決められない政党

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ではまずは立憲民主党の松原仁が立民に離党届を出した件について
6月13日の昼時点ではまだ結論が出ていなかったようで

【松原氏の離党届、結論出ず　立民】
　立憲民主党は13日の常任幹事会で、松原仁・元拉致問題担当相＝衆院東京3区＝が提出した離党届の取り扱いについて結論を持ち越した。

　松原氏は衆院選で新東京26区からの出馬を求めたが、党が認めないことを理由に離党届を提出。立民内には、松原氏の26区出馬を認めて、党にとどまるよう促すべきだとの意見もあるという。　
(2023/6/13 時事通信)

これまで松原仁が戦ってきたのは品川区と大田区と島嶼部の旧東京３区でした。
新たな選挙区の区割りで大田区の１分は東京４区へ
また、新しく出来た東京２６区は目黒区と大田区の一部となります。

松原仁は息子が大田区議をしているという事情もあり、
松原仁としても大田区を中心地盤としている関係上、
東京２６区での出馬を希望し続けていました。

しかし、目黒区と言えば立民の主流派、
銀魂を放送中止に追い込んだあの旧姓村田の自宅があります。

旧姓村田はこれまでも衆議院への鞍替えを狙ってきましたが、
本人が決められない人なのでなかなか決断できず
ずるずると今に至っています。

制度上、参議院議員でも総理大臣になることはできますが、
解散のない参議院で国民に対して示しが付くのか？

解散総選挙となっても自分は参議院なので失職することもありませーん。
みたいな話で筋が通るのかという問題があります。

自民党は総理大臣を狙うのならば衆議院への鞍替えは必須でしたが、
こうしたあたりを考えない岡田克也はかつて旧姓村田を代表に指名し、
民進党の代表に禅譲しました。

また、旧姓村田の方も衆議院への鞍替えの話は何度となく出ましたが、
本人は2位でも4位でも当選できる東京都選挙区の楽さに甘えて鞍替えしませんでした。

でも今回新たに設置された東京26区ならばという考えもあったのでしょう。

それで松原仁に対しての回答は放置され続け、
立民はいつまでも決めないままでいました。

一応、この記事の後に岡田克也幹事長から
松原仁議員に対して直接、離党届を受理したことが伝えられたようです。

何を決めるにしても遅い立民ですが、
松原仁の離党届は松原仁の不祥事ではなく、
何時まで経っても松原仁を公認する気配のない立民に
松原仁がしびれを切らして出したものです。

反日極左の思想にそぐわない主張の松原仁をうかつに公認したくない
あと旧姓村田が相変わらずぐだぐだ悩んでいる。
そういう事情から、
解散風が吹いている状況でも松原仁や彼の仲間の議員から対応を求められても
いつまでも党として公認を決める気配すら見せなかったのでしょう。

それで松原仁があきらめて離党を選択するのは当然の結果だと思います。

離党届を出されてからあわてて対応をどうするか揉めてしまうあたり、
民主党時代から仕事が出来ない政党としてやってきた立民の実態がよく表れていると思います。

あと、立民としては今更になって
離党ドミノを警戒しているという理由もあったのだろうと思います。

何でも反対しかできない選挙互助会でしかないのに
先鋭化ばかり進んでしまって、
少しでも保守的な事を言うような所属議員を攻撃し
毎日追い出そうと嫌がらせをするコアな立民信者たちと、
党を牛耳る反日極左達に媚びて、
おまけに旧姓村田にも配慮して、
所属議員を公認もせず放置していていたんですから、
出て行くか引退するように仕向けているのと同じですよ。
これで離党届を出されて慌てるってどれだけ仕事ができないのこの人達という気がします。

宿題は先送りし続けて解決する話ではないはずなのに。

しょせんは政党もどきの選挙互助会でしかないのが立民ですが、
悪化し続けて来た支持率が回復する好材料がなにもないのですから、
選挙互助会としての魅力がなくなってきている今、
離党ドミノがおきない確率の方が低いと考えます。

現在の立憲民主党は特に人材がいないこともあり、
岡田克也を幹事長に据えていますが、
こんなことを堂々と言ってしまうくらいには劣化しています。

【立民 岡田幹事長「自分たちに有利で解散するのは問題だ」】
内閣不信任決議案の提出が衆議院解散の大義になるという指摘が自民党幹部から相次いでいることについて、立憲民主党の岡田幹事長は、記者会見で「国民に何を問うのかがなく自分たちにとって有利だというだけで解散するのは問題だ」と疑問を呈しました。

この中で立憲民主党の岡田幹事長は「大義があろうがなかろうが解散してきたのが今までの自民党だ。国民に何を問うのかがなく、単に自分たちにとって有利な時期だというだけで解散するのは非常に問題だ。議員任期の半ばにも来ていない」と述べました。

また、防衛費増額や少子化対策の財源確保策の議論を念頭に「年末近くになると国民の負担増の話が出てくるので、それまでに解散をやってしまえという不誠実な対応はとってもらいたくない」と述べました。

一方で、今の国会に内閣不信任決議案を提出するかどうかを記者団から問われたのに対し、岡田氏は「最終的には泉代表が決定する」と述べるにとどめました。
(2023/6//13 NHK)

アントニオ猪木「出る前に負ける事考えるバカいるかよ！」

立民は相変わらずツッコミ所しかない発言をします。

むしろ解散がいつきてもいいように準備を進め、
解散されたら政権を奪うぞという体制を整えておくべきなのが野党第一党でしょう。

それを自分達が低支持率にあえいでいて解決策がなにも出ていない中で解散されたら勝てないからと
このようなことを言うのは呆れるしかありません。

以前も書きましたが、
民主党～立憲民主党は内閣不信任決議を出すことをライフワークにしており、
特に理由がなくても毎回必ず出そうとします。

出す事で立民の信者達が喜んでくれるし、
自分達が仕事をしたフリができるとか
そういう程度の所でしかないのでしょう。

仕事が出来ないからなおさら内閣不信任案を出そうとするんですよね、立民は。

それで内閣不信任案に対して与党側が
「当然解散の大義になり得る」
という当たり前の説明をしたらそれだけでびびってしまっていて
内閣不信任決議案を出す話がこの1ヶ月ほど停滞しています。

かつて安倍総理に対して解散しろと繰り返し挑発を行い、
安倍総理がいざ解散を決めたらマスゴミと一緒になって
「この解散には大義がない！！！」
とか言っていたのが民主党でした。
全く成長していません。

結党以来ずっとマスゴミに甘やかされ続けて30年近くなりますから、
「俺達に不利な状況で解散するな！」
とかいうナメた事を言う事を恥ずかしいとも思わなくなってしまっているのでしょう。

解散されたら勝てない！議席減っちゃう！！！
でも特に理由がなくても内閣不信任案出したい！

そんなことを毎回やっているからこんな記事まで出てきてしまうのです。

【【独自】16日内閣不信任なら“即日解散”　岸田首相が表明検討】
岸田首相が13日、衆議院の解散・総選挙について、「国会の情勢を見極めたい」と述べたことを受け、与野党ともに緊張が高まっている。

FNNの取材で、岸田首相は、内閣不信任決議案が16日に提出されれば、その日のうちに解散を表明することを検討していることがわかった。

国会記者会館から、フジテレビ政治部・宮司隆史記者が中継でお伝えする。

1週間後の21日が会期末の国会で、岸田首相が解散に踏み切るのか、ある関係者は「16日が最大のヤマ場になる」と話している。

13日の発言は、自民党議員の間でも受け止めが分かれ、「あくまでも選択肢を述べただけだ」との見方や、「解散しないなら、あんな言いぶりはしない」などの声が聞かれる。

一方、複数の政府与党関係者によると、内閣不信任案については、16日に提出されるとの見方があり、岸田首相は、提出されれば、その日のうちに解散を表明することを検討していて、こうした意向を周辺に伝えた。

ただ、解散した場合の最新の選挙情勢が予想以上に厳しいことがわかり、政府与党内で慎重な意見が出ている。

岸田首相は13日、麻生副総裁、茂木幹事長と会談して意見交換したものとみられ、解散に踏み切るかは、まさに情勢を見極めたうえで最終判断する見通し。
(2023/6/14 FNN)

思いっきり自民党側にナメられてますよね。

でもこれが立憲民主党が民主党時代からやっている
特に理由はなくても少しでも仕事を邪魔したいし、
支持者に対しても仕事をしたフリができるからとやってきた
内閣不信任案提出パフォーマンスです。

現憲法下で内閣不信任が出されたのは59回、
このうち民主党が出来てからの25年間で
民主党～立憲民主党で提出してきたのは23回。

同様に大臣や総理への問責決議案は58回
このうち民主党～立憲民主党で行った問責決議提出は32回。

民主党～立民の異常さがよくわかると思います。

そうそう、立憲民主党と言えば、
党代表の和泉健太ですら一言の注意をすることもできないことから、
立憲民主党のエースで裏番長と思われる小西洋之がこんなツイートをしていました。

https://twitter.com/konishihiroyuki/status/1668648472504078336

――
小西ひろゆき （参議院議員）@konishihiroyuki
こないだ自民党議員から自民党にきたら総理狙えるくらい大活躍できると言われましたよ。

自民には絶対に行きませんが、今のままでは日本は行き詰まるので、立憲と自民党などのまともな議員による新党はありかも知れませんね。

本来は立憲が自民を割るくらいのダイナミズムが必要です。頑張ります。
――

彼は以前も似たような事をツイートしていましたが
皮肉とか社交辞令とかを理解出来ないか、
誰も言っていないけど自分がこうだったらいいなと思いついた言葉が
どこからともなく聞こえてくる事ができる能力者か、
いずれにしても一般人のブログ主としては関わり合いになりたくない人
ということだけは間違いなさそうです。

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