危機管理より派閥と官僚重視か？

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まずは中共のニュースから。

【中国の報道官に世界反撃　「中国料理店あれば中国」】
連日、台湾周辺で大規模な軍事演習を行う中国。

日を追うごとに緊張が高まる中、中国外務省の報道官のツイートが今、物議を醸している。

その内容は、「百度マップによれば、台北市には山東餃子店が38軒、山西麺店が67軒もある。舌はごまかせない。台湾は、常に中国の一部だ。長い間迷子になっている子も、いつかは家に帰る」というもの。

「中国料理店があるから、台湾は中国の一部」。

台湾のネット上では、「今まで聞いた中で最もばかげた発言」などと批判の声が殺到した。

さらに、台湾の立法委員の1人からは、次のような発言が飛び出した。

台湾・立法委員 王定宇氏(フェイスブックより)「世界の多くの国に中国料理やギョーザ店があるが、それらの国もすべて中国の一部だと主張するのか?」

さらに、アメリカ国務省の元報道官も皮肉たっぷりでツイート。

元米国務省報道官 モーガン・オルタガス氏「中国には、ケンタッキーフライドチキンが8,500店舗以上ある。中国は常に、ケンタッキー州の一部だ」

発言をもじった投稿はほかにも相次ぎ、大喜利状態となっている。
(2022/8/10 FNN)

中共にとって
「俺たちが欲しいとおもったらそこが中国領土なんだよ！」
という、
ウクライナに侵略をする理由が次々に変わったり、
矛盾しまくっているロシアよりも
さらに乱暴な理由で侵略を正当化する姿勢が表れているニュースだと思います。

そんな中共が先日のペロシ訪台の時に仕掛けたのが、
台湾内のコンビニや駅のPCをハッキングして
画面をペロシ米下院議長を誹謗中傷する内容のメッセージに書き換えたというものでした。

【中国製機器禁止、対象拡大へ コンビニや駅の液晶にハッキング／台湾】
（高雄中央社）ペロシ米下院議長の訪台以降、台湾ではサイバー攻撃が相次いでおり、コンビニや駅内に設置されている液晶モニターがハッキングされた。行政院（内閣）は中国製の通信機器の使用を禁じる対象を拡大する方針で、蘇貞昌（そていしょう）行政院長（首相）は7日、偽情報に団結して立ち向かおうと呼び掛けた。

ハッキングされた液晶モニターには、ペロシ氏をののしる言葉や訪台を批判するメッセージが表示された。イベントに出席した際、メディアの取材に応じた蘇氏はこれについて、偽情報を拡散し、国民の士気をそごうとする行いだと指摘。これに対処するため行政院はサイバーセキュリティーに関する会議を開いたと説明した。

これまでは政府機関やその委託業者などで、中国製の通信機器の使用が禁じられていた。一部メディアでは、今回の会議では政府機関が貸し出しているスペースで営む商業施設や駐車場などにも禁じる方針が固まったとされる。蘇氏は、官民で団結し、外敵の侵入を食い止めようと訴えた。
(2022/8/7 フォーカス台湾)

これまでも中国製品は
中国共産党の方針でバックドアが仕掛けられてきたと言って良いでしょう。

レノボのPCなんて

・バックドアが見つかり英国で報じられる
　　↓
・レノボ「不具合でした。修正プログラムを配布します」
　　↓
・問題のバックドアツールは削除されたが別のバックドアが仕掛けられていた。

という過去がありますからね。

中国製品というものがどれほど危険なものであるか
改めてハッキリ示したと言っていいでしょう。

中国製電子機器は必ずバックドアが仕掛けられている。

この認識を持ってリスク管理を行わないとなりません。

ペロシの訪台をなんとか傷付けようと中国共産党が慌てた結果が
中国製品がいかにリスクを抱えているかを見せつける結果となったと言って良いと思います。

中国依存の姿勢が強い日本の経団連のお偉方は当然問題ですが、
経団連関係やZホールディングスグループへの天下り確保を優先するためか、
中韓へ極端に優しい日本の経済産業省や総務省、財務省も大問題です。

かつて民主党が政権を取るために
マスゴミが天下り批判をしまくっていた時期がありました。

天下り規制を進めようとしていた安倍政権を
天下りを守りたい財務省のリークをベースに攻撃し、
民主党が政権を取ってから天下りと現役出向の拡大を進めると
マスゴミは一斉に沈黙。

今やマスゴミは日本の腐敗のひとつの象徴となっている官僚による
天下り確保のための国益無視の省益優先姿勢を批判しません。

それどころかキャリア官僚と癒着し、
キャリア官僚どもが維持拡大してきた天下りポストに便乗しています。

鹿くらいしか警護できない世界に恥をさらした奈良県警など、
日本の平和ボケっぷりは度を超えていますが、
記者クラブによって癒着し、記者クラブによって
「全社が一斉に報道規制を行う」
ことによって問題として取りあげられるべきが取りあげられない
この日本の現状は本当に深刻な問題です。

キャリア官僚どもとマスゴミの癒着と腐敗。
官僚主導政治と言われるようになって久しいですが、
野党が無能すぎて本来取り組むべき課題に取り組まない。
これが記者クラブ問題と並ぶ大きな原因のひとつでしょう。

与党側はそうした問題に切り込む議員もいますが、
野党第一党がゴネまくって質問時間の殆どを持っていくので
本来議論されるべき問題が議論されずに放置され続けます。

しかも、マスゴミは自分たちの選挙への影響力をさらに大きくしようと、
議員定数削減ばかりを煽り続けてきました。

官僚主導政治を打破するには議員側の力が必要で、
議員定数削減は官僚主導側へとバランスを崩す事にしかなっていません。

マスゴミは何かに付け「無駄」と騒ぎますが、
典型的な無駄の実例はモリカケで５年間も国会を無駄にし続けてきた反日野党議員です。

そういう叩くべき本当の無駄は叩きません。

そうして反日野党が国政を可能な限り停滞させることに力を入れている間に、
中国共産党は着々と日本を侵略するための戦力増強やら工作を続けてきました。

極端に中共に配慮しまくるその姿勢から、
媚中派を越えて隷中派とすら言われかねない林芳正を
岸田派の派閥の利益優先で外務大臣に留任させている愚かな総理は
国内しか見ていないのでしょう。

あの愚かな総理が愚かだと言い切れるひとつの事例が官僚への依存心の高さです。

岸田総理は自身の国家戦略を文藝春秋に寄稿していましたが、
そこの柱のひとつが
「官僚主導で経済発展などをさせていく」
というものです。

官僚にこれでもかと任せる方針なのですが、
そんなに優秀ならば、
そもそも官僚主導でこの３０年の成長しない日本という結果はありえないはずです。

官僚に任せて良きに計らえというお公家様派閥らしいといえばらしいですが……。

いつもどおりがっつり脱線したところで話を戻しましょう。

先日のペロシ訪台の後に
中国共産党がミサイルを乱射するという蛮行を行い、
日本のEEZに5発も落下しています。

こうしたこともあって
安全確保のために与那国島の漁師が出漁できなくました。

その件で、立憲民主党の屋良朝博（沖縄県第3区2021年落選）が
こんなツイートをしていました。

https://twitter.com/yaratomohiro/status/1555667849888559105
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屋良朝博（ヤラともひろ） @yaratomohiro
ペロシさん。結果はこうなりました。お盆の稼ぎ時に与那国島の漁師は大損害だ。米政府はペロシ氏の訪台が中国の軍事的な示威行為を招く、と警告していた。分かっていた事なのに・・。どう責任を取るのだろうか？
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ペロシに文句を言うのではなくミサイルを飛ばし、
軍事演習を行って威嚇を行っている中国共産党に問題があります。

ですが、そこは反日売国の沖縄タイムスの元記者である屋良朝博は
・中国共産党は批判しない。
・日米同盟分断。
という沖縄タイムスの精神に乗っ取った米国批判となっていました。

スパイ防止法がないので日本のメディアは
たとえ中共から工作資金が入っていたとしても
一切取り締まる事ができません。

嘘を垂れ流しまくっても処罰する法律もありません。

やはりマスゴミを処罰できる法整備とスパイ防止法が必要ですが、
これらを実現するには世論の相当強い後押しが必要になります。

ですが相変わらずテレビを鵜呑みにする層がまだまだ大量にいます。

やはり地道にスポンサーへのお問い合わせを行って
マスゴミそのものの力を弱体化させていくのが
私達が取れる手段としては有効だろうと思います。

安全保障環境の改善は待ったなしですが、
ハト派の岸田総理は外務だけでなく防衛にもハト派を置きました。

情弱サヨクはハト派→良い政治　タカ派→右翼的な悪

というものすごく極端な意識で何十年とやってきました。
なので中朝には媚びまくっていた野中広務すら
ハト派だからと評価される始末です。

ブログ主的には
「周辺国のご機嫌を伺って餌を貰って喜ぶのがハト派」
「周辺国のご機嫌より日本を優先するのがタカ派」
「新沼謙治は芸能界きってのハト派」
という認識ですけどね。

今回の岸田総理の内閣改造人事は
財務は麻生太郎の傀儡の鈴木俊一を留任させて財務官僚主導を維持しつつ
よりハト派色を強くした形で
経済対策のために大規模な財政出動を行うとか、
防衛予算のために国債を発行するとか
そういう事は期待できなそうに思います。

安倍元総理が暗殺されるという事件があったというのに
残念ながら平和ボケしたままのようです。

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