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2022年 04月 29日
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本邦の反ワクチン陰謀論者の中の少なくない人達が ロシアやその工作員、シンパ、馬鹿などの垂れ流す陰謀論に乗っかっているように思います。 戦争が起きている以上、情報戦になるのは当たり前ですが、 それは双方が行うでしょう。 だからと言って相変わらずろくに調べもせず 「ブチャでの虐殺はウクライナの自作自演」 みたいなのが垂れ流されているのを平気で鵜呑みにして これを拡散しようとするのは愚の骨頂と言えます。 先日から書いている通り、知的怠惰の証拠だと言っていいでしょう。 努力を怠っていてもマウントが取れるところが魅力なのかもしれません。 中には陰謀論を鵜呑みにして勝手に間違った正義感を燃やして 他の人達に迷惑をかけるどうしようもないのまで居ます。 神真都Qでしたっけ?先日逮捕されてましたが、 ここのところの反ワクチン陰謀論を鵜呑みにした人達の暴走が目に付きます。 あまりの低レベルさについにこんな所からも苦言を言われてしまいました。 https://twitter.com/mu_gekkan/status/1517084372650070016 ----- 月刊ムー @mu_gekkan なんだか混ぜて語られることも多いので断言しますけど、周囲のワクチン接種を妨げてはいけません。接種会場で妨害行為をするのはもってのほか。代替医療へ誘導してやんわり遠ざけることもよろしくありません。 ----- 月刊ムーはオカルトや陰謀論や都市伝説を陰謀論であると理解しながら楽しむ雑誌です。 そんな雑誌からみてもあまりにも雑でくだらない反ワク陰謀論に どハマりして周りにまで迷惑をかける人達について苦言を言いたくなるレベル。 月刊ムーが真顔で説教するレベル。 それが今の反ワク界隈のレベルなんだと言っていいと思います。 「二十歳までに共産主義にかぶれない者は情熱が足りないが、二十歳を過ぎて共産主義にかぶれている者は知能が足りない。」 なんて格言がありますでしょ、 これと同レベルだと思ってます。 さて、知床遊覧船の事故の問題でダイヤモンドオンラインが 以下の記事を削除していたことが判明しています。 【なぜ、世界遺産知床の「赤字旅館」は あっというまに黒字になったのか?】 JR新宿ミライナタワー改札から15秒!夏は神宮外苑の花火大会、冬は日本一高い富士山の雪化粧が見られる10階の一等地。ここに15年連続増収の株式会社武蔵野がセミナールームを開いたのは2017年2月。あれから1年弱……。社長の小山昇氏を直撃すると、「新卒説明会にも前年比2.36倍の1020名がきて、どんどん採用できる。しかも辞めない」という。JR新宿ミライナタワーの家賃は「月500万円」。ここだけで年間6000万円にもなる。 小山氏が社長に就任した1989年の売上が7億円だったが、直近では63億円に達した。 実に28年間で売上を「9倍」にした“経営のカリスマ”は、なぜこれだけの大金を1ヵ所に投資したのか? 全国700社以上を指導し、倒産企業ゼロ、5社に1社が過去最高益、自社も日本初の「日本経営品質賞」2度受賞、15年連続増収の小山氏が、創業以来最も大切にするのが「数字は人格」という経営哲学だ。 発売たちまち重版が決定した話題の『数字は人格??できる人はどんな数字を見て、どこまで数字で判断しているか』に関して、「書いてはマズイ全51社のエピソードと、99%の社長が勘違いしている“人を育てる数字・ダメにする数字”を書き尽くしてしまった。“数字は人格”には魔力がひそんでいる」と小山氏。 企業の不正発覚が相次ぐ中、なぜいま「数字は人格」なのか? 全国を飛び回っている分刻みのスケジュールの小山氏をついにつかまえた!(構成:寺田庸二)。 知床へプライベートで行ったはずが…… 2017年夏、私は妻と世界遺産の知床に行きました。 宿泊は、経営サポート会員でもある有限会社しれとこ村(北海道、旅館業)。 いい宿ですが、桂田精一社長は有名百貨店で個展を行うほどの元陶芸家で、突然ホテル経営を任され、右も左もわからないド素人。 運よく何もわからないから、小山にアドバイスされたことは「はい」「YES」「喜んで」ですぐ実行した。 知床観光船が売り出されたとき、私は、 「値切ってはダメ! 言い値で買いなさい」 と指導した。 世界遺産のなかにあるホテルが売り出されたときも、 「買いなさい。自然に溶け込む外壁にしなさい」 と指示した。 すると、赤字の会社があっというまに黒字に変わった。 ただ、ところどころでもったいないところがあった。 ~以下省略~ (2018/4/1 ダイヤモンドオンライン) 魚拓はこちら 今回の知床遊覧船の事故が起きてから この件の背後に小山昇というコンサルがいた事が広まる前に 記事を削除して無かったことにしようとしたのかもしれません。 ですが、世の中そう簡単にいきませんでした。 というところでしょうか。 今回の知床遊覧船の事故……まだ解決していませんが、 少なくとも「人件費=無駄なコスト」という考えが背景にあるように思います。 ベテラン船長などを片っ端から解雇して人員を入れ替えたら人件費が大幅に下がって黒字化 というのははっきり言って最悪の考え方です。 小山昇というコンサルの方の関わった話を調べていくと ビッグモーターなんてのもそうですね。 ちょっと評判を調べて見ればどんなものか雰囲気がわかると思います。 素手でトイレ掃除だのなんてのも小山昇コンサルで聞く話ですね。 小山昇氏のやり方がうかがえるのが彼が常套句として使っている 「はい」か「YES」か「喜んで」 でしょう。 要は自分に逆らうことは認めないわけです。 これでまともな職場環境改善や業務改善なんかができるとはブログ主は到底思いません。 今回の知床遊覧船の事故は起こるべくして起きたように思います。 みずほ銀行のケースを考えてもらえるととてもわかりやすいです。 金融庁がみずほ銀行への行政処分について公表した資料が以下にありますが、 【みずほ銀行及びみずほフィナンシャルグループに対する 行政処分について】 (2021/11/26 金融庁) 金融庁のやばいレベルの怒りがにじみ出る文書となっているので お時間のある方は一読をお勧めします。 何カ所か抜粋します。 ----- 資産凍結等経済制裁措置に関する法令及び「マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策に関するガイドライン」の遵守態勢に係る問題も認められた。 ~中略~ 開発や障害対応における品質を確保するための検証が不足していること、 保守・運用に係る問題点を是正しておらず、 委託先への管理を十分に行っていないなど、 当行の新基幹システム(以下「MINORI」という。) を安定稼働させるための保守管理態勢を整備していないこと、 危機対応に係る態勢整備の状況について、 訓練や研修などを通じて十分に検証していないこと にあると認められる。 ~中略~ 当庁としては、これらのシステム上、ガバナンス上の問題の真因は、以下の通りであると考えている。 (1)システムに係るリスクと専門性の軽視 (2)IT現場の実態軽視 (3)顧客影響に対する感度の欠如、営業現場の実態軽視 (4)言うべきことを言わない、言われたことだけしかしない姿勢 ----- 行政が一般向けに公開する文書でここまで書いているんですから、 金融庁の怒りがどれほどのものかわかると思います。 みずほ銀行の問題はまぁ第一勧銀と富士銀との合併時に 社内に派閥作って派閥争いしてるクソ役員どもなど 典型的な昭和の使い物にならないゴミ役員どもが集まっていた事もありますが、 コストカットのためにシステム要員の削減、 メンテナンス経費の削減という事を強引に進めた事が致命傷だったと思います。 システムの管理って簡単ではありません。 みずほ銀行はくだらない派閥争いなんかやってた馬鹿どものおかげもあって ぐちゃぐちゃに入り組んだシステムという置き土産をされていて、 しかもそこにきて「人員削減」をやったわけですからね。 人を入れ替えたり減らせば安く済むなんて話ではありません。 システムの安定運用ってのはソフト的、ハード的両面において その社の癖というか勘所というようなところがどうしてもあります。 そしてリストラを行うとこういう勘所を理解していた その社にとって重要なノウハウを持っていた使える人からだいたい居なくなります。 潰しの効く人ほど先に居なくなるものです。 7ヶ月で8回もシステム障害を起こしたみずほ銀行は HDDやネットワーク装置など耐用期間が過ぎたものまでそのまま使っていた事がわかっています。 たしかにこうすれば見た目のコストは安く済むでしょう。 ですが故障率が跳ね上がり、障害を起こし、トータルでのコストはかえって高くなるものです。 とくにみずほ銀行はシステム移行プロジェクトを行い、 完成したと見るや上の人間が大リストラを行うなどして、 システム障害が起きても対応できる人員そのものが不足する状況を作っていましたし、 昨年末に起こしたみずほ銀行のシステム障害は 「年末休暇でシステム管理の人員がワンオペだった」 という事が原因だとわかっています。 散々障害を起こして金融庁に怒られた後なのに 役員達はその問題を全く自分のこととして受け取る事なく 現場の問題の改善について何も考えずに押しつけていたわけです。 ベンダーへ丸投げ、上から目線で一方的に押しつけノーと言わせない。 問題の原因は自分たちにこそあるのに上の連中がまるで他人事。 下に押しつけたから俺たちは知らないとしか考えないクズの集まり。 これがみずほ銀行の最大の問題だったと言っていいと思います。 そしてこの他人事意識がまったく変わっていないので 金融庁に激怒された後も改善できなかったわけです。 役員どもは自分たちのいる間だけ成績が良ければいいのだとしか考えず、 コスト削減厳守というところだけは絶対に拒否させない姿勢で押しつける という問題の原因を改めていないからこそ、 みずほ銀行は障害を繰り返し起こす状態が改善されずに続いていると考えます。 バブル崩壊後に財務省と日銀の主導で日本は景気回復しそうになるたびに邪魔をされ 失われた30年、この経済成長のない30年間を作られてきました。 30年はあまりにも長すぎます。 普通の企業なら20年は新人社員だった多くが管理職になっているはずの年数なんですから 現場のノウハウが蓄積され修正され、 次の世代に引き継ぎが終わっているはずの時間なんですよ、20年は。 ところが30年という長い時間、景気は良くならないという状態を維持されたものだから、 コストカッターは正義、コストカットこそ経営という間違った価値観が 半ば定着してしまっているように思います。 特に日本の経済誌はコストカッターをひたすらマンセーしてきましたからね。 コストカットは一時的な利益を作るためにしかならず、 タコが自分の足を食う形にしかなりません。 おまけに日本では終身雇用と年功序列を廃止とか言いながら 「単に人件費を削減するための方便」 としてしかこれを使っていない企業の多いこと多いこと。 みずほ銀行の経営陣は馬鹿しかいないので 自分たちが何を売って利益を得ているかを理解していなかったわけです。 みずほに限らず、ただでさえ日本の銀行は 「絶対に返せるアテのある借りる必要の無い相手」 にしか貸さないですからね。 これで金貸しなのに利益が出ないのは当たり前です。 おまけに銀行って金融の「インフラ系」のお仕事でしょうに。 その肝心のインフラを利益を生み出さない部門とみなしてリストラ、 辞めないのならと営業に異動させて辞めさせてたんですからお話になりません。 おっと、みずほ銀行の話ばかりになってしまいました。 話を戻しましょう。 日本はこの30年の長引く景気低迷でコストカッターが優れた経営者であるかのように囃し立てる 経済誌どもの間違った論調が定着してしまいました。 クニウロとか無印なんかも「安く手に入るから」と積極的に ウイグルでの奴隷ビジネスに加担していると言われても文句が言えない状況を維持していますし、 今後も 「目先の利益だけを目的にしたために起きた問題」 と言われるような事故が出てくることでしょう。 目の前の自分たちの事だけを考えて氷河期世代を作り出した事も 20年後には巨大な社会保障の負担という形で次の世代に背負わされるのでしょう。 コストカッターは一時的な効果しかない。 長い目で見れば害でしかない。 こうした事がきちんと常識として共有されていくようにしなければなりません。 特に、航空・船舶の事故は直ちに命に直結します。 逃げ場がないのがほとんどからです。 安全マニュアルというのは血で書かれているなんて言われたりします。 深刻な事故になってようやく問題を認めるケースがほとんどだからです。 できることなら問題を未然に防げるようになってもらいたいものです。 でも、それを妨げる大きな材料は 目先の利益だけ出れば良いというコストカッター的思考のように思います。 --------- ↓良ければ応援クリックよろしくお願いします。↓
by Ttensan
| 2022-04-29 12:42
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