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2024年 10月 08日
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昨年4月の記事になります。 【宮古食肉センター、牛や馬のと畜ができず 担当職員が不在】 宮古食肉センター(宮古島市上野野原、荷川取広明社長)で、3月18日から牛や馬の大型家畜のと畜ができない状況が続いている。と畜を担当する職員5人のうち、大型家畜の作業ができる唯一の職員の任期が切れ次の契約を結ばなかったため。4月以降は沖縄本島に移送して南城市の県食肉センターでと畜し、宮古島へ送り戻すことになる。 宮古食肉センターはJAおきなわの関連会社で1982年、同市平良荷川取に設立。2016年、上野野原に完成した新施設では部分肉加工室が整備され、従来沖縄本島に送っていた宮古牛などが島内で加工できるようになっていた。同施設では、月に15~20頭の大型家畜がと畜されているという。 JAおきなわの宮里忍本店関連法人部長は、大型家畜の担当職員が1人しかいなかったことについて「人材育成がうまくいかなかったところがある」と話した。「長く続くと供給が滞る」と懸念し、5日から同センターの職員3人を県食肉センターに派遣して技術を習得させ、再び島内でと畜ができる態勢に戻していくとの方向性を示した。 また宮里部長は「輸送費の負担先など協議を続けているが、最終決定には至っていない」とし、島内でのと畜再開のめどについても、派遣する職員の習熟度次第だとした。 11日にも宮古島から県食肉センターに移送し、13日にと畜を実施して今後の流れを確認する。(沖縄タイムス) (2023/4/6 朝日新聞) この朝日新聞が引用した沖縄タイムスの記事では肝心なところが抜けています。 宮古食肉センターでは 大型家畜の屠畜作業ができるの人が嘱託職員1人しかいませんでした。 ところが同センターはこの職員との契約に際して 「次年度の契約から賞与は支払わない」 と方針を伝えました。 これによりこの嘱託職員は契約更新をせず退職しました。 JAおきなわ関連法人部は 「個別の契約内容については回答を差し控える」 とコメントはしませんでしたが、 どう考えてもいろいろ間違っています。 大型家畜の屠畜ができるのが嘱託職員一名だけ。 この状態でずっとやっていたというだけでも いかにJAおきなわの人達が異常かわかります。 この人が病気や事故で出社できなくなった時点で センターが稼働停止するリスクを放置してきたのですから。 挙げ句に目先のコストカットのために 待遇を悪くすることを予め伝えておいたら 契約更新してくれなかったことで大慌て。 そんな大切な人材を失った管理職をクビにした方がよほどいいでしょう。 屠畜場法では衛生管理責任者をおかなければならないとなっています。 (同法第7条) そして屠畜場法第7条の5は以下のようになっています。 ―― 5 次の各号のいずれかに該当する者でなければ、衛生管理責任者となることができない。 一 獣医師 二 学校教育法(昭和二十二年法律第二十六号)に基づく大学、旧大学令(大正七年勅令第三百八十八号)に基づく大学又は旧専門学校令(明治三十六年勅令第六十一号)に基づく専門学校において獣医学又は畜産学の課程を修めて卒業した者(当該課程を修めて同法に基づく専門職大学の前期課程を修了した者を含む。) 三 学校教育法第五十七条に規定する者又は厚生労働省令で定めるところによりこれらの者と同等以上の学力があると認められる者で、と畜場の衛生管理の業務に三年以上従事し、かつ、都道府県又は保健所を設置する市が行う講習会の課程を修了した者 ―― ただでさえ加計学園問題ではっきりしたように 獣医師会と文部科学省、農林水産省、厚生労働省の長年にわたる癒着により 獣医師不足が問題となっているわけです。 獣医師関係は特に人手不足。 そんな中で 「次から待遇を下げるから」 なんて言われてはいそうですかなんてなりませんよ。 雇用条件の良い方に行くという当たり前の判断を取られただけでしょう。 わざわざ昨年の話を取り上げたのはですね。 マスゴミがまた「人手不足倒産がー!」をやり始めたなと思ったからです。 長期にわたるデフレ不況の中では 労働者と雇用者の関係は一方的な買い手市場でした。 バブル崩壊後、 財務省と日銀は景気が暖まりはじめたら すぐに金融引き締めや増税、負担増で景気に氷水をぶっかける ということをくり返してきました。 これにより長期にわたってデフレ不況が維持されてきました。 これにより雇用者による一方的な買い手市場という構造も維持され続けてきましたし、 日経新聞や財界は人件費カットによって利益を出す経営者を 優秀な経営者として持て囃し続けました。 ですがアベノミクスが始まり、 野田佳彦の残していった二度の消費税増税や、 大規模な財政出動を渋る麻生太郎ら財務族どもの妨害がありながらも 大胆な金融緩和によって失業率が改善されていきました。 ようやく労働者の売り手市場になり始めたのです。 デフレから脱却しはじめて買い手市場から 売り手市場へと変わり始めた以上、 雇用者は賃金を上げて人を囲い込まないといけません。 ですがまだまだ少なくない経営者が 賃上げを否定するのです。 これまで劣悪な労働環境にも文句言わず耐えてきた人達も 他に選択肢が出てきたことでより条件の良いところを選ぶという 実に当たり前の行動に出ているだけでしょう。 人手不足倒産ではなく、 少なくない割合で 「淘汰されるべきが淘汰されているだけ」 だとブログ主は考えます。 バブル崩壊後、毎年のように規模を拡大させてきたのが外国人技能実習生です。 育成就労制度なんて名前を変えましたが、 いずれにせよ 「安い使い捨ての奴隷的な労働者」 がいないから外国から連れてくるという制度です。 極端な低賃金ブラック労働を前提にしないと やっていけない、儲けを出せないような企業が この外国人技能実習生制度の異常な拡大によって生き延びてきただけでしょう。 人手不足倒産ではなく 「淘汰されるべき企業がようやく淘汰された」 という事例の割合は少なくないはずです。 お次は犯罪者を許せとかいう記事を取り上げます。 【江戸時代の寺子屋にあった「あやまり役」 教え子の万引き事件で感じた「許し」の知恵】 (2024/10/4 朝日新聞) 記事から一部抜粋します。 ―― もう二十数年前になるだろうか。日本語学校に勤務していたときのことだ。 自分の価値観を試されるような出来事があった。 ことのはじまりは1本の電話だ。 近くの量販店からで、とにかくすぐに来るようにとだけ言われ、ガチャンと切れた。 なんだろう? いやな予感はたいてい当たる。 店長の指し示す先には、化粧品が5、6個、無造作に並べてあった。 口紅、マニキュア、アイシャドウ……。 不審な様子に気づいた店員が、手提げ袋に入れるのを見届けて、声を掛けたのだという。 「どうして?」 思わず呟(つぶや)いていた。よりによって、なんで彼女が? アミさん(仮名)は優等生だ。成績がいいだけでなく、人望も厚い。裏表がなく骨惜しみせずに働くので、バイト先の飲食店からも信頼されていた。それにいつもTシャツにジーンズで、化粧っ気などまるでない。 それなのに、なぜ? 「すみません。どうしてかわからない。わたし初めてです。もう絶対やりません。許してください」 ぎこちなく言葉をつなぎながら必死に訴えるアミさんの目からは、今にも涙が溢れそうだ。 「こう言ってますし、なんとかご配慮いただけないでしょうか。お代はもちろんお支払いします。ふだんは真面目で、すごくがんばり屋の学生なんです。どうか穏便にお願いします」 「えっ? まさか先生、この子の言うこと信じてるの? 初めてのはずないでしょ」 初めてだったら、1個か2個がせいぜいだというのだ。 「あのさ、念のため先生の目の前で、そっちの中身も見せてくれないかな?」 激しく首を振るアミさんだったが、やがて観念したようにリュックを引き寄せる。教科書やノートなど嵩ばるものを取り出し、店長に促されるまま逆さに振ると、最後の最後に、ラメ入りのマニュキュアがコロンとひとつ、転がり出てきた。 「あれ? これ、うちのじゃないわ」 (…………?) 目の前の展開についていけず呆然とする私に、店長が追い打ちをかける。 「うちは2軒目ってことですよ」 ほらね、いわんこっちゃないと、その目が言っていた。 ~中略~ 江森氏は宝島社が出版した「江戸の真実」の中で、「寺子屋の『あやまり役』」というパートを執筆している。それによると、寺子屋ではあらかじめ寺子の中から「あやまり役」を決めておき、師匠がしかり始めると、悪さをした子どもの代わりにあやまり役が率先して謝っていたという。 ~中略~ 師匠の妻や隣人が罰せられた子どもに代わって頭を下げれば、師匠は「仕方ない」と切り上げられる。 そのすべてが「あやまり役に免じて許す」という幕引きに向かって収斂(しゅうれん)するのだ。 ~中略~ 彼女の処分をどうするかは、とても難しい問題だった。 日本語学校の関係者の中には、即刻退学処分にすべきだという人もいた。状況がどうであれ窃盗は窃盗だ。もう二度と同じことが起こらないように学校側が厳しい態度を示して、ここで悪い芽を摘んでおくことが肝要だというのだ。 また同じことが起こって警察沙汰になったとき、このことは必ず蒸し返される。あのとき甘かったからだと言われるような状況は潰しておくべきだという意見も出た。 それも一理ある。だが、やはり賛同できなかった。 人はそれほど強い存在ではないと思っていたからだ。アミさんと同じ境遇に置かれても自分なら絶対だいじょうぶだと言い切れる人がどれだけいるだろう。 それどころか、私たちは一歩間違えば、集団の規範を逸脱したり、うっかり悪事に手を染めてしまうことさえあるのではないか。 だったら、ふらっとそちら側に行ってしまった人を排除するのではなく、こちら側に連れ戻し、やり直すチャンスを渡して、ともに生きていこうとする方がいいに決まっている。 そう思った。 量販店とスーパーが穏便におさめてくれたこともあって、結局、アミさんへの処分は訓告に留まった。 ~以下省略~ ―― 無駄に長くて申し訳ないですが、 要は 「外国人の犯罪は大目に見て見逃してやれ」 ってことなのだろうと思います。 日本人だって犯罪をしたら処罰されますよ。 なんで外国人に特別に甘く対処しなきゃいけないのでしょうか? 朝日新聞社に外国人が強盗に入ったら 朝日新聞社は「出来心だったから仕方ない」で許してくれるのでしょうか? きっと朝日新聞社は容赦しないとおもいます。 今日は長くなったので次の記事に分けます。 --------- ↓良ければ応援クリックよろしくお願いします。↓
by Ttensan
| 2024-10-08 05:00
| 政治
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