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2024年 10月 10日
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本日の記事の続きになります。 不記載問題などをマスゴミに叩かれて なぜか岸田が派閥解散などという判断をしました。 今になって思えばこの意味不明な判断を行ったのは 岸田派以外を本当の解散に追い込んで 岸田派の影響力を拡大しようというものだったのでしょう。 岸田派も解散したはずなのに 先の総裁選では岸田は派閥として岸田派を動かしました。 石破を通して清和会潰しを完成させるべく、 今回の比例名簿不記載で当初は 清和会ばかり56人を非公認にしようとしていましたが、 麻生からクレームが付いた事に配慮して 非公認にする人数を少しだけ減らし、 あくまでも第一次公認ということにして追加公認をこれから決める というところでお茶を濁しています。 中国、ロシアどころか中東情勢だって極めて危うい。 そんな状況でもコップの中の争いを優先させるのが宏池会。 岸田の大先輩、古賀誠が宏池会を率いていた頃は 自分がキングメーカーになろうと 谷垣を騙し討ちにして引きずり下ろしました。 しかしながら神輿に担いだ伸晃が頭が悪すぎて自爆をくり返し、 2012年の総裁選で安倍晋三に逆転勝利されて計算がすべて狂い、 古賀誠は政界引退を余儀なくされました。 国会議員を辞めてからもキングメーカーになろうと 裏で動き回っていたわけですが……。 ただし、宏池会が一方的な加害者というわけではありません。 古賀誠が派閥会長をやる前は堀内光雄が派閥会長でした。 堀内光雄は派閥を率いる身でしたが、 郵政民営化に反対し小泉純一郎(清和会)の郵政解散に際して離党。 小泉が立てた刺客候補と戦って当選し国会に戻ってきた という歴史があります。 こういうのを宏池会の幹部の一族として見てきた岸田文雄からすれば 清和会を潰すという事は常に腹の中にあったのだろうと思います。 明らかに普通では取りえない最悪の選択肢であっても 政局がらみで岸田が最悪の選択肢を連発してきたことについては 「清和会を減らす、潰す」 という一つのストーリーの上に乗っていると考えると腑に落ちるのです。 そして今回の解散総選挙に於いての公認問題。 岸田文雄としてはこの大博打で 清和会潰しの完成させるつもりでしょう。 失敗して自民党が下野すれば 自民党は二度と政権復帰できなくなる可能性すらあるのですが、 これまで古賀誠、岸田文雄が宏池会を率いてやってきたことを考えれば 「理性的な行動よりも、少し先の事も考えず目先の派閥抗争、メンツが重要」 ということなのだろうと思います。 2009年の総選挙で自民党が負けた理由の一つに 石破茂らの内ゲバを見せつけられて 日頃自民党を支持していた層が呆れて大量離反した という点が挙げられます。 今回の非公認問題についてはそうした事を一切考えず マスゴミ報道に乗っかって清和会潰しに動いていると言えます。 少し先のことすらも考えずに派閥抗争を仕掛ける。 そこに理性的な思慮はない。 そう考えれば今回の非公認問題は 岸田派がこれまでやってきた軌跡からまったく外れていません。 そ先の総裁選ではマスゴミの求めるような追加の処罰はしないからと まんまと騙されて石破に投票したバカもいるようです。 今回の選挙で清和会が消滅すれば報復はできないから問題ない というところからこのような騙し討ちも行ったのだろうと思います。 大局を考えず低次元な派閥抗争を優先するような人は 「相手も同じ事をやってくるに違いない」 と考えてしまうので相手が死ぬまで攻撃をやめないものです。 しかし、それで下野すれば 立憲共産党を中心とした野党連立政権ですよ。 維新の会だってこれまでもことある毎に 立憲民主党と共闘をしようとしてきた政党です。 立憲民主党が18連休したり、 自分達でコロナ対策で開けと言った予算委員会集中審議で 桜を見る会の質問だけで時間を使い切った挙げ句に審議拒否をした なんてことをくり返して評判が悪くなったので 立憲民主党はしれっと共闘で合意していたのを白紙にしただけです。 立憲共産党は日本の政党ではなく中共を宗主と仰ぐ 朝鮮半島の政党として考えるのが適切だと言えます。 立憲民主党の前身、民主党は結党時の目標の一つに 外国人参政権を掲げた政党でした。 つまり発足時から外国人のための政党だったのです。 主流はあくまでも日本社会党、 反日売国の政党であるという実態を隠すために 松下政経塾上がりばかりを積極的にテレビに出させていただけです。 ところが立憲民主党になってからは 似非保守による表面上の偽装をすることもやめて極左へ純化しました。 2009年の悪夢の民主党政権の時は 国民新党の亀井静香というストッパーが存在しました。 彼が夫婦別姓、外国人参政権、人権擁護法案など 民主党が本当の目的としてきた政策を止めていたために 野党側に審議時間を与えずに強行採決10連発などをやっていた 当時の民主党政権でもこれらの法案が成立することがなかったのです。 そして2010年の参議院選挙で民主党が負けて 参議院での過半数を失ったことで これらの壊国、売国的法案を通すことができなくなりました。 今度立民が政権を取る事になれば、 ストッパーは存在しないでしょう。 クルド人問題などのエセ難民問題、 2030年代までひたすら値上がりし続けていく予定の電気代、 反社などがNPOに看板を掛け替えて公金チューチューする問題、 民主党政権が残していった負の遺産です。 公金チューチューについては公明党が全力で乗っかってさらに悪質に拡大させていると言えますけど。 選挙はクソの中から少しでもマシなクソを選ぶ罰ゲームのような作業です。 感情的になって使い物にならない政党もどきなどに投票しても それは回り回ってマスゴミをバックに付けている反日政党の伸張を 側面から支援する形にしかならないでしょう。 今度の総選挙では高市早苗への応援演説依頼が殺到しているようです。 総裁選でまんまと騙されて石破に投票してしまったと 後悔している議員達もいるようですから、 そうした候補者達が国会に戻ってくることが出来れば、 石破もその背後の岸田派も党内で孤立して全く守ってもらえない立場に変わります。 特に今回のことでは石破に投票した人達のリストがSNSで拡散されるなど 味方にしたら頼りないがネガキャンをさせたら面倒くさい人達が 岸田派を中心に敵視して燃え上がっています。 岸田の仕掛けた裏切りによって 麻生や高市など集客力のある有力な応援弁士も 岸田派の応援は消極的になるでしょうし、 何よりも応援演説を依頼する方も岸田派だと依頼しづらいでしょう。 岸田文雄ら岸田派や石破派の議員達に応援を頼んだところで 効果が期待できないと思っても 派閥の都合上配慮せざるをえないと考えてしまう人も出るでしょう。 岸田の仕掛けた後先考えない大博打は 岸田派以外が増えてしまうと 岸田がキングメーカーとして党内に君臨する野望どころか 岸田と岸田派が孤立するリスクがあります。 騙されたと内情を暴露する議員もすでに出ている事を考えれば 岸田の思惑通りに進むとはとても思えません。 何事もそうですが、 やり過ぎればかえって敵を増やす事になるものです。 ですが目先の派閥抗争しか考えられない岸田と岸田派には そのようなことを考えて助言できる人すら居ないのでしょう。 今回の選挙で自民が与党に踏みとどまれば かえって岸田派の孤立に向かっていくように思います。 総裁選に勝ちさえすればいいと考えて 他派閥の議員を騙してまで石破に投票させたりしたのです。 仲間に平気で嘘をつくような連中の集まっている派閥。 この事実が広まることは岸田派にとってマイナスにしかならないでしょう。 岸田の仕掛けさせた大博打は 手段を選ばなすぎたことで 最終的にはどうやっても岸田と岸田派に跳ね返ると思います。 セコい卑怯な手を使って一時的に勝ちを得ても かえって自分の首を絞めることになっていく。 そういうのは歴史上でくり返されてきた話だと思います。 --------- ↓良ければ応援クリックよろしくお願いします。↓
by Ttensan
| 2024-10-10 05:37
| 政治
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