる国があったので防げた。これが戦略的な基本だ。そのバッファーの国が次々とNATOに入り、ロシアを攻めるミサイルを配備されることがロシアにとって一番恐れていること。このバッファーをどう保つかが解決策になる。ただ、私は今のアメリカの姿勢が少し心配だ。トランプのときは、米国の軍事アセットを周辺に配備して、力を形で示した。今回バイデン大統領はそれをしないとなれば、プーチン大統領から見れば「あ、口先だけだな」と。ワシントンの専門家は「トランプのあとの世界はSENGOKUJIDAI(戦国時代)になる」と言う。日本語の「戦国時代」という言葉で。なぜかというと「群雄割拠になる」と。実は、こういうことがアフガンでも起きているし、今回ウクライナでも起きている。もし台湾で起きたらどうなのか。私たちそれを心配している。 ハイブリッド戦は平たく言うと、戦わずして勝つという形だ。台湾も東アジアもどう見ているか。ロシアがああいう形でウクライナに侵攻し、本来応援してくれるかなと思っていたNATOが二の足を踏んで外交の話をしている。理由は、ウクライナがNATOに入っていない、同盟として守る義務がないということ。では、台湾のことを考えるとどうか。米国は台湾関係法の範囲で武器は供与する。しかし、日米同盟のように守るとまでは言っていない。 台湾の人の中に「自分たち、結局見捨てられる」という話が浸透してくると、やはり中国と仲良くしようかという勢力も出てくる。実はもうすでに東アジア、台湾周辺ではハイブリッド戦が行われていると考えるべきだ。 ロシアが力による現状変更を行っている国はG7(主要7カ国)では日本だけだ。北方領土だ。だから、ウクライナ問題で、ロシアを一番強く批判しなければいけないのは日本だ。ロシアはいま日本にも相当嫌がらせをしている。オホーツク海は深く、そこに原子力潜水艦を潜ませている。いざという時に攻撃することが最大の戦略だ。米国もそこを狙って突破してくる。実はいま千島列島付近も米国とロシアの主戦場になっている。北方領土問題は軍事的なことを考えてもたやすいことではない。話し合いは必要だが、話し合いで領土が帰ってくることはあまり大きな期待はせず、むしろ今回、ウクライナ問題で日本は強い姿勢に出る必要がある。 ----- この分析が的確なように思います。 安倍元総理が岸田総理に外相として小野寺五典を推薦していたという話も納得です。 そうそう、日本でもウクライナ人やロシア人が反戦デモを行っていたようです。 【渋谷でウクライナ人ら数百人が抗議デモ 新宿ではロシア人も】 新宿や渋谷で反戦デモが行われたという報道なのですが、 その記事のスクショが以下。 ![]() ・・・おっかしいなぁ。NHK含めてこれまでのマスゴミ報道では 左翼のデモでこの人数なら1万人以上と報じてませんでしたっけ? ということはロシアの侵略戦争を批判するという動きについては 日本のマスゴミさんは嫌がっているということなのでしょう。 --------- ↓良ければ応援クリックよろしくお願いします。↓
by Ttensan
| 2022-02-28 07:40
| 政治
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