戦略がないのだから負けは当然

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まずはブログ主の読みが外れたので反省会から。

韓国をホワイト国へ戻すという報道がされましたが、
時事、共同お得意の飛ばしと思っていたら本当でした。

ただし、「ホワイト国へ戻しました」ではなく
「ホワイト国へ戻そうと思うんでパブコメ募集する」
という話でした。

というわけでパブコメのリンクがこちら

【輸出貿易管理令の一部を改正する政令案に対する意見募集について】

なお、ブログ主は大反対です。

国内の親北勢力を排除して韓国を立て直そうという
尹錫悦大統領の積極的な取り組みは評価します。

岸田内閣としては米国に言われたというのもあるのでしょうが、
（米国民主党って誰が大統領になっても日韓を無理に仲良くさせる事を優先するんですよね）
日韓の関係強化や韓国があちら側へ行かないようにつなぎ止め、
尹錫悦政権が倒れないようにという事も考えてのことでしょう。

ですが、韓国が約束を守ったためしがありません。
国と国との約束は必ず破られてきました。

だいたい、小泉内閣でこの韓国をホワイト国に入れたのは
日韓友好、関係強化のためという名目でした。

そして韓国はこれを積極的に悪用し、ルールを守らなくても大丈夫という対応をしてきました。

SKハイニクスやサムスンはこのホワイト国制度を悪用して
自分達の中国工場にわんさか横流ししていた事は
韓国内の報道で指摘されています。

韓国の国策企業が積極的に約束破りを繰り返し、
韓国政府がこれを積極的に擁護しようと日本に対して
無視と時間稼ぎを延々繰り返す。

傀儡の無能知事を通してオール沖縄が支配している沖縄県みたいな状態になっていました。

日韓の関係強化、日韓友好、そんな理由で日本が譲歩して韓国を優遇。
そして韓国に裏切られる。

何度繰り返すつもりなのでしょうかね？

さて、自民党が自民党大阪府連を直轄化するようです。
地方組織を優先する自民党としては異例中の異例だと言えます。

自民党大阪府連は安倍総理（当時）と菅義偉官房長官から苦言を呈されても無視して
対維新のためとして共産党と共闘を行いました。

維新は国会では共産党としばしば共闘してきましたが、
大阪においてはアンチ共産党という立ち位置にあるので
自民党大阪府連のこの愚かすぎる選択は
自民支持層の票も大阪維新にプレゼントする結果になりました。

以降、維新の会は何かにつけ「共産党と共闘している自民」と宣伝することで
アンチ共産党票として自民党支持層から票を引きはがし続けることができるようになりました。

その後も無能過ぎる自民党大阪府連は事ある毎に表では共闘とは言わない物の
共産党の票も手に入ったらラッキーだからという程度の浅い考えなのか、
共産党との共闘を公式に拒否するという事をせず、
実質共闘状態ということを繰り返して来ました。

その中途半端な、選挙の時だけ誤魔化せればいいというような姿勢が
さらに大阪で票を失う原因となったと言っていいでしょう。

とどめは今回の大阪ダブル選挙です。
相変わらず選挙直前になってから候補者を探す行き当たりばったりで
どう考えても自民党支持層の票が逃げるようなバリバリのサヨクを
対維新という目的だけでまたしても野党相乗りで惨敗しました。
あげくに少しでも票を取れれば良いと考えてディズニー誘致とか
とんでもなく無責任で間抜けな事を言いだすのまでいました。

同じ間違いを４度くりかえして維新に４連敗です。
こんな愚かな話はありません。

たしかに地方の選挙では相乗りは当たり前に起こりますが、
それでも「共産党と相乗り」という選択肢だけはとってはいけない選択肢で、
これが原因で維新にいいようにやられてきたのに
４度目も同じ失敗を繰り返したのですから、
自民党大阪府連の無能ぶりは半端なレベルではありません。

ですが、自民党大阪府連が特に頭が足りないというだけで、
自民党は他の地方組織も基本的に同じです。

それは政権与党という知名度に胡座をかいて、
何があっても絶対に選挙直前にしか動かず、
準備不足で負けても反省せず同じ愚を繰り返すというものです。

そうして知名度投票になりがちな知事選などでいつも苦戦するのです。

繰り返します。
これは自民党の地方組織がどこもかしこもバカだからです。

もし自民党の議員がこれを読んでいるのなら
きちんと反省してください。

国政与党という圧倒的知名度に胡座をかいているのが自民党の地方組織の基本です。

本来、勝負というのは勝負が始まる前に勝っている状況を作らなければなりません。

ところが、自民党の地方組織は国政与党自民党という知名度にあぐらをかいて
選挙直前にのそのそと出てきて街宣カーで回るだけです。

一方、維新の会はというと首長を抑えるところにその戦略の肝があります。
首長を抑えてお得意の朝三暮四な予算いじりを行って「身を切る改革」をアピール。

首長という立場を使って積極的に広報、メディアへの露出を行い、
これを選挙の時の土台とします。

大阪を見れば日頃からのアピールに余念の無い維新。

対して、やっぱり選挙直前になってから慌てて候補者捜しを始めて、
選挙戦略がない行き当たりばったりで戦う自民。
これで勝てるはずがありません。

さらには二階、森山、茂木のように党内政局を優先して、
わざと奈良県知事選を分裂選挙にさせて維新に勝たせるような馬鹿が
安倍元総理が亡くなったからと調子に乗っています。

2009年の政権交代の直前、
状況も考えず党内政局にかまける古賀誠や、
小沢一郎にそそのかされて党を割るためのパフォーマンスに走った渡辺喜美、
自分だけ良い子アピールしようとする石破茂とそのお仲間などが
その醜さをこれでもかと見せつけて
自民支持層の票を自ら割る結果に繋げました。

茂木幹事長らは野党がしょせん立憲民主党と日本共産党の連合だからと
ナメて調子に乗っているのでしょうけど、
維新は政策を見れば媚中露で緊縮政策しかない無能ですが、
少なくとも首長を抑えて積極的に宣伝を行い、
地方議員からその地域を制圧していくという選挙戦略を持っています。

選挙戦略を持たず、党内政局にかまけている愚かな自民党が
少しずつ足下を崩されていって挽回不可能にされていくには十分な可能性があります。

勝負というのは優れた戦略がある方が有利になります。
たとえ優れてなくても戦略がある方が戦略のない相手に勝ちます。

自民党大阪府連が行き当たりばったりを繰り返し崩壊したのは
当然の結果であって、これは大阪だけの話ではありません。

実際に東京でもWBPCで積極的に汚職に絡んでいる可能性が出てきた小池百合子と
小池の利権のための私党である都民ファーストの会の勢力拡大だって、
大阪と同じく常に選挙直前になってからしか動かない
自民党都連の行き当たりばったりの無策ぶりが
小池百合子にいいようにやられているからこそです。

お次は保険証のお話。

国会でマイナンバーカードに健康保険証を集約し、
不正利用が問題になっている現行の健康保険証廃止も衆議院を通過しました。

国会前で座り込みとかをしていた人達がいるようですが、以下。

https://twitter.com/chuo_shahokyo/status/1648145318368919553

――
中央社会保障推進協議会(中央社保協)@chuo_shahokyo
#保険証廃止法案の撤回を
50人を超えて座り込み行動を行っています。保険証廃止は許さない声を全国からあげていきましょう。
――

はい、共産党関連団体なのに共産党の名前を隠しているいつもの共産党系団体です。

現行の保険証を廃止されて保険証を不正利用できなくする事に反対する理由はなんでしょうかね？

以前より、生活保護を悪用して向精神薬を大量に入手し、
これを転売するというビジネスが問題となってきました。



【生活保護受給者5000人超に薬を「過剰処方」　それをネット転売する悪質事例も次々発覚】
病院をかけ持ちして、向精神薬を必要以上に処方されていた生活保護受給者が、厚労省の調査で2012年の1か月だけで5000人以上にも上っている。多くは、不安になってあちこちで薬をもらったケースだというが、こうした「過剰処方」が不正の温床になる恐れもあるようだ。

生活保護受給者は、医療費が公費で全額賄われ、薬は無料で手に入る。こうしたことから、過剰な診療や薬の服用が起きやすいと言われ、厚労省には、会計検査院からも対策を求められていた。
～中略～
「貧困ビジネス」としては、生活保護者から薬を買い取るブロカーや密売組織が暗躍するケースもあった。

2010年には、大阪市西成区のあいりん地区に住む生活保護受給者に病気を装って通院させ、薬を買い取ってネット上で転売していた男らのグループが神奈川県警に摘発されている。このグループは、3年間で2000万円も稼いでいたという。

薬代などの医療扶助は、生活保護費の半分を占めるほど膨らんでおり、特に、過剰処方は不正につながりかねない。こうしたことから、ネット上では、行政に対策を求める声が相次いでいる。
～以下省略～
(2015/3/10 j-cast)

また、顔写真がないのを良いことに
保険証の使い回しが行われている事も問題になってきました。

ちなみに生活保護で向精神薬の不正転売が過去に問題になったときには
ダイヤモンドオンラインで

【当事者の「不適正受診問題」報道から読み解く 生活保護にまつわるニュースの背景】
(2014/3/28 ダイヤモンドオンライン　みわよしこ)

――
転売の可能性についてはどうだろうか？?もし、Ｏ氏が実際には1日1錠10mgしか服用しておらず、
余った分を転売していたのだとしても、1ヵ月あたり30錠。裏サイトの類で売買したとしても、
10錠で1000円程度、したがって30錠で3000円程度かと思われる。しかも、インターネットを通じた
向精神薬のヤミ取引は、実際には容易に警察等の知るところとなる。確かに「仕入れ値」は
無料ではあるが、そのリスクを考慮してなおかつヤミ取引を行う魅力があるだろうか？
――

生活保護者が向精神薬を転売しているかのような報道はおかしい。リスクもあり、転売しても3000円程度だ。

というかなりひどい角度からの擁護記事が垂れ流された事もありました。

マイナンバーに統合してオンライン上のデータを突合すれば
過剰処方などはすぐにわかるようになりますからね。

現行の保険証廃止にやたらと抵抗する日本共産党さんは
健康保険証が統合されて困るような事をしているということでしょうか？（棒読み）

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