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2007年 12月 17日
【インド軍、カシミールから中国国境へ移動】
12月13日、インドメディアが報じたところによると、中国軍による度重なるブータン国境侵犯により緊張が高まる中、インド陸軍は、ジャンム・カシミール(JK)州に配置していた6,000名の兵士を、シッキム州の国境地帯、ナトゥラ峠に移動させた。 デリーで開催されたインド陸軍のセミナーに出席した、ディーパク・カプール将軍は「報道されている国境侵犯は中国とブータンの2 国間の問題で、(インド陸軍の立場から)何も言うことはない」と述べ、今回の軍の大規模な移動に関しては、中国軍の一連の行動との関連性を否定している。陸軍当局者も、軍の配置転換に関して、「今回の移動は予め決まっていたことで、部隊を本来の駐屯地へ戻しただけ」と述べている。 今回、配置転換される第27山岳師団は、本来、カリンポンに駐屯していた部隊から編成され、1999年に印パ間で起きたカルギリ紛争の後、 JK州に移駐し武装勢力を取り締まる任務に当たっていた。陸軍情報筋によると、第27山岳師団はJK州情勢が安定したことを受け、この3-4ヵ月でシッキムへの移動を完了したという。 報道によれば、中国軍はドラム高原にあるブータン軍の塹壕を破壊し拠点を設営、自国の領土であるとの主張を行っている。この地域はインド・中国・ブータンの間に位置し、いまだ国境線が確定していない。 なお、ナトゥラ峠には12月1日、アントニー国防相が視察に訪れており、中国軍兵士との記念写真におさまるなど、両国の良好な関係を強調。また12月20日からは中国の昆明で初の印中合同軍事演習が予定されている。 (注)今回のインド軍の配置転換の背景には、パキスタン情勢のこれ以上の悪化を望まない、インド政府の思惑があるものと思われる。インド政府としては、ムシャラフ政権下でパキスタン政情が安定化することを望んでいるものとみられ、JK州など、印パ国境地帯での緊張の高まりを回避したい、との意向により軍の移動が行われたと考えられる。 中国による度重なるブータン国境侵犯により、 インド軍がカシミールから中国国境へ移動しました。 中国共産党による膨張の欲望は尽きる事はありません。
by ttensan
| 2007-12-17 18:23
| 政治
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