リーダーに必要なのは胆力

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デジタル庁事務方トップの石倉洋子氏が退任するとのことで
元々MITでやらかした伊藤穣一の代打で白羽の矢が立った人ではありますが、
やはり霞ヶ関の人達のデジタル介護から始めないといけないというのが、
相当な負担だったことは容易に想像が付きます。

自分たちの仕事、自分たちのテリトリーを守るためにも
会議や書類を他省庁以上に増やしてくる霞ヶ関の間違った文化と戦わないといけないのですから。
相当な精神力と体力とを兼ね備えた人でないと務まらないと思います。

知床沖で浸水と救助を要請してきた後に消息を絶った観光船の件で
船体が船首から30度傾いて浸水しているという連絡をしてきた
ということで状況はかなり深刻だと言えます。

現在７名が見つかったとのことですが意識不明とのこと。
知床沖の海水温はこの時期良くても６度。
そういう中で何時間も居れば低体温症で命の危険が伴います。

なんとか一人でも多く助かってほしいですが…。

今回事故をおこしたKAZU1という観光船は
過去にも座礁事故を起こしています。
再発防止のための教育や指導は行われていなかったのかもしれません。

普通に考えれば船体が３０度も傾いているとか
消息を絶つ寸前の情報からすれば沈没直前状態だったと想像され、
申し訳ありませんが状況は極めて良くないとものであると考えられます。

この件で昨夜、岸田総理は緊急記者会見を行い、
国交大臣を派遣すると発表しました。

岸田総理はこういう所でやっている感を出して支持率を維持しようという考えなのか
税と予算に影響がないところでは大げさに動く癖があるように思います。

人命に関わることである以上、重大事件ではありますが、
総理がやるべきことは現場（この場合は海保など）に必要な権限を与え、
政治家を派遣するとしても
政治的判断が必要な事情が発生した場合のために
権限を持たせた政務官あたりで十分でしょう。

指導者に必要なのは
適任であると思われる人間に権限を与え、
黙って結果を待つ胆力であると考えます。

特に、菅直人やジミー・カーターのように
パフォーマンスのために現場に乗り込んで現場を混乱させたり、
菅直人のように現場に手下を張り付かせて、
自分の思惑通りに動いているかを監視させ逐一報告させることではありません。

ちなみに菅直人は自分のパフォーマンスのために
福島第一原発水素爆発事故を引き起こし、
東電本店に殴り込みに行ってわめき散らしただけでなく、
その後、福山哲郎や細野豪志らを東電本店に監視員として張り付かせ、
東電が行う対策すべてをチェックさせていました。

このため東電本店では何をやるにもいちいち文書を
それも馬鹿すぎる菅直人（東京１８区）ら
ド素人でもわかるような内容のものを作らねばなりませんでした。

これがためにただでさえ大混乱となっていた現場作業が
さらに邪魔をされる形になっていました。

日本のマスゴミはこういうところをきちんと報じることはありません。
菅直人のパフォーマンスは
記者クラブと打ち合わせができていた話でしたから、
（実際に当日の撮影で使われたカメラは記者クラブ側が用意して下村健一経由で菅直人側に渡したもの）
そういう裏側の部分を知られたら不味いという理由もあったのでしょうし。

岸田総理に関連して懸念が一つ。

【岸田首相 韓国代表団と日韓議連の会談で関係改善に期待】
日韓関係をめぐり岸田総理大臣は、日韓議員連盟の会長を務める自民党の額賀元財務大臣と会談し、来週、韓国からの代表団と議員連盟の幹部が会談することを踏まえ、両国関係の改善につながることに期待する考えを示しました。

岸田総理大臣は21日午前、総理大臣官邸で日韓議員連盟の会長を務める自民党の額賀元財務大臣と会談しました。
この中で額賀氏は、来週25日に韓国のユン・ソギョル（尹錫悦）次期大統領が派遣する国会議員や外交の専門家などで構成する代表団と、議員連盟の幹部とで会談することを報告し、日韓関係の改善に向けて意見を交わしたいという考えを伝えました。
これに対し、岸田総理大臣は「北朝鮮やウクライナなどの国際情勢を考えれば、日韓関係や日米韓3か国の連携は極めて大事だ。そうした基本的な姿勢で議員連盟として関係改善に努めてもらいたい」と述べました。
また額賀氏が、韓国の代表団が岸田総理大臣を表敬訪問する環境をつくりたいという意向を伝えたのに対し、岸田総理大臣は「また様子を聞かせてもらいたい」と述べるにとどめました。
額賀氏は、記者団に対し「議員連盟は、どんな状況でもパイプを残して話し合い、関係改善に努力しているので、今回も議員外交として率直に意見交換したい」と述べました。
(2022/4/21 NHK)

【首相、韓国次期大統領訪日団と面会検討】
岸田文雄首相が、韓国の尹錫悦（ユン・ソンニョル）次期大統領側が日本に派遣する代表団との面会を検討していることが２２日、分かった。日本はいわゆる徴用工訴訟や慰安婦訴訟問題は解決済みだとして、韓国側に事態打開に向けた対応を求めている。首相は、代表団が林芳正外相や日韓議員連盟などとの面会でどのような姿勢を示すか見極めたうえで、最終判断する方針だ。
複数の政府関係者が明らかにした。
尹氏は文在寅（ムン・ジェイン）政権下で極度に悪化した日韓関係の早期改善に取り組む考えを示している。
代表団は２４～２８日の日程で来日。韓国の国会議員や専門家で構成されており、事実上の政権移行チームとされる。
首相と代表団の面会が実現した場合、５月１０日に予定される尹氏の大統領就任式への首相の出席などが話題に上る可能性もある。
(2022/4/22 産経新聞)

額賀（茂木派）と会って関係改善うんたらという発言そのものは
定型句扱いでいいとは思いますが、
尹錫悦が韓国大統領選挙に勝ってからの岸田＆林コンビは
新しい大統領で関係改善！みたいな動きをすぐに取っていました。

韓国は誰が大統領になろうと反日の基本姿勢は変わりません。

おまけに「会う」という行為についての意味合いが日本とは全く異なります。
韓国は勝手に
「会ってくれたんだから当然お土産はあるはずだ」
と考える文化であることを
岸田総理もブレーンの財務官僚やその関係者達も勉強していないでしょう。

だから過去に外務大臣として韓国にカモにされてきたのですから。

会ってくれたのに韓国に対して譲歩０となったら
間違いなく韓国側はやだやだやだやだと駄々をこねますよ。

ただの八方美人、優柔不断、二股外交という最低な外交でしかないのに
「楕円の外交」なんて無能な大平正芳の外交を基本姿勢にしているとアピールしている
岸田＆林コンビだと余計な譲歩をしそうでブログ主は警戒しています。

安倍晋三、菅義偉と続けてきた
「約束を守って下さい」
とひたすら言い続けるだけの外交がベストです。

一方的に約束を破っているのは韓国側なのですから。

約束は相手にだけ守らせるものであって自分たちは守らない。
この韓国側の常識が間違っているのです。

日本もこれまで外務省や媚韓派の議員どもなどのおかげで譲歩し続けてきました。

これにより日本にだけ約束を履行させ、
自分たちはもらうものもらって
さらにいろいろおかわりしたいから約束を破るのが当たり前、
日本は必ず譲歩するという韓国側の無駄な自信につながっています。

せっかく安倍総理のときに外交を官邸主導に変えたのに
茂木が外相の時にこれを外務省に戻してしまいました。

ですのでブログ主は岸田＆林コンビが尹錫悦大統領に代わったからと、
韓国側が約束破りを全く改めようとしていないまま
何かしら日本側から譲歩をしてしまわないか、ものすごく警戒しています。

ただでさえブレーンに財務官僚系ばかりを集めていて政治音痴なのに、
おまけに茂木、福田と密室で決めてしまって
耳障りだからと自民党政調会だけでなく
自民党そのものからの声も遮断している岸田総理ですから。

お次は日経から

【私大の4分の1が慢性赤字　先端教育投資に足かせ　日経集計】
私立大学の経営改革が行き詰まっている。全国600校以上ある私大の運営法人の4分の1が慢性的な経常赤字に陥っていることが明らかになった。大学が増える中で少子化が急進し、赤字校の7割は学生を計画通りに獲得できていない。デジタル化など時代の変化に対応する教育の実現には大学の安定した財務と適切な投資が欠かせず、再編も視野に入れた対策が急務となる。
～以下省略～
(2022/4/18 日経新聞)

潰れればいいと思いますよ。普通に。

少子化になること、少子化が進むことはずっと言われ続けていたことです。

ところが文教族の族議員や地方議員は自分たちの利権のためにも私大開設に動いてきましたし、
文科省は天下り先を維持拡大するためにひたすら私大を増やしてきたんですから。

それで潰れるべき大学を潰さず、
天下り先として延命させるために文科省は補助金を国立大に集中的に回すのではなく、
私大に回してきたわけですし、
外国人留学生３０万人計画なんてものを打ち出して、
外国人留学生の補助金によって潰れるべきゴミ大学を延命させ、
不必要に外国人留学生を取る事で上位の大学はさらに利益アップ。
という状態を作ってきたのですから。

１９８０年に３００ほどだった私立大学の数は今は６１６。
少子化が進むと指摘されていたのに倍増したんです。
特に２０００年あたりで学生数は頭打ちになっていたにも関わらず、
その後も私立大学はひたすら増え続けました。

本来ならば生徒が減り続ける事がわかっているのに倍に増えているのですから、
経営悪化は当たり前でしょう。

だからこそ外国人留学生という名目で
不法就労のために日本に入ることを目的にしているのを大量に入れて
大量の行方不明を出すようなクズ大学まで出るわけです。

東京福祉大学は大量の外国人留学生の補助金で荒稼ぎできるからと定員オーバーでも
入れまくって大量の不法滞在を生む原因を作っていたと言って良いでしょう。

でも、文部科学省のキャリア官僚どもにとって
程度の違いはあれ、元々の外国人留学生拡大の目的が
「天下り先の私大を潰さないため」
であるからでしょう。
東京福祉大学が厳罰に処される事はなく、
今も堂々と外国人留学生を募集し続けています。

外国人留学生についてはせいぜい「定員数の５％まで」と制限するなどして
外国人留学生を私学の延命のために悪用する事ができないようにすべきです。

文部科学省と潰れそうな私大やその利権にぶら下がっている人達、
特に文科省に便乗して天下り先として悪用し続けてきた
朝日新聞ら日本の新聞社などがまとめて抵抗してくるのでしょうけど。

犯罪の温床と呼ばれかねないリスクのある現状を放置すべきではないと思います。

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