ツカサネット新聞不掲載記事第二弾

こちらはまともな理由の説明が無く
　「未検閲なので掲載していないだけ」
という理由で逃げられている記事です。
産経新聞が露骨にミスリードを行って民主党を守っている記事ですから、
それを叩くのが不掲載の理由だとは思いますけど・・・。
では、以下がツカサが不掲載にした記事。不掲載の理由は説明できないが不掲載という事です。


【定住外国人・地方参政権付与、民主がマニフェスト記載見送りへ】
という記事があった。（注１）
記事によれば鳩山代表曰く「選挙で多くの新人が入り、党内に２つの意見が併存してバトルを続けている最中だ」という理由だそうだ。

この記事には「これまで政権公約（マニフェスト）に明記していた在日外国人への地方参政権付与について・・・云々」と書かれている。

民主党は一貫して党の基本政策、党是として「定住外国人への地方参政権の早期実現」としている。（注２）
では、民主党が配布してきた選挙でのマニフェストについてはどうであろうか？
民主党のwebサイトから参照できるので確認してみよう。（注３）
2007年参院選　→記載なし
2005年衆院選　→記載なし
2004年参院選　→記載なし
2003年衆院選　→記載なし

選挙後などに民主党の公式HP上に追加された政策INDEXなどでは記載の例はあるがマニフェストでは一貫して「記載されていない」というのが事実であり、明記していたとする記事の内容は誤りである。

民主党があえて今回の選挙の争点からだけはずしたようにミスリードすることによって、先日の「日本は日本人だけの所有物ではない」という鳩山代表の発言が大問題となった件
（残念ながらテレビや大手新聞ではほとんど取り扱わなかったが）
などを含めての日本国民が抱いている疑念へ言及させない、あるいは言及されても「党内で議論中だから回答できない」と逃げる事が出来る。

民主党は党是としている以上、きちんとマニフェストに記載しなければ「選挙で都合が悪いので隠している」と言われても全く否定できない。
このような姑息な手段を指摘する事が本来のマスコミの仕事であるべきだ。助長してはならない。



（補足）定住外国人と永住外国人は定義が異なる。
永住許可は１０年以上日本に在留、素行善良、独立生計が可能な資産を有すること、日本国の利益になると認められる者等の条件をクリアしなければならない。（注４）
定住外国人というのはこれに当たらない長期間日本で滞在、生活をしている外国人であり、難民やその縁者、日系人等、広範でありきちんと線引きが出来る定義がなされていない。
在日朝鮮人は特別永住許可であり永住外国人ではなく定住外国人である。

注１）http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090531/stt0905311938005-n1.htm
注２）http://www.dpj.or.jp/policy/rinen_seisaku/seisaku.html
注３）http://www.dpj.or.jp/policy/manifesto/index.html
注４）http://www.moj.go.jp/NYUKAN/nyukan50.html


この記事は不掲載になるのに、なんの根拠も示さずに国策捜査だのと言う記事が載るツカサ・・・