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2022年 08月 15日
当ブログは以下へお引っ越ししました。 (こちらはミラーサイトです) 人気ブログランキングに参加しています。 人気ブログランキングへ ---------
がんは放置などという不適切な価値観を広めたことで 多くの批判を受けた近藤誠氏が亡くなったそうです。 東洋的な知識を好んだスティーブ・ジョブスは その東洋的な知識への傾倒のあまり、 初期の膵臓癌をヨガなどで改善できると考えてメスを入れることを拒み、 頑固な性格だけに周りからの忠告も聞き入れなかったようです。 そんなことで良くなるはずがなく、 ジョブスは膵臓癌が悪化してからメスを入れることを選びました。 ですが残念ながら再発。 今度はジョブスは躊躇無く西洋医療を選択、すぐに手術を選択しました。 残念なことにその後全身へ転移、ジョブスは癌によって亡くなりました。 癌によってなくなられた小林麻央も 温浴療法、サプリメント、気功、マッサージ、酵素風呂と、 ずいぶんと代替医療に入れ込んでいたようです。 人間の心はけして強くはありません。 常に安心を得ようとしたり、楽をしようとしたり、 誰しもが持っている当たり前の感情ではあります。 癌はおそろしい病気です。 人間が長生きすればするほど、そのリスクは上がっていきます。 相手が元々自分の細胞であっただけに非常にやっかいな相手です。 そしてどうにもならなそうであれば切除してなんとかするしかありません。 誰しも体にメスを入れるのは嫌ですし、入院が長引くというのも嫌です。 これまで数多の治験を積み重ねられてきた結果として 外科的手術をするなりのいわゆる標準治療があるわけです。 ヨガや気功でよくなるのなら インドや中国では劇的に癌死亡率が下がっているはずなのですから。 ですが、どうしても何か未知のすごいものがあって良くなるんじゃないかと思い込みたくて 代替医療にハマってしまう人が少なからずいることもまた事実です。 特に自分の体、自分の命というとても重い要素がそこにあると 正常な判断ができなくなり、 代替医療にハマってしまう事も仕方が無いという状況も相当あるでしょう。 藁にもすがる思いで代替医療を選択しても、 たいていはろくな結果になりません。 また、そういういかがわしい治療法を提唱している人達は 患者が末期となっていよいよ手に負えなくなってくると たいていは他所の病院へ送って手放す事で 自分達のいかがわしい治療法の死亡率にカウントさせないようにして 自分達の治療法の無謬性を維持する事に腐心していたりします。 患者の方も末期になってようやく目を覚まして 標準治療を選ばなかったことの失敗を受け入れたりします。 そしてこうした失敗は失敗としてあまり共有されることなく 繰り返し新たな人を引っかけて犠牲者を増やしてきたとも言えるでしょう。 かつて中世では武器に塗る軟膏というものがありました。 錬金術師としてその名を知られるパラケルススは それまでの医療技術を時には真っ向から否定し、 民間伝承なども研究して独自の医療技術知識としてまとめ、残しました。 その中に武器によって切り傷を付けられた場合に、 傷そのものではなく、傷をつけた刃の方に軟膏を塗るという治療方法がありました。 もっとも、パラケルスス自身はこの治療法に懐疑的でした。 ですがのちに彼の著書を学んだ人達によって作られた いわゆるパラケルスス派の医師達は 武器軟膏を実践し、患者の傷が癒えていった事を軟膏の効果であると信じ、 証明されたと考えて治療法として実施するようになりました。 これが武器軟膏という治療方法です。 中世では今でも医薬品に使われる成分を含んだある種の薬草を見出し、 作用機序なんてものは全くわからなくても 経験的に効果があることから塗り薬や飲み薬として使っていた事もありますし、 なにかあればとりあえず瀉血なんて事で治療としたなんてケースも当たり前でした。 今ではオカルトそのものと言えるような治療法が当たり前だった時代でもあります。 ですから傷口に塗る薬がその症状に適切なものであったのか、 それこそ運のような要素も相当にあったのだろうと思います。 こうした事情がありましたから 結果的に傷口を自然治癒に任せる事になる武器軟膏は 当時の通常医療に比べれば効果が認められたのもさもありなんと言えます。 16世紀に入り、武器軟膏を信じるパラケルスス派の医師達と 武器軟膏を否定する医師達との間で神学的な論争が繰り広げられました。 その内容もちょっと面白いのですが 今回は長くなるので割愛させていただきます。 なぜそうなるのかが解明できなかった中世と違い、 現在では科学の発展によって医療技術も裏付けがなされています。 そして数多の治験によって実証された標準治療こそ王道と言えます。 標準治療は王道であるが故に 画期的とかそれまでの考え方を覆すだとか そういう眉唾な要素を織り込んだ代替医療の方を魅力的に感じる人が やはり一定数居てしまうこともまた事実です。 ましてや自分が癌を患っていると知った人達で 精神的な乱れから判断力が低下している状況にあっては 非常に魅力的なものに感じるであろう人も少なくないはずです。 ですが、数多くの実績を重ね裏打ちされてきた標準治療より優れたものをブログ主は知りません。 さて、物事に対する理解というのは 理解する側と理解される理屈の間には、 通常は理解できるための知識があって対象の理屈が理解される、 あるいはされないという事が分かれるものです。 人間誰しも信じたいものを信じようとする部分があり、 信じたい人は自分にも何かしら理由を作って信じてしまう事もありますし、 信じたくない人は何かしら信じなくて良い理由を作ってしまうなんてのもよくあることです。 理解したのではなく理解した気になれる、あるいはなりたがる。 と言い換える事も可能でしょう。 本来ならば落ち着いて冷静に判断しようと努めるべきですが、 精神の平静を保てない状態、あるいは保とうとしたくない状態の人にとっては 自分にとって好ましいという理由だけで信じるには十分、 あるいは自分にとって言い訳となってくれる。 それだけで信じる、理解できたことになるという事も少なくありません。 こうした心理を特に悪用するのが詐欺というものだったりするわけですが……。 特に精神的なショックを受けて思考停止状態を作ったところに 本人にとって好ましい逃げ道としての屁理屈を与えると 割と簡単に屁理屈を受け入れ、信じ、しがみつくものでもあります。 日本のマスゴミは電波を、新聞を、ラジオを、情報空間を独占してきました。 そして日本のマスゴミお得意のメディアスクラムによって 一斉に同じ事を朝昼晩繰り返し垂れ流すことで 視聴者に冷静に判断できない状態を作り、 集団ヒステリー状態を引き起こそうということを繰り返してきました。 集団ヒステリー状態を作ってそこに間違った処方箋を提示し、 間違った方向へ集団を誘導する。 これが日本のマスゴミが使ってきた手口です。 マスゴミがスクラムを組んで民主党政権を作ろうと、 あと一歩というところまできていたと思ったら、 小泉純一郎の郵政解散によって民主党は大惨敗を喫しました。 それならばと第一次安倍政権以降、 日本のマスゴミは自らがやってきた洗脳報道を隠す事をせず、 それまで以上の徹底的な大音量で特定方向へゆがめた誤った情報だけを連呼し、 視聴者にまともに判断できる情報を一切与えず、 視聴者を思考停止にさせるという手口をより露骨にしました。 そうしてマスゴミが実現させたのが民主党政権でしたが、 民主党政権が旧社会党からの伝統である全く勉強しない人達であったため、 その度を過ぎた無能さによって自滅していきました。 マスゴミは明らかに無能どころか有害でしかなかった マスゴミが作った反日革命政権である民主党政権を守ろうと、 報道しない自由や偏向報道など報道犯罪をより強化しましたが、 民主党政権の無能さがあまりに酷すぎて有権者を誤魔化せず、 民主党政権は崩壊、2012年の総選挙で下野ということになりました。 「政権交代すればすべて良くなる」 今ならばほとんどの有権者はこんなことはないと知っています。 ですがマスゴミはこの間違った処方箋を一斉に大声でがなりたて、 それ以外の選択肢は存在しないように見せかけることで この間違った処方箋を国民にすり込むことに成功したわけです。 間違った処方箋であったことに気付いた有権者は 民主党政権崩壊以降、マスゴミを信用しなくなったものも少なくないでしょう。 相手を絶望させて思考停止にさせて間違った処方箋を希望と思わせて信じ込ませる。 この手口は右にも左にも有効であることは 先の参議院選挙で参政党というものによっても実証されているとブログ主は考えます。 落ち着いて俯瞰して見てみれば、 言っている政策は無茶苦茶でオカルトでしかありません。 ですが、信じたいと思っている人達は耳を貸しません。 共産主義が素晴らしいものであると盲信して耳を貸さないマルキストたちのように。 民主主義というのはひどく時間がかかり、面倒くさく、 なによりも有権者一人一人の賢くあろうとし続ける努力が必須な制度です。 さもなければ 「身を切る改革」だの「政権交代」だの「本当の保守」だの、 中身の薄い話に簡単に流され簡単に衆愚政治へと陥ります。 たいていの場合、自分の100%理想の政策なんてのは 他の人達に取って地獄となりうるものだったりするのです。 だからこそ民主主義では多数派を形成し、 できるかぎりより多くの人達が納得できる妥協点を見つけ出しながら 少しずつ物事を進めていくしかありません。 そのためには冷静な議論とより多くの情報によって 客観的に物事を俯瞰して眺められる環境が重要となります。 ところが革命を企図する学生運動くずれや、 学生運動にシンパシーを抱いてきたような連中が テレビ、ラジオ、新聞、そして大学なんて業界を占有し、 一斉にあおり立てることによって集団ヒステリー状態を作ろう作ろうとしてきました。 特に、安倍晋三という宰相によって マスゴミが守ってきた反日野党連合は国政選挙6連敗となり、 反日革命政権を再び作るどころか分裂する始末です。 これに我慢できなくなったマスゴミどもは、 メディアスクラムを悪用した報道犯罪をさらに悪化させ、 なんとしても日本国民に集団ヒステリー状態を作って国を混乱に陥れ、 反日革命を再び実現させるぞという姿勢をむき出しにしています。 マスゴミが一斉に騒ぎ立てて国民を洗脳してすり込もうとしてきた処方箋が 適切だった事があったでしょうか? 正直、まともなものはないと思います。 特に安倍晋三はマスゴミにどもが第一次安倍政権で再起不能に潰したはずの人間なのに、 それが復活してきて大宰相として世界の多くの国々から高い評価を受けています。 マスゴミにとっては自分達が政治的に殺した人間が立ち上がってきて、 しかもマスゴミの報道犯罪にも倒れずに 次々に政策を実現していったことは もはやマスゴミと反日サヨクが日本の世論の支配者では無くなったことも示す事になり、 長年やりたい放題やってきたマスゴミにとっては恐怖でしかなかったと思います。 だからこそモリカケなんてあからさまな報道犯罪で5年も誹謗中傷を続け、 亡くなったと思ったら死人に口なしとばかりに、 モリカケ疑惑を晴らさずに逃げきった安倍晋三等の中傷を行っているのでしょう。 あげくに山上達也なるテロリストによって命を奪われたというのに 悪いのは山上ではなく、 テロを起こされる安倍晋三というキャンペーンを一斉に行っています。 マスゴミだけでなく反日野党も一緒になって 「殺人犯は悪くない、殺された方が悪い」 というキャンペーンを行っているのですから呆れるしかありません。 こんな連中が力を持ちつづけているのですから、いじめなどなくなるはずがありません。 今のペースで購読者が減り続ければ 2030年くらいに新聞業界は壊滅すると言われています。 ですが、安倍元総理が掲げた戦後レジームからの脱却、 その戦後レジームの象徴であるマスゴミを一日も早く無力化するために 私たち一人一人ができる範囲で出来ることを続けていくべきです。 そして、常に安易な誤った治療法に流されないように 冷静にあろうと努力し続けなければならないと思います。 本当の意味での戦後を終わらせるためにも。 少しは良くして次の世代に繋いだぞと 日本の先人達に胸を張って報告ができるように。 --------- ↓良ければ応援クリックよろしくお願いします。↓
by Ttensan
| 2022-08-15 06:57
| 政治
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