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2008年 01月 08日
【ウィニー:利用者急増、1年で3倍 ウイルス遭遇は44%】
【「ファイル交換ソフトユーザーが急増」──ACCS・レコ協など調査】 3.5%から9.6%に増えたと言っているし、 毎日新聞に至ってはこれを3倍と強調しています。 これぞ典型的なミスリードです。 嘘はついていません。 アンケートの取り方を毎年変えて意図した数字が増えるようにしているのです。 【監査とセキュリティのあいだ】 こちらのブログに詳しいですが * 「調査方法」の変更。 o 2002年から2006年までの調査は「インターネットユーザーを対象として、ファイル交換ソフトの利用実態に関して、インターネット上のWEBアンケートサイトを利用してアンケート調査を実施」 o 2007年の調査は「(株)メディアインタラクティブが運営するアンケートシステム「アイリサーチ」のモニターを活用して行うWEBアンケート方式で実施」 * 「現在利用者」の定義の変更(徐々に定義が拡大)。 o 2002年の調査では特に説明なし。 o 2003年と2004年の調査では、ファイル交換ソフトを利用していると回答した利用者と定義。 o 2005年の調査では、アンケート時より半年以内にファイル交換ソフトを利用したことがあると回答した利用者と定義。 o 2006年と2007年の調査では、アンケート時より約1年以内にファイル交換ソフトを利用したことがあると回答した利用者と定義 また2007年からはファイル交換を行っているモニター数が多い事を発表している アイリサーチのアンケートを利用することでポイント稼ぎを行ったわけです。 実際には 【クリスマスのWinny利用は微減――ネットエージェント調べ】 こちらに示される数字では稼動数は減っているのです。 確かに、 <利用者は激増したが、それにもまして辞めている人が増えた> という事ならば有りえるかもしれません。 でもそれですと、「利用者が増えまくってます。被害拡大中」 というような表現は不適切です。 この事の前提には、 JASRACなどとしては <ダウンロードを違法化し、さらなる私的録音録画補償金の広範囲化> を押し通したい。 <既得権益で何もしないで左団扇で一生暮らしたい。> という薄汚い狙いがあるからです。 JASRACといえば、 appleがiTunesミュージックストアの売り上げから 著作権料を支払うときに曲目、アーティストのリストを渡そうとしたら リストの受け取りを拒否し、お金だけを受け取った連中です。 理由としては、売れた人に売れた分だけきちんと配分したら 中間でぼったくれないからです。 かつて筋肉少女隊の大槻ケンヂ氏が自身で書いた本に自身の曲を引用したら JASRACからお金を請求され、しかも出版後に大槻ケンヂ氏には振り込まれていなかった。 という事件が語られていることからもわかるとおり。 JASRACは正当な業務を行っていません。 アップルからいままでJASRACがサボっていたユーザー・曲目リストを受け取ってしまうと、 きちんと分配しなければいけないことになり。 今までの通り懐にしまいこむインチキが行えなくなるからです。 そして著作隣接権者として(著作者じゃないことがポイント) 著作者にもまともに払われないお金をいかにして集めるかに腐心し続け、 時代に逆行するように何が何でも私的録音録画補償金の範囲拡大、 そのための「著作権侵害の被害が拡大しつづけている」という演出なわけです。 マスゴミも既得権にずっぽり浸っている連中なので、 当然そういうインチキには一切触れません。 こういう典型的なミスリードを平然と行うのが既存マスゴミです。
by ttensan
| 2008-01-08 19:13
| PC/自作PC
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